今週のキン肉マン第377話-火事場のパロ・スペシャル!!

今週のキン肉マン
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 計算では導き出せない本能による攻撃で、まさかのキン肉バスターを炸裂させたウォーズマン。さらに追撃のパロ・スペシャルで、オニキスマンをがっちりと捕らえると、一気に勝負を決めにかかる!

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ウォーズマン、大宣言!

 一度は活動を休止したウォーズマンでしたが、不屈の闘志でオニキスマンを伝家の宝刀である『パロ・スペシャル』に捕らえることに成功。ミッシン、ミッシンと、オニキスマンを絞り上げます。

 完全にKOしたと思ったオニキスマンが、その復活に驚愕すると

お前の計算ではさっきの技で終わりだったろう。

だがその計算を超えていくのが正義超人の、いや今の全地上の超人たちの強み。

これこそ我々が希望の先の先の最後にやっと見つけた…

究極の答え、火事場のクソ力だーーーっ!

と、自身が復活したエクストラパワーについて、誇り高く叫びます。

 おお~~、言うたった、言うたったウォーズマンのやつ! これはなかなかに痛快な立ち回りです。

 彼にとって、仲間と共に成長して会得したこの力は、とても誇らしいものなんですね。そんな純粋な気持ちを正直に口にした、そんな風にこのやりとりでは感じます。

似て非なるパロ・スペシャル

 火事場のクソ力 × パロ・スペシャル。このハイブリッドだったら、もうこのまま決まりかな…? な~んて気がしてきましたよ。

 だってねえ、ほら。一度技を振りほどこうと抵抗したオニキスマンを、アリ地獄ホールドの特性で押し返しましたからね。

 そしてこれを見たとき、ちょっと感慨にふけってしまいましたよ。

 というのも、ウォーズマンはスグル戦において、同様のシーンを披露したことを思いだしたからなんですね。ただあの時はロビンマスクによる

今だウォーズマン、火事場のクソ力返しだーっ!!

という指示のもと、スグルの抵抗を押し返したんですよね。

 そうなんです。その時のウォーズマンは、“火事場のクソ力攻略”をパロ・スペシャルで実践したんです。

 しかし今回はその“火事場のクソ力”の力を借りて、オニキスマンの抵抗を押し返したわけです。形的には同じシーンなのに、力の作用は真逆なんですね。

 そう考えると、なんとも感慨深い気持ちになっちゃって。同じ形だけど精神が違う。そのような深い描かれ方を、このシーンでは表しているのかな、なんて。

 そんな勢いがあったので、

よし、このまま『パロ・スペシャル・ジ・エンド』だっ!

なんていうイケイケな展開も頭の中をよぎりまくります(笑)。

超神の意地

 しかし…やはりそうは問屋が卸さないんですね。超神としてのオニキスマンの意地が炸裂するわけですよ。

神の力を吸収する?

やれるならやってみるがいい

と、両腕のフックを力で外し、強靭な両足でウォーズマンをホイップ。ウォーズマンはコーナーに頭から激突し、ダウンを喫します。

 う~ん、予想はしていましたが…やはり外されるんですね。“火事場のクソ力 × パロ・スペシャル”という夢コラボすら回避されるとは…ややショックです。

 ただね、これはまだまだ想定内です。予想の範疇です。我らがウォーズマンが、まだ負けたわけじゃない。慌てる時間じゃないですよ、皆さん(笑)。

 とはいえ、これからは超神様がお灸をすえるターンです。ただ…これをしのげば…我らの望む光景が見えてくるかもしれません。

ここからは罪に対する罰の時間だ。

超人ごときが神を超えたと冒涜した罪は、この技で償ってもらおうか。

と前口上をしたオニキスマンが繰り出したのは…やはり前乗り式の『パロ・スペシャル』である『ブラッケンド・オーバー・ライダー』!

 しかも空中でそれを極め、そのまま落下して大ダメージを与えるというバージョンです。

 それが極まった時の有様は、まさに『ブラッケンド・オーバー・ライダー・ジ・エンド』といっても過言ではありません。

 技を食らったウォーズマンの腕のひん曲がり具合、そして全身の糸が切れたようなマリオネット具合を見て、

やべ~…さすがにこれ負けたかも…

という思いが脳裏をかすめました。

忘れていた宿題

 というのも、前回一度電源が切れて、再起動をしていたからなんですね。さすがに二度目の再起動はないだろ…と思っていたら…まだ立ち上がってきましたよ、ウォーズマン!

オレが負けたと…思っているのか?

オレはまだ希望を失っちゃいないぜ…

と声を絞り出しながら、そして左手のベアクローを杖にしながら立ち上がろうとします。

 その姿を見たスグルが

し…しかしお前の身体はもう!

と心配すると、

ああそうだ。とっくに限界は超えている。

だから…もう一発しか打てない。

と、ラストチャンスに賭けるようなことを口にするウォーズマン。

一発?

とスグルは疑問を口にしますが、ここで感づいた読者の方はけっこういらっしゃるんじゃないでしょうか?

