今週のキン肉マン第276話-墓場への抜け穴!

今週のキン肉マン
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 新技『不死鳥フェニックスサンダーストーム』にアリステラを捕え、急速度で落下するフェニックス。「この技は…マトモに食らうとマズい…」と焦るアリステラは、背中のオメガハンドをクッションにすることで何とか致命傷を回避することに成功。「命拾いしたか。厄介なのはやはりその背後の手だな」とフェニックスは立ち上がります。

 致命傷は免れたものの、大きなダメージを受けたアリステラ。「さんざんオレを煽り、十分な高さと角度を用意させたところで、その威力を逆用した切り返し技を用意していた。まるでチェスを指すかのような実に周到なその闘いの進め方、やはりお前は侮れん!」と改めてフェニックスへの警戒心を強くすると、「周到なのではない。オレの頭脳はいつ何時でも瞬時に最善の動きができるよう訓練されているだけのこと。こんなもの朝飯前…」と、サラリとした自画自賛話をするフェニックス(笑)。

 そんなやりとりをしている一方で、技の衝撃で天守閣の瓦が一部崩壊し始め、なんとそこにはワームホールらしき穴が出現。「あ~あ、見られてしまったか。常に周到なお前もこの大穴の存在にはさすがに驚いたようだな。そうさ、オレたちはとっくの昔に完成させていたのさ。いざ超人墓場に侵攻をかける時のための、この秘密の突破口だけは。ディクシアはここでもよい働きをしてくれた」と、その存在をアリステラは暴露します。そしてこのトンネルにまつわる逸話を以下のように話しました。

  • この安土に最初に城を建てたのは織田信長ではない。
  • ここを最初に開発したのはオメガの祖先であり、その頃からこのトンネルの建設も秘密裏に始まっていた。
  • しかし完成を待たずして完璧超人始祖の侵攻に会い、祖先は地球を追われた。
  • オメガの城はシングマンによって破壊された。
  • そんな歴史の残り香に気づいた野心家が織田信長であった。
  • 造りかけの通路に気づいた信長は、ここに再び城を建てた。
  • そこを本拠地として、人間界はおろか超人墓場にまで攻め込み全てを手に入れようとした。
  • しかしザ・マンの意志により、本能寺でひっそりと消された。
  • 信長を討った明智光秀は天の啓示を受けたというが、その啓示の主こそザ・マン本人であったことは間違いない。

 日本中の歴史学者が衝撃を受ける、まさに仰天日本史(笑)。そしてアリステラは「信長の話は我らにとってはどうでもいい。だが許せないのはザ・マンだ。そうしてやつは超人界・人間界関係なくこの世の歴史の全てを陰から動かしてきた。そこに翻弄されてきた我らの怨みが尽きることはない。だからこそこのトンネルを使うべき時が、いよいよこの現代にやってきた。オレたちがどこまで本気か…これでわかったな、フェニックスよ。そして先ほどのキン肉マンとパイレートマンとの試合の結果、我らに必要な最後の準備も大きく前進したとオレは確信している。全ての神の駆逐のため! 超人という種の解放のため! オレたちの計画はいよいよ最終段階に差し掛かろうとしているのだーっ!」と、オメガの野望を公言しました。

 これを聞いたフェニックスは「想像以上だ。聞きしに勝るペースでこいつらの計画もまた進んでいる。ここはなんとしてもオレが食い止めなければ…取り返しのつかぬことになる!」と、オメガの野望の進捗の早さに怯んだ表情をみせます。

 そんなフェニックスに対し、アリステラは「しかし驚いたのは先ほどの発言だ。お前が我らの計画を邪魔立てするのは、てっきり神の力をその身に宿し、受け入れたからだと思っていた。だがお前は知性の神の憑依を拒み、生来の95万パワーで闘っているという。ならばお前は我らの同志になるべき立場だ。神に憎しみを抱いているという意味では同じなのだからな。それでもお前は我らの計画を止めにきた。なぜだ?」と、辻褄のあわない事実を疑問として投げかけます。

