第75回 クロエ(後編)

オレ流超人批評
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トレーナーとしてケビンマスクを超人オリンピックの頂点に導いた謎?の超人。その卓越した手腕の秘密に迫ると共に、復活した超人オリンピックの裏テーマにも迫る!
出身 ロシア
超人強度 100万パワー
必殺技

マッハ・パルバライザー
パロスペシャル

主な戦績 戦績なし

 ケビンマスクのトレーナー兼セコンドとして、見事彼を正義超人界の頂点に導いたクロエ。

 それと同時に彼はロビンマスクへの恩返しを果たし、『超人オリンピック・ザ・レザレクション編』に崇高で深い人間ドラマを提供しました。

 そんなクロエを考察する後半戦は、主にケビンを頂点に導いた手腕についてクローズアップしていきたいと思います。

ケビンを優勝に導いた手腕

 ケビンを頂点に押し上げるために、クロエはかなり緻密な作戦を立て、それを実践しています。

 戦略においても多数のケーススタディを経た対応策を用意し、まさにコンピューター超人の特性をフルに活かした指導法を推し進めてきました。

 そして何と言っても、必ずや最大の関門となるであろう“対キン肉族”に対する対策を十二分に行ってきたことが、特筆すべき点だと思われます。

 それでは彼の執った指導法の特徴をいくつか見てみましょう。

ロビン戦法をタクティクスに発展させた

 舞台となる『超人オリンピック・ザ・レザレクション編』において、この師弟は多数の戦略(タクティクス)を披露しています。

 それはクロエの師匠たるロビンマスクの“ロビン戦法”を彷彿とさせるもので、それをさらに細かく発展させた上でかつ体系化し、様々なケースに合わせて即時対応できるよう洗練された(雰囲気をもつ)戦略でした。

 そしてクロエはその運用を巧みに指示し、ケビンもまたそれにセンス良く対応することで、彼ら師弟は二人三脚でトーナメントを順当に勝ち上がっていくのです。

 そう考えると、クロエがデビューしたシーンが『二人三脚でZEI!ZEI!』であったのは、その後の二人の闘い方を見事に暗示しており、実は高度な伏線だったのではないかとすら思えてきます(笑)。

 また、このタクティクスの最後の№が数字ではなく“THE END”であったのは、彼らが作り上げてきた戦略の最終到達点を見事に表現していました。

▲トドメ感バツグンな“THE END”

 そしてそれは読者に闘いのクライマックスを周知し、そのボルテージをいやが上にも高める、効果の高い演出法となりました。

一戦ごとのテーマを与え大渦パワーを開花させた

 クロエがこのシリーズで最も成し遂げたかったことは、大恩あるロビンマスクに恩返しをすることでした。

 それを達成するための手段として、彼は

  1. ケビンマスクの更生
  2. ケビンマスクの超人オリンピック優勝(=キン肉族打倒)
  3. OLAPのケビンへの返却

という3つの大目標を立てました。

 そして目標を達成するために必要な事項を階段状に洗い出して“見える化”し、それぞれを小目標として設定することで、ステップバイステップ方式の目標達成システムを作り上げたわけです。

 例えば2の“オリンピック優勝”を達成するために必要不可欠な要素のひとつには、“キン肉族打倒”という高い障壁があります。

 それを攻略するために彼は

最大の難関であるキン肉族に打ち勝つ必要がある

そのためには“火事場のクソ力”を攻略しなければならない

ならばそれに対抗するエクストラパワーの開発が必要不可欠となる

エクストラパワーを目覚めさせるには、いくつかのステップが必要である

そのステップを試合ごとに設定し、実戦を踏まえて効果的・効率的に身につけよう

といった思考法で、小目標を設定していったわけです。

 それがチヂミマン、レゴックス、イリューヒン戦で実践された、“それぞれにテーマを持った試合”だったんですね。

 そしてその実践こそ、ケビンに“火事場のクソ力”に対抗するエクストラパワーである“メイルストロームパワー”を会得させる重要な過程であったことは、皆さんご承知の通りだと思います。

 このような“大目標達成のために細分化した小目標の設定”という手法は、現代の企業でも多く採用される“スモールステップ法”に通ずるところがあります。

▲クロエが採用した“スモールステップ法”