 私もこの“一発”というフレーズで、あるシーンがすぐに思い浮かんだんですよ。

 ウォーズマンの必殺技といえば

  • スクリュードライバー
  • ストーム・エルボー
  • ウォーズレッグ・ブリーカー
  • パロ・スペシャル
  • パロ・スペシャル・ジ・エンド

などがあがると思います。

 しかし…忘れていた必殺技が、もう一つあったんですね。

あ…あれか…! あれが最後の“一発”なのか…!?

という予想は、ウォーズマンの右手からもベアクローが突出したときに、確信に変わりました。

一発!? お前まさか!

 どうやらバッファローマンも気づいたようです。そうですよね、だってあなた、当事者ですもんね(笑)。

 そう、ウォーズマンはダブルベアクローからの、『光の矢攻撃』を狙っていたんです。これは完全に裏をかかれました。

 だって…ねえ、決まり技は『パロ・スペシャル』だと思うじゃないですか。そこで『光の矢攻撃』って…頭の片隅にもなかったですよ。

 しかしながらそれは、『パロ・スペシャル』をも上回る“隠れた必殺技”であることは、誰も否定しない事実でしょう。

 そんな“忘れられた必殺技”、もしくは“禁じ手の必殺技”をここで持ち出してくるとは…今回もゆで先生のストーリーテリング恐るべし、です。

 個人的にはこの『光の矢攻撃』は、ウォーズマンの“40年間忘れていた宿題”のような気がするんですよね。そう、志半ばで達成できなかった事案なんです。

 ここ数年、ウォーズマンは初代連載時の不遇な扱いを取り返すような、汚名返上的行動を見せることが顕著です。

 バッファローマンやネプチューンマンといった強豪によって、地の底まで技の価値を低下させられた『パロ・スペシャル』を、ポーラマン戦にて見事に回復。

 そして今度は『光の矢攻撃』の名誉を挽回するフェーズにきた、ということです。

 もしこれが決まり、本懐を遂げることができれば、ウォーズマンは過去に背負った負債をすべて返済することになります(笑)。

 そう、完全に“キレイな体”となったウォーズマンに脱皮することができるのです。

 そう考えると、この流れはとても感慨深いです。ぜひとも忘れていた宿題をやっつけて、その40年越しの達成感を、我々ファンにも届けてほしいものですね。

その他気になった点

 その他気になった点は

  • 『パロ・スペシャル』の絞め音は「ミッシン、ミッシン」。
  • 洋裁ができそうです(笑)。
  • スグルの指示で、オニキスマンを押し返すウォーズマン。素敵な連携。
  • オニキスマンは意外と選民思想が強いな。完璧超人みたい。
  • なぜザ・マンが視聴するシーンが挿入されたのだろうか…?
  • 何かウォーズマンに対し、特別な思いがあるのかと勘ぐってしまう。
  • 今回は絶対に外すなよ、光の矢。

 こんなところでしょうか。そして…! 4月4日にコミックス最新刊78巻発売です!

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コメント

  1. uzuki より:

    まさかの1200万パワースクリュードライバー!
    当時の子供ですら「どういうこっちゃねん?」と思ったであろう
    謎掛け算に代わるパワーアップ方程式を見せつけるのか
    火事場のクソ力だけで押し通すのか
    いろんな意味で次回も目が離せません

  2. つかさ より:

    セコンドに スグルとバッファローマンが居る事が凄い伏線になってる試合ですね

    クソ力が通用しない?
    となると
    二刀流で100万+100万で200万
    5倍の跳躍で200万✕5で1000万
    10倍の回転で1000万✕10で1億パワー
    9999万パワーを僅かに上回る光の矢
    …ってバカな計算を考えてしまいました(恥)

  3. ウォーズファン より:

    まさかとは思うけど、オニキスマンの正体がミハイルマン・・・なんてことは無いか・・。

  4. ターキー より:

    ウォーズマン推しとして勝って欲しい気持ちはあれど、正直勝ちきれないのではなかろうかという不安の気持ちの方が強いです…。
    ウォーズマンの疲弊具合と、オニキスマンのタフさを見ていると。

    光の矢が決まっても2人ともダウンしてドロー、もしくはそれすら対処されて敗北…という可能性が見え隠れ。
    勝ってほしいなぁ…。

  5. MK より:

    光の矢が出ますか、私も「一発だけ弾丸を残した拳銃と同じ、その一発で仕留めなければならない!(対バッファローマン戦)」というフレーズは当時とてもカッコいいと思って聞いてました!
    しかし外されたらそれこそ終わりなので決まるかどうか、ですね。
    といってもあと一回技を使う力がある、では例えORAP等を出してもそれ以上の盛り上がりに欠けるような気もするし、微妙ですね。

  6. アキラ アキラ より:

    みなさん、こんにちは。

    いや~、あの“光の矢方程式”は積算根拠はどうあれ、「なにやらすごい!」と一気に持っていく勢いがありましたよね。

    そして、“細かいことは置いといて、勢い重視だ!”という『キン肉マン』の作品コンセプトの柱を見た気がします。

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