【キン肉マン508話感想】義足が光る“蹴撃テリーマン”!45年越しの贖罪とキン骨マンの涙!

キン肉マン508話感想サムネイル。キン骨マンとイワオが正座し、体育教師ザ・マン先生を怖がるコミカルな一幕 今週のキン肉マン
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『キン肉マン』508話では、テリーマンの蹴り技ラッシュが大炸裂! 義足の真価が光り、あのキン骨マンが涙する感動の展開へ。そしてテリーの矜持が乗り移ったナックルパートは、エンデマンの“真の姿”をあぶり出す…そんな熱さも贖罪も、笑いも詰め込んだ感想&考察を、今週もどうぞ!

今週の注目ポイント

  • 蹴る! 蹴る! 蹴る!
  • 流行りのカーフキック
  • キン骨マンの涙
  • 殴る! 殴る! 殴る!
  • 喧嘩屋テリーマン
  • エンデマンの真の姿!
  • ゆで先生の爆弾ポストによる余波

この記事にはキン肉マン週プレ最新話508(2025年10月6日配信分)の感想が記載されています。つまりネタバレ確実なため、十分ご注意ください。
また、著作権保護の見地から
①Webサービス版
②紙媒体
等でオリジナルの作品を事前に読むことを強くお勧めいたします。

今週のキン肉マン第508話「ネオ・テキサスブロンコ!!」感想と考察

前回までのあらすじ

序盤から猛攻を仕掛け主導権を握るテリーマン。エンデマンの攻撃にも、テキサス・コンドルランチャーで追い打ち! ジャイアントハンターの異名に恥じぬ力を見せつける――!!
前回の感想は☞https://oreryu.site/kinnikuman15-94/

『テキサス・コンドルランチャー』炸裂!―光る義足の真価

 『テキサス・コンドルキック』からの派生新技である空中膝蹴り『テキサス・コンドルランチャー』で、エンデマンのアゴを打ち抜いたテリーマン。

 強烈な一撃に吐血したエンデマンがグラつくと、テリーは

まだまだ休ませはしない!

と叫び、落下際にフライングニールキックを一閃。怒涛の連続蹴撃を展開します。

 テリーが躍動しております。しかも攻撃の手段は義足の左足。これは明らかにキン骨マンから贈られた義足が素晴らしく機能している、という描写ですね。

 もちろん調子に乗ってこの足を酷使し、思わぬ落とし穴にはまるフリである可能性も否めませんが、今のところはキン骨マンへの感謝をファイトで表しているように感じます。

エンデマンの挑発―テリーマン、怒りのカーフキック!

 しかしエンデマンも踏ん張り、ダウンを喫するという醜態は回避。それどころか

こんなもので我は倒れはせぬ。さあ来い、チビ!

と、テリーマンを挑発するエンデマン。さすがは五大刻。その看板を守ろうとするプライドと意地は大したものです。でもあなたから見れば、ほぼ全員の超人がチビだよなあ(笑)。

 しかしそんな道理でも、ナメられることが大嫌いなテリーはその挑発に即反応。

チビだと、その言葉ゆるせん!

と、エンデマンに再び躍りかかっていきます。

 “ゆるせん!”と逆上して攻撃する様は、彼の幼馴染であるスペシャルマンとそのパートナーが、アシュラマンに冒とくされたときのリアクションをついつい思い出してしまいますね(苦笑)。

その言葉とりけせーっ!

ゆるさん!

みたいな(笑)。ちなみにあの時熱くなるカナスペを冷静に静止していたのが、当のテリーマンでした。当時の振り返りをしたい方はこちらをどうぞ↓。

 そして激昂した彼らが芸術的な返り討ち(笑)にあったのとは違い、テリーは強烈な左ローキックをビシバシとエンデマンに決めていきます。

 しかもこのローキックはただのローではありません。

これはカーフキックと言って、くらっている相手の意識はハッキリしているが、足のほうが言うことをきかなくなる魔性の蹴りだ!

と、ここ数年の総合格闘技界のトレンドであるカーフキック(ふくらはぎ蹴り)であることを強調。いや~、RIZIN.26での、堀口恭司vs朝倉海を髣髴とさせますね。

 この試合は、一度朝倉選手に苦杯を喫した堀口選手のリベンジマッチでした。そこで彼はこの強烈な“カーフキック”を効かせて、見事リベンジを達成したんですね。

 ちなみに実際の試合動画がこちら↓。

 ご覧になればわかる通り、このカーフキック一発で朝倉選手、ガクンと崩れています。その後も2、3発食らうのですが、痛すぎて朝倉選手本来の動きが完全に封じられているんですよ。

 そしてこのキックについて、堀口選手ご本人が解説した動画がこちら↓。

 こんなお宝動画が誰でも見られるなんて、すごい時代だなあ。余談ですが、堀口選手って雰囲気が少し嶋田先生に似てません(笑)? 私だけかな?

 少し解説が長くなりましたが、要は決まると立つのが難しいくらいのダメージを受ける蹴りなんですね。なので巨体のエンデマンが思わず片ヒザをついてしまうのも、あながち誇張された表現ではないわけです。

 そしてそんなエンデマンに放ったテリーの言葉がまた痛快で。

いけないなぁ。
片ヒザをついたらお前もチビの仲間だぜーっ!

ですから。今度はスペシャルマンではなく、知性の神が宿った不死鳥超人の

いけないなァ!

を連想させる憎まれ口ですね。今回のテリーのセリフ、オマージュ強し、です(笑)。

フェニックスとスペシャルマンからセリフの指導を受けるテリーマン。ちがう!と怒号が飛ぶ熱血練習場面
▲二人からセリフのレクチャー、受けた(笑)?

蹴り技のコンボ―義足への無言の感謝

 そしてチビ暴言に対するお仕置き攻撃の締めは、目の覚めるようなローリングソバット。この攻撃でエンデマンの胸にはビキィと亀裂が入ります。

 これでテリーの一連の攻めは

  • テキサス・コンドルキック
  • テキサス・コンドルランチャー
  • フライングニールキック
  • カーフキック
  • ローリングソバット

という蹴り技コンボになりました。しかもコンドルキック以降がすべて左足を使った蹴りなんです。

 これはテリーがサウスポーであることが大きいとは思うのですが、前述したようにキン骨マンお手製のニュー義足が素晴らしいとの無言のアピールですよ、間違いなく。

 そんな怒涛の攻めを見せるテリーマンを見て、ヘリから試合を解説するスカイマンも

すごい!

と思わず感嘆の声をあげます。そして

これまでのテリーの打撃はパンチ、肘打ち、頭突きなどだったか、蹴りで試合を組み立てるとは珍しい!

と、解説者らしい鋭い着眼点を披露。いいじゃないか、スカイマン!

 それを聞いたテリーは

そうさ、できるようになったのさ! キン骨マンのおかげでなぁ!

ヤツはこの闘いの直前、かつてのバックランド爺に勝るとも劣らない最高の義足を用意してくれた!

と、この一連の攻撃がキン骨マンの作った義足ありきであること高らかに叫びます。

 やはり。これまでの流れは、義足が素晴らしく機能した、良コンディションがなせる業だったわけですね。これにて今までのファイトの意図の、言質を取った形となりました。

 これは…キン骨マン、泣くよ…きっと。あらんほどの贖罪を込めたこの義足を、ここまで褒めちぎってもらえたんだからさ…。

 そして意気軒昂なテリーは立ち上がってくるエンデマンに背を向けると

これからは足への負担を気にすることなく、どんな蹴り技でも…繰り出せるーっ!

と、エンデマンの胸を下からえぐるようなトラースキック! その威力はまさに“足刀”であり、エンデマンの硬質な胸部をメリメリと削ぐほどです。

 そんなテリーの大攻勢にヤンヤの喝采が止まらないのですが、一つだけいいですか?

なんでそれだけ右足なの!!

 そこは左足でしょうよ、テリ~~ッ(苦笑)!

視力検査ボードを前に右と左を間違えるテリーマン。右足で蹴るボケを自虐的に再現
▲そこは左でしょうよ(笑)!

涙のキン骨マン再登場!―45年越しの贖罪

 すると場面はザ・ワン軍の本拠地である超人墓場の外観シーンが。あれ? これってひょっとして…とページをめくると、謁見の間のモニターでテリーの試合を観戦し、

テリーマン、やっぱりアンタは…スゴいだわいな~~っ!

と、涙を流すキン骨マンの姿が! しかもその横には

だわいなぁ~~っ

と同意するイワオちゃんまで!! もうこの瞬間、全国の読者が

キン骨マンキターーーッ!

しかもイワオちゃんも横にいるーーーっ!

とお祭り騒ぎですよ(笑)。

 特にイワオちゃんの登場はサプライズでしたね~。キン骨マンがテリーに義足を持ってきたシーンではいなかったですからね、イワオ。でもやっぱりいたんだ、みたいな(笑)。

 そんな二人が地べたにちょこんと正座をして、涙を流してテリーマンの活躍を観ているんですよ。ある種懲罰的なこの視聴姿勢にも、彼ら二人の贖罪の意をヒシヒシと感じますね。

 いや~、これはよいシーンです。この二コマだけで、ご飯3杯いけそうですよ(笑)。45年をかけた贖罪。重みと深さが違います。

キン骨マンとイワオが正座で反省するシーン。贖罪を感じさせる静かな笑いの一枚
▲反省の色が見える? 怪人コンビ。

喧嘩屋テリーマンの覚醒―怒涛のラッシュ!

 そして場面はまたシーギリヤのリングへ。勢いが止まらないテリーマンに

さっきからブンブン飛び回る、うるさい小バエだ。いい加減にうせろ!

と、イラつきからさらなる悪態をついて左右のフックを振り回すエンデマン。

 しかしテリーは見事なダッキングでそれをかいくぐると、

まだまだ、この小バエ…うるさく飛び続けてやるぜ!

と、ナックルパートの雨あられ。

そらっ! そらっ!

と、その勢いはまさに

いった、いった、テリーがいった~~っ!

状態です。それこそ今度は先ほどスカイマンが解説したような、彼本来の打撃を大開放です。

 しかしこれは…すごい迫力ですね。自分の拳が壊れることなど気にもしない、まさに“テキサス魂”溢れるトンパチナックル。自分の3倍はあろうかという超巨漢さえも、ズルズルと後退させる怒涛のラッシュ。

 さらにそこで“小バエ”という嘲りを逆用し、相手に恥をかかせるという、痛快この上ない口撃も達者なんですよね。それこそ

こいつ、喧嘩なれしてやがる…

という感想がピッタリというか。腕白すぎて親御さん大変だったろうな、みたいな(笑)。

幼少期のテリーマンが近所の子どもたちとケンカ三昧、そして母親と謝罪行脚。悪ガキ時代をユーモラスに描く
▲ケンカ三昧のテリー少年(苦笑)。

 でも普段は控えめでとても優しいんですよ、テリーマン。それだけに今回はこんなにも喧嘩好きでメチャクチャという、普段とのギャップが本当によく描かれており、45年経っても新鮮な驚きを我々に与えてくれますよね。

 そしてその拳の嵐はスカイマンが

テリーの猛攻でエンデマンの身体が少しずつ削られ、その体表面がボコボコにえぐり取られていいく~~っ!

と実況するように、幾多の破片を宙に舞い上がらせていきます。

 その様子はまるで拳というカンナで、エンデマンの岩石体表面を削り取るよう。マックス・ラジアル戦での、巨大タイヤゴムを削り取ってパンクさせた時を思い出させますね。

 あの時もかなりトンパチだったな~。左肘の皮膚、削げて骨見えてたし(汗)。

 そんな“らしさ”全開のテリーは、ここで

これがオレのやり方さーっ、雨だれ石を穿つという言葉がある!

体躯に恵まれたお前にとっちゃ、オレの打撃は雨だれ程度かもしれんが、根気よく続ければ巨石を貫通する脅威となるーっ

そのしつこさこそがジャイアントハンターテリーマンの、闘いの流儀だ~っ!

