アキラ、食洗機を買う③ ービルトイン型設置工事編ー

オレ流近況報告-2020年
スポンサーリンク

 食洗機購入を思い立ち、いろいろと検討していった結果、ビルトイン型食洗機のシンク下設置に魅力を感じたアキラです。今回は業者さんとの細部の確認および設置工事を行いました。ここまでに至る経緯は以下のリンクからどうぞ。

 ちなみにシンク下設置における見積りを再度掲載します。

シンク下収納部設置
三菱製食器洗い乾燥機
EW-45R2S 42,000円(シルバー)
標準工事費 33,000円
電源工事費 11,000円(正面コンセントから分岐)
給排水工事費 8,800円
ひな壇状配管スペースカット 8,800円
扉カットFIX工事費 11,000円
既存・残材処分費 2,000円
合計 116,600円(10%税込)

 こんな感じです。これを見てシンク下設置が場所的にも機能的にも、そして予算的にも一番しっくりきたのですが、最後の関門は物理的に設置可能かという、確実な裏付けをとることでした。

 それはメーカーが提示する上図のような寸法図を見ればわかるのですが、それ以外にもヒナ段問題を確実にクリアしておきたいところです。

 この写真のように、シンク下に排水管を通すための出っ張りがある場合があります。これがなければ問答無用で左サイドに食洗機を設置できるのですが、このヒナ段がある場合は、それを撤去しなければ入りません。

 ただこれを撤去できる場合とできない場合があるらしく、それを確認するように業者さんからいわれました。確認するポイントは

ヒナ段ボックス内の配管が、食洗機を入れたい側に向かっていない

という点です。図で示すと以下のカンジです。

 でもって、右側にネジ止めしてあるパネルをドライバーで外し、首を突っ込んで中を確認します。さらにペンライトをかざしながら写真撮影。なかなかにタフな作業です(苦笑)。

 その結果、我が家の配管は向かって右側に折れていることがわかりました。つまり食洗機を設置する左側のヒナ段内は空洞であり、撤去可能なわけです。これにより、シンク下設置へ一歩進むことができました。

 ところがです。最後の最後で物理的なNGが出てしまいました。それは横幅です。三菱の食洗機EW-45R2Sは、横幅が41.5cm以上必要です。測定時には楽々クリアしていると思っていたのですが、縦の配管をよく見ると…げっ。中央上部が妙に太くなっているじゃないですか。

 そうなんです。私は下側の細い配管部分でサイズを測り、楽勝と思っていたのです。ですが上の太いカバーがある部分を測ると、なんと39~40cmであり、食洗機が挿入できないことが発覚しました。

 これはショックでしたね~。業者さんに相談してもどうにもならないので、この時点でシンク下設置は泣く泣く諦めました。というわけで、次善の策である

ミドルタイプ × キャビネット設置 × 下部収納

でいくことにしました。見積りは以下の通りです。

シンク横45cmキャビネット部設置
三菱製食器洗い乾燥機
EW-45R2S 42,000円(シルバー)
N-PC450S 31,300円(シルバー)
標準工事費 33,000円
電源工事費 11,000円(正面コンセントから分岐)
給排水工事費 8,800円
下部収納工事費 2,200円
既存・残材処分費 2,000円
合計 130,300円(10%税込)

 予算的には1.5万円ほどアップしますが仕方ないです。下部収納をなんとか確保し、デッドスペースが生じることだけは避けることにしました。

 そして業者さんに正式に発注をし、工事日程が決まりました。発注してからおよそ2週間後です。ここまで担当営業の方とは一度もお会いしていません。メールのやり取りのみです。すごい時代です(苦笑)。

 工事日が決定すると、当然のことながらキャビネット内に収めていたアイテムは、別の場所に事前に移動させました。このあたり、ハミコさんもがんばってくれて、無事に別空間に移動することができました。捨てるものも多かったらしいですが(苦笑)。

 でもって工事当日です。職人の方が一人いらしてキッチンに入り、食洗機の設置を開始しようとするや

業者さん
業者さん

このキッチンだと…下部収納設置はできないですねぇ。

という仰天セリフを口にします。

 どうも我が家のキッチンのキャビネットは、右のコンロ側とは切り離されているものの、左のシンク側とはくっついてしまっているのが問題だそうです。

 というのも、キャビネットが完全に独立しているブロックだからこそ、食洗機の挿入と下部収納の設置が容易にできるらしく、うちの場合はシンク側、つまり向かって左側の壁にかなり手を入れないとそれができないそうです。もしやるならば、想定外の大掛かりな工事が発生するとのことでした。

 これは前回確認した“台輪”が関係しています。うちのキッチンの台輪は下の写真の通り、右側にしか台輪がありません。つまり右側は切り離されているけれど、左側はくっついている、ということになります。

 ただこれについては事前に送ったチェックリストにしっかりと記載したはずです。写真も送っていました。ですので、私の方の落ち度はないはずです。このあたり、オンラインのみでの打合せの弊害が出たというか、一番懸念されるべき齟齬がでたといえるでしょう。

 ただ私の方に落ち度がないことは業者の方も理解してくれたので、問題解決の方法を探ります。そこで業者さんが提案してきたのが、

現在の1段目のキャビネットを生かして、下半分に食洗機を設置する

というものでした。要は上に食洗機、下に収納という設計図を、上に収納、下に食洗機と逆にするという提案です。そんなことができるんですか? ということで、それに対するメリット・デメリットを確認してみます。

・新規収納を設置しないことで、作業工数が半減する。
・収納パーツ代3万円が不要となり、それを別の工事費に充てられる。
・依頼通り収納スペースは確保できる。
・おそらく金額が安くなる。

・上段設置予定だった食洗機が、下段設置となる。

 このようなカンジです。正直食洗機が上だろうと下だろうとどちらでもいいので、デメリットはないですね。さらに安くなるとのことだったので、突如行うことになった解決パターンでの金額を以下に示します。

シンク横45cmキャビネット部設置 MarkⅡ
三菱製食器洗い乾燥機
EW-45R2S 42,000円(シルバー)
N-PC450S 31,300円(シルバー) ※削除
標準工事費 33,000円
電源工事費 11,000円(正面コンセントから分岐)
給排水工事費 8,800円
ひな壇状配管スペースカット 8,800円 ※追加
扉カットFIX工事費 11,000円 ※追加
下部収納工事費 2,200円 ※削除
既存・残材処分費 2,000円
合計 116,600円(10%税込)

 結果的に“シンク下収納部設置”と同額に落ち着くことになりました。紆余曲折しましたが、簡単に言うと“収納を残しつつキャビネットに食洗機を設置し、金額は一番リーズナブルになる”という、おいしいところ取りの結果となりました。逆にラッキーだったかな?

 そんなことで方針が決まり、工事と設置をしていただきました。2、3時間くらいでしょうか。意外と工事の音が大きくてびっくりしました。これはくっついている板や、キャビネットの扉をカットするときの切り離し音がそのほとんどだと思います。

 ですので、慌ててお隣さんと下の階の方に謝りに行きました(苦笑)。カット工事が発生するとわかっているのならば、事前にご近所にご挨拶をしておいた方がいいですね。ただカット工事が発生しない設置工事であれば、そんなに音はしないと思います。

▲こんなカンジになりました。

 そしてこんな感じで我が家に食洗機が設置されました。実際に使用したレビューは、以下のリンクからご覧ください。ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました