『キン肉マン』530話では、ロビンマスクの“KY無双”が試合の空気そのものを焼き尽くす。
弟子を称賛しながら、なぜここまで炎上するのか。
その言動は“天然”なのか、それとも計算された“意図”なのか――。
ウォーズマンをめぐる想いが交錯する中、ロビンはあえてペシミマンの怒りに薪をくべ続ける。その振る舞いは、師匠としての矜持か、それともエゴイズムの暴走か。
しかし視点を広げれば、この闘いにはもう一つの顔が見えてくる。
“友の尊厳”を背負うペシミマンと、“宇宙規模の大義”を担うロビン。ミクロとマクロ、二つの正義が激突する構造だ。
なぜロビンは空気を読まないのか。
その“ズレ”は致命的欠陥か、それとも勝利への布石か。
本記事では、ロビンの炎上言動を起点に、「天然か?意図的か?」問題を再検証。さらにミクロ/マクロの大義比較から、この試合の本質と今後の展開を徹底考察していきます。
今週の注目ポイント
この記事にはキン肉マン週プレ最新話530(2026年4月27日配信分)の感想が記載されています。つまりネタバレ確実なため、十分ご注意ください。
また、著作権保護の見地から
①Webサービス版
②紙媒体
等でオリジナルの作品を事前に読むことを強くお勧めいたします。
最新話はこちら↓のリンクから!!

お忙しい方、文章を読むのがめんどい方は、今回のテキストを編集した動画↓からもお楽しみいただけます。ではいってみましょう!
今週のキン肉マン第530話「超人師弟コンビの未来!!」感想と考察
前回までのあらすじ
ロビンマスクvsペシミマンのエクストラマッチは、生死を問わない完全KO決着のみという「ファイナルスタンディングデュエルマッチ」で行なわれることに! 早速ロビンマスクがあいさつ代わりの投げっぱなしフロントスープレックスを放つと、ペシミマンもファイヤーバードガンスリンガーで即座に反撃!!
するとロビンマスクは、ペシミマンのパワーと実力を認めながらも、それだけでは自分を倒せることにはならないと、荒々しくペシミマンの顔面に張った――!! 前回の感想は☞https://oreryu.site/kinnikuman15-116/
天然か?意図的か?―ロビンにまつわる重大な問題
ペシミマンが言い放った

ウォーズマンの代わりにお前にトドメを刺してやるぜ!
という制裁宣言に対して

上等だ!
と、まるで権威的教師が不良生徒を体罰指導するかのような“平手打ち”で、試合をテクニカルなものからラフファイトへとスイッチしたロビンマスク。
その“貴公子”から“鬼公子”への移行は、単にペシミマンの執拗な反骨心に対する苛立ちからなのか。それとも彼をわざと怒らせることで達成できる、知られざる目的があるのか。
私は前回、ラフファイトの中で彼が一瞬見せた

フフフ…
という笑みに着目し、後者のスタンスではないかとの予想をしました。
なぜならば、ペシミマンの“怒りの源泉”が“ウォーズマンに対する友情”であることを、ロビンは彼に気づかせようとしているのではないかと思ったからです。

そのような仮説を立てたため、今回の話はそれに対する検証という視点で読み進めています。さあ、はたしてロビンの真意はどこにあるのか…彼の
天然か? 意図的か? 問題
を、いっしょに読み解いていきましょう。
弟子への称賛―ロビンの師匠としての自負
平手打ちの連打を浴びたペシミマンは

上等…だと?
と、ロビンの買い言葉に対して明らかな不満の感情を見せます。
しかしそんなことなどお構いもなく

今やウォーズマンは成長した

それこそ当時の私の期待を大きく超えるほどに大成長を遂げたと言っていい!
と、弟子への称賛を逐一叫びながら、次々に平手打ちを放っていくロビンマスク。これらの称賛の裏には

内情を深く知らないくせに、オレが弟子をオモチャにしたとか決めつけんな
という不満も見え隠れします。要は

オモチャ扱いされた奴が、こんなに成長するわけないだろ
と言いたいんですね。侮辱するなと。
いや、彼がそう主張したい気持ちもわかります。でも…

オレは立派に弟子を育て上げた。
それも最高のレベルでだ
と、弟子を称賛しているようでいて、実は自画自賛しているようにも聞こえちゃうんですよね。ちょっとロビンの“KYバイアス”が効きすぎているのかもしれませんけど(苦笑)。
師匠失格の烙印―ロビンとザ・マンとの違い
ただ仰天したのが、次にロビンが発した言葉ですよ。これ、今回の最重要点かもしれません。ちょっと聞いてみましょう。

そして私はヤツと出会った頃からずっとこうも思っていた

いつか私が真にウォーズマンの大成を認めることができた時には

師弟という縛りを取り払い、ウォーズマンと真剣に闘ってみたい!

そして圧倒的な勝利を収めてやろうではないかーっ!
どうですか。もうこれを見た瞬間

ゲェェェーッ!?
ですよね。ロビン、あんたそんなこと考えていたの? って。
もちろんこの師弟対決構想自体は問題ないんです。相手が弟子であろうとも、一超人としてその技量を競い合ってみたい。それは“闘い人”としての本能でもあるでしょう。そして正義超人には『超人オリンピック』という、そのための舞台もあるわけですし。
ただ問題は次の一言ですよ。

そして圧倒的な勝利を収めてやろうではないかーっ!
…この人、後進に道を譲る気、微塵もない。それどころか

オレ様が常にナンバーワンだ!
という“自己中思想”が強すぎる。その“いつまでも主役じゃないと気が済まない”という我の強さは、およそ“師匠としてのあるべき姿”からはかけ離れているように思えるんです。
これ、同じ師匠でも悪魔将軍ことゴールドマンの師匠であるザ・マンの考え方と比較すると、明白なんですよ。ザ・マンの考え方というのは

師匠を超えることが弟子の務め
であり、裏を返せば

弟子に超えられるよう育てることが師匠の務め
となるわけです。つまりゴールは“敗北すること”なんです。そして実際にゴールドマン(弟子)はザ・マン(師匠)を破り、彼はその敗北を喜んで受け入れたのです。
しかしどうでしょう、ロビンのゴールに“敗北”はないんです。どんなに弟子が成長しようが、

最後に勝つのはオレ
思想なんですね。これだとどうしても彼のエゴイズムが強調されてしまいます。まるで80歳を超えても頑なに息子に王位を譲らない、権勢欲にまみれた王様みたいに見えちゃうんですよ。
そんな彼の言動は、多くの読者が

師匠失格
という烙印を彼に押さざるを得ない状況にしているし、

そういうとこだぞ、ロビン!
と、炎上しちゃう部分だと思うんですよね。
正直これを見る限り、ロビンの言動が“意図的”かどうかは怪しくなってきました。だってめっちゃ“天然”っぽいじゃないですか。もう頼むよロビン、って感じです(汗)。

ロビン流会話術―ペースは崩すな
そんなロビンの自分勝手な夢シナリオを聞かされたペシミマンには、どうやら我々と同じような不快感が生まれたようです。
もはや彼の公式怒り表現となった“眼の発光”を生じさせるや、ガシィっとロビンのビンタを、まるで真剣白刃取りのように両手で挟んでカット。そして

どこまでクソ野郎なんだよ!?
と、怒りの鉄拳制裁です。その強烈な拳を受けて、思わず片膝をつくロビン。いや、これは…ペシミマンが正しいよ。彼はこう言いたいわけじゃないですか。

お前は弟子をかわいがっているように見せて、結局は自分を一番かわいがっている
と。自分の利益のために彼を利用しているにすぎないと。
そんな外面のよさでコーティングされた彼のエゴイズムに対し、吐き気をもよおすほどの嫌悪感を抱いているわけです。
ではロビンはペシミマンの激しい苛立ちに対し、どう反応したのか。これがまた、我々の予想を遥かに凌いでいたんですよ。
なんと彼は、鉄拳制裁に込めたペシミマンの激情をスルーしたんです。スルーしたうえで、また先ほどの続きを語り始める…会話がまったくもって成立していないんですよ。
まるで彼はいたずらがバレて先生に

廊下に立ってなさい!
と怒られたのに、

バナナはおやつに入りますか?
と、先ほどのホームルームでとりあげた遠足の質問をしれっと続けた生徒なんです。もうね、強メンタルすぎるんですよ(苦笑)。
このように、彼は自分のペースを絶対に崩さないんです。そんな独りよがりなコミュニケーション作法にも、彼の“自己中”キャラが存分に表れており、相手をナチュラルにイラつかせているんですね。
そしてこれこそが、“ロビン戦法”ならぬ“ロビン流会話術”なのかもしれません。

ロビン流会話術№1、話のペースを崩すな
なんて(苦笑)。

なぜ林間学校は廃止されたのか―ロビンの大炎上顛末記
そしてロビンが一方的に続けた話の続きこそが、ペシミマンの怒りの炎に新たな薪をぶち込むことになります。しかもその薪は、程よく乾燥した質の良すぎる薪でした。ではそれを投入するさまを見てみましょう。

だがペシミマンよ、あろうことかお前は私がついに認めたウォーズマンに勝利した

ハッハハハ、面白いじゃないか。
ならばこの試合、私はお前をウォーズマンだと思って相手してやる

師の貫録を…徹底的に見せつけながらな!
どうですか。激しく燃え盛るでしょう? これ、林間学校のキャンプファイヤーだったら、燃えすぎて大事故ですよ。来年から林間学校が廃止されるレベルの(苦笑)。
これをね、彼はサラリとやってのけたんです。おそらくほとんどの読者は唖然としたんじゃないかな。

