アーケード版『忍-SHINOBI-』の思い出。

オレ流ゲームレビュー
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ショー・コスギな忍者ゲーム

 セガの人気忍者アクションゲームの元祖です。これも好きで、ホントによくプレイしましたね。

 忍者アクションといっても、アメリカで作られた“忍者テイストムービー”をモチーフにした感じで、ショーコスギチックなテイストがふんだんにあふれていたアクションゲームでした。

 いうなればアメリカ人が

OH、ジャパニーズニンジャ、ソーグレイト!

てな風に勘違いしている忍者イメージを、本家の日本がそれをわかった上でモチーフとして採用した、という感じでしたね(笑)。逆にそれがエンタメ感溢れていて好きでした。

典型的な“覚えゲー”

 ゲームは典型的な“覚えゲー”で、敵の出現場所やアクションパターンを一生懸命覚えた思い出があります。忍者がこう煙のように出現するんですよ。それを覚えるんです(笑)。

 そんな努力と根性で、ジワジワと進める面数を増やしていくわけです。運と好調さがシンクロすれば、5面くらいまでいけた思い出があります。ホントにたまにですけどね(笑)。

 プレイキャラのジョー・ムサシ(笑)は、遠距離では手裏剣、近距離では刀と徒手空拳で敵をなぎ倒し、1ステージに1回だけ全体攻撃である忍術を使えます。

 忍術は画面内の敵を一掃するという効果があり、シューティングゲームでいうところの“ボム”に相当します。一応“分身”、“稲妻”、“嵐”の3種類あるのですが、演出が違うだけで効果はすべて同じです(笑)。

罰当たりなボス

 敵ボスで一番印象に残っているのは、3面のボスの『MANDARA(曼荼羅)』ですね。

 大量の如来像がジワジワと近づいてくるんですけど、それを手裏剣でバリバリと破壊する必要があるんですよ。破壊しきれないと、背後の電流ゾーンに押し出されて感電死なんです。

 これに対抗するためには連打が必要で。ボタンをめちゃくちゃこすった記憶がありますね(笑)。今考えたら、なんて罰当たりなボスなんだろうと思いますよ(苦笑)。

秀逸すぎるボーナスステージ

 あともう一つ、強烈に印象に残っているのが、随所で行われるボーナスステージです。

 遠くから徐々に近づいてくるたくさんの敵忍者を、一人残らず手裏剣で撃退していくミニゲームなんですけど、これが疑似3D視点となっていて、とても迫力があるんですよ。

 イメージ的にはスピーディーな3Dインベーダーゲーム、といった感じでしょうか。倒し損ねると、急に敵忍者がドアップで目の前に出現して、トライ失敗となってしまうわけです。

 それもまた迫力満点で。ドキッとするんですよ。

やられたっ!!

みたいな(笑)。この“命取られたっ”という感じが、すごく臨場感あふれて表現されていましたね。

 デモ画面でもこのボーナスステージの様子が流れていたので、これだけでも

やってみたいな~

と思った人は多かったんじゃないかな?

おわりに

 結局ゲーセンではクリアできなかったのですが、Wiiのバーチャルコンソールにラインナップされていることを知り、すぐにダウンロードしました。

 そしてコンフィグ設定で残機をアホほど増やして、20年越しになんとかクリアできました(笑)。

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