オニキスマンのコンピューターに苦戦していたウォーズマンは、あえて自分のコンピューター回線を破損させる。そして、計算では計れない本能による反撃でオニキスマンをマットに叩きつけた―!!
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火事場のクソ力、発動
本能による動きでオニキスマンをキャプチュードに切って落としたウォーズマン。
しかしオニキスマンはブレイクダンスのようムーブですぐさま立ち上がり、ウォーズマンを跳ねのけると、右手甲の鋭利な武器を伸ばし、後ろからウォーズマンを攻撃。
しかしウォーズマンはその攻撃をも本能でかわし、ローリングソバットをオニキスマンの腹に炸裂させます。
それを見たスグルが

今までの動き、私とのあの日の闘いを思い出して…
と言うと、

お前はあの日、オレの頭脳を恐れた。
それでもオレは負けた。

なぜ負けたのかと考えた。
そこに答えはあった。
と語ったウォーズマン。それに対しスグルは

ああそうだとも。
それが正義超人の強の秘密! 希望の果てに見た答え。
火事場のクソ力じゃいーっ!
と、拳を握りしめます。
このあたり、前回終盤の心理描写を、当人同士が口に出して行った感じですね。
ウォーズマンは負けを受け入れ、敗因を分析することで強くなり、そしてスグルは相変わらず味方を鼓舞する力づよいエールを送る。
このやりとりを見るとやはりこの試合、ウォーズマンとスグルのタッグで闘っている印象が強いです。それくらいセコンドの重要さがクローズアップされていますね。
ちょうどスグル VS ネメシスの時と、立場が逆になっている感じもしますね。
あの時はウォーズマンが側にいることの安心感、そして新正義超人リーダーとしての存在感がなかなかのものでしたから。
まさかの“あの技”
そして次の展開では、信じられない光景が。なんとウォーズマンがまさかの『キン肉バスター』発動!!
これ…まったくの予想外でしたね。

まさか、まさか…!
とページをめくったら、やっちゃいましたよ。しかもスグル公認です。なんか夢シーンですなあ。
この一撃でオニキスマンは頭部他数か所に亀裂発生。しかしすぐにまた右手甲でウォーズマンが自損した首筋をえぐります。
え~、火事場のクソ力発動の『キン肉バスター』を受けた後でも、こんなに機敏に動けるの…?
やや技の軽さ表現に物言いたくなりますけど、いうてそこは“付け焼刃のキン肉バスター”だったから、しかも右腕が折れていたから、ということで飲み込むか(苦笑)。
ウォーズマン、再起動!?
そしてウォーズマンにペースを譲らないオニキスマンは、新しいフェイバリット『クライシスタイフーン』を披露。
グランドコブラのようなストレッチ技からそのまま上昇し、相手の頭から落とすボム系です。少しケビンマスクの『ビッグベンエッジ』を彷彿とさせます。
この強烈な一撃でウォーズマンの電気系統が消灯。しかし今回は間髪入れず再点灯します。
これは…再起動なのか? もし再起動だとしたら
- アーマーの亀裂
- ヘルメット・顔面の凹み
- 関節ユラユラ
- 発煙・帯電
- 異音(ゴー、ヒュー、ギュー)
- 再起動 ←イマココ!
となります。
つまりウォーズマン形態変化のラストまできてしまいました。ということは、こののちに決着をつけないと、ウォーズマンの負けが濃厚になってしまいます。
伝家の宝刀炸裂!!
ですので、再起動したウォーズマンは電光石火で仕掛けます。その仕掛けた技は、己の持つ至高のフェイバリットである『パロ・スペシャル』! そして次回に続く、です。
とうとう出ました、伝家の宝刀。これがそのままフィニッシュに繋がる流れなのか、それとも無慈悲な扱いを受けるのか。
う~ん、残念だけど後者かなあ~。個人的にはこのまま決まるとは思えないんですよ。もう一波乱あるような気がするんですね。
というのも、オニキスマンは序盤に『パロ・スペシャル』の亜流である『ブラッケンド・オーバーライダー』という技を出しています。
ですので、“どちらの技が優れているのか”という観点での物語描写があると思うんです。
それを前提として今後の展開を予想してみましょう。あくまで私の妄想ですけど。
まずこの『パロ・スペシャル』はウォーズマンの発煙やらオーバーヒートが原因で外されて、今一度『ブラッケンド・オーバーライダー』が炸裂する。
絶体絶命のピンチから、スグルのエールやウォーズマンのコンピューター演算で新しいプログラムを入手しインストール。
その力で『ブラッケンド・オーバーライダー』を破り、二回目の『パロスペシャル』からの『パロスペシャル・ジ・エンド』で勝利。なんて予想を立ててみます。
ひょっとしたら『パロ・スペシャル・ジ・エンド』に変わる、改良型『パロスペシャル』でトドメを刺すかもしれません。その展開でもかなりワクワクします。
こう書いていると、今回ウォーズマンが負けるというシナリオは、私の頭の中には微塵もないことがわかります(笑)。
ただ外れることで有名な私の予想(苦笑)。次回が楽しみです。しかも土曜日掲載! やった!
その他気になった点
その他気になった点は
- オニキスマンの“ノーダメージ”表現は、心折れるなあ。
- オニキスマンの「シュー、ピーッ」は、ポンコツロボに見える(笑)。
- リブートで立ち上がるウォーズマンのポーズ、イカすぜ!
- アオリ文句に“久しぶりの勝利なるか”。
- いや、直近でポーラマンに勝ってますが…。
- おそらく連載期間換算で数年振り、という意味なのでしょう。
- どのみちまずは勝たないと始まりませんね(笑)。
こんなところでございます。そして…! 4月4日にコミックス最新刊78巻発売です! やった!!


コメント
更新ありがとうございます
ウォーズとスグルの絆が強調された回でした
ウォーズのキン肉バスターは私も読んでいて痺れました
その分なのでしょうか、バッファローマンは今回一言も発せず空気でしたね…
>ひょっとしたら『パロ・スペシャル・ジ・エンド』に変わる、改良型『パロスペシャル』でトドメを刺すかもしれません。その展開でもかなりワクワクします。
自分はOLAPに来てほしいですね
2世でケビンにコーチしてるんですからできても不思議ではないし
未完成だとしても超神を仕留めるほどの破壊力となれば
ケビンがフェイバリットに選んだOLAPの凄まじさの表現
そしてケビンの株上げにもつながりますしね
みなさん、こんにちは。
ウォーズマンVSオニキスマンもクライマックスですね。
たしかにバッファローマンはやや蚊帳の外だったかな…(苦笑)?
あとOLAPって展開もアリですね! もしそうなったらシビれます(笑)。