ではなぜ林間学校は廃止(笑)になったのか。改めてポイントを整理すると
- ハッハハハ、面白いじゃないか
- お前をウォーズマンだと思って
- 相手してやる
- 見せつけてやる
となるでしょうか。
1は今そこにある空気感を、まったく理解していないですよね。葬式で悲しんでいる親族を前に、出されたお茶を見て

ハッハハハ、茶柱が立っている。実に愉快
と、カラカラ笑うようなもんです。しかも仁王立ちで腰に手をあてて…失礼極まりないです。
2は薪の中でも一番悪質で、ウォーズマンの尊厳を傷つけています。まず彼の思考は

成長したウォーズマンと闘って勝ちたい

でもそれって、ウォーズマンに勝ったキミに勝てば同じことだよね
と、極めて短絡的に見えます。このまるで

ファミコンを買いに行ったけど、PCエンジンが売っていたからそっちを買っちゃった、エヘ
といったノリの無神経な代償行為は、真摯な任天堂(ウォーズマン)ファンからは

その程度のこだわりだったんだ
という反感を買うこと請け合いなのです。

もちろんロビンにそんな悪意はないのかもしれません。でも迂闊なんです。そのような誤解を迂闊に招く感性こそが、彼のKYっぷりを助長し、評判を押し下げているように感じます。
そしてこの迂闊さの源は

オレ様が常にナンバーワンだ!
という願望を、ただ実現したいだけだから。そのためには周りへの配慮など二の次。そこに彼のエゴイズムがクッキリと現れているんです。そしてこの
無神経な代償行為×エゴイズム
という組み合わせこそが、とんでもなくウォーズマンの尊厳を傷つけているんですよね。
3と4はもう…定番になりつつある“上から目線”の極致です。ペシミマンからすれば

お前は何様なんだ
と。これらの言葉を自然にアウトプットするように脳のネットワークが構築されているのならば、もはや重度欠陥と言わざるを得ません。
これらのやりとりを見ていると、

やはりロビンは天然なのか!?
という疑念が強くなってしまいますね。せっかく前回

ロビンは意図的にKYを演じているのでは…?
というところまで漕ぎつけたのに…ホント、頼むよロビン!
大義はどちらにある?―ペシミマンとロビンの大義
そんな衝撃的なロビンの言動を受けて、ペシミマンはどう反応したのか。彼はテンガロンハットに右手を添えると

なんなんだよ…オレを哀れだと説教たれやがったくせに
と、先の闘いでウォーズマンから言われたことを反芻。
そして左拳を力強く握りしめてリングサイドで横たわるウォーズマンの方を向くと

ウォーズマンよぉ…お前が一番哀れじゃねえか!
と咆哮。そこには友の尊厳を傷つけられたことに対する激しい怒りが、たしかに存在していました。

さらには

こんなクソ野郎なんぞありがたがってよぉーっ
とロビンを指差し、彼を師として仰ぐ価値などないと断言。そのままカポエイラのような逆立ち回転脚たる『シェリフソバット』でロビンを蹴りつけると、

上等はテメェだ!

やれるものならやってみな、惨めなほどの返り討ちにしてやるぜ!
と、その激情をたたきつけるペシミマン。
…どんな闘いにも大義名分ってあるじゃないですか。その主張がどれだけ腑に落ちるかによって、人は“どちらが正しいか”を判断するわけです。
そして今現在大義があるのは…ペシミマンと言わざるを得ません。なぜならば
ロビン:己の利益(欲望)のために闘う
ペシミマン:友の尊厳のために闘う
という構図だからです。ゆえに多くの方がペシミマンの方に感情移入しているであろうことは、想像に難くありません。
いや、ここまで両者の思想に差をつけるとは思わなかったですね。

やるなら徹底的に
というゆで先生の方針が、本当に色濃く出ていると感じます。
(再考)天然か?意図的か?問題―ゆで先生の思惑を読む
そんな怒りに震えるペシミマンは、両手のファイヤーバードを使ったスケールの大きい仕掛けの両膝蹴りである『カウボーイジェットスタンプ』をロビンの顔面に炸裂させます。
そしてダウンしかけるロビンの角をむんずとつかんで

ウォーズマンの師匠さんよ、そう簡単にオネンネされてしまっちゃ困るってもんだ
とそれを阻止すると、

アイツならここからこういったろう
とつぶやき、ロビンを強引にブリッジさせてその両脇に自分の足を挟み込み、相手の両腕を極める

バウンティハンター・パロ
という、パロ・スペシャルからヒントを得たようなチキンウイング系の変形技を繰り出して次回に続く、です。
さあ、どうやら怒髪天を突いたペシミマンの、仕置きタイムが始まったようです。ロープの弾力を使った膝蹴りといい、難解な関節技といい、怒涛のラッシュです。しかも大義名分がペシミマンにあるので、そのお仕置きが全部カタルシスにつながるんですよ。
また、最後に繰り出した技がペシミマン版の『パロ・スペシャル』であることは明白で、

