先日お話ししたとおり、サーバーをカラフルボックス(colorfulBox) に変更し、サイトデータの引っ越しを行いました。今後似たようなことを行う予定のある方の参考になればと、備忘録を残します。

第4回となる今回は、DNS設定について備忘録を残します。ちなみに備忘録のバックナンバーはこちらから。
DNS設定ってなんだ?
もうね、わからんことだらけですよ。DNS…でぃーえぬえす…? 何だよ、それ。DDSなら知っていますよ。私の青春の思い出ファミコンソフト『デジタルデビル物語 女神転生』の略でしょ? え? 違う? じゃあ何なんですか?
調べてみると、どうやら“Domain Name System”の略らしいです。簡単に言うと、お名前管理システムですかね…ネットでは世界中のあらゆるドメインを管理しているサーバーがあるんですって。そこに新しく購入した「sample.baby」を登録しなければ、サイトの表示はできないそうです。
さらに言うと、この「sample.baby」のような、我々が普段目にしているドメインには、本当の名前があるようです。それはIPアドレスという数字の羅列で、「123.456.789.01」みたいな、無機質な数字の羅列で表示されます。
コンピューター的にはこの意味不明な数字の羅列こそ、主として取り扱っているデータであり、「sample.baby」という表示は、ただ人間がイメージしやすく変名したものらしいんです。ほら、数字の羅列なんかより覚えやすいし、何のサイトかイメージがつきやすいじゃないですか。
つまりIPアドレスが本名で、ドメインは通称と置き換えることもできるわけです。キン肉マンで例えてみましょうか。IPアドレスが「ニコライ・ボルコフ」です。さて、ドメインは何でしょう? 正解は…「ウォーズマン」です。ほらね、IPアドレスわかりづらいでしょう(笑)? そんなわけで
「123.456.789.01」=「sample.baby」
という相関性をデータベースに登録しなければならないんですね。それがDNS設定ということらしいです…だと思うんですけど(苦笑)。
他にも悪魔将軍(ゴールドマン)、ストロング・ザ・武道(ザ・マン)、モンゴルマン(ラーメンマン)、シャネルマン(キン肉マン)と、いろいろできます。でもしつこいと嫌がられるので、この辺でやめときます(笑)。それでは実際のオペレーションを紹介していきますね。
マイページにログイン
まずはマイページにログインします。
DNS Manager を開く
上部メニュー「ドメイン」の「DNSの管理」をクリックします。
登録済みのドメイン一覧が表示されますので、DNS設定をしたいドメインの「ゾーンの編集アイコン」をクリックします。
するとDNS設定画面が表示されます。
ちなみにドメインを取得した直後や、ネームサーバーを変更した直後は下記のようなステータス表示となります。その場合は最大で24時間程度待ってから確認するといいです。私は2、3時間でいけました。
レコードセットをする
カラフルボックスは、レコードセットをすれば基本的なDNS設定が自動設定されます。まずは「レコードセットを変更」をクリックします。
各項目を設定します。
①レコードセットを選択
使用しているサーバー名を選択します。わからない場合はマイページからcPanelにログインし、画面右のメニューから「一般情報」の「サーバー情報」をクリックします。
②既存レコード削除
チェックを入れてください。
③「レコードセットを変更」をクリック
設定が完了したら、「レコードセットを変更」をクリックします。
設定完了
「DNSレコードの設定」タスクが正常に追加されましたと表示されれば、設定完了です。
次回はWordPressインストール編です。

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