【スマホ依存】ジョブズは自分の子どもにデバイスの使用を制限していた、という話。

オレ流研究所
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 ここは都会の喧騒から少し離れた、穏やかな街の外れにポツンとたたずむ、とある研究所。

 拙者はここで飼われている豆柴“マロ”でござる。ここでは“しょちょー”を中心に、何やら不思議でわけのわからぬ研究を、日々忙しそうにしているでござるよ。

 それでも“しょちょー”は一日一回、必ず拙者を散歩に連れて行ってくれるのでござる。拙者はこの散歩を毎日楽しみに待っているのでござるよ。

スマホは脳をハッキングしている?

あっ! 昨日投稿した写真に“いいね”がついたでござるよ。うれしいでござるなあ。次は何を投稿しようかな…あ、“しょちょー”。

 やあマロ。今日も散歩日和だな。じゃあさっそく神社の境内まで一回り、行ってみようか…お? ずいぶんとゴキゲンな表情じゃないか…なるほど、投稿した写真に“いいね”がついたのか。

そうなのでござるよ。今年から始めた『ワンスタグラム』でござる。投稿したあと、いつ“いいね”がつくか楽しみで、何度も何度もスマホを覗いてしまったでござるよ。

 …そうか。そんなに世間の反応が気になってしまったのか、マロは。

そりゃあ気になるでござるよ! “いいね”をもらえると嬉しいでござるよ。次はもっとたくさんの“いいね”がもらえるよう、える写真を撮るでござる。

 える写真なあ…って

!!…な、なぜでござるか、“しょちょー”!

 いいかい、マロ? たしかにSNSで世間に認められることは気持ちがいいことだけど、あまりそれらにのめりこみ過ぎると、スマホに脳をハッキングされるかもしれないよ?

ス…スマホにハッキングされる…⁉ それはどういうことでござるか?

 ちょうどいい。いま来ている研究依頼が、スマホやデバイスが人間に与える悪影響についてなんだ。

 今回はスウェーデンの精神科医であるアンデシュ・ハンセン氏の著書『スマホ脳』を参考文献に研究しているので、それについてマロに話してあげるよ。とりあえず散歩に行こうか。

 単刀直入に言うとだな、“スマホに脳がハッキングされる”というのは、“脳がスマホに依存したり中毒症状を起こしたりする”ということさ。

 要は“スマホなしじゃ生きていけないくらい、脳がスマホに飼いならされてしまう状態”かな。

ス、スマホに脳が飼いならされてしまう…でござるか!?

 そう。それくらい今のSNSやデジタルサービスは、脳が持っている特性を調べ上げて、ユーザーが知らず知らずのうちにそのサービスに依存してしまうような仕掛けを仕込んでいるんだよ。

スマホ依存の悪影響とは

 さらにその依存が原因で

  • 集中力の低下
  • 精神的不調
  • 睡眠阻害

といったような悪影響があるのではないか、との指摘もあるんだ。

き、聞く限りはなんとも恐ろしい話でござるが…

 そう、思ったよりも恐ろしいんだよ、スマホの依存性は。

集中力の低下

 マロだって思い当たるだろう? スマホが近くにあると、何か連絡や情報が届いていないか気になって、他のことに集中できない、なんてことがさ。

さっきの“いいね待ち”を披露した直後だけに、何も言えないでござるよ…

 だろう? そんな感じでスマホが近くにあるだけで、集中力が大きく阻害されているという研究結果もあるんだ。

さあ、仕事の時間だ。おっと、チャットが入ったぞ…なになに…?

なんだ、ただの広告か。さあ、仕事の時間だ。おっと、SNSのプッシュ通知がきたぞ…なになに…?

なんだ、ただの広告か。さあ、今度こそ仕事の時間だ。おっと、メールが入ったぞ…なになに…?

 これじゃあ集中なんてできるわけないよね。その結果、人は一日に平均2600回もスマホをさわるという、恐るべきデータもあるんだよ。

そ、そんなに!! これじゃあ何をやっていても、頭の片隅に必ずスマホを意識しているでござるよ!

精神的不調

 その通りだね。そして熱心にスマホを使う人ほど、ストレスの問題を抱えている率が高く、うつ症状のケースが多かったんだ。

 要はスマホに脳をハッキングされて、それがないと不安に襲われるんだよ。マロも見たことないかな? スマホを家に忘れた人が、あたふたしている様子をさ。

あ、この前研究所うちの黒田さんが、パニックに陥っていたでござるよ!

 黒田くんか、なるほどね。彼はスマホが大好きだからな。その光景が目に見えるようだよ(苦笑)。そして黒田くんのような人は

重要な情報が届いていたらどうしよう?

投稿したSNSの反応が見たいのに…!!

といった不安にかられてしまうのさ。

 別視点での問題点としては、女子高生などによくある傾向なんだけど、自分よりおしゃれできれいな女性の投稿を見て

私は他の子と比べてイケていない…

と自信を失い、孤独を感じ、精神的に疲弊してしまう場合があるんだよ。

 ほら、SNSというのは言ってみれば“私すごいでしょ選手権”なわけだ。いかに今の自分が充実しているかを発信する、という点ではさ。

たしかに…。

 となると、上には上がいて際限がないわけだ。そんな絶対に勝てない相手と自分自身を比べて自信を喪失してしまうのだから、不毛といえば不毛だよね。

 でも10代の女の子はそういったことに対する感度が高いし、そのアンテナも強いから、相乗効果でよけいに精神を病んでしまうのさ。

乙女の心のスキマに巧みに入り込む感じでござるな。

 お、マロもうまいこと言うじゃないか。

テヘヘ…

睡眠阻害

 もう一つスマホ依存で問題なのは睡眠阻害だよ。寝る前にベッドでスマホを見る人はたくさんいると思うんだけど、あれがよくないのさ。

えっ…! 寝る前のスマホほど楽しい時間はないのに…!!

 そういう人は多いよね。でも残念ながらそれはNGなんだよ。

 人が眠りにつくためには、体内のリズムを眠りモードにする必要があるんだ。それは“どれくらい光を浴びたか”によって制御されていて、暗くなるにつれメラトニンというホルモンが働き、眠りにつくことができるんだよ。

 でも寝る前にスマホを見てしまうと、スマホから放出されるブルーライトを大量に浴びることになってしまうわけだ。すると

メラトニン
メラトニン

そろそろお体を休める時間ですね…私、メラトニンがご主人様をゆるやかに眠りに誘ってあげますよ…

ブルーライト
ブルーライト

おいらブルーライト。寝る前でもご主人様を楽しませるぜ!!

メラトニン
メラトニン

ああっ! まぶしい!! まだ昼間でしたか。私としたことが、お時間を間違えたようです。それでは一度退散いたします…

なんていって、メラトニンはその分泌をやめてしまうんだ。すると入眠のタイミングがずれてしまい、健全な睡眠が阻害されてしまうんだよ。時差ボケに近い症状といっていいかな。

旅行していないのに時差ボケは嫌でござるよ…

 睡眠の質が悪いと、肉体面でも精神面でも健康には当然よくないわけだ。そしてその悪循環は、先ほど話したうつ症状をさらに助長させるんだよ。

 こんな感じで3つほどスマホ依存の悪影響をあげてみたけど、それ以外にも幼児の成長に与える悪影響や、記憶領域が成長しづらいなどの報告もあるくらいさ。

でも…新しい技術が出てくると、人は必ずそれらを否定するでござるよ。テレビを観るとバカになる、なんて時代もあったでござる。

 たしかにそういった側面は歴史上よくあるよね。じゃあ本当にスマホは警戒すべきなのかを判断する、わかりやすい事実を出してあげるよ。

ジョブズはスマホの危険性を知っていた

 スマホやデバイスで人気があるのが、iPhoneやiPadといったアップル製品だよね。その仕掛け人として有名なのが、スティーブ・ジョブズだ。

拙者も知っているくらい有名な人でござる!

 そう。現代のスマホ社会を作り出したような人だよね。その人があるインタビューで答えたことが、とても意外なものだったんだよ。

記者
記者

ご自宅はやはりスクリーンやiPadで埋め尽くされているんですか?

ジョブズ
ジョブズ

いや、iPadはそばに置くことすらしない。子どもには使用を厳しく制限している。

といった感じで、とても淡泊な答えだったのさ。

えっ!! 自分で作った製品なのに、でござるか!?

