無念のKO負けを喫してしまったバッファローマン。「何があっても永遠の友達だ」というキン肉マンの言葉を引きずりながら、あらためて手を差し伸べてきたザ・ワンへ弟子入りを決意した――!!
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想像より高いバベルの塔
まさかのバッファローマン、敵の大将であるザ・ワンに弟子入り志願という、衝撃の結末で終わったバベルの塔八連戦。物語も一区切りついた形です。
というわけで、今回は話が前に進むストーリー回でしたね。謎が多すぎる展開にウズウズしていた我々にとっては

よっ!
待ってました!!
といった感じです…いや、こんな酔っ払いの合いの手は要りませんか(苦笑)。
場面はバベルの塔の最上階ですね。ここに神々に認められた超人たちが一堂に会しています。時間軸的にはスグルが到着した直後、という感じでしょうか。
ここで気づいたのが、バベルの塔の最上階って、ザ・ワンがバッファローマンと闘ったフロアのすぐ上じゃないってことです。これ…まったく認識していませんでした。
今回の塔の描写を見るに、闘技場フロアの上に、さらに雲を突き抜けて塔がそびえ立っているんですよ。ですので、彼らがいる位置はかなりの上空であることが、ここでわかるわけです。
ほら、以前ザ・ワンのペットの怪鳥が屋上に佇んでいる姿が描写されたので

あいつにもあの景色が見えているのかな?
と思ったのですが、そんな場所ではなかったんですね、あそこ(苦笑)。
重い雰囲気
ただそこに集ったリアル・ディールを見るに、少し違和感を感じるんですよね。というのも

おお、お前ら生き残ったか!
よかった、よかったなあ!
と、お互いが再会を喜び合う和やかな雰囲気が皆無なんですよ。
これ、7人の悪魔超人編にて、死線を乗り越えてテアトル東京に還ってきたブロッケンJr.やテリーマンとの再会時のトーンと比較すると、あまりにも暗いと思いませんか?
このシラケ具合というか、重苦しい雰囲気がミョ~に気になっちゃうんですよ。
そしてその中でも明らかに厳しい表情をしているのが
- ロビンマスク
- アシュラマン
- ウォーズマン
の3名でしょうか。
厳しいアシュラマン
まあアシュラマンはわかるんですよ。自己中心的な闘い方のせいで、大切な相棒を失っていますからね。自責の念がその頭を支配している最中で、陽気にはなれないでしょう。
そしてその反省についても、自身がさっそくスグルに語っていますからね。

ひとりの超人としてここに来た意味を考えねばならん

神の椅子にどれほどの価値があるのか

ここでお前たちとよく話し、私はどういう態度をとるべきか、じっくり考えたい
といったような意思表示をしています。
ここで感じるのは、アシュラマンが従来の私利私欲に寄った思考から、より全体を俯瞰する方向に思考転換をしたことが如実にみてとれる、ということです。
そしてその中でも気になるフレーズが

私はどういう態度をとるべきか
ではないでしょうか。これって、リアル・ディールズの進む方向には必ずしも従わない、と宣言しているに等しいからです。
つまりアシュラマンも、じっくりと考えた末に、ザ・ワンと合流する可能性があるわけです。もちろん相棒のサンシャインを葬った輩の大将ですので、そこら辺の難しさはありますけどね。
厳しいロビンマスク
そして一番近寄りがたいオーラを発散しているのがロビンマスクです。
彼はバベルの塔の入塔前、入塔直後と、他のリアル・ディールズと相容れない態度をとってきました。
そしてランペイジマンとの激闘を経て、彼からザ・ワンの素晴らしさについてプレゼンを受けています。つまりまだ見ぬザ・ワンの思想に興味がある状態なわけです。
また、そもそも論でロビンはザ・マンとの接点が皆無です。ストロング・ザ・武道としての彼ともタイミングのズレで面識がないし、彼がグランドキャニオンから復帰する頃には死亡してしまいました。
つまりロビンにとって天界の二巨頭であるザ・マンとザ・ワンは、プレーンな状態でそのキャラクターを品定めすることができるわけです。

