お酒が嫌いです。

オレ流雑感
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 …あんまり飲めないんだよね。体質というか、遺伝というか、完全な下戸ってわけじゃないんだけど、苦手だなあ。

 お酒が好きな人っていうのは、お酒を飲むことによって楽しい気分になったり、気持ちよくなったり、または純粋にその味が好きだったりと、要はプラスの効果があるから好きなんだと思うんですよ。

 でも私の場合、お酒の効果は吐き気だったり、頭痛だったり、眠気だったりすることがとっても多いわけです。つまりマイナスの効果ばっかりなんだよなあ。眠気はまだいいんだけど、吐き気と頭痛はかなりいやなわけです。

 ほら、ゲロ吐くのってとんでもなくエネルギーつかうじゃないですか。できればゲロって、一生のうちでなるべく10回以内に抑えたくないですか(10回の数値根拠は特にありませんが)?

 では実際私がどのくらいの酒量ならいけるかというと、

  • ビールならがんばれば中ジョッキ1杯。
  • 理想はコップ1杯で十分。
  • 日本酒はほとんどダメ。おちょこ1杯もきびしい。
  • サワー系もジョッキ1杯がいいとこかなあ。
  • カクテル系は2~3杯はいけるかも…。

とまあ、こんな体たらくです。

 あとねえ、味覚的にもピンとこないんですよ。ビールなんて最初の1杯はなんとなくうまいと思うんだけど、それ以降は苦いだけ。

 日本酒もおいしいとは思えないし、サワーは焼酎の量にもよるけど、濃いのはもうだめ。どっちかっていうと、カクテル系の、口当たりのよいやつ? ジュース感覚のやつ。これならまだなんとかってカンジ。

 でもこれって味覚で騙されてるだけで、調子こいてグビグビいくと、やっぱり吐き気&頭痛地獄。残るはウイスキーなんだけど、意外なことにこれが一番親和性があるかもしれません。まあうっすいヤツ限定ですけどね(苦笑)。

 こんな感じなので、自らお酒を摂取するというマインドにならないんですよね。

 4~5年前なんだけど、会社の上司とちょっと飲んだんですよ。

 そのときなんて、ビール中ジョッキ1杯と、ウーロンハイジョッキ1杯しか飲んでないのに、帰りの地下鉄の電車の中で立ちくらみのようにぶっ倒れ、池袋のホームで電車のドアが開いた瞬間に嘔吐。

 片足ゲロまみれで難渋し、乗り換えた電車の中でもぶっ倒れた。

 こんなことは一生でこの時限りだけど、確実にこの日以降、より酒量をセーブするようになりましたね。でもこれ以上セーブしたら、飲む分量ないでしょって感じですよ、実際(笑)。

 余談ですが、私の大学の先輩の大辻(仮名)さんは、某大手酒造メーカーでバリバリ営業していたのですが、そのあまりにすごい“飲みニケーション営業”のため肝臓がボロボロになり、20代にして内臓年齢80代という、とんでもない快挙をなしとげたらしいです。

 退職後は内蔵年齢も多少若返ったらしいのでよかったのですが…いやー死んでるでしょうね、私だったら間違いなく。

 でもね、ホントはめちゃくちゃうらやましいんですよ、お酒をおいしそ~に飲む人って。すごく幸せそうですもんね。なんか人生の楽しみを一つ失っているような気がしますよ。

 でもいいんだ。だって私、しらふで踊れるもん。

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