 その疑問に対しフェニックスは「愚問だな。オレがどんな真相を話したところで、お前らはその計画を止めるのか。先祖から受け継いできた悲願ともいえる計画を…何を言っても信じまい。ならば消して排除するしかあるまい。その役目はキン肉マンではできん。だからオレがやってきた。それだけだ」と、仁王立ちで回答します。

 アリステラはその回答を受け「御大層な使命感だ。だが1億パワーを放棄した今のお前に果たしてどこまでこのオレを…いや、オメガの力を止められる? 知性があればとお前は言うが、本気で止めるにはやはり1億パワーというブーストは不可欠ではないのか?」と挑発をすると、「言ったはずだ。パワーの差など無きに等しいと」と、持論を曲げないフェニックス。

 それに対してアリステラは「フォ~フォフォフォ、強がりはやめろ。お前が1億パワーを放棄したと確信できた時点で、その弱みを突く闘い方がオレにはできる! それがわからぬお前ではあるまい!!」と、猛然とドロップキックを仕掛け、次回に続く、です。

 今回はオメガの野望をすべて公言した回でした。おそらくオメガの民に、これ以上の隠し事はないでしょう。彼らの目的は①オメガの星を救うためのパワーを手に入れること②仇敵であるザ・マンを誅殺すること、この2点のみです。まあけっこう前からわかってはいましたが、大将が公言したのは初めてです。

 しかし…今回も我々が常識だと思っていた日本史が覆されましたね。信長は日本統一だけでなく、超人墓場侵攻まで視野に入れていたんですね…人間なのに超人界のドンの首を狙うとはなんとも大胆不敵…。そしてその信長暗殺のフィクサーがザ・マンだったいう事実。

 これまで信長暗殺のフィクサーとしては豊臣秀吉をはじめいろいろ取りざたされているのですが、ザ・マンは想像つかなかったなあ(笑)。今頃教科書制作会社は大慌てでしょうね。来年度の歴史の教科書にはもう間に合わないだろうな。

 ゆで先生もこんな年度末ギリギリにこんな衝撃事実を発表しちゃダメですよ…。いろいろな人に迷惑がかかる(笑)。

 ちなみに安土城のトンネルの存在が確認されたので、サタンが各勢力に張った結界は、一部壊れたことになりますね。少なくともここを使えば超人墓場との行き来は可能になりそうです。ザ・マンやその他生き残った完璧超人たちが登場できるインフラは整いましたね。

 さて、オメガの野望がすべてあらわになったのに対し、まだベールに包まれているのが4王子が託されたミッションです。アリステラの言うとおり、神に翻弄された当事者であるフェニックスたちは、立場的にはオメガに与してもいいくらいなもんです。

 それでもなおオメガの行動は止めなければならない、という使命感があるということは、アリステラ達が考える以上に大きな視点での不都合が生じる、ということです。その上位ミッションが何なのか。話を聞く限り、オメガの行動は容認してもいいんじゃないかと思えるんですがね。まあそれによって世界が崩壊するくらいの何かが連鎖して起こるんだろうな。

 もう一つ気になったのが、フェニックスが「キン肉マンではできない」という使命感を持っているということ。聞きようによっては、「このミッションは汚れ役だから、あいつにはさせられない」とも聞こえます。ある意味彼らなりの気遣いといいますか、スグルに対する償いをしているというか。

 でも重責を抱え込んでいすぎるきらいもあるので、フェニックスはその責任感で無理をして散るんだろうな。そんな気がしてなりません。

 その他気になった点は

  • フェニックスは自分が自慢話をしていることに気づかない性質たちなんだろうな…。
  • 「あ~あ、見つかっちゃった」的な子どもっぽいリアクションをするアリステラ(笑)。
  • “たけのこの里”のような、オメガのドリル(笑)。
  • 久々のシングマンの「マッ」。
  • 信長は火縄銃で完璧超人始祖に挑むのか(笑)。
  • フィクサー・ザ・マンの表情。悪い顔してる(笑)。
  • 威張るスタイルにブレがないフェニックス(笑)。
  • 笑い方だけ老人なアリステラ。フォ~フォフォフォ。

 こんなところかな。

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