と、テキサスブロンコに根付いた自身の矜持を高らかに叫びつつ、ジャブ、フック、エルボー、ストレートの速射砲。観ているこちらが感じるのは、とにかく

穿つ、穿つ、穿つ!

という彼の気迫のみ。まさに“気合いと根性のテリーマン”の大品評会でした。

 このね~、一見無駄で非効率の極みとも思える戦法を、真正面から実行していく姿がいかにも彼らしいです。

 だって…これっていってみりゃRPGのボス相手に、一回の攻撃でHPを1しか削れないという状況と同じじゃないですか。普通だったらめげますよね。

 なのに彼はお構いなしなんです。そして実際に、そのダメージ1の積み重ねで戦局を変えてしまう力をもっているという…まさにテリーのテリーたる所以がすごくよく表れていますよね。

RPG風画面で1ダメージを連打するテリーマン。千ターン攻撃を続ける根性ゲーマー風の演出
▲千ターンの攻撃を厭わないゲーマー。

オーバーボディ解禁!?―エンデマン真の姿

 そんな大攻勢のテリーが、抵抗すらできない相手に対し

1億パワーを誇示する割には案外もろい

と皮肉を告げるや、背中がピキピキとひび割れ、バリリと砕け散るエンデマン。しかしその大理石のような体表面の下からは…見事に盛り上がった僧帽筋と広背筋が出現。

 予想外の展開に

こ…これは…

と驚きを隠せないテリーマン。

 あれ? あれれ? これは…あれですか? この作品特有のシステムであるオーバーボディ…ですか? 一皮剥けるとまるで別の超人が登場するという、脱皮システムで有名な…!!

 そんな懸念を抱いていると、

バッコバッコ、愚かなり。実に愚かなり

愚かにして蒙昧なる旧式超人よ、まだ気付かぬか。これが貴様自身の墓穴を掘り続けているということに

と意味深な言葉を口にし、サンシャイン的角柱の集合型超人だった体躯が、見事に筋肉が隆起した人型超人へと変貌をとげたエンデマン。

 それを見たテリーマンが

な…なんだ、コイツは…

と動揺し次回に続く、です。

 エンデマン…オーバーボディだったか。いや、それっぽいという声は、X等で指摘するフォロワーさんも多かったんですよ。それが現実になった…といった感じでしょうか。

 ただ、これをオーバーボディといってよいのか。というのも、これまでのオーバーボディって、顔も含めてまったく違うデザインに一新されたじゃないですか。ビッグ・ザ・武道しかり、スカーフェイスしかり。

 しかし今回のエンデマンは、体はたしかに大きく変容しているのですが、顔はまるでは変化してないんですよね。つまり生まれ変わったというよりは、装甲が剥がれ落ちた、という感じなんですよ。

 どちらかというと、ゼイ肉をそぎ落としたプリズマンのパターンに近いのかな、なんて感じるんですよね。でもあのシャーププリズマン、あの時こっきりだったけど…(苦笑)。

 しかも変貌したボディは、いまだ岩石的な体表面を維持しているようにも見えるんですね。アモイマン的というか…イワオ的というか。

 …ん!? イワオ? 確かにちょっと親戚チックではあるよね。だから今回登場したのかな? イワオちゃん(笑)。

イワオがペコリとお辞儀し、エンデマンが応える正月の和室シーン。親戚ギャグとして描かれる
▲実は親戚です(笑)。

 そんな戯言はさておき、彼の言う

墓穴を掘り続けている

という警告も気になります。考えられるパターンは2つあって、

  1. 真の姿が本気のエンデマン
  2. 外表面をバラ撒く攻撃が悪手

といった感じでしょうか。

 1はこのマッチョな姿になることで、秘められた彼の恐ろしい能力が覚醒するという、オーバーボディ的パターンですね。どちらかというとシンプルな予想。

 2はあたりに散らばった外表面の欠片が彼を有利に導く環境となる、という少しひねった予想。例えば欠片を操ってテリーを攻撃する、みたいな。

 いずれにせよ、序盤から中盤にかけたテリーのラッシュは、エンデマンにとっては皮を剝がされた程度にすぎない、ということです。さすがは五大刻、そう簡単に押し切られはしないですよね~。

ゆで先生衝撃ポスト!―テリーマンとナツコは結婚していなかった!?

