アキラ、食洗機を買う④(最終回) ービルトイン型レビュー編ー

オレ流近況報告-2020年
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 とうとうビルトイン型食洗機を購入いたしました。今回はその使い勝手等のレビューをしたいと思います。購入までの経緯は以下のリンクからどうぞ。

 私が購入した機種と、予算は以下の通りです。

三菱製食器洗い乾燥機
EW-45R2S 42,000円(シルバー)
標準工事費 33,000円
電源工事費 11,000円(正面コンセントから分岐)
給排水工事費 8,800円
ひな壇状配管スペースカット 8,800円
扉カットFIX工事費 11,000円
既存・残材処分費 2,000円
合計 116,600円(10%税込)

キャビネット設置型の、ミドルタイプビルトイン型食洗機です。4人家族想定の機種ですね。私はキャビネットの上部収納をそのまま残し、下部に食洗機を挿入しました。

▲偶然コンロと似たような色合いとなりました。

 こんなカンジです。ではさっそく某ドットコム風に(笑)、レビュー表を掲載してみますね。

洗浄力 ★★★★

 洗浄力は星4つとしていますが、物理的な洗浄力は文句なく星5つです。もうね、洗い上がりがテカテカツヤツヤするくらいキレイになります。

▲皿はもちろん、超人師弟コンビのマグカップもピカピカです。

 これは食洗機用の洗剤が強力であることと、高温の温水で洗浄できることの相乗効果だと思われます。手洗いでは不可能な洗浄方法なので、それによる仕上がりは十分満足できるものです。

 星を1つ減らしたのは、食器の並べ方をミスるとうまく洗浄液が入り込まず、洗い残しが生じることがあるからです。ただこれは気をつければ防げることなので、ほぼ星5つですね。

収納力 ★★★★

 これは家族の人数によりますが、4人家族であれば大きな問題はありません。茶碗、お椀、大皿、中鉢、小皿、箸やスプーン等が一度に洗えます。また、上段ラックに湯飲みやコップ、菜箸、おたま、包丁などを置くことができ、皿と一緒に洗えます。つまり食卓に出た食器はほぼ一度に洗えるということです。

 ただしもっとおかず品目が多い家庭だと、あふれる食器も出てきそうです。そこは手洗いと食洗機の二刀流でいくしかないですかね。

 また、どんぶり系の食器は入れづらいというか、設置効率が悪いです。空間を無駄に使ってしまう感じで、イマイチうまく入りません。このあたりが星1つマイナスとなりました。

使い勝手 ★★★★

 最高の洗浄効果を得るための入れ方というのがあって、それを見極めるまでにトライアンドエラーが生じます。でもだんだんと慣れてきて、「この入れ方はアカン」というのが分ってくると、すこぶる使い勝手が良くなります。

 簡単にいうと、食器と食器の間にスキマを作るように入れるのが吉です。そのスキマは数㎜で構いません。洗浄水がそのスキマにもくまなく入り込み、ピカピカにしてくれます。逆に食器が密着していると、洗い残しが発生するということです。

 物理的な面では、上段ラックがやや面倒くさいです。上段ラックにはコップや湯飲みを置くのですが、庫内下部がすべて埋まってからでないと置けないんですよ。

 だから庫内下部が食器で埋まるまで、そのラックも食洗機から出しておく必要があります。これもイマイチ美しくないですね。その点で星1つマイナスです。まあそれほど目くじらを立てるほどの欠点ではないですが。

 作業時間は洗い30分、乾燥90分、計2時間といったところです。ですので、連続しての洗浄は難しいです。でも洗い物でそんなに回転数あげる必要ってないですから、あまり気になりませんね。夜スイッチを押して、朝キレイに乾いているというスパンで十分です。

 どうしても連チャンでいきたいのならば、乾燥を止めて食器を自力で拭けば、すぐに次の洗浄ができますけどね。

 メンテナンスは楽です。毎回やらなければならないのは、使用後に残菜フィルターを軽く洗うことくらいでしょうか。庫内や洗浄ノズルは、数ヶ月に一回のメンテナンスでいいと思います。まあ毎回洗っているようなものですからね(笑)。

