【おすすめ】ロボット掃除機が有能すぎる件について-Eufy RoboVac 11Sをレビュー。

オレ流雑感
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 先日、巷で話題のロボット掃除機を購入しました。AnkerのEufy RoboVac 11Sという製品です。

 結論から言うと、買って損なしの有能アイテムでした。今回はこのEufy RoboVac 11Sについてレビューを書いていきたいと思います。

Eufy (ユーフィ) RoboVac 11S | ロボット掃除機の製品情報
簡単自動掃除 Eufy RoboVac 11Sは自動でお部屋の掃除をするロボットです。お部屋に合わせて様々な掃除モードを選択でき、掃除のタイミングも設定可能。手がかからず掃除ができます。 これまで以上の掃除体験を 細部まで設計を見直すことに...

 ロボット掃除機購入に至るまでの雑感から読みたい方は、以下のリンクからどうぞ。続けて読んでいただけると、個人的には嬉しいです。

レンタル使用という選択肢

 ロボット掃除機購入意欲を増した私ですが、やはり

本当に使えるアイテムなのか?

という疑念が晴れないことは確かです。

 数万円するアイテムが、いうほど使えなくて稼働率0、なんてことになれば悪夢じゃないですか(笑)。

 ですので、もし短期間でも試せればいいのにな~、なんて思って検索してみたら、ありましたね。ロボット掃除機のレンタルサービスを行っている企業が。

Human Verification

 こちらで2週間ほどEufy RoboVac 11Sをレンタルさせていただきました。

 この選択は結果的に大成功だったといえます。このお試し期間により、この商品がひじょうに使えるという確信に至ったからです。

購入前のイメージ

 購買意欲が起きる前に、ロボット掃除機に対して感じていたイメージは以下の通りです。

  1. 自分でやった方がきれいに決まっている
  2. 全床面積を網羅するなんて絶対無理
  3. 隅は? 隅は無理でしょ?
  4. 部屋が荷物だらけだったらどーすんのよ
  5. ぶっちゃけお高いよね

このうち何項目覆ったのか、見物ですね(笑)。

Eufy RoboVac 11Sが優れている点

 では実際にEufy RoboVac 11Sを使用してみて、素晴らしいと感じたことを書いていきます。ちなみに、機器を使用する環境はこんな感じです。

  1. ありがちなファミリー用マンション
  2. ありがちな3LDK
  3. ありがちなバリアフリー
  4. ありがちなフローリング
  5. ありがちな畳の6畳間1室

といったステイタスになります。ありがち多すぎかな? でも本当にありがちなマンションで使っているんですよ(笑)。

 ただ住環境によってだいぶ差がでてくると思うので、ご参考までに。

1.掃除クオリティは人間と変わらん

 一番大事なところです。ロボット掃除機のクオリティという点に、一抹の不安を抱いている方も多いと思うのですが、まったく問題ありません。

自分でやった方がキレイじゃねーか

と感じるような質の落差はないですね。

 そんなレベルで掃除を毎日やってくれるので、部屋は毎日ピカピカです。以前は

なんでホコリってすぐ溜まるのかな~

ホコリが発生しない仕組みを作ったらノーベル賞ものだな

なんて思っていたのですが、その要求をかなり近いレベルで満たしてくれるアイテムだと感じました。

 こんな満足感を、Eufy RoboVac 11Sは勝手に動いて働いて、それこそこっちが寝ている間にもせっせと与え続けてくれるんです。なんかスミマセン、って感じになったりして(笑)。

 いやホント、裸足でフローリングを歩いても、足の裏全然気にならなくなるレベルですよ。

 また、ダストボックスに溜まったホコリとゴミを捨てるたびに、その吸い上げたゴミの量に感動します。

しっかり仕事してるじゃあないか、キミィ

みたいな(笑)。本当にがんばり屋さんですよ。

2.意外と全フロアをフォローしてくれる

 Eufy RoboVac 11Sはエントリーモデルなので、部屋のマッピングをして効率的な掃除をする機能はありません。ぶっちゃけ着の身着のままのランダム清掃(笑)です。

 個人的にそこは少し気になっていて、抜け漏れが多いのではないのだろうか、という不安がありました。結論を言うと、不満が発生するレベルの掃除漏れはありませんでした。

 これも住環境によって変わるので、すべての家が当てはまるわけではないと思うのですが、ありがちなマンション(笑)の床面積なら大丈夫ですね。

 というのも、Eufy RoboVac 11Sの連続稼働時間は約100分もあるんです。1.5時間強ですね。その間あらゆる部屋を何度も往復しているので、結果ほぼ全フロアを掃除してくれます。

