“体感”ならぬ“体汗”ゲーム?
セガの体感シリーズで登場したボクシングゲームです。
当時のセガは『スペースハリアー』、『アウトラン』、『ハングオン』に代表される体感ゲームが当たっており、その流れで登場したのがこの『ヘビーウェイトチャンプ』でした。
しかしこいつはヒットしなかったようで(笑)、ゲーセンには定着しませんでしたね。ただ私は結構好きで、よくプレイしていました。
プレイスタイルはスタンディングです。操作方法は…ちょっと説明しづらいのですが、手前に伸びている二本のアームを握り、それを押し込むことでパンチを出す、というものでした。
また、筐体を左右に回転させることができ、回転させつつアームを押し込むことで、フックが打てたりしました。たしか相手のパンチも、この左右の振りで避けてたんじゃないかな?
でもって、結構疲れるんですよ、このゲーム。“体感ゲーム”ならぬ“体汗ゲーム”といってもいいくらいで、2、3戦するとなかなかにいい汗がかけました。
このあたり、スポーツゲームにきちんとフィジカルを組み込んでいて、体感ゲームとしてはとてもよくできていたと思いますね。
機体管理が大変?
このゲームを客観的に見ていて面白かったのが、初めてプレイする人ほど、左右のアームをいきなりフルマックスのスピードでガチャガチャやるんですよ(笑)。
そんな激しくやったら、筐体壊れるっての…
と思うくらいです。
そして短時間でゼーハーいっているという(苦笑)。こんな有様を、何度も見てきました。でもたしかにやりたくなるんですよね、アレ。
でも今から思うと、こんな無茶をするプレイヤーが多すぎて、故障が頻発したのかもしれないですね。だからゲーセンの経営者には
手間のかかるゲーム機だな
なんて敬遠され、結果フロアから消えていってしまったのかもしれませんね。
ポチップ
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