今週のキン肉マン第424話-慈悲の道と調和の道へ!!

今週のキン肉マン
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一致団結して刻の神を打倒しようと声を上げるキン肉マン! そんな中、ロビンマスクがザ・ワン陣営に参加表明。さらに、アシュラマンも亡きサンシャインの導きに従ってザ・ワン陣営へ―。

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40年ぶりのディスり

 ちょっとちょっとちょっと!! 今回も目ん玉飛び出すくらいの展開だったんですけど!! 皆さんも目ん玉、飛び出ましたよね(笑)?

 …まあそれについては後述しましょう。まずは頭からしっかりと行きましょうか。

 ただ目ん玉事件以外にもいろいろあって、今回の感想めちゃくちゃ長文です。お許しあれ(泣)。

 ロビンに続いてザ・ワン軍へ移籍したアシュラマン。一応スグルには

すまんな、キン肉マン

と、一言詫びをいれます。そしてザ・ワン軍に興味をもった理由として

最大の友の導き

という土台があるうえで

超人8割不要論は結構な思想

弱体どもには超人であること自体、ご遠慮願いたいというのは同感だ

という思想共感があったことを…あったことを…

コラ~~~~~ッ!!

ほら~、怒られた(苦笑)!!

弱体チームには大会参加をご遠慮ねがおうか!!

ねえ、スペシャルマンさんにカナディアンマンさん!

 誰もが直感した、カナスペ侮辱のリプレイだよ! 40年ぶりのディスりなんて、相当性格悪いぞ、プリンス(笑)!! その言葉とりけせ~~~っ! 名誉の問題だぞ~~~っ!!

 しかし…ゆで先生もサディスティックだよなあ。絶対に盛り上がることがわかってて、シレっとこんなセリフをステルス投下するんだから…(笑)。

 猛るビッグボンバーズを体で抑えるテリーマンの図が頭に浮かんだ人、たくさんいたんだろうな(笑)。

 しかもアシュラマンのこの発言で、以前アップした

▲人間化から逃げて~、スペシャルマン!!

が現実味を帯びてきちゃったよ。これは冗談では済まされなくなってきだぞ(笑)。

移籍軍師、始動!

 この申し出に対してザ・ワンは持ち駒不足を理由に歓迎の姿勢を見せますが

ザ・ワン
ザ・ワン

どう思う、ロビンマスクよ?

と、早くもなりたてホヤホヤの仲間・ロビンマスクに是非を相談。そしてロビンは

実力的には申し分ない男だ。

良いのでは?

と助言回答。それを受けてザ・ワンは

ザ・ワン
ザ・ワン

構わぬ。認めようぞ

と、アシュラマンのザ・ワン軍入りを許可します。

 …早くも参謀してる…!! 貴公子が参謀してるよ!! まるで光栄の『三國志』で君主に助言する軍師のようですよ(笑)! ほら、こんな画面が見えちゃったよ!

▲こんな画面が見えました(笑)。

  たしかに私、前回のストーリー展開を見て

三国志…

という感想を持ちましたが、こんなに早く三国志感が出てくるとは…(笑)。

 もうね、ワン様がホクホク顔でルンルン気分なのが伝わるのよ。

ザ・ワン
ザ・ワン

いや~諸葛亮、手に入っちゃったなあ! たまらんなあ!

という、光栄の三國志をプレイしている中学生のような心の声が聞こえてくるんです。顔には一切出てきてないけど(笑)。

 でも皆さんも見えませんか? 彼の心の躍動が(笑)。

プリンス自己中発動

 そして颯爽とマリオジャンプでびよ~~んと怪鳥に飛び乗ったアシュラマンは、バッファローマンに対して

カカカ、結局同じ組か。

昔から反りは合わぬが縁がつながるな

と、まるでクラス分け発表時に

なんだよ、またお前と同じクラスかよ…!

と、幼馴染のお節介な女子に対して嫌々そぶりの悪態をつく男子のような言葉を口にします(笑)。しかしバッファローマンは

こ、こっちだって願い下げよ!!

と、売り言葉に買い言葉で答えるわけではなく(笑)

まったくだ

とニヤリとするだけの大人の反応。でも…後から来たのはプリンスの方なのに、

結局同じ組か

とはこれ如何に、って感じですよね。さすがのプリンス自己中心派(苦笑)。

 ただバッファローマンの表情が心なしか嬉しそうなので、悪態をつき合うほどに仲が良い、というやつなのかもしれませんね。

怪鳥ラプラス! 空を飛べ!!

