今週のキン肉マン第275話-勝利への数式!!

今週のキン肉マン
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 アリステラの『Ωアポカリプスクラッシュ』を食らったフェニックス。そのままダウンするかと思われたところで、手をついて踏ん張り、「これしきの技など」と、体を起こします。

 これに対してアリステラは「この技を食らって立ち上がってきたやつは久しぶりだ。並みの超人なら首の骨がヘシ折れ即死なのだが。スーパー・フェニックス、やはりただ者ではないということか」と感嘆の様子。

 それを聞いたフェニックスは首のズレを確認しながら「いや、たいした技だった。驚いたさ」とアリステラに賛辞を送りながらも、「だがそれもオレを仕留めるには高さが60㎝、角度が15度足りなかった」と、決定的なダメージを与えるに至らなかった理由を、物理的に解説します。

 フェニックスから「決めきれなかった理由を親切に教えてやっている」と言われたアリステラは「面白い意見だがお前が技を食らった事実に変わりはない。所詮は偶然に助けられただけのこと。それを偉そうに語る姿は実に滑稽」と高笑いで反応します。

 そして「それがお前のウリの“知性”とやらなのかーっ!」と叫び、追い討ちのラリアットを狙うと、フェニックスはその技の物理的状況を瞬時に計算し、「そんな技など簡単に」とそれを止め、逆にうつ伏せにさせてからのアームバーの体勢に。それを回転で逃れたアリステラは、再度『フォーフィンガースプラッシュ』で襲いかかります。

 しかしフェニックスは「読めた」とそれをなんなくかわし、オメガハンドの攻撃をものともしません。するとアリステラは逃げるフェニックスの腰をつかみ、ブレーンバスターの要領で持ち上げると大きくジャンプ。「今度こそその屁理屈を封じてやるーっ!」と、豪快な垂直落下式のブレーンバスターが炸裂。

 しかしフェニックスは技が極まる前に、その技のタイミング、スピード、接地時の摩擦計数も考慮にいれた受身の体勢を瞬時に準備して対処。

 そして「次は角度が12度、高さが3.5cm足りなかった。勝負は落下寸前の僅か数秒間。致命的にならぬよう、オレは最大限の受け身を計算して準備した」と今回もアリステラの技が効かなかったことを話すと、「知性こそ超人格闘技者の源! その最大の本質は防御力の高さにある!!」と大きく啖呵をきります。

 あくまで上から目線で言葉を発するフェニックスにイラついたアリステラは、「ぬかせーっ」とタックルからマウントをとり、上からパウンドの嵐。「これなら受け身も関係ない!」と殴りまくっていくと、「お前の超人強度は弟と同じと仮定すれば8600万パワー。それに対して今のオレは知性の神の憑依を拒み…たかだか95万パワーしかない。だがそれだけ差があろうとオレは一切お前に負ける気がしない」とフェニックスは最小限のダメージでガード。

 そして隙をついて下のポジションからスルリと抜けると、足でアリステラの右腕を絡めとり、変形の脇固めの体勢でロック。そして「パワーの壁など…無きに等しい!!」と横からパンチを打ち込んでいきます。

 アリステラはフェニックスごと持ち上げてジャンプし、オクラホマスタンピードで叩きつけることを狙うも、フェニックスは空中で体勢を変化させ、「それを実現させるのが圧倒的な…我が知性!」と叫びながら『不死鳥フェニックスサンダーストーム』に固めて落下、次回に続く、です。

 今回はフェニックスの個性である“知性押し回”でしたね。強烈な技を食らっても高さがどうの、角度がどうのと相変わらずの高慢ちきさで(笑)威力を無効化。嫌味加減がまさにフェニックスという感じで、この嫌な感じがいい感じです。日本語変だけど(苦笑)。

 さらに言うと、新生フェニックスの大きな個性として「相手のことを一応は認める発言をするけれども、それは常に余裕を持った上から発言であり、結果相手を侮辱している」という個性が確立されてきました。これも相当日本語変ですけどね(笑)。