 さらにはその先の指標である“KPI(Key Performance Indicator)”すら彷彿とさせ、

『キン肉マン』において、まさかビジネス手法が採用されるとは…

という、なにやら感慨深い感情を我々に思い起こさせます(笑)。

 そしてロジカルなその手法が、“コンピューター超人”という自身のキャラ特性と見事にマッチしており、“手法”と“キャラ表現”の両面で華麗な融合をはたした彼の手腕は、高く評価されてよいのではないかと思われます。

 さらに言うと、読者層の中心が大人になったことを見込んでの、ゆで先生の物語描写法の使い分けの見事さに、我々読者はあらためて舌を巻いてしまったわけです(笑)。

相手のフェイバリットを封殺した

 クロエは先に紹介した目標達成の“見える化”において、万太郎のフェイバリットである『マッスル・ミレニアム』攻略をきちんと掲げ、その対策をきっちりと行いました。

 そのために彼は重機の手配をも卒なく行いました。操作法についてもしっかりと講習会に参加し、その資格を身につけたことでしょう(笑)。

▲真剣に話を聞きます(笑)

 この献身を見てしまうと、それを使った特訓がいかにパワハラじみた無茶な特訓であろうと(笑)、ケビンは涙しながらそれに臨んだに違いありません。

 そしてクロエのこの“抜かりのなさ”は、ケビンのトーナメント制覇を大きく前進させた要因の一つと言っても過言ではないと言えます。

 というのも、この特訓は見事に実を結び、ケビンは『マッスル・ミレニアム』を驚きの方法で攻略するや、そこから怒涛の攻勢で勝負をかけたからです。

 一方、万太郎はこの“フェイバリットの封殺”により完全に動揺し、一気に失速します。それは試合の流れが完全にケビンに傾いたことを意味し、

まさかの主人公敗北!?

という予感が脳裏を駆け巡るのに十分な衝撃を、我々読者に与えました。

 また、この効果的な一手は『ビッグベン・エッジ』の対策をまるで行わなかった万太郎との決定的な差も感じさせました。

 それだけに終わってみれば

まあ…そりゃケビンが勝つよな

という納得感すら得られたし、万太郎は決勝戦直前でミートを失った痛手がかなり響いていたことを、あらためて感じさせる対比描写となっていた気がします。

OLAPという奥の手を用意した

 前述したように、クロエはロビンへの恩返しの一環として、ロビン王朝幻のフェイバリットである『OLAP』の返却・伝授を行います。

 それはドロップアウトし、ロビン家から除籍状態にあったケビンに、ロビン家を象徴する技を習得させた上で元の籍に戻すという、なんとも心憎い行動でした。

 そしてそれを習得することが、超人オリンピックを制する上でも大きな武器となるという合理性に、コンピューター超人としての彼の真価が出ていたと思います。一粒で二度おいしい、みたいな(笑)。

 そしてこの必殺技の存在は、物語に大きな驚きと興奮を与えることにつながりました。

 実際の話、ケビンがイリューヒン戦でこの『OLAP』を繰り出したときは、大興奮でしたからね。

こ、これ、アレじゃん、ちょっと違うけど、あの技じゃん!!

と、私同様に目ん玉飛び出た方は多かったと思うんです(笑)。

▲何万人の目玉が飛び出たんだろう(笑)? ©ゆでたまご

 そしてゆで先生が秀逸なところは、ケビンに『パロスペシャル(PALO)』を伝授するのではなく、その裏バージョンである『OLAP』を伝授した点なんですよ。

 正直な話、素直に『パロスペシャル』をケビンに伝授していたとしても、物語は大いに盛り上がったと思うんです。

 だって皆さん想像してくださいよ。

クロエって…ぜったいウォーズマンだよな…?

と怪しんでいた頃合いに、ケビンが『パロスペシャル』を繰り出していたら、

ほら、やっぱりだ!

ほら、やっぱりだ! 超胸熱!!

と、絶対に狂喜乱舞したでしょ(笑)?

 でもそこでゆで先生は、もう一ひねりを加えたんです。『ポケモン金銀』じゃないですけど、技のかけ手のポジションを表裏逆にした“裏バージョン”をあえてケビンにあてがったんですね。

 そしてその“裏バージョン”に

これは難度が高すぎたので、とりあえずオレはパロスペシャルの方を会得した

というエピソードを添えることで、“この技はより高度な必殺技である”という演出を行ったのです。

 よってこの『OLAP』という必殺技には

  • 裏バージョン
  • 似て非なる幻の技
  • パロスペシャルの上位互換

という絶大なる箔がついたことは間違いがなく、ゆえに“とっておきの奥の手”というイメージを、その技に注入することに成功したわけです。

 そしてこの技を会得したことは、すでに『ビッグベン・エッジ』という絶対的なフェイバリットを手にしていたケビンマスクにとってはまさに“鬼に金棒”といった状態でした。

▲強力な両輪フェイバリット体制 ©ゆでたまご

 この“フェイバリットにフェイバリットを重ねる”という念の入りようは、クロエのトレーナーとしての周到さを存分に感じさせ、ケビンを優勝に導いた大きな要因であると思われます。

 ちなみに余談ですが、『OLAP』と『PALO』という表裏一体の技が生まれた経緯には、ゆで先生と当時の担当編集者さんとの勘違いエピソードが大きく関係しているそうです。

 キン肉マンvsウォーズマンの決勝戦を控えていた当時、

ウォーズマンの必殺技、何かないかな…

と悩んでいたゆで先生に、

編集者
編集者

あるレスラーが『パロスペシャル』っていうおもしろい技を使っているのを雑誌かなにかで見たな…

と、担当編集者がアドバイスをしてくれたそうです。

 その技の形状こそが『OLAP』だったのですが、伝達ミスでゆで先生はかけ手の向きを逆にした形で描いてしまったんですね。それが我々の知る、いわゆる『パロスペシャル』なわけです。

▲その誕生にもちょっとしたドラマが ©ゆでたまご

 つまり我々は間違った形の『パロスペシャル』を、ず~~っと正しい形と思いこんできたんですよ。

 そして21世紀となり、あらためて『パロスペシャル』を描くチャンスを得たゆで先生は

ここで本当の『パロスペシャル』を投入しちゃえ。

そうだ、名前も逆転させて…よし、『OLAP』でいこう!

と、過去に勘違いしたエピソードを逆手に取り、それを“表裏一体の技”として、さらには技名にもアナグラムを使うという演出を加え、このドラマを構築したようなんですよ。

 もうね、このあたりの卒のなさというか、うまさというか、本当にゆで先生はすごいと思いますね。

相手の僅かなチャンスを絶った

 そして最後にあげたいのが、試合において一切の妥協を許さず、相手の反撃の芽を徹底的に摘むような闘い方を、ケビンに指示したことです。

 それが一番顕著に表れていたのがやはり決勝戦の万太郎戦で、あの勝負は『OLAP』が極まった時点で、その勝利は完全にケビンマスクのものだったんですよ。

 しかし“奇跡の逆転ファイター”たる遺伝子を持つキン肉族の土壇場の強さを一番よく知るクロエは、万が一の僅かなチャンスすら絶つために、追い打ちの『ビッグベン・エッジ』をケビンに指示するのです。