 そして最後に、先日ゆで先生がXでポロっと漏らした↓の件について少し触れておきます。

 そうなんです。実は

テリーマンとナツコさんが結婚していなかった

という、とんでもない裏設定が突然ポストされたんですよっ!

 だって『キン肉マンⅡ世』を読む限り、この二人は絶対に結婚しているわけで。息子であるキッドも二人を

パパ、ママ

と呼んでいたし。

 もちろん二人が結婚式を挙げているシーンが描かれたことはないですが、幻のスグルvsテリーの読切作品において、テリーは

この試合が終わったら結婚しよう

と、ナツコさんにプロポーズしていましたからね。当然結婚しているもんだと思い込んでいたんですよ。

 なのにゆで先生の

実は結婚していないんだよ

という、突然の爆弾投下ですからね。もう「えっ? えっ?」って感じなんですよね。

 そんな中、感想文仲間のたけGさんが、これについて興味深い予想をしているんですよ。

キン肉マン第507話「巨漢(ジャイアント)ハンターの宿命!の巻」感想:力と体格の圧倒的アドバンテージの差を、持ち前のアツさで乗り越えろテリーマン!
自分の倍以上の巨体をもつエンデマンに対して、ジャイアントハンター、テリーマンはどう戦うというのか?どーも、たけGです。 ●前回の振り返りと、いつもの注意事項。戦い終えたマッスルブラザーズ3とインダストリアル・レボリューションズ。全力を尽くし...

 たけさんが着目したのは、『完璧超人始祖編』の冒頭の部分でテリーが一人正義超人軍として戦う事を決意した時に、ナツコさんが発した

平和になったら結婚式を挙げようって!

というセリフなんですよね。

 私、これをすっかりと忘れていて、たけさんの文中のツッコミにはっとさせられたんですよ。

…たしかに全っ然平和になりゃしないから、この約束ってずっと先延ばし状態だよな

って。しかも現在の敵は、未来を変えてしまった懸念のある刻の神なわけで。

 つまりゆで先生がおっしゃる“結婚してない問題”とは、未来改変に影響されたからこその裏設定なのかもしれないわけです。

白黒タッチで描かれたテリーマンとナツコの結婚未遂シーン。未来改変の余韻を表す
▲今の闘いが、彼らの結婚を阻害した?

 もちろん単なる“事実婚”だった、という線もありますが、結婚式を挙げようと意見が一致していたこの二人を、わざわざ事実婚にする必要性がないんですよね。

 となると、やはり“やんごとなき何か”がそれを阻んだと考えるのが普通で、その“何か”は今後の展開に大きく作用するものであるような気がするんです。

 いずれにせよ、今後万太郎が登場する可能性はとても高いので、そこでキッド出生の秘密も語られるのではないかと感じています。

 かなり先の話になりそうですが、キン骨マンの禊も45年かけたゆで先生ですからね(笑)。気長に期待して待とうと思います。

第508話感想とまとめ

 以上、今回の感想と考察をまとめると

  • 義足への信頼が引き寄せる、蹴撃コンボとテリーの主導権!
  • 泣いたキン骨マン、45年越しの贖罪シーンが胸熱すぎる!
  • 拳のラッシュは“喧嘩屋テリー”への原点回帰!?
  • 巨体を削る根性ファイト、雨だれ石を穿つ!
  • エンデマン“オーバーボディ”を解禁!? 第二形態へ!
  • ゆで先生の衝撃ポスト! 未来改変もにおわせる、テリーマンとナツコの未婚問題!

といったところでしょうか。

 そして今回は惜しくもピックアップできなかったポイントが、まだまだあります。それらについては一言雑感ですが、次の項をご参照ください!