 今回で言えば「いや、たいした技だった。驚いたさ」とのたまったシーンです。そのときのポーズといい、フェニックス好きには痛快なシーンですよね。嫌いな人にとっては嫌なヤツこの上ないんだけど(苦笑)。

 個人的には後者の心情なんですが、最近はそこまで嫌いじゃないですね。スグルに借りがあると素直に認めて改心している素振りがあるからそう思えるんですけど、それでもなおこのような高飛車というか、ひねた言い方でしか自分を表現できない彼にたいして「不器用な恥ずかしがり屋さんだな~」という、ある種かわいげを感じてきたからなんですけどね。素直じゃないんだよな、あいつ(笑)。

 ただ今回のフェニックスの闘い方は、ファイティングコンピューターのそれと被りますね。機械で計算するか、自分で計算するかの違いというか。まあアナログでやるフェニックスの方がすごい能力なんですけどね。

 でもフェニックスVSウォーズマンの計算合戦なんかも面白そうです。お互い頭の中で先を読みすぎて一歩も動けない、みたいな。もしくは対峙するだけで何も交戦していないのに、どちらかが「参りました」なんていっちゃったりして。脳内シミュレーションで負けました、なんて(笑)。

 対するアリステラですが、今回は知性の割を食ったというか、ちょっとおバカさんに見えてしまったのがかわいそうでしたね。「高さと角度だと?」「所詮は偶然に助けられた」「その屁理屈を封じてやる」といったセリフが、根性論を振りかざしている人のようにみえて、浅はかな印象を与えてしまいます。

 アリステラは決してバカではないと思うのですが、ちょっと交通事故にあっちゃったかな、って感じです。個人的には「高さと角度だと?」といったときに、ビッグボディさんの「剣をジュウタンに突きさす?」というおバカ名言がオーバーラップしてしまいました(笑)。これは交通事故だろ、確実に(笑)。

 もう一つ、今回気になったのが、超人強度についてです。今回のフェニックスの発言で、運命の4王子は1億パワーではないことがハッキリしました。そしてフェニックスのオリジナル超人強度が95万パワーであることも判明しました。

 さらに言うと、アリステラが否定しなかったことで、彼の超人強度もほぼほぼ8600万パワーであることがわかりました。まあ双子だから説得力ありますよね。

 で、フェニックスは知性を持ってすればパワーの差があっても負ける気がしないと宣言するわけです。これって、いわゆる“火事場のクソ力”や“友情パワー”といった、瞬間的に爆発するパワーをあてにしなくても勝てると判断した、ともいえますね。

 となると、この試合で彼に発光する力は備わらないかもしれませんね…。というか、それを拒否して闘うかもしれません。知性という個性だけで何とかしてやるという、ある種プライドの高さから拒否するということです。

 そしてそれが敗北につながるかもしれないかな、と少し思いました。でも彼はフェイスフラッシュもできるからな…なんともいえないか。

 最後はOLAPの体勢で落下するような新技『不死鳥フェニックスサンダーストーム』を披露しての引き。落下前なので、不完全に決まる可能性もありますが、この試合初のフェニックスの大技です。

 でもオメガハンドがあるから、落下技は全部カバーできそうだよなあ。それいっちゃうと、『マッスル・リベンジャー』も効かないことになるんだけどね。

 その他気になった点は

  • ブレイクダンスが得意なフェニックス。
  • 上から目線のフェニックス、そろそろ耳クソをほじりながらウンチクをたれそうだ(笑)。
  • バックにでてくる数式を、理系バリバリの人が見たらどう思うのか知りたいです。「ラリアット、カンケーねー」とか言われちゃうのかな(苦笑)?
  • フェニックスにロビン戦法「円は直線を包む」を数学的に解説してほしいです。

 こんなところです。

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