今週のキン肉マン第331話-カピラリアのおたけび!!

今週のキン肉マン
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 プリズマンの心臓である“カピラリアの欠片ピース”を移植されたジェロニモ。これより彼の役割は、風雲急を告げることになりました。

 いや~、思った通りジェロニモ、リボーン状態になりました。最近の表現でいえば“ジェロニモ2.0”といったところでしょうか(笑)。

 ジェロニモ2.0のポイントは以下のように2つほどあるかと思います。

  1. シリーズのテーマにリンクした必殺技と耐性を得た
  2. 切り札という大役を与えられた

ではそれぞれを具体的に考えていきましょう。

1.シリーズのテーマにリンクした必殺技と耐性を得た

 このシリーズのテーマとして、神々による超人殲滅行動があります。その殲滅を行う具体的な作業は“カピラリア七光線の照射”であり、超人にとっては悪影響しかないこの光線こそが、シリーズを大きく左右する重要キーファクターとなっています。

 その恐怖の光線が効かないどころか、逆に武器にできるイレギュラーキャラ、それがプリズマンであり、その特性をまるっと継承したのが今回のジェロニモ2.0です。

 シリーズの根幹にかかわる項目において、他の誰も持ち得ない能力を手にしたジェロニモは、この時点で圧倒的なキャラ特性を得たことになります。これは他キャラとの差別化という点においてはとんでもないアドバンテージで、ゆで先生が彼をこのシリーズで大きく活躍させると宣言したに等しいです。

 となると、今シリーズのジェロニモは前途洋々ですよ。スター化が確約されたようなものですからね。サンシャイン戦で読者に感動を与えたあの輝きが、40年弱の年月を経てよみがえるわけです。これもここ数年、ゆで先生が行ってきた“スポットの当たらなかったキャラにも活躍の場を”というスタイルの踏襲なんでしょうね。楽しみです。

2.切り札という大役を与えられた

 彼が今後活躍しうる可能性が高いことはわかりました。しかし、今回彼は“切り札指名”をされています。つまりはただの活躍じゃないということです。シリーズの展開や流れを大きく変えるポイントで活躍をする、という意味がこの“切り札”には含まれているのではないでしょうか。

 そう考えると、彼には超神と闘うことは当然のこと、しかもかなりの難敵を撃破して大きな成果を達成する姿が見えてきます。そんなドラマチックなキーパーソンとなった彼を、ゆで先生はどういった演出で表現するのか。何か目算があるのかもしれませんね。

 このような状況になった彼は、なぜに自分がそんな大役を任されたのかとプリズマンに問いかけています。その時の

  • 未熟者
  • お荷物

という自己否定表現は、まさに読者が現在抱いているジェロニモに対する評価そのものであり、裏を返せばそこから脱却するストーリーが待っていることを指し示しています。いやあ~、これは本気ですね、ゆで先生。以上が私が感じるジェロニモ2.0に関する雑感です。

 そしてテリーマンもジェロニモ2.0への脱皮を後押ししています。そうですよね、テリーマンにはジェロニモを超人にしたわりには、中途半端なキャラにしてしまったという責任がありますから、今回はしっかりとケツを拭いてもらわないと(笑)。

 そこで再びクローズアップされたのが、ジェロニモを超人にした超人の神です。これ…何かの伏線じゃないかなぁ…? 個人的な予想なんだけど、この超人の神、今回の調和の神軍団の一人として登場するんじゃないかと…そしてジェロニモと対戦するという、なんともいえぬ因縁が芽生えたりして…。

 ほら、『完璧超人始祖編』において、裁きの神・ジャスティスが、ジャスティスマンとしてまさかの登場をしたじゃないですか。ちょっと忘れられていた存在が、急にメインストリームに登場してきてびっくり、みたいなあの感覚? ないですかね。

 でももしこの超人の神が登場したら、ジャスティスマン並みに重要なキャラになるかもしれませんね。調和の神軍団にいながらも、ちょっと迷いを抱いているキャラというか。最後には裏切って超人の味方をしちゃう、みたいな。そのターニングポイントを、ジェロニモ2.0にやらせるのかな? なんて。

 ジェロニモにすべてを授けたプリズマンの最後のくだりもよかったです。自身が守るべきものを手段を選ばず守り抜く意地、それを託す相手への要望、そして最後のシメの一言。

 すべて口が悪いのですが、飄々としたスタンスを貫き通していて素敵でした。死に様も物質超人らしく、糸の切れたマリオネットのようにバラバラになっており、最後までブレずにキャラクターを務めあげた感じです。正直、今回の件で個人的には評価が急上昇しましたね。

 そして場面はサタンクロスの試合へ。相手の超神がそのベールを脱ぎました。名前はわかりませんが、見た瞬間「カッコいい」と呟いてしまいました。頭の左右から炎が噴き出ており、体の所々に顔面を模した装甲がへばりついています。

 個人的には北欧神話に登場する火の巨人・スルトを思い出してしまいました。ひじょうに強そうです。ちなみに笑い声は「バハーッ!」でした。はたしてサムソンティーチャー、連勝を飾れるのか。

 その他気になった点は

  • 超人パワーといい、今回のピース心臓といい、超人の移植はダイレクトだな。
  • 「オレの形見だと思ってよぉ」と、生き絶え絶えに言うプリズマン。魅力溢れてるな。
  • 「対超神戦の切り札だ!」と名指ししたときは、『特命係長只野仁』かと思った(笑)。
  • 「それが今回の特命だ!」みたいな(笑)。
  • ということは、プリズマンは梅宮辰夫なのか(笑)。
  • 今回のタイトル「カピラリアのおたけび」は、ジェロニモ2.0の必殺技名を予言しているのだろうか。

 こんなところでしょうか。

コメント

  1. Mk より:

    こんにちは、素晴らしい記事でまたキン肉マンを読むのが楽しみになります。
    フェニックスチームの絆はともかく超人存亡のために立ち上がる姿も本当にカッコ良いです。この精神があったからこそプリズマンもバイコーンに勝つことが出来たと思います。
    ジェロニモと超神との掛け合いも楽しみです。本記事のようなドラマチックな展開も期待したいです。ラージナンバーズ編も感動が大きかったので。
    新しい超神も良いデザインですね。私的には鉄腕アトムのボラーが過りました(古い)。まだ「バハーッ」しかセリフがない所からかも知れません。これからあると思いますが。

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