 ちょっと力技ですけど(苦笑)。感覚値ですが、床面積の9割は超えていると思いますね。

 そのクオリティを担保するために、Eufy RoboVac 11Sには

  1. スポットモード
  2. エッジモード
  3. BoostIQ機能

といった掃除モードがあり、自動モードは2と3の機能をうまくブレンドし、偏りのないようプログラムされています。

 自由気ままに、障害物の手前まで掃除して方向転換、という基本動作の他に、2のエッジモードで部屋の隅を少しずつ掃除する動きを随所でミックスさせた動きをする感じです。

▲エッジモード

 ゴミが多い場所やカーペットの上などは、自動で吸引力を上げる3のBoostIQ機能を作動させ、そのクオリティを高めています。

 また、厚さが7.2cmと薄型なので、ベッドやソファの下、テーブルの下などもくまなく掃除してくれます。

▲BoostIQ機能
▲狭いスキマも入っていきます

 その結果、100分というタイムリミットであらかたの床を、漏れなく掃除してくれるんですね。

 もちろん各モードはリモコンで切り替えることができ、こちらの意のままに、望んだモードで動かすことも可能です。

3.コスパ最強説

 ロボット掃除機というと、お値段が数万円、下手したら10万円なんてのもあって、

だったらダイソンのスティック型を買うよ!

なんて考えが生じるものです。私も近しい感情を持っていました。

 しかしながら、このEufy RoboVac 11Sは驚きの低価格です。メーカー希望小売価格で17,800円(税込)という安さです。

 私はAmazonのタイムセールと遭遇できたので、14,000円弱(税込)で購入することができました。14,000円っていったらあなた、初代ファミコンと同レベルですよ。ここであんまりファミコン関係ないけど(笑)。

▲ファミコンと同じくらいのお値段です

 そんなお手軽なお値段で、上記のような有能すぎる成果を毎日発揮してくれるんですよ。まさにコスパ最強なんじゃないかな? 当然のことながら、満足度も申し分ないです。

 ちなみに私は先日AUTOWAYでタイヤを安く購入できたので、そこで節約できたお金を原資に、このEufy RoboVac 11Sを購入しました。AUTOWAYについては興味がある方は別記事をどうぞ。

4.ペット的なかわいさがある

 これは予想もしていなかったことなので、自分でも驚いているんですけど、とてもかわいいんですよ、アイツ(苦笑)。

 初めて家に来て、電源をオンした瞬間から“ホワワ~~ン”となりました(笑)。ユーモラスな動きで部屋を動き回る様に、癒しを覚えるほどです。

 この感情は、彼が(←もう擬人化表現になってる…)持つ懸命さ、ひたむきさ、甲斐甲斐しさが、そういった感情を私に芽生えさせているのだと思います。

 彼が足元に来た時なんて、

どいてよぉ~

と言われているようで、思わず

こいつぅ、生意気なぁ

みたいな気持ちになりますから(笑)。

 そんな感じなので、ロボット掃除機に愛称を付けている人は多いんじゃないかな? 私の家では“RoboVacロボバック”というもともとの名称から、“ロボバっくん“とか“バっくん”と呼んでいます。

 いや、いい大人がと思われるでしょうが、そうなるんですって(笑)。それくらい愛嬌があるんですよ。

 また、Eufy RoboVac 11Sはデザインがいいですよ。流麗というか、洗練されていて、とても美人さんです。強化ガラスカバーで覆われているので、ホワイトが上品に引き立つんですよね。

 このあたりの見栄えもお気に入りです。

▲お上品なデザインのEufy RoboVac 11S

 で、今やロボット掃除機のスタンダードとも言える、自動で充電ドックに戻るという機能ですが、これもまたかわいくてね。犬小屋に戻る犬みたいな感じなので、ついつい

ハウス!

なんて言っちゃうんですよ。きちんとドックに戻れたら「おりこうさん」なんて(笑)。自分でも頭大丈夫なのかと、ふと思います(苦笑)。

▲きちんとハウスしました。おりこうさん(笑)

5.家事の自動化はほぼ達成されている

 あとは何と言ってもこれでしょう。ほっといても家事をしてくれるので、掃除にかけるべき時間が別のことに使えるというのは、かなりの贅沢なのではないでしょうか。

 ウチでは朝4時に予約タイマーをかけているので、彼は5時半にはハウス(笑)しています。おかげで朝から床はピカピカですよ。

 ちなみに寝ている家族は、彼の稼働音に気づくことなく熟睡しています。決して静かではありませんが、寝た子を起こすほどうるさくない、ということです。

 しかしこの手放しで家事を任せられる感覚は、他の家電ではないんじゃないかな?