アイツならここからこういったろう
というセリフからも、彼がウォーズマンになりかわってロビンを制裁しようとしている意思が、痛いほど伝わってくるんです。そして…そこもまた大きな共感を呼ぶところで。

こうなるともう、この試合のロビンは“憎むべき敵キャラ”で確定なのでしょうか。
ロビン:己の利益(欲望)のために闘う
ペシミマン:友の尊厳のために闘う
…うん、確定!…って、いやいや、ちょっと待ってください(苦笑)。私が気になるのは、この大義名分比較ってこの試合においての限定的なもので、いわば“ミクロ視点での大義名分”なのは否めない点なんですよ。
何が言いたいのかというと、局地的な感情に左右されることなく、もっと俯瞰した二人の大義名分、つまり“マクロ視点での大義名分”を忘れてはならない、ということなんです。要は
刻の神vsワンマンズ
という、このシリーズの根本対立です。それに基づく両者の“マクロ視点での大義名分”は
ロビン:宇宙の崩壊を企てる敵を殲滅する
ペシミマン:宇宙の崩壊へ実力行使する
であり、敵はどう転んでもペシミマンなんですよ。この視点においては、ロビンの大義は揺るぎないんです。
となると、一連のロビンの“KY言動”が、マクロ視点での大義を達成するための方便である可能性は、どうしても捨てきれないわけです。つまり私が冒頭に書いた
天然か? 意図的か? 問題
については、

まだ結論を出せない
ということになります。これだけロビンがKY無双をしても、です。
では作品構造視点でのメタ的な推測にも踏み込んでみましょう。これはもうゆで先生がどうお考えになっているか、ですよね。
ゆで先生は意図的にロビンを悪役にしています。それはもう間違いがないと思います。ロビンの言動に対してペシミマンが怒るという描写をしているのが、その証拠ですから。
ただゆで先生は意図的だとしても、“ロビンも意図的”とするかどうかは何ともわからない。ひょっとしたらゆで先生ですら、まだ決めかねている可能性だってあるのです。
そうなるともうお手上げです。だって試合が終わったときに、ロビンに

失礼な言動の数々、申し訳なかった
と言わせれば、その瞬間に“意図的(だった)”となっちゃうわけですからね。
逆に言えば、ゆで先生はどちらに転んでもよいように準備だけしているのかもしれません。そして読者の反応いかんで

天然だったことにしておこう

意図的だったことにしよう
と、自由に選択できる余地を残しているのかなと、そんな感じもしましたね。
師弟対決の現実味―夢想から設定へのジャンプアップ
最後に、ある可能性についての言及をしたいと思います。
今回ロビンの口から“師弟対決”が出たために、今後それが実現する目もあるのではないかと思い始めてきました。実はこの師弟対決については、前回のコメントで言及されている方が複数いらっしゃったんですよ。
それはこの試合でロビンが勝利した後に、今度はウォーズマンがペシミマンのためにロビンマスクと闘う、という展開です。
これを見た当初は、面白いけどさすがになあ…と思ったんです。でも今回、ロビン自身がその闘いへの願望を告白してしまった。そうなるともう、話は変わってくるじゃないですか。ファンの夢想が一気に作品の公式設定に組み込まれたわけですからね。
そして仮にこの師弟対決が実現し、ウォーズマンが勝利するならば
- 名実共に師匠超え達成
- この3人は全員1勝1敗で戦績イーブン
と、ひじょうにドラマチックな物語を描きつつ、三者のステイタスもフラットに維持できるのです。たしかに個人的には、ちょっと見てみたい展開ではありますね。

