今週のキン肉マン第238話-土俵際の友情!!

今週のキン肉マン
スポンサーリンク

 新技『不知火・雲竜投げ』をルナイトに決めたウルフマン。強烈にマットにたたきつけれたルナイトはリング下まで転がってダウン。起き上がるそぶりが見えないことを確認し、ここで委員長が試合終了を宣言。ウルフマンの勝利が確定しました。これにてへっぽこ正義超人軍は一矢報いる勝利をもぎ取る結果に。

 試合終了後になんとか立ち上がったルナイトでしたが、足元がよろめきサグラダ・ファミリアから落下しそうになります。しかしそれをすんでで救ったのはウルフマンでした。なんとか右手でルナイトの左手をつかみ落下を阻止。

 「いくらお前たちが血も涙もない侵略者だとしても、リングの外で死ぬのを見過ごすわけにはいかねぇんだよ。それがオレたちのルールだ。さあ上がってこい!」とルナイトを引っ張りあげようとします。

 それに対し「フザけるな! この偽善者どもめ! お前らごときに命を助けられるくらいなら…オレはオメガの誇りを胸に…自ら…死を選ぶ!」と、空いた右手の爪で命綱であるウルフマンの右手を攻撃。

 するとウルフマンの手が外れ、ルナイトは高層部から落下することに。「だが…不思議とお前との勝負は楽しかった。さらばだ横綱さんよ」と、闘い自体には充実したことを告白してルナイトは地表に激突して息絶えてしまいました。

 場面は変わって日本。夜更けの国立超人博物館内。超人オリンピックのチャンピオンベルトを始め、テリーマンのシューズやロビンの鎧といった、これまでの歴史にゆかりあるアイテムが並ぶ中、運命の5王子のマスク展示の前に集合する4超人の姿が。

「そうか、貴様たちのところにも現れたか」
「うむ、二度と関わるまいと思っていたが…」
「ああ、仕方あるまい」
「あのような話を聞かされてはさすがに見過ごすわけにはいかぬ」

と、何やら話し込むメンバーの一人はフェニックスマン。そうなると残りはゼブラ(パワフルマン)、ビッグボディ(ストロングマン)、マリポーサ(盗人ジョージ)であることをにおわせ次回に続く、です。

 勝ちました! ウルフマン! いや~ほっとした(笑)。ゆで先生、最後までわかんないから(苦笑)。

 しかし感慨深い勝利だね。20世紀に株価を大暴落させていたウルフマンのV字回復勝利。今回は文句なしだもんなあ。スピンオフ作品を除けば、初めてまともに勝ったんじゃないかな? キューブマン戦はねえ、あれだし(苦笑)。

 ぶっちゃけ今回の対抗戦はどの正義超人が勝っても歴史的勝利だった中、ゆで先生の徹底した、まさに鬼ともいえる非情さでの惨殺連敗ストーリーテリングに、われわれ読者は約8ヶ月ほど落胆を繰り返してきました。

 「やはり全滅なのか、あいつらは…」なんて最悪の予想が脳内を支配しつつある状態での、意地の勝利だからこそ価値が高い。ゆで先生のハンパないじらし作戦には頭が下がりますよ。つーか、長い! じらしが長すぎる! ドSだな、ゆで先生は(笑)。

 でも8ヶ月前の文章を見ると、「ウルフマンの死亡フラグが止まらない」「ウルフマンの勝利? ないない」なんて書いている自分がいます。いや、本当に申し訳ない(笑)。これからウルフマンの前で額を地面にこすりつけて謝りたいと思います(笑)。でも嬉しいよぉ~、ホントに。

 一方、敗れたルナイトですが、敵に命を救われるくらいならば自ら死を選ぶ、という結果に。完璧超人の「負けたら自害」という戒律とは違いますが、結果的には生き恥を晒さず、という展開になりました。

 ただ最後にウルフマンと交わした会話に、闘いの充実感があらわれていたので、そこは“友情パワー”を一度でも発動したからこそなのかなあと感じました。「闘った相手を取り込んでいく懐の深さ」を持つ友情パワーの、一番の特徴を示した瞬間だともいえますね。

 そして物語は次の起承転結の“起”にシフトしつつあります。そう、以前に少し登場したフェニックスが動き出しました。ここでも衝撃だったのが、ゼブラ、ビッグボディ、マリポーサと思わしき3人も復活しているということ。知性の神がフェニックスマンを勧誘している描写はなされましたが、技巧、強力、飛翔の神についても同様のことがなされたようですね。

 セリフを読む限り、フェニックス以外の3人も「関わりあいたくない」と隠居姿勢だったようですが、それでも動かざるをえない何かが進行しているようです。「あのような話を聞かされてはさすがに見過ごすわけにはいかぬ」というセリフが一番気になるところであり、ある種の使命感、責任感で動いた節が見受けられます。

 それだけに彼らの行動目的が私利私欲ではなさそうなので、この時点では一方的に敵方との判断ができないですね。現在侵略活動をしているオメガケンタウリの六鎗客の動きと関係があるのか、ないのか。

 ただ知性の神が「古い友人がこの世を揺るがす暗躍を始めた」ために腰を上げたと、いう描写が以前あったので、この“古い友人”がサタンのことなのであれば、この“運命の4王子”とサタンをパトロンに持つ“オメガケンタウリの六鎗客”の関係性は深いということになります。

 問題は知性の神を筆頭とする邪悪神たちが、サタンに加勢するつもりなのか、敵対するつもりなのかによってもストーリーが大きく変わるので、現状では予想が難しいです。でも知性の神が改心するとは思えないので、やはり悪さを企てている側なのかなあ、とも思います。

 また“運命の王子”が勢ぞろいのパターンですので、その中のイレギュラーであるソルジャーことアタルの動きが気になるところです。今回真ソルジャーであるソルジャーマンは切り捨てられたようなので(苦笑)、アタルがどういった立ち位置になるのか。

 シリーズ直前のゆで先生への質問で、「今シリーズはアタルが鍵になる」的なことを答えていたので、“運命の王子”の中でも特にキーパーソンであることは疑いようもありません。

 もしやむにやまれぬ理由でアタルが敵に回ったら…ちょっと手がつけられませんね、強すぎて。

 団体対抗戦がひと段落着いたサグラダ・ファミリアの動きもどうなるのか。エクストラマッチとしてスグルVSアリステラがすぐに行われるのか。それともレギュラーメンバーと残った六鎗客との第二次対抗戦が始まるのか。楽しみです。

 その他気になった点は

  • 今回ほど委員長の試合終了を告げる“両手交差ジェスチャー”をほっと感じたときはありません(苦笑)。
  • ゴングを打ち鳴らすノックの顔も嬉しそう。
  • 試合終了後のウルフマンの拍手(かしわで)は勇壮だ。
  • ルナイトが落下する3コマの描写は秀逸だと思う。
  • 別れを告げるルナイトは泣いているようにも見える。
  • 国立超人博物館の描写が丁寧すぎる。たっぷりと3ページを費やし館内描写。
  • テリーマンが止めた新幹線の展示は予想外(笑)。
  • 「レッグウォーマーの寄贈? いいですよ」というネプチューンマンの妄想で笑える。
  • ビッグボディはフェニックスに対して憎悪はないのかな(笑)?

 こんなところでしょうかね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました