今週のキン肉マン第271話-オメガを救う道!!

今週のキン肉マン
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今週のあらすじ

“火事場のクソ力”にオメガの星を救う力があると認め、スグルとわかり合うことができたパイレートマン。そして自分らの改めるべき点を、以下のように語り出します。

  • この試合中にお前は言ったな。我が一族の最大の仇敵…ザ・マンとまず話せと…。
  • 本心では今でも気持ちが追いつかないのが正直なところだ。
  • ヤツの打倒こそ一族の果たすべき宿願…オメガの民は歴史教育として幼き頃からそう教わり、絶対正義として生きてきた。
  • 今もそうだ。しかしお前と闘った今ならわかる。そんな恨みに染まった教育こそが…我らに“限界”をもたらす最大の障壁となっていた。
  • だからオメガの“人の力”は星を救うのに至らなかった。

 ここでスグルは

だがお前は変わろうとしている。いや、変わってくれたと信じたい!

その思いが広がれば…オメガの星だって!

とパイレートマンの心境変化を称賛。それを聞き、パイレートマンはまた語り出します。

  • 変わったとも。少なくとも吾輩はな…だが変わった今だからこそよくわかる…我らに残された選択はふたつしかないと。
  • ひとつはお前の言う通り仇敵ザ・マンに対する恨みを捨てて星と一族の未来を守る。
  • もうひとつは星と一族の未来をあえて捨て…一族もろとも一丸となって…ザ・マンと差し違える!
  • お前らにはわからないだろう。だがそれが…歴史を積み重ねてきた悲願の重み。
  • 魂のレベルにまで恨みの意識が刷り込まれている。まさに恨み骨髄というやつだ…。
  • しかしそれこそがオメガの民の哀しさだと気づくことができた。すべてはお前のおかげだ。
  • 改めるべき時はまさに今。お前がまず話せというのなら…首を獲りにいく前に吾輩としてはザ・マンと話をしてみたいと思っている。
  • 仲間をどこまで説得できるかわからない。だが吾輩は気づいた者としての責務を、今度はオメガの民として自らの同胞に向け果たしたい。
  • オメガが恨みを捨てること…それがオメガの唯一の救いの道なのだから。

 と、大きな思想転換を果たしたパイレートマンに対し、スグルは

そうだ、私が言いたかったことはそれなんだ。

お前の口からその言葉を聞けて…ようやく安心できたわい。私は今日お前と闘えて本当に良かった

と、涙ながらに声をかけるも、突然に意識を失い、パイレートマンに折り重なるようにダウン。試合の激しさを物語ります。

 そして場面は滋賀県の復活安土城へ。フェニックスとアリステラの譲らぬ一進一退の攻防が続きます。オーロラビジョンで部下であるパイレートマンの敗北を知ったアリステラは動揺をするも

アリステラ
アリステラ

パイレートマンは敗北こそ喫したが、その代わり大きなヒントを手にしたようだ。

こいつは試合後語らうのが楽しみだ

と、パイレートマンが得たであろう情報にアクセスすることを期待し、

アリステラ
アリステラ

そのためにも…フェニックス、お前には早く倒れてもらわんとなァ!

と、不敵な瞬殺宣言をフェニックスに行って次回に続く、です。

今週の感想

 前回で“火事場のクソ力”の有用性を知ることが出来たので、もはや彼ら六鎗客が地球で闘う必要ななくなったと思ったんですけど、ありましたね。仇敵ザ・マンの抹殺という使命が。忘れてました(苦笑)。

 そうか、確かにそれはどうすんだろ? と思ったのですが、いや~、パイレートマンは物分りがいいですね。“話を聞く”にシフトチェンジしましたから。

 ただパイレートマンの話では、オメガの民は思想・歴史教育において“打倒 ザ・マン”“怨敵 ザ・マン”を標榜してきたらしいので、この思想を破壊させるのにはなかなか骨が折れるのではないでしょうか。

 なにせDNAのレベルまで浸透させたある種のマインド・コントロールですから、意識変革を呼びかけるパイレートマンの方が異分子として厳しい扱いをされそうです。

 なんだか読んでいて太平洋戦争時の日本の教育や、現在の反日教育を連想してしまいましたね。

 それでも棟梁であるアリステラはパイレートマンと話したいと言っていますので、まだ心境の変化を聞き入れてくれる懐の広さはあるのかな。でも

パイレートマン
パイレートマン

ザ・マンと話し合おう

という提案には激怒するかもしれませんけどね。パイレートマンの意識変革はあまりにも極端なので(笑)。

 そしてこの対抗戦も残すところあと一試合。フェニックスvsアリステラというなかなか胸熱なカードです。話の流れからするとフェニックスの敗北が濃厚だと思えます。

 やはりアリステラはパイレートマンから火事場のクソ力レポートを聞かなければならないですから、セリフ通りさっさと試合を終わらせる形になりそうで。

 そうなると六鎗客はアリステラとマリキータマン、そして生きながらえたパイレートマンの3人残りとなりますね。半分残りですんで、まあまあかな?

 もしまた何かしらの試合があったとしても、一応対抗戦は成り立ちますね。ちょっと少ないですけどね。

 次戦のポイントは、フェニックスたちが邪悪の神から何を聞いたかということですね。それはサタンの目論見が何か、ということだと思うんですけど。

 そしてサタンが六鎗客以外の刺客を準備しているのかどうか。さすがに敵が3人では今後のストーリーがやや厳しいので。それともオメガの戦士の第2陣がいるのかなあ?

 その他気になった点は

  • パイレートマンはいいやつなんだな。
  • 星の消滅<ザ・マンへの雪辱 という式が成り立ちかねない、オメガの怨みの深さ。
  • しかし今回のスグルは100点だな。
  • 瞬殺宣言をしましたが、よくよく考えるとすでに4試合が経過しているので、フェニックスVSアリステラは結果マラソンマッチとなっていますね(笑)。

 こんなところです。

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