静音性 ★★★★★

 これはバツグンです。カタログでその静音性をうたっている通り、ブラシレスモーターの性能は素晴らしいですね。あまりに静かなんで、はじめは「ちゃんと動いてる?」と思ってしまいましたから(苦笑)。

 食洗機の音でテレビの音が聞こえづらくなるとか、まったく気にする必要はありません。騒音にカテゴライズされるレベルではないですね。いやホント、すごく静かです。完璧超人です。よって満点の星5つです。

経済性 ★★★★

 ごめんなさい、ちょっと明確な数値資料をご用意できないので、感覚値評価です。経済性といいますと、主に電気代と水道代の増減を見ればいいのですが、これらはその他の機器の使用頻度でも大きく変わってきますので、ピンポイントでピックアップできないじゃないですか。

 ただ食洗機の導入前、導入後で目立った違いがなさそうなので、これを導入する経済的デメリットがないことは分りました。電気代でびっくりするような上がり方はないです。

 逆に水道代は節水性というメリットで下がって欲しいのですが、これもイマイチはっきりしません。正直、劇的な下がり方はしていません。ただ風呂、シャワー、洗濯、トイレと複合要素が多すぎるので、ぶっちゃけ判別しがたいです。まあ損はしていません。

 というわけで、もう少し節水性が劇的に変わっていればなあ、という失望で星1つマイナスということにしておきましょう。

 ちなみに洗剤が高いかというとそうでもなくて、リーズナブルな液体やら粉末を利用すれば、手洗いの時と変わらない消耗品代ですみます。

総合評価 ★★★★

 以上の評価を総合すると、星4つですかね。ただ個人的には本当に購入してよかったと思っているので、限りなく星5つに近いです。購入してよかったと感じる点は

  1. とにかくキレイに仕上がる。
  2. 食器洗いが時短できる。
  3. 食器を拭く必要がなくなる。
  4. 水切りカゴに余裕ができる。

といったところです。簡単に雑感を記します。

1.とにかくキレイに仕上がる

 これは前述しましたね。夜スイッチを入れて朝食器をかたすのですが、洗い上がりがピカピカなんで、毎朝その出来を見るのが楽しみなんですよ(笑)。「ど~れ、昨日の仕事ぶりはどうかな?」なんて思いながら、庫内から食器をかたすのが楽しいです。

▲かたすのが楽しみになります。

2.食器洗いが時短できる

 洗い物の7、8割を自動化できるので、すぐに鍋やらフライパンといった大物に取りかかれ、それさえ終われば食器洗い終了となります。早い時間で自由時間に移れるので、だいぶ負担が減りました。

3.食器を拭く必要がなくなる

 地味に大きなメリットです。特にハミコさんが絶賛しております(笑)。乾燥機能ですべての食器が乾くので、本当に楽です。すぐ食器棚にしまえます。

 無精を貫くならば、この庫内を食器棚にして、食器かたしさえスキップすることも可能です。その代わり、毎日同じ食器を繰り返し使うという縛りは出てきますがね(苦笑)。

4.水切りカゴに余裕ができる

 今までは水切りカゴに様々な食器を洗っては置いていたので、けっこうな渋滞が起きていました。山盛りに置きすぎて、水切りカゴがシンクに崩壊したこともしばしばです(苦笑)。

 しかし食洗機設置によりほとんどの食器が食洗機に移ったので、スペース的に余裕ができ、鍋やらお釜やらをゆとりを持って置くことができるようになりました。これにより「どう工夫してこれら洗い物を置こうか」というパズルがなくなり、ストレスがだいぶなくなりました。

▲気兼ねなく鍋を置けます。

 以上、食洗機導入におけるレビューでした。検討している方々の参考になれば嬉しいです。でも本当にメリットばかりで、思い切って購入してよかったと思っています。使用期間はだいたい10年目安くらいだそうなので、2代目に向けて貯金もしておきたいと思います(笑)。ではまた。

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