うざいYouTube広告、逆効果じゃなかろうか。

オレ流雑感
スポンサーリンク

 YouTube、楽しいコンテンツメディアですよね。私も何かしらのチャンネルを毎日観ています。無料でこれだけのコンテンツが楽しめるのは、そこに挟み込まれている広告のおかげだと、ありがたく思っています。

 ただその広告の表示方法・形態いかんによっては、広告本来の狙いである“購買意欲の喚起”どころか、対象商品や企業に対する“ネガティブキャンペーン”になりかねない危うさを持っているのも事実です。しつこい広告とか、特に危ういですよね。

 これでは企業はお金を払って自社の価値を下げているという、ひじょうにマゾヒスティックでわけのわからない現象となってしまいます。

へへへ、また我が社の商品の評判が落ちたな、よしよし。では約束の代金をお支払しよう。

…意味がわかりません(苦笑)。普通じゃないことは確かです。

 そこで今回は私が感じた、“逆効果となり得る広告表示形態”について事例を何点か挙げ、その改善方法を勝手に(笑)提案してみたいと思います。

YouTube広告表示の基本システム

 YouTube広告には、ざっくりいって2種類の広告があると思います。

1.ターゲティング広告

 YouTube広告はいわゆる“ターゲティング広告”です。詳しい仕組みまではわかりませんが、要は

  • 視聴者のパーソナルデータ
  • 視聴者のweb内行動履歴
  • コンテンツのジャンル

といったデータを連動させ、その視聴者にとって“この商品なら食いつくだろう”という広告を自動的に選別し、表示する仕組みであることは予想できます。

 これがターゲティングができなかったテレビCMなどと比べて、広告の費用対効果が格段に高いと評価され、現在広告業界の主流になりつつあります。2020年にはインターネット広告が、広告費構成比の3割に達するとの調査報告もあるようです。

 そりゃそうですよね、その商品を気に入りそうな対象者に、ピンポイントで広告を表示できるんですから。企業にとっては夢のような広告のシステムです。

2.期間集中投下広告

 これはどちらかというと、テレビCMに近いです。ターゲティング要素は薄まりますが、全方位外交で商品のCMを無差別大量投下し、短期的な知名度アップと購入意欲向上を狙います。

 とにかく同じ商品の広告を何度も目にすることになるので、嫌でも視聴者にその製品を認識させることになります。例えるならば、鉄のハートを持った飛び込み営業マンでしょうか。

こんにちは! 今日はアポなしでウチの製品の紹介に来ちゃいました!

うちは間に合っています。

そうですか。では明日も伺いますね!

と、嫌われても毎日営業に来るようなカンジです。メンタルが強すぎる広告マンです(笑)。

うざい広告の事例とその改善提案

1.スキップ不可の、15秒くらいのCM

 5秒なら我慢できるんですよ、スキップ不可でも。でも15秒はキツいです。微妙に長いので、中盤からイライラし始めちゃうんですよ(苦笑)。

 もちろん“テレビCMは昔から15秒が基本だし同じじゃないか”という考え方もあるのですが、テレビの場合は画面に没頭せずに、他のことをするという回避策があるだけに、まだ耐えられるんです。CMの間に食器を流しに持っていくとか、トイレに行くとかできるじゃないですか。

 ところがYouTubeはスキマ時間を利用し、公共の場などで小さな画面を凝視している場合が多いので、他に逃げ道が少ないんですよ。だから“強制的に待たされる感”がテレビよりも段違いに大きいんです。

●改善提案

  1. すべての広告をスキップ可にする。
  2. スキップ不可広告は5秒を最大尺にする。

2.スキップ可だが、長尺すぎる広告

 これについては以前書きました。

 広告が長尺すぎると、両手が塞がってスキップできないときに、延々と聞きたくもないご高説を聞く羽目になり、イライラするんですよ。これも企業と消費者の関係を険悪にする一因です。絶対にやめた方がいいです。

●改善提案

  1. 音声認識でスキップできるようにする。
  2. ヘッドホンのリモコンでスキップできるようにする。
  3. 広告の最大尺を1分くらいまでに規制する。

3.一日に死ぬほど同じCMを観させられる

 これは“期間集中投下広告”で顕著な実害です。これと前項の1、2とのコンボになると、とんでもない“モンスター広告”が出来上がります(苦笑)。

 これは完全に消費者に喧嘩を売っている状態に等しく、広告を打つ側には悪影響しかないと思われます。いやホント、

またこの広告か。しつこいなぁ。意地でも買わねぇから!

となること請け合いだからです。

 これでは企業がイメージを損なうどころか、CMに楽曲を提供したアーティストまでが被害を被ります。たしかにこの無差別露出により、その楽曲は覚えてしまいます。いやでも。

 でもこれをやられると、消費者は“楽曲の押し売り”をされているように感じ、そのフレーズが聞こえるだけでイライラしてしまう人が増える可能性があります。本意でなく刷り込まれたという現実に、抵抗をしたくなるんですよ。

 これでは「やったぁ! 一部上場のA社CMのタイアップが取れたぁ!」と喜んだのもつかの間、

あの曲、しつこくてうぜぇんだけど。

なんていう、ネガティブキャンペーンに成り下がってしまうのです。意図しないアンチが増えるアーティストの将来が心配です(苦笑)。

●改善提案

  1. 広告は1アカウントにつき、1日1回までの配信とする。
  2. 再配信は中一日程度空ける。

まとめ

 いや、ホントにね、あまりにしつこい露出は逆効果だと思うんですよね。アカウントの紐づけができるのだから、同じ広告を個別に回数制限するなんてすぐにできると思うんですけどね。

 そんなにアホみたいに広告を投下しなくても、気になった製品やサービスは自分から検索しますって。動画CMはそのきっかけになればいいのだから、手短にまとめて後で検索させる仕組みに徹するべきだと思うんですよね~。

 もちろん広告ありきのビジネスモデルなので、致し方ないところは重々承知はしているのですが、消費者に嫌われたら意味がないだろうと。ですので、グーグルさんにはぜひ検討をお願いしたいですね。

 まあ嫌だったら有料サービスで広告をカットすれば? との考え方もあるのですが、その比率が増えるのは、このビジネスモデルの本意ではないような気がしますので。ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました