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いや~…今回もドラマが多かったですねぇ。いろいろありますが、頭からいきますか。
ドリル状になった『サンクション・ノーズ・フェンシング』でコーカサスマンの胸を貫いたマンモスマン。これがフィニッシュとなり、試合は終了です。
前回マンモスマンが打っていた“勝利への予備工作”とは、この技の威力を最大限にするために、胸に一点集中攻撃を加えていたことでした。
無事彼が勝てたことにホッとしましたね。ダブルノックアウトや道連れフィニッシュではなかったので、とりあえず彼が生き残ってくれて嬉しいです。
会場の大声援を受けて勝利を手にしたという経験も、彼にとっては初めてのことであり、感動して落涙をしています。この一連の流れが今回のタイトルにもなっているので、ゆで先生が描きたかったシーンなのでしょう。
たしかに感動的なシーンではあるのですが、同時に圧倒的強さを誇っていた彼が、やや軟弱になってしまったような感じもしてしまい、正直なところ薄い違和感を感じてしまう自分もいます。
このあたり、キャライメージの変更って難しいな、と思ったりもしますね。
でもって、できれば超人側に寝返ってもらいたかったコーカサスマンですが、そうは問屋が卸さなかったようです。
ふらついて燃え盛るリング下に落下しそうになるものの、敵であったマンモスマンがその落下をガッチリとキャッチしたので、
きたか…!!
( ゚д゚) ガタッ
/ ヾ
__L| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
と思ったのですが、コーカサスマンにそれを拒否されてしまいました。ちょっとAA古すぎかな(笑)? 流行っていたときに使ったことなかったので、一度使ってみたかった(笑)。
ただコーカサスマン、潔いです。最後の最後で“ザ・マンの心境が理解できた”と超人を認め、さらには“超人は手ごわいぞ”と仲間に警鐘を鳴らして散っていく様は、見事というほかはありません。
なんかなあ…ザ・マンと世間話をさせてあげたかったなあ。
散るには惜しいキャラが散ってしまい、残念な気分に浸っていると、さらに厳しい展開が我々襲います。なんと勝利したマンモスマンも、結局のところ散ってしまうという、衝撃案件です。
いや~、マジか。大ダメージで動けなくなったキャラが、リング崩壊から脱出できず、やはり火口に落下して散るという展開。
やはり旧フェニックスチームは、勝とうが負けようが散っていく運命だったのか。超神との対戦成績は2勝1敗と勝ち越しているのに、なんとも意地悪なゆで先生です。
そして“必ず誰かに後を託す”という展開も踏襲。プリズマンはジェロニモに、サタンクロスはアシュラマンに、そしてマンモスマンは…なんと彼が唯一認める超人であるロビンマスクに後を託すことに!
ゆで先生お得意の“超人パワーを移植すれば、死んだ超人も生き返る”という方式により(苦笑)、数年ほっとかれたあの超人博士がゴワゴワし始めて次回に続く、ですよ!
以前、この試合の流れで“ロビン復活もあるかも”と書いた記憶もありますが、まさかマンモスマンの命と引き換えに、とは思いませんでした。
こちらを立てればあちらが立たずというか、超人キャラのトレードオフというか…何かしら引っかかりを残すじゃあないですか、ゆで先生(苦笑)!
まあキャラ人気トップ3の常連であるロビンを、ずっとほったらかしにするはずはないんですけどね…でも…マンモスマンは惜しい。惜しいなあ。まあ何かしらのタイミングで復活すると思いますけど…と思いたい。
そして最後に“おっ?”と思わせたのが、ランペイジマンの粋な計らいです。マンモスマンがロビンに託したカピラリアの欠片の奪還を、あえて行いませんでした。
このあたり、武士の情けというか、敵に塩を送るというか、敵に対するある種のリスペクトが見え隠れし、神らしい高潔な一面を見せています。ランペイジマンのキャラに深みが増した瞬間だったといえるでしょう。蔑むべき超人に対し、少し考え方が変わってきたのかもしれません。
その他気になった点は
- 泣いて天を見上げるマンモスマン、妙に顔半分イケメン。
- コーカサスマンは男気のあるヤツだな。
- それだけにバイコーンの下品さが際立つ…。
- 超人は手強いぞよぉ~。最後に“ぞよぉ~”って、コーカサスマン(苦笑)。
- マンモスマンが避難できなくなった原因を作ったのは、ここにリングを設置したフェニックスの読みの甘さのせいではないのか…?
- マンモスマンをして“優秀な頭脳”と言わしめたファイティング・コンピュータ。最大級の評価。
- 超人パワーとカピラリアの欠片が合体してしまいました。
- それが体内に入ったロビンは、完全に賞金首に(笑)。
- 砂から出てきたのが実はポーラマンだったらどうしよう(笑)。
こんなところでしょうかね。


コメント
リング崩壊のくだりは何か違和感ありましたねぇ…。
途中でダメージ来てたくだりもなければ、そうなるような大技の応酬があったわけでもないですし。
…まあマンモスマンの重さ+空中殺法の影響と考えるとありえなくもないですが。
でも、次回がまた楽しみですね!
砂の中から彼が復活するようですし!
そう…
ミスターカーメンがね!(砂漠繋がり)
ターキーさん、こんにちは。
ミスターカーメンが復活したら、個人的には嬉しいですねぇ(笑)。ただ彼をマンモスマンが認めているわけないってのが、おおきな問題ですよ(苦笑)。
コーカサスマンの最後が潔いだけに
イキった挙句負け惜しみめいた事を言って消えていった
バイコーンさんの格下感が増してしまいましたな・・・・
そして前回のフランク増し増しキャラを反省したのか
威厳を前面に押し出すランペイジマン
次回復活するのはたぶん唯一復活していない元王子候補
ソルジャーマンじゃないですかね?(絶対無い)
uzukiさん、こんにちは。
たしかにバイコーンは性格的にもいいとこなしでしたね…。それと比較するとコーカサスマンは人格者でした。
ランペイジマンは点数を取りに来た感もありますね(苦笑)。
コーカサスマンのカピラリアのピースがどうなったか気になります……。バイコーンの場合は落ちた欠片の様なものがピースかなとは思いますが……。
かつてバッファローマンと死闘を繰り広げたマンモスマンが、ロビンマスクに残る超人パワーを送るのは……七人の悪魔超人編の最後にバッファローマンがロビンマスク達に超人パワーを送ったのと被り、感動で涙が止まりませんでした……。
まさきゆきのりさん、こんにちは。
そうですね、バイコーンとコーカサスマンのピースは誰が管理するんでしょうね。
ピースをコンプリートしたがっているのは調和の神の一派なので、超人陣営はそこまで固執してはいないのかもしれませんね。1つでも守り切ればいいわけなので。
あとマンモスマンの最後の行動はやはりバッファローマンを思い出させますね。そう考えると、ロビンってバッファローマンとマンモスマンという、巨獣コンビ双方から命をいただいているんですね。