これが他のリアル・ディールズと比べると、実はとても稀有な状態であることに気づかされるとともに、ロビンの今後の動きにとても注目が集まるわけなんですね。
ほぼ初見の両巨頭の演説を聞いたロビンが、はたしてどちらの側につくのか。以前にも書いた通り、ザ・ワンにつくことは確率的にはかなり高いと思われます。
厳しいウォーズマン
ウォーズマンについては、ロビンの近寄りがたいオーラに気を遣っちゃっている感じですね。

し、師匠、ちょっと怖いっす
みたいな(苦笑)。
このあたり、ロビンがまったくもって大人の態度をとれていない点が際立っちゃって、年長者としてどうなのかな…なんて苦言を呈してしまいそうですね。
もちろん、先の大戦で

次の正義超人のリーダーはお前だ!
と指名した後なので、もうウォーズマン一個人として彼を認め、もはや弟子扱いしていない、という応対なのかもしれません。
さらにいうと、正義超人のリーダーはもう退任したから

残りの時間は好きなようにやらせてもらう
という、隠居後のお父さんのような意思表示(笑)なのかもしれませんね。
もちろんウォーズマンも、ロビンの圧力だけで深刻な態度をとっているわけではなく、オニキスマンとの闘いで、超神にできない維新を託された部分があるからこそ、そんな態度になっているとも言えるでしょう。
嗚呼、バッファローマン
このように重苦しい空気の中、話題が

バッファローマンはどうした
という素朴な疑問におよび、それに対してスグルが

ヤツならどんな相手でも勝利して、ここに上がってくるに決まっとるわい!
と無邪気に言い放ったセリフが、前回の有様を知っている我々にとってはとても痛々しい…。
超神に認められてこのフロアに集結した割には雰囲気が暗く、一人は死亡、もう一人は敵に弟子入りというこの状況は、リアル・ディールズのその後の空中分解をとてもにおわせる、かなり不穏な空気だと言わざるを得ませんねぇ~。
危機の正体
そんな暗い雰囲気を違う方向に向かわせたのが、ネプチューンマン&ジェロニモの“足元モフモフコンビ(笑)”。

あの天界の景色を見たか
と、ず~~~~っと我々が気になっていた光景を、とうとう御開帳してくれるように誘ってくれました。そして我々の網膜になってくれるのは…まだ初見のスグルです。
そして興味本位で窓際に来たスグルに対し、

オラもビックリしただ。
なんでここにあんなものがあるのか
と口走るジェロニモ。…あんなもの? あんなものとは…何でしょうか?

ゲェェェェェ~ッ!
て、天界の中心とおぼしき山にどデカいアポロン・ウィンドウが出現し、まるでブラックホールのように周りの自然や街を吸引し続けている…!!
これ…天界は消滅に向かって真っ最中って事態ですよね? この対応に調和の神をはじめとする超人の神々は右往左往している、ということなのでしょう。
ではなぜこのようなことが起きているのか? アポロン・ウィンドウという形状を見て、すぐにスグルがネプチューンマンに問いただす気持ちはわかります。
アポロン・ウィンドウといったら、あなたたちのフィールドでしょうと。
しかしその問いに対するネプチューンマンの答えは

皆目見当がつかん
というポンコツ回答(苦笑)。自らが知っているアポロン・ウィンドウとは、まるで別次元のものだというのです。
そんな中、口を開いたのが終始厳しいたたずまいを感じさせていたロビンです。

なるほど。
ランペイジマンが言っていたひずみとはそういうことか
と口にすると

超人の存在そのものが、この世のエネルギーの在り方に大きなひずみをもたらしているらしい

おそらくあのおぞましい巨大な穴も、その影響だと推測できる
と、情報の共有をしてくれます。いくらご機嫌ナナメでも、さすがにここでダンマリはないですよね、超人博士!
そんなざわめきの中で登場したのが、超神対策本部長であるザ・マンです。

その認識で大体あっているよ
と、よく原理のわからないホログラム的な登場(笑)。そして

超人たちよ。
そこからの景色を目にしたお前たちには、もはや知る権利がある。
だから私から話そう
と、真相告白に向けて大きく舵を取って次回に続く、です。
当たらない予想、発動!
いや~、物語、大きく動いてきたな。次回明かされるであろう真相が待ち切れませんよ。ですので今回得た情報のみで、その真相を予想してみようではありませんか。
いや、それやらないと、わざわざこのブログを読みにきた意味ないですよね、奥さん(笑)! ではいつもの“当たらない予想”、いってみましょうか(笑)!
実はですね、今回のお話を読み進めて、いくつか気になる点が生じているんですよ。まずはそれを羅列してみますね。
- 生き残った超神、どこ消えた? 問題
- バッファローマンとはもう会えないの? 問題
- 天界、オメガの星と状況似てるってよ問題
- 超人パワーのひずみ問題
- 第三勢力って何者問題
この5つですね。今後の予想と直結するのは4番目と5番目の問題なのですが、まずは1~3問題にお付き合いください(笑)。
生き残った超神、どこ消えた? 問題
これね、気になるんですよ。最上階に導かれた超人たちは、総じて対戦した超神と共に“キランキラン”して最上階にワープしたわけです。
そう、一緒にキランキランしたのに、行き先が同じじゃないんです。となると、彼らはどこにキランキランしたのか(笑)。
私が記憶している限り、まだ生きていると思われる超神は
- ジ・イクスキューショナー
- リヴァイアサン
- オニキスマン
- ザ・バーザーカー
- ランペイジマン
- マグニフィセント
- ザ・ワン
の7名であり、ザ・ナチュラル以外の超神は全員健在だと認識しているんですよ。
ただキランキランと引き換えに自身の命を失う、という設定もあり得るため、予断を許さないところです。
私がなぜこれを問題視しているかというと

いや、魅力あるキャラがもう出てこないなんてもったいない!
という、単純な理由なんです。
だって今後の闘いにランペイジマンやオニキスマンが助太刀してくれたら、ちょっとたまらないじゃないですか。
ですので、彼らはキランキランした後、バベルの塔のどこかにある休憩室に集って、お茶でも飲んでいると信じたいんですよね(笑)。

バッファローマンとはもう会えないの? 問題
生き残っていると思われる超神が雲隠れしている流れで、ひょっとしたらもうザ・ワンもリアル・ディールズの目の前に立たない可能性があるかと。
となると、彼の弟子となったバッファローマンも彼に追従せざるを得ないから、結果リアル・ディールズとの再会はできないのかもしれません。
とはいえ、ザ・ワンは今後も天界の指導者としての役割があるので、彼だけはリアル・ディールズの前に現れて、その偽らざる心境を語る機会がないとは言えないでしょう。
そしてそのタイミングでバッファローマンが彼らと再会するチャンスがあるかもしれませんが、バッファローマン自身、まだ他のメンバーにあわす顔がないために、例え調和の神がそれを促したとしても

いや、ちょっと…
と断りそうだなあと(苦笑)。
つまりどちらに転んだとしても、バッファローマンがリアル・ディールズと近々に再会する可能性は低いような気がしちゃってます。

天界、オメガの星と状況似てるってよ問題
今回のアポロン・ウィンドウショックを見て即座に感じたのは、

状況がオメガの星と同じじゃん…
という感想です。
オメガの星は、星の崩壊に直面している。そして天界はその領域を異次元に吸い込まれている。つまり“居住区が消滅の危機に瀕している”という点では、両者はまったくもって同じ立ち場なんですよ。
ですので、この調和の神シリーズのプロローグともいえる『オメガケンタウリの六鎗客編』において、オメガの六鎗客の

オメガの星を救う力を地球で手に入れる!
という戦闘理由と、ザ・ワンたち超神の

天界にひずみをもたらす超人を殲滅する
という戦闘理由が、オーバーラップしてしまったんですよね。それはまさに

桐島、部活やめるってよ
問題ならぬ

天界、オメガの星と状況似てるってよ
問題が勃発している状態なわけです(笑)。
そして神々が天界の危機を解決するための人工として、やはり星の危機を救うために地球にやってきたアリステラたちを利用し、超人殲滅を阻止するザ・マンの首を狙ったところに、