 そう。意外だろう? これはジョブズと肩を並べるITデジタル界の巨頭であるビル・ゲイツも、同様のことを言っているんだ。

ゲイツ
ゲイツ

子どもには携帯電話は14歳になるまで持たせず、夕食のときにはとりあげていた。

 デジタルデバイスで世の中に大きな影響た及ぼした二人が似たようなことを言っているなんて、とても興味深い事実だよね。

なにやら納得しづらい事実でござるな…

 マロの気持ちは理解できるよ。世間を熱狂に陥れた張本人たちが、私生活ではそこから一歩引いているような言葉を発したわけだからね。

 でも逆に考えれば、“自分が作った製品やサービスは、使い方をわきまえないと危険だ”と、開発者自身が語っているようなものだと思わないかい?

たしかに…そうでござる…

 他にもFacebookの“いいね”を開発したジャスティン・ローゼンスタインは、自分のFacebookの使用時間を制限することにしたうえで

ローゼンスタイン
ローゼンスタイン

自分が最善を尽くして開発したものが、世の中に思ってもみないような悪影響を与えていると気づいたのは、後になってからだ。

と語っているし、iPhoneやiPadの開発に携わったトニー・ファデルも

ファデル
ファデル

うちの子どもたちの依存ぶりをみると、僕たちはいったい何を創ってしまったんだろうと、冷や汗をかくことがある。

と語っているんだ。

なにか…無責任だとも感じてしまう発言でござるよ…

スマホ依存を促す犯人とは

 ある意味そうだよね。でもスマホはとても便利で、人間の生活を豊かにしてくれる面もたくさんあるわけだ。

 だから使う人の意識によって、それは薬にも毒にもなるってことさ。それはデジタルデバイスに限ったことではないんだけどね。

チョコレートが好きすぎて、もう毎日食べちゃうの。

食後の一服がたまらないなあ。だからタバコはやめられん。

今年の天皇賞は、ぜったいに獲るぞ!

みたいなことは、日常でよく見かけるよね。どれも度が過ぎると健康を害したり、財産を失ったりと、リスクが伴うわけだ。

 じゃあそれらの依存を促している犯人は誰なんだろう? 気にならないかい? マロ。

し、知りたいでござる! 早く教えてほしいでござる。

 それは…ドーパミンだよ。

ド…ドーパミン? ベトナムのどこかの都市でござるか?

 そりゃホーチミンだろ(苦笑)。だからマロはおばかだって言われるんだよ。

 ドーパミンは人間の報酬欲求を刺激する脳内神経伝達物質さ。もっとわかりやすく言えば“幸せな気分になれる物質”かな。

なんと! 素晴らしい物質でござるな!…いやいや、騙されないでござるよ、そのドーパミンこそが駆逐すべき敵なのでござるな!!

 いや、ドーパミン自体は悪いわけじゃないんだよ。ドーパミンは人間の“やる気スイッチ”みたいなもので、これがないと人生に生きがいを得られないからね。

 問題なのは、このドーパミンが放出される脳のシステムを巧みに利用した、様々なサービスがある、ということさ。

脳のシステムを巧みに利用したサービス…? 何やらわからんでござるな。

 さっきマロが話していた『ワンスタグラム』のことを思い出してごらんよ。あのときマロは「いつ“いいね”がつくか楽しみで、何度も何度もスマホを覗いてしまった」と言ったんだ。

たしかに…言ったでござるな…

 この“いいね”が欲しいと思う欲求があるとき、脳内では例の“ドーパミン”が放出されているんだよ。

…なんと!

 これはSNSの“いいね”という承認欲求を満たすことに対する、脳内の期待値がドーパミンの放出により高まっている、ということなんだ。まあ“ワクワクした状態”とでもいうのかな。

 そのほかにも新しいニュースやメールなどの連絡事項、その他さまざまなお得情報などといった、スマホやデバイスにとめどなく流れ込んでくる情報の渦を、ドーパミンが放出されることにより、脳が求めてしまっているのさ。

 つまり企業側としては、このユーザーの“期待感”やら“多幸感”をうまく利用する仕組みをつくり、そこに広告をはじめとした消費活動への道筋を仕込むことで、多くの利益を得ようとしているのさ。