もちろん可能性としてはまだまだ低いとは思います。ただシャットダウンしたウォーズマンがいまだに現地で寝かされている理由を考えると、このような展開もある程度現実味を帯びてきたかな、と思いましたね。
第530話感想とまとめ
以上、今回の感想と考察をまとめると
といった感じとなるでしょうか。
そう考えると、今回はロビンの“KY無双”がすごすぎて、今まで積み上げてきた彼の真意考察がすべて吹き飛んでしまった、というのが正直なところです。まさに真意は神のみぞ…いや、ゆで先生のみぞ知る、という感じですかね(苦笑)。
そして今回は惜しくもピックアップできなかったポイントが、まだまだあります。それらについては一言雑感ですが、次の項をご参照ください!
第530話の小ネタ感想―気になったシーンピックアップ
その他気になった点は
- ロビンの想像するvsウォーズマンの舞台は、やはり超人オリンピックっぽい。
- リングサイドにひしめくキャラがいいなあ。チエの輪マン、オイルマン…あ、ガニアマスクもいる(笑)。
- ロビン、弟子をボコボコにされたこと、あんまり怒ってないよね(汗)。
- ペシミマン、いちいちウォーズマンに寄り添ってくれる(泣)。
- ペシミマンが持つ人気キャラへのターボチャージャーが性能良すぎる。
- シェリフ(保安官)にバウンティハンター(賞金稼ぎ)…ペシミマン、いろいろ経験してんのね(笑)。
- 『カウボーイジェットスタンプ』について、テリーマンが訴訟の準備を起こしているそうです(笑)。
こんなところでしょうか。
みなさんも今回感じたことやその後の展開予想などを、よかったらXやコメント欄に書いてくださいね!
お知らせ
超人批評のご案内
超人批評の最新作をご紹介します。今回は記念すべき超人批評100回突破シリーズとして、第1回の批評超人でピックアップしたウォーズマンの再批評を数回に分けてアップ。
そしてとうとう今回、ウォーズマン再批評が最終回を迎えました。今回は

ウォーズマンとは何者なのか
という、彼のアイデンティティの最深層に迫っていきます。

はたしてウォーズマンというキャラの根幹は何なのか。それについて、多くの事例と資料をふまえ、深々と考察をいたしました。
そしてありがたいことに、この批評は嶋田先生からも

深い考察ありがとう。
作者が涙してしまいました
という、ありがたいメッセージをいただいております。ご興味わいた方は、ぜひご一読くださいませ。
キン肉マン以外の雑文のご案内
キン肉マン以外でも興味深いコンテンツを探している方はこちら↓なんていかがでしょうか。

光栄の名作ゲーム『蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン』の思い出語りです。“オルド”という伝説的なシステムを採用したがために、全国の思春期男子学生たちが

お、お、お~~~~っ!
となってしまった(笑)タイトルを、その壮大さも含めて考察しております。あの当時の甘酸っぱい記憶を振り返りたい方はぜひどうぞ。
コミックスのご案内
そしてコミックスは2026年の4月3日に、最新刊の92巻が発売されました。実はこのコミックスでは

巻末の『ゆで問答』に、私・アキラの質問が採用されています!
これはもう購入待ったなし? でしょう(笑)。それではまた。

コメント
アキラさん、こんにちは。興味深く読ませていただきました。
私は今回の試合に限ってはペシミマンを応援したい派であり、ロビンは天然派でもあるのですが・・・
今回の内容にはロビンに怒るよりも、うっかり笑っちゃったんですよね。
はるか昔、キン肉マンと最初に戦った時のロビンが帰ってきたと。
「最終的に自分のエサとなる人材を育てる」というのは、グラップラー刃牙の範馬勇次郎に似たスタンスですが、おそらくロビンは違う。
ロビンは公的には正義超人のリーダーとして紳士的に振る舞うものの、私的にはプライドの高いエゴイストの側面がある。
ダメ超人時代のキン肉マンに一発やられてブチ切れたシーンなんかはその典型。
一方、ザ・マンにも似たような側面はあります。公的には「防衛戦力の整備に励む超人界の管理者」である一方で、私的には「弟子の成長を持って自分の成功とみなすコーチ」としての顔があります。
つまり、ロビンがザ・マンに劣るのではなく、
ザ・マンの場合は公の大義と私の願望が喧嘩せずに一致しているが、ロビンの場合は一致していないだけなのではないかと個人的には思います。
そして、ロビンはネメシス戦にてウォーズにリーダーの座を譲っている。
そのため、バベルの塔にて復帰して以降のロビンは「もうヒラなんだから、自分の願望をある程度、優先してもいいよね。ヒラとして現行のリーダーに挑戦してもいいよね」と無意識に思っているように見えます。
イヤな言い方をすれば、ロビンは「正義超人のリーダー」という看板を背負わせておかないと暴走する傾向があるという考えも成り立ちます(というか、2世タッグでキッドにチームリーダーを任せた時も暴走してたし)。
だから、基本的にはペシミマンを応援したい私としても「昔のロビンが帰ってきた!」と今回は嬉しくなってしまいました。
ガチのロビンファンには悪夢かもしれませんが、「紳士なんて言われているけど、ロビンはこういうことやっちゃうんだよなー」と納得しちゃいましたね
タロウさん、こんにちは。
私もロビンには“定年を過ぎて年金暮らしを好きに楽しむ初老”のにおいを感じていました。今まで自分を犠牲にしてきた分、好きなことを楽しんでやる、みたいな(苦笑)。
おっしゃるように、彼は“大きな役割”があることで、エゴイストたる部分を律する方向に意識が働くのかもしれませんね。
いつも感想、お疲れさまです
リングサイドの趣、同感です。何気にネプチューンマンがいるというコメントを見てもう一度見直したところ気になる点がいくつか
・いい笑顔で拳を振り上げて歓声を上げているカレクック
・ロビンともウォーズマンとも無関係の筈のビーンズマンらしき人影
そして何より、
・セコンドの位置どころかリングサイドですらないガヤの位置に立ってるガニア
あたりがどうしても気になってしまいました(笑)
それはそれとしてロビンの奇行士ぶりが絶好調過ぎる回www
この奇行が意図的なものか、極限の天然であるのかは判別がつきづらいですが、今回は少なくとも嶋田先生は意図的にヒールロビンを演出しているのは間違いないので、そういう意味では安心して見ていられます
八山さん、こんにちは。
あの想像のリングサイド、いいですよね(笑)。私もガニアが気になりすぎて。
そしてXでの私の「KY大爆発」的ポストに、嶋田先生が複数いいねをしてくださっているので、ご本人もそれを十分認識して描かれているのではないのかな、なんて感じています。
アキラさん、こんにちは!
私は個人的には徴発があまりにもあからさまであり、あえてペシミマンを怒らせるためにやっているのかな……と思えるので意図派ではあります。ただ、上のコメントでタロウさんが書かれているように、ロビンはそういうところもあるよね、というのにも納得はするんですよね。この人の空気の読めない言動、振る舞いの数々が「奇行子」という呼び名をもたらしたわけで、アリサさんとの結婚話の時に彼女の家に行った時もそうでした。
天然説にせよ意図説にせよ、ロビンの今後の言動には目が離せませんね!
たけFさん、こんにちは。
私もロビンはあえてそうしている…と思いたい派ですね。でないと本当に変な人になっちゃう…(汗)。
ですので、おっしゃる通り「KYの素質」がある人が「KYを演じている」から、余計混乱させるのかな、なんて感じています(苦笑)。
どこまでクズ野郎なんじゃあ、ロビンって男は……
8年前、超人オリンピックの決勝で私と戦ってた頃から、奴はいつも紳士ぶってるくせに本性は利己的でエグい戦法も平気でやる奴だった…!!
と、キン肉マンが思ったかは定かじゃありませんが、凄いですね、ロビン節
これ、仮に今のロビンの言動が悪役の演技だとしても絶対に本心も混ざってると思います
つまり、ベシミマンを挑発する意図もあるけど、「ウォーズマンと試合をしたい、そしてやるからには勝ちたい」も普通に本心なんじゃないかなあ、と
ロビンって、タッグ編でもネプチューンマンの正体暴き優先して試合を不利にした利己的な部分も確かにあるけど、その後にウォーズマンを倒されて激怒した師弟愛も本物で、そういう二面性のある超人だと思います
それにしても、「○○を倒したお前に勝てば、俺は○○にも勝ったことになる」は、いかにも昭和や平成初期のバトル作品の理屈だなあ……って感じました
現代だと、むしろ「よくも俺が倒すはずだった○○をー!!」って激怒するケースの方が多そうです
通りすがりの幻想殺しさん、こんにちは。
私も対ウォーズマン戦と、その勝利は彼の本音だと思っています。ただ勝つという表現において「圧倒的な勝利を」といういらん修飾語をつけるのが、アンチを刺激しているのではないかと…。
それを「そして…願わくば勝ちたい」くらいの表現にしておけば、自分の欲望に対する周りの理解も得られるのになあと思いました(苦笑)。
個人的にはロビンの爆弾発言はすべて意図的、ペシミマンの感情を昂らせるための芝居だと思ってます(多少本音ではありそうですが)。
試合中断も含めて決着の仕方がまだ予想がつきませんが、この試合で下がってしまったロビンへのイメージをちゃんと払拭できる結末にしてほしいですね。立場上はしっかり正義だし、ずっと人気だった超人を嫌われ者にしてしまうのは勿体なさすぎるしロビンが不憫なのでw
ぽにおさん、こんにちは。
ゆで先生はあえて彼をヒールターンさせていると思いますので、何かしらの救済策はきちんとお考えになられていると思いますね。
ただ物語の中盤でここまで読者の心を振り回している時点で、先生の勝ちだと思います(苦笑)。さすがとしかいいようがないですね。
アキラさん、こんにちは。
今回も楽しく拝読いたしました。
第522話に初投稿以来、
「ロビンマスクは、ペシミマンに自分自身と正対させるために、あえて煽っている」
というスタンスで通させていただいておりますが、今回の煽りには、
「あぁ、まだここまで煽る余地があったんだ。すげぇなぁ。ここまでくると、もはや、アートだなぁ…!」
と、冷や汗さえ感じました(苦笑)。
私としては、前話の
「上等だぁーーーッ!」
は、アントニオ猪木の、
「俺の首を搔っ切ってみろ!」
「(足を)折ってみろ!」
「ぶっ殺しゃいいんだよ、俺のこと!」
と、同じような意味に解釈していました。
即ち、
「お前のウォーズマンへの思いやりはわかった。ならその思いやりで、罪人である私を見事討ち取ってみろ!」
と言っているのかなと。
とはいえ、「自分を超えたウォーズマンと戦い、勝利したい」
というのもまた、本音だと思います。
ロビンって、現在、30歳前後ですよね?
ウォーズマンとは師弟関係とはいえ、5歳ぐらいしか離れてませんよね?
だったら、「強いものと戦い、勝利したい」という、「格闘家としての本能(欲求)」があって、然るべきなのではないかと。
ラーメンマンも、
「自分を倒したウォーズマンの師匠であるロビンマスクと戦いたかった。だからこそ、彼を倒したネメシスと戦いたい。」
というようなことを口にしてましたし。
また、キン肉マンの引退式を描いた読み切り作品におけるロビンの行動と、
「彼は、俺たちの気持ちを代弁してくれているのだ。」
という、その場にいた超人たちのセリフは、「“超人”とは、こういう面も持ち合わせた人たちなのだ」と、我々に語っていたのではないかと。
とはいえ、ペシミマンを「ジェネリックウォーズマン」的に扱うという主旨のセリフには、仮に本気ではなかったにしても、ちょっと引きました(苦笑)。
もし、ゆでたまご先生達が、長年に渡って物語を牽引し、キャラクターグッズもいっぱい作られてるロビンを本気で貶めようとしているのだとしたら、「なぜ、今なんだろう?」と思います。
それこそ、第2次超人オリンピックが終わった後に、キン骨マンやイワオと絡めて「お邪魔虫トリオ」とかにしちゃって、やがて、読者から、
「あぁ、なんか、そんな人、居たねぇ…。」
と思われるようにした方がよっぽど良かったろうに、
これまで投書させていただいたことに加筆してまとめさせていただきますと、
①ロビンマスクは、自分やキン肉マン達が老衰でこの世を去った後も長生きするであろうウォーズマンに寄り添い続けてくれる人をずっと探していた。
②ウォーズマンに、自分に刃向かってほしいと願っている。
③①の条件を満たしているペシミマンを、「かつて、道を誤った者」として、更生させたいと思っている。
④調和軍に入ったからこそ、誰よりも厳しく己を査定している。
⑤「より強いものと戦い、勝利したい」という、「格闘家としての本能(野心)」を捨ててはいない。
と、思っています。
①に関しては、実は、王位争奪編の後、ラーメンマンにちょくちょく相談していたのではないかなと。
だからラーメンマンは、ロビンがネメシスに地面に埋められそうになった時に真っ先に飛び出していったり、その後も、ユグドラシルや超神襲来時などにウォーズマンに話しかけたりしてたのではないかと。
そして今回、ラーメンマンが行方をくらませたのも、バベルの塔でのロビンの言動に何か察するものがあったからではないのかと。
「早まるなよ、ロビン…!」
てな感じで。
最後に、以前投書したことを修正して、また書かせていただきます。
ロビンマスクは、「ごんぎつね」のごんのように死ぬ覚悟を胸の奥底に秘めながら、「泣いた赤鬼」の青鬼のようにふるまっているのだと思います。
以上です。
Xnさん、こんにちは。
昨今のロビンの言動は、“KY貴公子”の素質があるキャラがあえて“KYを演じる”ことで、そのKYっぷりの本気度がより増幅されているような気がします。もともとがそういった気質なので、演技でも本気にしか見えないという。いうなればジャイアンが乱暴者のふりをするようなものです。嘘か本気かわからない(苦笑)。
ペシミマンを“ジェネリックウォーズマン”表現するの、唸りました。ペシミマンファンにとっては侮辱ですが、ロビンがそれをやると「さもありなん」と許容されてしまうのがまた…(苦笑)。
また、ラーメンマンを介する考察は、私にはなかった点で興味深いです。マン軍に対して踵を返した彼の真意…そこにロビンとの関係があったら熱いですね!
アキラさん、お疲れ様です。
今週も楽しく読ませていただいています。
私には、週に少なくとも2つの楽しみがあります。
一つは週プレでキン肉マンを読むことですが、もう一つが、こちらのサイトでアキラさんの考察を読むことです。
いつも魅力的な記事を読ませていただき、本当にありがとうございます。
さて、今週のキン肉マンですが、個人的に注目しているのは次の2点ですね。
①あえてペシミマンを挑発するロビンの真意
②ロビンVSウォーズマン戦の現実味
①について、結論から言えば、アキラさんもおっしゃる通り、現時点でロビンの真の狙いまでは分かりません。
ただ、少なくともペシミマンに語ったように、「ウォーズマンを育てたのは、大成したウォーズマンと戦って勝利し、それによってさらなる名声を得て、指導者としての自己顕示欲を満たすことが目的」というのは、ロビンの本心とは思えません。
(名声云々については直接言及していませんが、ペシミマンおよび我々読者が抱いた印象としては、大きくずれてはいないでしょう。)
確かに、初期〜第2回超人オリンピックの頃のロビンであれば、チャンピオンの栄光や名声に囚われているところもありました。
しかし現在のロビンは、純粋に一格闘技者として自分を高める、いわば求道者としての軸が強くなっており、上記の発言すべてが彼の本心だとするには、どうにも拭い難い違和感があります。
とはいえ、「ウォーズマンが必ず大成すると感じたこと」や、「大きく成長した彼と、一格闘技者として戦ってみたい」というのは、紛れもない本心だと思います。
そのため、ロビンとは初対面で、伝聞でしか彼のことを知らないペシミマンが、その発言を額面通りに受け取り、不快感を抱くのも無理はないでしょう。
これがロビンと付き合いの長い人物――例えばスグルやネプチューンマン――であれば、違和感を感じ取ったかもしれません(特に最近のスグルは、人を見る目が大きく成長しているので)。
②については、何回か前の感想で、「ロビンがペシミマンに勝ったとしても、その後ウォーズマンがロビンと直接対決し、ロビンを破れば、師匠を超えることができるのでは」というコメントを残した覚えがありますが、これ、もしかすると現実になるかもしれませんね。
ちなみに、アキラさんが言及されていた「大義名分(マクロ・ミクロそれぞれ)」という観点からストーリーの軸を考えた場合、ウォーズマンがロビンに勝つことは、マクロの観点(宇宙の崩壊阻止)では問題なく、ミクロの観点(個人の思惑)でも、「他者(友達)のために雪辱を晴らそうとするウォーズマン」に大義があるため、一番すっきりした形に落ち着くのではないでしょうか。
参考までに、比較表を載せておきます(笑)
勝敗結果による影響 マクロ ミクロ
〇ロビン vs ペシミマン● OK NG
●ロビン vs ペシミマン〇 NG OK
●ロビン vs ウォーズマン〇 OK OK
腹ペコ狼さん、こんにちは。
週の楽しみに選んでいただき、光栄至極です。ありがとうございます。
私もロビンが成長したウォーズマンと闘いたいという願いについては、真意だと思っています。つまり彼を一流のファイターとして認めているからこその、闘い人としての本能なのでしょう。
そしてペシミマンがロビンとの付き合いがほぼない点が、ロビンの想いの強さに彼がついていけない、理解できない原因となっていることは、とてもありえると思います。きっとペシミマンもロビンとの付き合いが長くなれば、許容できる部分も増えるんじゃないかと。
また、マクロとミクロの視点での考察もありがとうございます。こうして表にすると、師弟対決にNGがないことがわかりますね。
アキラさんこんにちは
ロビン…弟子に対して「圧倒的な勝利」って…
もしこれが本当なら息子であるケビンにも同じ考えもってたのかなぁ…?そりゃケビンも家出しちゃいますよ(苦笑)
それにしても火に薪をどんどん投げ入れるロビンの挿絵ですが彼って超人オリンピックでゲスト解説した時に机の上にいた中野さんを机を揺らしてバランス崩すイタズラしてたじゃないですか(笑)彼ってたまにイタズラやギャグぽいこともするので妙に似合っていて笑っちゃいました(笑)
それと前々回くらいに超回復のリスクについて考察してましたが私の予想は五大刻は完璧始祖と同じく不老長寿だと思うのでノーリスクなんじゃないかと思ってます。ましてやペシミマンはロボ超人なのでなおさらノーリスクかと。だからこそ「あまり使いたくない」なんて発言したのかなぁと思います。逆に7日間の時間の進みによってウォーズマン戦の振り返りとかしたのではないかと思います。パロスペシャルから発想を得たバウンティハンターパロをさほど時間がたってないのに実戦投入できるのも妙な話なのでおそらくは超回復中にイメージを作り7日間未来に進んだことにより完成した技なのではと思いました。おそらくはこの時間経過によってウォーズマンの「想い」もきっと届いているんじゃないでしょうか?それこそ「ぼくら(ペシミとウォーズ)の7日間戦争」と言ったところでしょうか(笑)
アトールさん、こんにちは。
そうなんですよ、闘いたい気持ちは全然いいんです。ただ…言い方…まあそこがロビンらしいといえばロビンらしいのですが…これもワザとかもしれませんけどね。
超回復が肉体時間の早送りだけでなく、記憶や経験を深慮する時間を得ることならば、かなりやばい能力ですね。それこそ一瞬で相手の格闘スタイルを分析できてしまう…ちょっとジョジョのスタンドの能力にありそうなスキルだと感じちゃいました。