危機のマトリョーシカ状態…!!
を感じずにはいられません(苦笑)。
超人パワーのひずみ問題
そして今後の問題の核となるべきこの問題について考えてみたいと思います。そしてこの問題を考えることこそが、次回以降の予想になるかと思われます。
これについてはランペイジマンがロビンに語ったことが大きなヒントとなることは間違いがないです。ちょっとおさらいしてみましょう。

世界のエネルギーの総量は決まっているのだ

超人パワーの偏った増大が、宇宙をいびつにしているから困っているんだよ
これですね。ポイントは
という点でしょうか。
そしてその総量を超える、もしくは配分が特定のものに偏り過ぎた場合に、それを調整するものとして、あのアポロン・ウィンドウが生じるのかもしれません。
そのルールの中において、成長する超人パワー(超人強度)はその総量を圧迫する危険なエネルギーとなり得るわけです。
例えるならば、ハードディスクレコーダーでしょうか。レコーダーは容量が決まっています。2TBとか4TBとか。
仮にこのレコーダーの容量が2TB、機器の特徴として容量を超えそうになると、古い録画から自動消去する機能があるとします。つまり
- エネルギーの総量…2TB
- アポロン・ウィンドウ…自動消去機能
というわけです。
おそらく今までは1.5TBくらいでこの宇宙が回っていたのでしょう。常に0.5TBのバッファがある状態で、宇宙の均衡が保たれていたわけです。

しかし昨今、超人たちがやたらとパワーを増大させる傾向が出てきたわけです。ええ、火事場のクソ力をはじめとするエクストラパワー、そして友情パワーです。
最大容量という仕様など知らない彼らは思いのままに力をつけ、当然のようにバッファの0.5TBをあっという間に食い尽くしてしまったわけです。
そしてとうとう機器の自動消去機能が作動開始です。自動消去機能は無慈悲に古いデータ(エネルギー)からどんどん消去していきます。
そして宇宙で一番古いデータは何かというと…創造主たちが住む天界なわけです。そう、まずはじめに消えていくのは天界なんですね。
この機能を止めるには、容量をまた2TB以下にしなければいけない。となると、神々がとる手立ては当然…

超人のデータを任意で消去しよう
となるわけです。道理ですよね。だって皆さん、レコーダーの番組消去、やってるでしょ(笑)? 一緒です。
そしてザ・ワンは、2TB中、1TB以上を占めてきた超人というコンテンツを、一度全消去することを企てたわけです。それが今回の超人殲滅作戦、いわゆるカピラリア殲滅作戦です。
このカピラリア殲滅作戦は、過去に一度ふるわれています。そう、ザ・マンが完璧超人始祖だけを囲って逃がした時です。
ただこの時のカピラリア殲滅作戦というのは、今回未遂に終わった作戦とは、その目的が違うように思います。
前回のカピラリア殲滅作戦は、アポロン・ウィンドウによる天界消滅危機はまだ起きておらず、単に

超人、悪さばかりだな。
消しちまおう
という理由が大きかったのではないのかなと。言うなれば

またパパったら、エッチな番組録って!
子どもに悪影響だから消しちゃおう!
と、奥さんが有害コンテンツを消したことに近いのかな、と(笑)。ただそこで旦那たるザ・マンが

ちょっとママ、待って!
これとこれは芸術性が高い官能映画だから許して!
と、録画コンテンツにロックをかけて逃がしたのが、完璧超人始祖だったのではないでしょうか…ってオレは何を書いているんだ(汗)。

