チンポジと裁縫と私。

オレ流近況報告-2020年
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 女性の方にはよく理解できないかと思うのですが、男性にとってチンポジは何気に大事な項目です。あ、念のためチンポジ解説です。

チンポジ(チンコ・ポジションの略、英=penis position)とは、男性器の下着内での姿勢を表す医学用語である。チンポジの良し悪しは男性の一般生活やスポーツの際のメンタル面、フィジカル面において多大な影響を及ぼすため、男性は日常生活の中で常にチンポジを気にしている。航海における舵取りのようなものである。

出典 チンポジ – アンサイクロペディア

 …まあ…あの…下ネタ系です(苦笑)。とはいえ“たかがチンポジ、されどチンポジ”なんですね。大事なんです(笑)。

 このチンポジのスタイルは、大まかに言って以下のようなスタイルに分かれると思います。ブツの上下、それを覆う下着の性質で4つのスタイルがあるんですね。

スタイル① 上ブラ:ブツは上向きで、下着は緩く。
スタイル② 下ブラ:ブツは下向きで、下着は緩く。
スタイル③ 上キツ:ブツは上向きで、下着はキツく。
スタイル④ 下キツ:ブツは下向きで、下着はキツく。

 どこのカテゴリーが一番しっくりくるかは、人によって違うので、どれが正解というわけではありません。育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めないのです…あれ? 何かのフレーズに似てるな(笑)。

 とはいえ、スタイル①はあまり現実的ではないです。上向きでブラブラというのは物理的に矛盾しており、重力の関係上、その形を保てないからです。結局それはすぐにスタイル②に変化してしまいます。

 個人的な好みでいうと、まずスタイル④はダメです。竿が玉をロールするように収まる(すごい表現…)ので、その密着ラインの蒸れ加減が嫌なんですよ。なんか粘着な感じがして。

 スタイル②は一番嫌です。風通しはよさそうですが、動くたびにあっちゃこっちゃいっちゃって、安定しないのが気持ち悪い。ですんで、松本零士の『男おいどん』のようなトランクスは無理です。ブラブラしちゃってしょうがないし、落ち着かないんです。

▲読んだことないけど…(笑)

 だから私は断然スタイル③押しなんですね。これはもう小学生の頃からの鉄則です。竿と玉の密着を拒否し、さわやかに配置。そしてカッチリと12時の方向を指し示すと。

 だから下着は当然ピタっとフィットする、伸縮性のある締め付けタイプが絶対なんですね。ボクサーブリーフの密着タイプが理想です。

 ところが先日ユニクロで買った3枚のパンツのうち、一つだけ期待を裏切ったパンツだったんですよ。そう、ボクサータイプと思って買ったのに、締め付けが緩い、トランクスタイプだったんです。

▲意外と緩かった…

 しかもそれが3枚の中で一番単価が高かったという皮肉。これからの暑さを考えて、エアリズムのパンツを選んだのが間違いでした。おろしたてを履いた瞬間にガッカリですよ。

 いくらブツを上に向けても、ちょっと動くだけで下に降りてブラブラしちゃう。そう、まさに冒頭に書いたスタイル①からのスタイル②変化です。スタイル①の維持というのは、物理の法則が許しちゃあくれない(苦笑)。

 だからといって、一番高かったパンツが速攻で戦力外通告というのも悔しいじゃないですか。そこで考えたんですよ。要は上向きのブツを固定できるよう改造すればいいんだろ、と。

 そこでハミコさんの裁縫セットを拝借しました。ブラつくパンツの裏側に、ゴム紐をリング状に縫い付け、そこにブツをセットすれば問題解決じゃないか、というのが私のソリューションです。

 ただ裁縫自体がもう35年ぶり(笑)だという事実が重くのしかかります。いやホント、小学校の家庭科の授業で雑巾を作って以来、針と糸なんてさわったことないし。まったく自信がありません。

 ちなみにミニラくん(男の子・小5)が、夏休みの宿題でまさに裁縫の課題にトライしておりましたが、彼がこののち35年間針と糸を触らなければ、私と同じステイタスになります(笑)。

 しかしこの状況を打破するためにも、あえて私は針と糸を手に取りました。思った以上に老眼が進んでいるようで、針孔に糸を通すだけでも一苦労です(苦笑)。そしてわずかな記憶を頼りながら、チクチクチクチクと縫い進めました。途中何度か指に針を刺して悶絶するも、なんとかやり遂げることができましたよ。

 その作品がこれです。すみませんね、汚いものをお見せして。でも頑張ったんだよ、オレ。褒めてくださいよ(笑)。

 そして試着です。ブツを上に向けて、このリングに通して…と。よし、OK。いいじゃないですか。ブラブラしませんよ! 物理的に不可能と言われた、幻のスタイル①のチンポジをこの手でつかみましたよ! …でももう少しリングの直径を広くとるべきだったと後悔もしているのですが、まあいいや(笑)。

 このソリューションにより、エアリズムパンツは一軍落ちからまぬがれました。ちなみにハミコさんに裁縫の代行をお願いしようとしたのですが、「あまりにもバカらしい」ということで拒否されました(笑)。

 まあ女性にチンポジの重要さを理解しろっていう方が無理だから、仕方ないのかもしれないけどね。

コメント

  1. ユースケ より:

    最近発見した方法なのですが、とりあえずお知らせします。個人的には快適ですよ。

    3つの部品で構成したものを作りました。(絵が描けないのでごめんなさい)
    1。パンツのゴムのラインをクリップ状のもので挟み込む部品で、輪ゴムを通す穴を開けておく (具体的には、100均のケーブルを壁に固定する部品)
    2。輪ゴム (1と3を繋ぐ)
    3。小さめのゆったりした髪ゴム(毛糸で編んだようなもの) (ホテルのアメニティにあったもので、ちょうどカリ首にフィット)

    • アキラ アキラ より:

      ユースケさん、こんにちは。

      詳細な解説、ありがとうございます(笑)。同志がいらっしゃって嬉しいです!
      ユニクロとかで普通に対応したパンツを売ってほしいくらいです(苦笑)。

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