 それは彼の戦略において一番印象的なフレーズたる

天使のように細心に、悪魔のように大胆に

という掛け声とともに実行され、非情かつ1ミリの抜かりすらない闘いをケビンに全うさせることで、彼の戴冠を現実のものにさせたわけです。

目的遂行のための非情さ

 以上、クロエの手腕について考察してきました。

 それらを見ていくと、彼が目的遂行のためにかなり非情な姿勢をもって、超人オリンピックに挑んでいたことがよくわかります。

 それは正義超人としての“オモイヤリ”や“ヤサシサ”という、ザ・マンリキ戦で自分を取り戻したプログラム要素のほとんどを封印した(笑)非情さだったと言えるでしょう。

▲今回は封印です ©ゆでたまご

 また、ケビンが悪行超人から正義超人へ“ベビーターン”を行ったのとは対照的に、クロエは“ヒールターン”をしたかのような冷徹さを感じさせました。

 個人的にその冷徹さが印象的だったのが、彼がラーメンマンとニアミスした際、ガン無視を決め込んで廊下をすれ違ったシーンでしょうか。

 いや、ホント、

アンタなんか知りません

とでも言うくらい、感情の起伏を微塵も表さなかったし、視線もまったくあわせませんでした。

 その時のラーメンマンは、エキシビションマッチで2000万パワーズとしてマシンガンズと試合を行った直後でした。

 その試合は正義超人同士のいわば同窓会要素が強く、旧交を温めるニュアンスも強かっただけに、クロエのこのガン無視ぶりは

昔の仲間を前にしてここまで無視するんだ

と、過去を捨て去り、群れることを拒否した彼の非情さの徹底ぶりをより浮き上がらせることになり、私はけっこうショックを受けたものです。

 ラーメンマンの方はあんなにザワザワと反応しっぱなしだったのに(笑)。

 その他にも

超人には二種類いる。

勝利する者と敗北する者だ

手をゆるめれば敗北につながる。

ためらう心があれば敗北につながる

相手に二度と闘うことがイヤだと思わせるよう、死地においつめろ

血が凍り肉がすくむ闘いはあれど、血沸き肉躍る闘いなどない

と、まるで完璧超人のようなスタンスで冷徹に物事をおし進める様はとても印象的であり

そうでもしないと、ロビンへの恩返しはとても達成できない

という、彼の覚悟の強さが垣間見られたシリーズだったと言えるのではないでしょうか。

万太郎の敗因とは?

 このように、クロエは適切な戦略と指導、そして冷徹な精神によって、ケビンを正義超人の頂点に押し上げました。

 あそこまで選手である弟子に対し、適切かつ的確なアドバイスを送り続けた師匠って、作品中でもほぼいないと思われます。

 そう考えると、万太郎の横にミートがいなかったのは、彼にとってはかなりの痛恨であったと、あらためて感じさせます。農村マンには申し訳ないですが(苦笑)。

 さらに言うと、万太郎の師匠たるラーメンマンが、試合の立会人ウィットネスとしてあんなに側にいたというのに、一言も彼に声をかけてあげられなかった点も、万太郎の敗因の一つだったのではないかと、密かに考えています(笑)。

 もちろん立会人という立場上、片方の選手の肩を持つということは許されないため、それができなくて当たり前だったのかもしれません。

 ただスグルvsウォーズマン戦においては、テレパシーを使ってまでスグルに貴重な助言をした過去があったことを思うと、万太郎に対しては少しドライだったのではないか、とも思えます(苦笑)。

 この辺の“師弟関係の機能”という点においても、万太郎はケビンに対して大きくハンデを背負っていたと言えるでしょう。

 ゆえに終わってみれば、万太郎にとってあの決勝戦は

負けるべくして負けた

と言われてもおかしくない試合だったのかもしれませんね。

ロビンとクロエの違い

 このように、クロエが大きな実績を残したとなると、ロビンとクロエの指導者としての違いを比較してみたくなりますね。

目的と指導法の相違

 一番大きな違いは、ロビンのそれは“復讐”であって、クロエのそれは“恩返し”という、目的の違いでしょうか。

 つまり指導する対象を“自分のために育てる”のか、“他人のために育てる”のかという明確な違いがあり、この点を見る限りより高尚な指導をしたのはクロエの方、ということになります。

 そしてバラクーダとしてのロビンの指導法というのは、多分に猛獣使いをイメージさせる“しつけ型”であり、トレーナーという立場で選手ケアをきちんと行いつつ、指導をしていたクロエとは、大きな差があると言わざるを得ません。

 こう見ると、指導者としての優劣においては、残念ながらロビンはクロエに大きく劣るような感じがします。

 しかしケビンとの二人三脚ぶりを密に描かれているクロエと比べて、ロビンとウォーズマンにはそれを見る機会が少なく、我々がロビンの手腕をよく知らないだけなのかもしれません。

