アーケード版『飛翔鮫』の思い出。

オレ流ゲームレビュー
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零戦チックな戦闘機のゲーム

 零戦チックな戦闘機で、敵軍をバリバリ倒していく縦スクロールシューティングです。単純明快なので、よくやっていました。

 パワーアップアイテムを取ると、ショットの列数が偶数飛びで増えるんですよ。2射が4射、4射が6射、みたいな感じです。最大で12射まであったのかな?

 加えてショットの発射角度も扇状に広くなっていき、パワーアップが実感できる仕様となっていました。

 戦場は東南アジアのジャングルをモチーフにしているようで、大東亜戦争やベトナム戦争を思い起こさせる演出がなされています。

 個人的にはトーチカに隠れながらコソコソ動く戦車が好きで、敵ながら動きがかわいいと思ってしまいました。

 戦争を知っている世代の方には不謹慎な感覚でしょうけどね。

“ボム”というウェポンの発明

 そしてこのゲームで一番革新的だったのが、セカンドウェポンとして“ボム”を採用したことですかね。

 今でこそシューティングゲームでは当たり前になっている武器ですが、私が知る限りこのゲームが初めて実装だったのではないでしょうか。

 このボムは画面全体を爆風で吹き飛ばすことにより、対ボス戦での切り札火力として、もしくは絶体絶命の危機を回避するための防御弾幕として利用できました。

 つまり攻防で優れた特性を持った武器となっており、プレイヤーの戦略の幅を大きく広げることになったわけです。

 さらに使い方によってはプレイ時間を延長させる効果をも持つこととなり、そのワンチャンスに魅力や利点を感じて、クレジットを投入したプレイヤーも多かったのではないかと思います。

縦スクシューティングの基本スタイルを確立

 このように、『飛翔鮫』は以後の縦スクロールシューティングゲームの基本システムを確立したようなゲームだったと個人的には思っています。

 そしてこの『飛翔鮫』を原点として、その後の『究極タイガー』や『鮫!鮫!鮫!』につながっていくことになるわけです。

 クリアは…できませんでした。ちょっと私には難しすぎましたね。絶好調の時で3面までいけばいいほうでした(苦笑)。

 もしクラシックミニ的な企画でこのタイトルが入っていたら、ちょっとやってみたいですね。

コメント

  1. silver より:

    ボムに関して、私の記憶ではタイガーヘリが一番最初です。

    • アキラ アキラ より:

      silverさん、こんにちは。

      ありゃ、そうでしたか(汗)
      ご指摘ありがとうございます!

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