第508話の小ネタ感想―気になったシーンピックアップ

 その他気になった点は

  • エンデマンの一人称は“我”。
  • テリーとスカイマンの会話はやはり胸熱い!
  • 中井先生、何年ぶりに描いたんだろ、イワオ(笑)。
  • 今回テリーは蹴りを9発、拳と肘を13発叩き込んでます(擬音計測)。
  • 悪態直情系に見えつつも、突然“蒙昧”という哲学的な単語を使うエンデマン。
  • エンデマンの顔をカバーする3つの板は何なのかな?
  • ニンテンドースイッチのドックかな(笑)?
  • テリーの「なんだコイツ」で、ジョイマン池谷さんの「なんだこいつ~!?」を思い出してしまった私を誰か叱ってください(笑)。
  • ゆで先生が引用したポスト主は、FFの風屋カズヤ先生です。プロの漫画家様ですよ~。

 こんなところでしょうか。次回、変貌したエンデマンがどんな本領を発揮するのか見ものですね。

 そして朗報です。TVアニメ「キン肉マン」完璧超人始祖編 Season3の制作が決定だそうです。やってくれるとは思っていましたが、こうやって公式に発表されると安心しますね~。

 みなさんも今回感じたことやその後の展開予想などを、よかったらXやコメント欄に書いてくださいね!

お知らせ

超人批評のご案内

 超人批評では新作がアップされております。今回は記念すべき超人批評100回突破シリーズとして、第1回の批評超人でピックアップしたウォーズマンの再批評を数回に分けてアップ。

 今回はウォーズマン再批評リブートその6として、

ウォーズマンとビビンバの恋愛ロマンス!

とファンの間で物議を醸している“ビビンバ問題”について、深く迫ってみました。

 ビビンバのウォーズマンへの想いは恋心か、それとも…そしてその背後には、名作映画のオマージュも…? ウォーズマンの気持ちも含め、真相を考察します!

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 キン肉マン以外でも興味深いコンテンツを探している方はこちら↓なんていかがでしょうか。

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コメント

  1. たけF より:

    アキラさん、こんにちは!
    前回にコメント仕損なったので、2回分まとめてです。
    1つはゆで世界のみならず、ジャンプ世界では知性や、コンピューターより根性だなぁ、ということ。最近また考察されていたウォーズマンが正義超人のスペックとしてはどう考えてもテリーより強いのに、テリーの方が、不利を根性で何とかしてしまうという。この5連戦でもウォーズは負けたのにテリーは勝ちか引き分けでしょう……
    それと前回の部分ですが、五大刻がみんなそれなりにやられていることを指摘されていましたが、ニャガさんにきっとプロレスの正しい魅せ方を教わったんでしょう……と思ってしまった。「3階のバカは一人で充分です。……」

  2. uzuki より:

    エンデマン、オーバーボディというか無駄肉落としたというか
    多分デザイン変えたくなったいつものライブ感覚だとは思うんですが
    演出がいつもとちょっと違うのが気になりますねえ
    あとなんか喋り方が知的になってきてる気がします
    これもライブ感覚のキャラ変なのかなにか裏設定で話に絡むのか…

    >つまりゆで先生がおっしゃる“結婚してない問題”とは、未来改変に影響されたからこその裏設定なのかもしれないわけです。
    それなら納得ですが、すでに公開した情報みたいにさらっと言わないで嶋田先生…

  3. アトール より:

    アキラさんこんにちは

    イワオの登場にはホント驚きましたね、彼の登場によってそれまでの話が飛んでしまいました。同時に「あんたいつ墓場に侵入したの?確か正攻法だと選ばれし超人しか入れないはずなのに…」ってツッコミも入れたくもなりましたが…(笑)

    スペと不死鳥のレクチャーの場面ですが大帝からもトラースキックのレクチャー受けてたらめっちゃ笑えますよね。大帝、ミートくん相手にトラースキック連発してましたからね!

    エンデマンに関してはどちらのパターンもありそうですね!将軍様の汗と同じ感じで自分の有利なリングにしつつ真の姿はそのリングと相性バッチリ的な戦い方をするとかあるんじゃないかと思ってます。

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