 洗濯機もほっといて仕事をしてくれる自動化家電ですが、洗剤を投入したり、洗濯ネットに入れる衣服があったりと、事前準備がある分、完全自動化とは言えません。

 ですが、ロボット掃除機は始まりから終わりまで、完全にオートです。このあたりの手のかからなさは感動ものですよ、はい。

Eufy RoboVac 11Sのイマイチな点

 今まで手放しでEufy RoboVac 11Sを褒めてきましたが、もちろんイマイチな点もあります。今度はその辺を書いていきますね。

1.隅っこを完璧に掃除するのは無理

 エッジモードがあるので、直線上の隅っこはきちんと掃除してくれますが、やはり構造上、直角になった角まで完璧を期待するべきではありません。

 角だけに過度な期待はちょっと、といったところです(苦笑)。

 だからといって、隅っこが妙にホコリだらけで残るという意味ではないのでご安心ください。個人的にロボット掃除機は部屋の9割5分を掃除してくれればいいと思っています。

 残った5分の隅っこだけを、週1なのか月1なのか、それは人によると思うのですが、自分で掃除して補完すればいいのではないでしょうか。

 ただそれでは家事の自動化とは言えないし、

絶対に自分で掃除はやりたくないんだよ

という方には、購入はオススメしません。

2.マット系は引きずります

 玄関マットや、脱衣所の足ふきマット、台所の料理用マットなど、小さめのマットを敷いているご家庭は多いと思います。ぶっちゃけこれらのマットはだいたい引きずります(苦笑)。

 特に軽めのマットと相性が悪く、うまく乗れないんですよね。

▲こういうマットです

 だからといって掃除機に絡まって停止するということは滅多になく、掃除後にマット位置がずれている、といったイマイチ具合です。

 ただ個人的にはこのやんちゃさもかわいくて、犬や猫がいたずらをしてやらかしやがった、みたいな感覚になるんですよね(苦笑)。

 自重がそれなりにあり、面積が広いカーペット等は問題ないと思うんですけどね。ウチにはそういったカーペットがないのでよくわかりません。

 ペラペラした感じのカーペットやマットが苦手なのだと思われます。

3.白い段差は落ちます

 センサーが障害物や高低差を察知するのですが、白い段差は苦手なようです。

 ウチの場合ですと玄関がそれに当てはまり、廊下と玄関の境目の白い部分と、靴を脱ぐ場所(“たたき”というらしい)の白い部分の高低差を察知しづらいようです。

▲こういった段差に弱いです

 一度たたきに降りてしまうと、自力で登れないため、充電が切れるまでたたきを清掃することになります(苦笑)。

 ですので、ウチでは境目にミニラくん(男の子・小5)のバットを横に置いて障害物にし、落下を防いでいます。

▲こうしちゃいます

4.その他いろいろ

 細かい点では、他にも以下のようなイマイチ点があります。

  • 米粒が苦手(回転ブラシで弾いちゃう)
  • ダストカップに溜まったゴミは、こまめに捨てないとダメ(1日1回がベスト)
  • フィルターとダストカップの水洗いが必要(2週間に1回はやったほうがいい)
  • ハウスで苦戦している時がある(かわいいけど)

 メンテナンスについては人それぞれ考え方が違うと思うので、何とも言えません。あくまで私の感覚です。

▲メンテはこまめに

総合的にみて購入一択

 以上、Eufy RoboVac 11Sに関するレビューでした。購入前に感じていたネガティブなイメージについては

  1. 自分でやった方がきれいに決まっている ⇒ CLEAR!
  2. 全床面積を網羅するなんて絶対無理 ⇒ CLEAR!
  3. 隅は? 隅は無理でしょ?
  4. 部屋が荷物だらけだったらどーすんのよ ⇒ そもそも購入しない方が…
  5. ぶっちゃけお高いよね ⇒ CLEAR!

と、それなりにクリアしているのではないでしょうか。

 そして今までの内容を総合すると

  • 部屋の隅は、たまに自分で掃除すればいいや。
  • マットがズレていても許せるよ。
  • ダストカップのメンテくらいやります。
  • 床になるべく物を置かないような努力ができます。
  • 掃除効率を高めるような荷物の置き方を意識します。

といったマインドを持てる方ならば、購入一択だと思います。ぜひとも家事の自動化と、自由な時間の創出という恩恵を実感してください。ではまた。

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