なにやら『ワンスタグラム』に利用されているような気分になってきたでござるよ…

 まあそこまで悲観しなくてもいいよ、マロ。人間というのはそういうふうにできているんだからさ…って、マロは犬だったっけ(笑)。

 じゃあなんで人間はそういう仕組みになっているのか、説明してあげるね。

なぜ人はスマホに支配されるのか

 そもそも進化というものは、“いかに種を存続をさせるか”という絶対目的に対する、長年をかけた最適(と判断した)変化なわけだ。

 北極のクマが、狩猟の成功率を上げて生き残るために、体毛が目立つ黒から白に変化し、シロクマになったことなんて、とてもわかりやすい一例だよね。

 じゃあここでマロに質問するよ。明日のゴハンは松坂牛のステーキで、明後日は高級中華、しあさっては最上級のうな重だったらどう思う?

聞いただけでヨダレが止まらないでござるよ!

 お、ドーパミンの大放出だな(笑)。まあそうだよな。じゃあこのような献立が、どのくらい続いてほしいと思う?

どのくらいって…できるならずっとがいいでござる。

 そうだよな。でもこの欲求というのは、遺伝子の観点から見ると、“20万年前から人類が苦しめられていた飢餓に対する警告”なんだよ。

飢餓に対する…警告?

 そう。現代は先進国を中心に餓死することは少なくなったけど、そんな社会になったのはつい最近のことなんだ。

 約20万年前に人類が誕生してから、ほんのついこの間までは“餓死”が大きな死因のひとつだったんだよ。だから遺伝子は

遺伝子
遺伝子

とにかく餓死しないよう、カロリーを求め続けなさい!!

と私たちに要求するんだ。カロリーを蓄えれば、生き延びる可能性が増えるからね。

 でも飽食の時代になり、餓死の心配がなくなったのに、この要求だけは遺伝子として残ってしまっているんだ。おいしそうな食べ物をテレビで観たりすると、すごく食べたくなるだろう?

 それは脳からドーパミンが放出されて、これを食べたら幸せだろうなあ、という期待が膨らむからなんだよ。そしてそうなる源は、“とにかく餓死しないよう、カロリーを求め続けなさい!!”という、遺伝子からの指令なのさ。

なんと…そのようなカラクリがあったでござるか。

 でも現代の飽食の時代で脳の指令通りたくさん食べてしまうと、待っているのは肥満と2型糖尿病だ。生きるための指令が、今の時代では逆に命を縮めることになりかねない指令になっているというわけさ。なんとも皮肉なことだけどね。

 同様に、“新しい情報をなるべくたくさん知りたい”という知識への渇望も、遺伝子レベルで組み込まれた欲求なんだ。

 というのも、周囲をより深く知ることが、生きる可能性を高めるからだ。天候や地形、天敵の動向などをよく知ることで、危険を事前に回避できるかもしれないよね。

 その結果、人間は新しい情報を探そうとする本能が発達したんだよ。そしてこの本能の裏側にあるものは…

ホーチ、いやドーパミンでござるな!!

 正解。新しいことを学ぶことでも、脳はドーパミンを放出するんだ。知識欲求というのは、ドーパミンが大きく関係しているんだね。

 その性質を巧みに利用したのがスマホなどのデジタルサービスなんだよ。スマホに届いた新しい情報を見ることで、われわれの脳からはドーパミンが放出し、クリックが大好きになるってわけさ。

 これは私たちの祖先が新しい狩場を見つけるために行動したり、果物を採集するのに適した環境を知ろうとするような知識欲求を、現代社会ではスマホが代わりに満たしているとも言えるんだよ。

なるほど…たしかに現代人は狩りをしなくても死なないでござるからな…

 そうなんだ。これもさっきのカロリー摂取の欲求と同じで、現代社会ではいまいちしっくりこない本能となってしまっているんだよ。

 急速な技術革新や社会制度の成熟が、遺伝子の出す指令と現代環境との間に妙なひずみを作ってしまったのさ。

でも…人間は進化するのだから、そういったひずみにも適応していくのではないのかと思うでござるが…

 そう考える人もいるだろうね。ただね、マロ。忘れてはいけないのは、進化は何万年をもかけて少しずつ変化していく、という点だよ。

 こんなに社会環境が激変したのは、産業革命後のここ200年くらいの話さ。人類が誕生してから20万年経っているうちの、たった200年だよ? こんな短い時間で遺伝子の指令を変化させられると思うかい?