でもって、今回のカピラリア殲滅未遂は、自分たち(天界)にも実害が及ぶ危機となってしまったので、前回の実行よりもより切実な

超人、完全にガンだ。
消しちまおう
だったのではないでしょうか。
しかしその作業をまたもやザ・マンが食い止めるわけです。その理由が

超人のパワー増大は問題だが、彼らにはエネルギーの総量問題を根本的に解決する可能性がある…!
であり、つまりは

パパのエロコンテンツの容量圧迫は問題だが、パパはそれを増やしつつ、最大容量以内に収める奥の手がある…!
というもので(?)、ザ・ワンもその意見に少しばかり希望を見出し、その見極めを行ったのが今回の“バベルの塔の試練”だったのではないでしょうか…いや、アキラさん、エロコンテンツの例え、必要(笑)?
そして一連の試練が終了し、ザ・ワンの出した結論が…

…エロコンテンツを増やしつつ、パパの奥の手にかけよう!
となったのが前回までのお話なんですね…ってだからさあ、アキラさん! ザ・ワンに言わせんなよ、それ(苦笑)!
問題はその“エネルギー総量問題の根本的解決”ですよ。上記例えをそのまま使うのであれば、思いつく解決方法は
もしくは
しかないと考えております。つまり

超人パワーをzip化するか、5倍速保存(笑)するか
といったイメージでしょうか。
まあ5倍速保存はハリボテの超人が出来上がりそうなので(笑)あまり解決策にはならなそうですが、パワーの圧縮はあるのかもしれません。
これを書いていて気づくのが

スグルってもうそれやってるじゃん。
普段は95万パワーに圧縮、開放して7000万パワーだし。
ということなんですよ。そうなんです、スグルってすでに超人強度のzip化、やっちゃってるんです。
ただスグルにとってはナチュラルなこの行為が、普通の超人、および超神にとっては革命的なことなのかもしれません。それこそ

なんであんな器用なことができるの!?
みたいな(笑)。
おそらく1億級の超人強度を持つ彼らからしたら

いやいやいや、9999万パワーを100万パワーに圧縮して普段を過ごすなんて…これ…ちょっと…できないな
という仰天技術なのかもしれません(笑)。
ただこの技術が汎用化され、例えば
- オメガマン兄弟(潜在8600万P→日常100万P)
- マンモスマン(潜在7800万P→日常100万P)
- ネメシス(潜在6800万P→日常100万P)
- カニベース(潜在2P→日常1P)
という世界が構築できるならば、エネルギーの総量問題は解決するのではないでしょうか…え? 一人、圧縮する必要のない例が出てる? ウソ(笑)?
第三勢力って何者問題
すっかり長くなりましたが、最後に第三勢力の正体について予想したいと思います。
私は第三勢力の正体を
だと予想しています。
我々が見ているスグルたちの宇宙とは別に、並行して存在する宇宙、つまり“マルチバース”の世界があるのではないかと。
そしてザ・マンが放ったネジケン調査団は、その別宇宙から攻め込んできた刺客にのされたのだと思うのです。
ではなぜ別の宇宙がスグルたちの宇宙に攻め込んできているのか。それは…
からだと予想しています。
そう、第三勢力はこちら側と同じ問題を抱えており、その解決方法を
という武闘派行為に求めたのではないかと。
つまり容量2TBのハードディスクレコーダー(宇宙)が2つあり、片方(第三勢力の宇宙)が満杯になってきたので、片方(スグルの宇宙)から1TBを奪い、3TBにしようとしているわけです。