 クロエも何か指導者たるお手本があり、それを参考とすることでケビンを指導したと考えるのが自然なので、そのお手本は当然ロビンから受けた指導法だと思われます。

 つまり我々の知るロビンの“しつけ型”指導法は、100ある彼の指導法の1つでしかなく、その他にも多くのメソッドがあると考えた方がいいのかもしれません。

 ですので、両者の指導法について優劣をつけることは難しい、ということになるでしょうか。

対火事場のクソ力の相違

 また、“火事場のクソ力”の攻略法に違いがあるのも興味深い相違点です。

火事場のクソ力は吸収して無効化する

という“吸収法”に活路を見出したロビンに対し、クロエは

火事場のクソ力と同等の力を持つ、エクストラパワー(大渦パワー)の習得

という“対立法”に活路を見出しました。

 もちろんクロエの攻略法は、ロビンの“吸収法”という実体験があったからこそのものであり、やはりそこに優劣をつけることはできないと思います。

 ですので、この偉業については

ロビンが作った基礎を引き継いだクロエによる火事場のクソ力攻略法

と言った方がいいのかもしれませんね。

 そしてロビンとクロエの二世代にわたる執念が実を結んだからこそ、『マッスル・ミレニアム』を封じ込めたときにケビンが叫んだ

この世に常勝のパワーなどありえないーっ!

というセリフが、とても含蓄のある印象的なフレーズとして読者の心に響いたのだと思います。

共通点?

 以上のように、その相違についてはそれぞれの個性が色濃く反映されていておもしろいです。

 ただラーメンマンのピンを用意して、ウォーズマンがボーリングの玉になってそれを倒す特訓や、ケビンの体中にダンベルを巻き付けてランニングさせるという特訓は、その意味のわからなさやセンスにおいて

…やはり…似ているのかな…?

と思わせるところがあり、脈々と受け継がれた指導法のDNAの濃さを感じずにはいられませんね(苦笑)。

▲センスが似ている特訓(笑) ©ゆでたまご

おわりに

 以上、前後編に渡ってクロエについての考察を行ってきましたが、皆さまいかがでしたでしょうか。

 個人的には『キン肉マン』という一連の作品において、その師弟の絆が一番濃厚に描かれていた関係性が、このクロエ&ケビンマスクであったのではないかと感じています。

 そしてこの師弟関係こそが、シリーズをより濃密なドラマにしたと思いますね。

 やはりクロエの行動原理の根底に“感謝”もしくは“恩返し”が流れているのは、シリーズ全体の質を大きく押し上げたと思いますし、読者の心に大きく響く要因となったと思います。

 言うならば、この『超人オリンピック・ザ・レザレクション編』のテーマは

教え子からの恩返し

であり、それがゆで先生が一番描きたかったテーマだったのではないかな、と思ったりもしています。

 皆さんはどう感じたでしょうか。ではまた。

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    コメント

    1. はやみん より:

      はじめまして。
      「キン肉マン」で主人公が負けるとは思っていなかったので、あの決着にはとても驚きました。
      ただ、万太郎よりはケビンの方が魅力的なキャラだったし、何よりロビンとウォーズマンが好きだったので、三連敗にならなくて個人的には嬉しかったです。

      あの決着を見てから振り返るに、ゆで先生は最初から万太郎が負ける原因をセコンドにするつもりで(これは農村マンの手腕がミートに劣るからではなく、万太郎と過ごした時間と信頼関係が劣るから)ミートを退場させる状況を着々と構築してたのだと思い至りました。
      それは二人三脚でミートがイリューヒンと組んだところに端を発しており、あの時すでに万太郎の負けは決まっていたのでしょう。

      リングサイドのラーメンマンが師匠として活躍しなかったのは、わざわざミートを排除したのに、新たなセコンドを万太郎に付けたくなかったのではないでしょうか。ビッグファイトのウォーズマン戦と違って、ケビンは残虐超人でもなく、「氷の精神をとかす」必要もありませんし。ただ、ラーメンマンがアドバイスしてくれたら、勿論嬉しかったですね。

      • アキラ アキラ より:

        はやみんさん、はじめまして。

        いや~、私も万太郎の敗北は衝撃的でした。しかも完敗でしたからね。おっしゃる通り、ミートの不在が大きな敗因であることは間違いがないので、ミートがいれば…というifは成り立つと思います。
        それでもケビンが勝っていた、という想像も十分にできるところが、ケビン&クロエというコンビのチームワークが、至高であるという証明でもあると思うのです。

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