…冷静に考えれば、たしかに無理でござるな…

 だろう? だから人間が今の環境に適した遺伝子に変化するには、あと数万年は必要だということさ。つまりその間はこのひずみから逃れることはできない、ということだね。

 となると、スマホの誘惑に抗うというのはなかな難しいし、それによってスマホに脳をハッキングされる可能性も高くなるよね。

なるほど…となると、そのひずみを理解して、対策をとらないといけないわけでござるな…

 その通り。ではこの本の著者であるアンデシュ・ハンセン氏が提案する、スマホ依存や中毒から逃れる対策法をいくつか紹介するね。

スマホ依存対策法

自分のスマホ利用時間を知る

 まずは自分がどれくらいスマホに依存しているのか、客観的に知った方がいい。今はそういったことを簡単に計測できるアプリがあるから、それを利用するのも手だね。

 その計測結果から、どれくらい自分がスマホに時間を奪われているのかを知り、使い方の変化をうながすきっかけにしたいよね。

無料のアプリがたくさんあるのでござるな。

メールやチャットの確認はチェックする時間を決める

 メールやチャットはリアルタイムで情報確認ができて便利なんだけど、その度に集中力が途切れてしまうよね。

 だから届いたメールやチャットは決められた時間にまとめて確認する、というスタイルにしてみよう。その方が集中力は格段に維持されるからね。

 同様の理由で、アプリのプッシュ通知もすべてオフにすれば、より完璧さ。

メールの返信も2、3時間以内だったら許されることが多いでござるからな。

集中して作業する場合は、スマホを別の場所に置く

 いかにスマホをサイレントモードにしたとしても、目につく位置に置いたり、ポケットに入れておいたりすると、集中力が下がるという研究結果があるんだ。

 だから集中力が必要な仕事中や作業中は、スマホを別の部屋や見えない引き出しに入れるようにしよう。その存在を忘れてしまうような場所に置くのがベストなんだよ。

たしかにサイレントモードにしても、振動で気になってしまうでござるよ。

スマホを寝室に置かない

 これは睡眠前にスマホを見ないようにするための、物理的な防御策だね。もしも目覚ましをスマホに頼っているのならば、目覚まし時計を枕元に用意しよう。

寝る前のスマホタイムを失うのは辛いでござるが…仕方ないでござるよ…

SNSはパソコンでのみ使い、本当に交流したい人だけフォローする

 SNSはスマホ依存に直結しやすいサービスだから、その閲覧に少々手間のかかるパソコンでのみ、それらを見るようにした方がいい。その面倒くささが閲覧の頻度を下げるからだね。

 そしてフォローは本当に必要だと思う人、交流したい人だけを厳選しよう。そうすることで、SNSに脳がハッキングされる危険性は、かなり回避できると思うよ。

なるほど…基本的にはスマホをさわる回数を減らすことが大事なのでござるな。

 まあ全体を通じて共通していることはそれだね。もちろんスマホは便利に利用できる優れたツールであることは間違いがないから、それに支配されるのではなく、使う側が支配するような気構えでいたいよね。

 そうすればスマホのいいとこどりだけをしながら、健康で集中力のある活動的な生活を送ることができて、とても理想的だと思わないかい?

まったくでござるよ!  よぉ~し、拙者も今日からスマホに振り回されない、大人の付き合いを実践していくでござるよ!

 おっ、マロのドーパミンが大放出の、やる気スイッチが入ったな。まずは何から手をつけるんだい?

そうでござるな。まずスマホを拙者の宝物が埋めてある穴に入れて、物理的に遠ざけるでござる!

 いや…スマホを骨やガラクタと一緒に土の中に埋めるというのはどうかと…お、話しているうちに一回り散歩してきちゃったな。今日の散歩はここまでだ。

 まあ今話してあげたことをもっと詳しく知りたいのなら、アンデシュ・ハンセン氏の書籍を読んでみるといいよ、マロ…って全然聞いてないな。だめだこりゃ(苦笑)。

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次のお散歩も楽しみにしているでござるよ、“しょちょー”。それではバイワンでござる!

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