ですので、あのアポロン・ウィンドウはデータの自動消去機能ではなく、もう一方の宇宙が悪意をもって開けた、エネルギーの流入口なのかもしれません。
それにいち早く気づいたザ・マンは、ネジケン調査団を偵察に出したのではないでしょうか。
そう考えると、私の現状予想は以下の3パターンに集約されます。
- エネルギーの自動消去機能が働いている
- 他宇宙がエネルギーを奪いに来ている
- エネルギーの自動消去機能が働きかつ、他宇宙がエネルギーを奪いに来ている
こんな感じです。そしておそらくは一番ドラマチックな3が真相なのではないかと。
…と、いかにも予想が当たっているかのような書き方をしている、外れる予想でした(苦笑)。皆さんはどうお考えになられますか?
その他気になった点
その他気になった点は
- ボールのようにビシバシと叩かれるミート(笑)。
- 窓と呼ぶにはデカすぎるバベルの塔の窓(笑)。
- 一瞬「…窓? どこに?」と、ネプに突っこんでしまった…(苦笑)。
- ちょっとジョジョっぽい「ゴゴゴゴ」。
- 「さぞかし綺麗な景色なのだろう」と、教科書通りのフリを口にするスグル。
- そんな基礎が大事だとよくわかってらっしゃる(笑)。
- 天界は古代ギリシャチック。
- コロシアムとタワーが確認できる。
- これで全部だとすると、かなり面積は狭い天界。
- 久々のネプキンの勇姿。
- ひずみの説明をするロビンの仮面もかなりひずんでいる。
- バラクーダが正体を明かした時くらいひずんでいる。
- 個人的にはひずんでいた方が好きなデザイン(笑)。
- ザ・マンのホログラム技術も、サイコマンの発明(笑)?
- ザ・マンをちゃんづけして呼ぶ、スグルの度胸のよさ。グロロの大将、も好き(笑)。
こんなところですかね。大きく物語が転換しそうな次回、待ち切れませんね。そんな方はあらためて調和の神編を復習してみてはいかがでしょうか。
超人批評の最新版を読みたい方は、こちらのケビンマスクーその3もどうぞ。ケビンマスクの陰りあるパーソナリティについて言及しております。
先日Twitter上で行われた、スグルシリーズ連載800回お絵描き大会のメイキングはこちらになります。動画制作の七転八倒をお楽しみくださいませ(笑)。
そして最新刊『キン肉マン81巻』、豪華ムック『キン肉マンジャンプVol.4』『キン肉マン四次元殺法殺人事件』が好評発売中です。まだご購入されていない方はぜひ! ではまた。




コメント
初めまして。
素晴らしい考察ですね。
楽しく読ませていただきました!
柱間さん、こんにちは。
お読みいただきありがとうございました。
本作が楽しいので、自然と感想も楽しくなります。もしよろしければ、また遊びにきてくださいね!
感想&考察、お疲れ様です。
超人パワーのバランス問題、ハード容量の例え、思いっきり笑わせて貰いましたw
しかし、今回の問題、実に「調和」の神の為の爆弾案件というかw
これ絶対に貴方の案件だよな、と同僚の神々に言われるザ・ワンの姿が目に浮かびます。
そう考えると、残虐な神とか担当範囲が狭そうで楽してそうな神様です。
アキラさんも考察された通り、超人殲滅派から活用派にシフトチェンジした、ザ・ワンですが、ザ・マン派と協調路線を取るのか、それとも相容れない方法論で行くのか。
バッファマン、ロビンに続いてアシュラマンも揺れて、今後の動向に益々目が離せませんね。
奥多摩さん、こんにちは。
ハードディスクレコーダーで笑っていただき嬉しいです(笑)。そうなんですよね、コンテンツのバランス管理、容量管理って、奥多摩さんがおっしゃる通り、調和の神のお仕事にピッタリ…(笑)。奥多摩さんのおかげで気づけました。ありがとうございます。
そうか、彼の調和はこの調和だったのか…(笑)。
ネプチューンマンのポンコツ発言扱いはウケましたね。知っていたら知っていたで「何でそれを先に言わんのだ!」とでも言われそうですが。
ところでウォーズマンが意外と元気なことにちょっと驚いたんですが、アキラさんはそう思われませんでしたか?何せ両腕を肩から折られ1億スクリュードライバーで立つことすら出来ない状態でしたし。
式部省さん、こんにちは。
ネプのポンコツ表記は個人的に気に入っていたので、反応していただけて嬉しいです(笑)。
そしてゴメンなさい、ウォーズマンのダメージ程度は、とっくに頭の中からデリートされちゃってました。そうですよね、大ダメージでしたよね、彼(苦笑)。
あれかな? キランキランはある程度の体力回復もしてくれるのかな?