先日、家電レンタルの“Rentio(レンティオ)”から食洗機をレンタルした際の検証レポートを書かせていただきました。
その結果、食洗機は作業品質と家事時短に有効との結論に達し、本格的に購入を検討するに至った次第です。
食洗機購入を検討する上でまず選択しなければならないのが、据え置きタイプにするか、設置(ビルトイン)タイプにするか、です。
というわけで、それぞれのメリットとデメリットを探ってみることにしました。ちなみに予算はコロナ給付金の10万円を下回れば下回るほどありがたいカンジです。
●据え置きタイプのメリット・デメリット
・賃貸でも気軽に設置できる
・設置工事のハードルが低い
・安価なものなら2~3万円台から
・場所をとり、キッチンが狭くなる
・景観にマッチしない場合がある
・排水ホースがシンクにひょろっと(笑)なる
・水栓工事が必要(不要な機種もある)
●設置(ビルトイン)タイプのメリット・デメリット
・キッチン一体型でとてもスマート
・パネル色が合えばさらに美しい
・電装系、排水系も隠れていて美しい
・設置工事が大がかり
・予算が高くなりがち
・設置不可能なキッチンもある
・収納スペースが潰れる
こんなカンジですかね。キン肉マンで例えるならば、
- 据え置きタイプ=ディフェンドスーツ(あとのせ型)
- 設置(ビルトイン)タイプ=地獄のローラー(埋め込み型)
こんなイメージでしょうか(笑)。あとボルトマンの超人電子レンジもビルトインだ(笑)。
予算厳守でいくならば、先日レンタルした『siroca 2WAY食器洗い乾燥機 SS-M151』あたりがバッチリです。水栓工事をしなくても使用できます…が、容量が少ない。基本的にこの機種は3人家族くらいを想定しているので、仕方ないんですけどね。
siroca 2WAY食器洗い乾燥機 SS-M151
¥49,200(税込・2020年11月現在)
やはり時短を目指すからには、家族4人分の食器は一度に処理できる容量は欲しいです。となると、据え置きタイプを選ぶには、もう少し大型を検討する必要があります。また、水栓工事が2万円弱(部品代15,000円+工事費5,000円)かかることも想定して総額を予想しなければなりません。
据え置きタイプの食洗機は、ぶっちゃけPanasonicの独占に近いです。参考までに4~5人用の容量を持つ最近の食洗機の相場を見てみましょう。
パナソニック 食器洗い乾燥機 シャンパンゴールド NP-TH3-N
¥81,539(税込・2020年11月現在)
パナソニック 食器洗い乾燥機 ホワイト NP-TA3-W
¥69,396(税込・2020年11月現在)
こんなカンジです。上の機種の方がいろいろと機能が多いのですが、下の機種でも“食器を洗って乾燥させる”という基本作業は十分できます。sirocaをレンタルして思ったのですが、日本のメーカー品であれば、廉価タイプでも作業品質は満足できる質が担保されていると考えていいと思います。
ですので、据え置きタイプでは水栓工事2万円を合わせて、安くて9万円くらいの費用感で見積もればいいわけですね。少し高級志向ならば10万円と。どのみち給付金にお釣りはでなさそうです(苦笑)。でも時給換算すれば、2年でペイできますね。
時短268時間 × 時給342.5円 = 91,790円
時短時間は1回の食器洗いにつき22分時短できるとして、2年730日をかけた時間で、時給根拠は年収を300万円と仮定し、1年間(365日×24時間=8,760時間)で割った場合の金額です。
こう考えれば、9万円くらいで手を打ってもいいか…と思い、じゃあ場所をどこに確保しようかと、メジャー片手にあれこれシミュレーションを始めたのですが…ただでさえ狭い家がより狭くなることに抵抗を感じ始めました。
そこで試しに設置(ビルトイン)タイプでいかほど予算がかかるのか、見積もりを取ることにしました。ビルトインはいろいろな条件で見積金額が変わるので、正確な金額を知るのに一手間かかるんですよ。
しかも派手な工事費が含まれるため、予算的に据え置きタイプより高くなる可能性が目に見えています。だから選択肢から無意識下で外れてしまうんですね。でもスマートに設置ができて、据え置きタイプより少し値が張るくらいだったらありかな…なんて思ってしまったんです。
ですので、次回は設置(ビルトイン)タイプの見積もりを行います。ちょっと手間がかかりますがね。でもサンシャインだって弱点克服のために、呪いのローラーのビルトイン見積もりを、手間暇かけて依頼したに違いありませんからね。負けてられませんよ(笑)。
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