 そしてリアル・ディールズの移籍はどうやらここまでのようです。ザ・ワンはザ・マンに対して

ザ・ワン
ザ・ワン

お前との決着は刻の神を倒した後だ

と一時休戦を強調したセリフを口にします。そして

ザ・ワン
ザ・ワン

いくぞ! ラプラス!!

と怪鳥に指示をすると、怪鳥は「クエ~~~ッ」と彼らを乗せて飛び去ってしまいました。

 ラプラス…! ラプラスって名前だったんだ、あの鳥さん…。判明するまでにえらく時間がかかったなあ(笑)。

 名前の意味が少し気になりますよね。バベルの塔というシチュエーションから思うに、『バビル2世』の怪鳥ロプロスが元ネタなのかな…?

 もしくはフランス語でラプラスは“広場”を意味するらしいので、あの100人乗っても大丈夫、なイナバ物置を彷彿とさせる広い背中を“広場”と例えたのかもしれません。

 もしくはフランスの数学者であるラプラスが唱えた“ラプラスの悪魔”になぞらえているのか…いずれにせよ、最近はそのホバリング能力と重量耐性に感嘆した読者の間で

あの鳥さんが実は一番強い

と評価がうなぎのぼりな彼に、ラプちゃんという名前ができて嬉しいですね。

▲ラプちゃん最強説(笑)。

 そしてザ・ワンがリアル・ディールズから3(4)人のメンバーを連れ去ったことで、意気消沈となったスグルに声をかけたのはネプチューンマン。

完璧超人の私がザ・マンの下を離れるわけにはいかん

それにロビンは“オレがいるとキン肉マンとウォーズマンのためにならん”と言っていたぞ

ヤツが距離を置くのは逆に信頼の証であり、ヤツなりの叱咤激励なんじゃないか?

と、スグルをフォローします。そしてそれは好感度を下げまくったロビンの名誉を守るフォローでもあるのです。

 う~ん、『究極の超人タッグ編』ではやれ老害だ、最低だとボロカスだったネプチューンマンも、今回はとても優しいですね。

 前にも書いたけど、バベルの塔の最上階編から目の澄み具合がたまらんのよ(笑)。しかもイケメン化しているのよ。あれだなあ、ネプは仮面が半分割れている方がカッコいいんだな(笑)。

 そして騒動がひと段落した超神対策本部長は、

我々はできることをやろう。

ネメシス、お前も含め残った面子でこの先の相談をしたい。

彼らをここに迎える準備を整えよ

と、ザ・マン軍を再招集です。

 ここで注目すべきは「ネメシス、お前も含め」というフレーズです。これって…ネメシスが出陣メンバーに入っているってことですよね?

 超神編が始まった頃、彼はジャスティスマンと共に隠居組に入ったのかなあと思っていたので、これは楽しみですね。もしフェニックスと横並びする構図的ニアミスがあったら

どっちがどっちだよ!

なんてツッコまれちゃったりして。え? 言うほど似てないって(笑)?

衝撃は突然に

 そんな能天気な状態でページをめくった瞬間に、それは訪れました。そう、今回の冒頭で書いた、日本全国のキン肉マンファンが、みんなして目ん玉飛び出たシーンが、予告なしに突然に現れたのです。

 それはその数秒前に

ネメシスが、フェニックスが、シャッフルで~わけわからん(笑)

とふざけていた自分を猛省させるには十分すぎる衝撃でした…(汗)。

 場面は天気のよい、花咲き乱れる草原。なぜにいきなりこんな場面に…? あれ…? この花…どこかで見たことあるぞ…? そうだ、ピラリアの花に似ているな…って、ピ、ピラリア!?

 その草原に背中を向けて座っている人物が一人。

 完全シルエットとなって佇んでいるが、そのアウトラインを凝視すると…右側の特徴的な紙切り髪、左側のなだらかな曲面を描く頭部…え!? え!?

え~~~~~~っ!!!!!!?

 その瞬間、確かに日本全体の騒音レベルは、夜中の騒音と判断される45デシベルを軽く超えていたそうです(笑)。だって…彼は…彼じゃないのか? いや、彼でしょ!…ごめん、日本語になってない(苦笑)。

 もうね、ワチキの頭は興奮と混乱のるつぼ状態ですよ! そのシルエットの男は、指に止まっていた鳥が飛び立つ様を見るや

そうか…とうとう使命を果たす時が来たようだね

と、ハンパなく意味深な言葉を口にして立ち上がります。そのバックショットはもう、まごうことなき…彼!

 そしてその彼が手にしているのは…キン肉マンのマスク!

今度こそは…必ず

とこれまた意味深な言葉を発して、その衝撃シーンは幕引きとなりました。

 いや~、このタイミングで、こんなにガッツリと彼が登場するなんて、ワチキ、まったくもって想像していませんでしたよ!! もう衝撃以外の言葉が出てきません。

▲衝撃の登場です。

 そりゃね、前に刻の神が作り出している超人が

時間超人!

だと本部長が口にしたときに、彼の顔は一瞬で脳内を駆け巡りましたよ? でもね、その瞬間にワチキは

ないない!

それはない!!

と打ち消したんですよ。

 もちろん彼が登場してくれたら嬉しいな、とは思いましたよ? でもそれはド直球でしょ? しかもどちらかというと、パラレルな時間軸で展開した物語のキャラでしょ?

 それを正史と結びつけるのは…いろいろと無理が多いのではないかと。

 …と、そんな枷を勝手にかけていたら…そんなもん関係なしにいきなりドーン、ですよ。もう潔すぎてワチキ、感動ですよ(泣)。

 と同時に、これは大変なことになってきたぞ…とも感じましたね。まずは落ち着きましょうか。

 そして頭の中をクリア状態にして、彼の登場について現時点で気になる点を客観的にピックアップしてみましょう。

  1. 彼は敵? 味方?
  2. 究タやⅡ世との関連性は?
  3. 手にしたマスクと意味深な言葉の真意は?

 こんなところでしょうかね。ではこの気になる点をひとつずつ整理し、今後の予想も含めて一緒に考察していきましょう…って、いつもの“当たらない予想”ですが(苦笑)。

彼は敵? 味方?

 まず1つ目の“彼は敵か味方か”という点です。もちろんザ・マン軍にとっての“敵か味方か”ですね。

そんなん、味方に決まってるでしょ!

 …まあそうですよね。究タでの彼の活躍を見れば、彼が誰よりも正義感の強い超人だということは自明の理なわけです。

 ただ彼は時間超人にカテゴライズされる超人です。それは確定的です。となると、属性的には刻の神の系譜なんですよね。ですので、少しだけ妄想してみます。

 これからのストーリーが前回書いたように三国志的であるとすると、各陣営にそれぞれ共通ポジションのキャラがいると、話はわかりやすくなるし、各軍の比較もしやすくなるので、物語に深みが増す利点があると思うんですよ。

 つまり各軍に皇帝、後継、軍師というポジションがあるとすれば、ザ・ワン軍は

  • 皇帝…ザ・ワン(調和の神)
  • 後継…バッファローマン(系譜超人)
  • 軍師…ロビンマスク(切れ者超人)

という布陣となるわけです。

 同様に考えると、ザ・マン軍は

  • 皇帝…ザ・マン(慈悲の神)
  • 後継…キン肉マン(系譜超人)
  • 軍師…ウォーズマン(切れ者超人)

となるでしょうか。

 ここで注目すべきは“後継”ポジションキャラの並列配置でして、そこにインパクトを求めるのであれば、刻の神軍は

  • 皇帝…NO NAME(刻の神)
  • 後継…ワチキ(系譜超人)
  • 軍師…NEW FACE?

という布陣にして

スグル vs 猛牛 vs ワチキ

という系譜超人の対立構造を作ることが、物語としては最もインパクトが大きいのではないのかと思うのです。

 あと私、思い出しちゃったんですよ。ザ・ワンがバッファローマンをスカウトするときに

ザ・ワン
ザ・ワン

お前を鍛えて、当てたい相手もいる

とボソリとつぶやいていたことを。その相手こそが…ワチキである可能性も高いのではないかと…

彼が敵!?

何言ってんのアンタ! 許せない!!

 ああっ、やっぱりそうなります? ちょ、ちょっと落ち着いてください、あっ、物は投げないでください(苦笑)!!

 これはあくまで三軍の布陣を並列にする前提ならば、の話ですよ? だから妄想だって言ったんです。私だって彼は味方になってほしいですよ!

 う~ん、逆目予想から始めたからこんなことになったのかな(笑)? では順目予想を…順目でいくならば、彼が

間隙の救世主

という役割で、予定通り歴史の表舞台に出てきたとも考えられます。

 では“間隙の救世主”とはどんな役割を持った人物だったのか、一度復習してみましょう。

正悪超人の争いがなくなったあと20年に渡る平和の日々“正義の安息ジャスティス・レスト”が訪れた。

しかし正義超人たちがそれぞれの故郷に戻った間隙を突いて、悪行超人が奇襲をかけた“残虐の雨が降った日”と言われる危機があった。

その奇襲をほとんど誰にも気づかれることなく防いだ全く無名の若き正義超人がいた。それこそが“間隙の救世主”である。

宇宙超人大全より引用・要約

 このように、彼は歴史の裏舞台で実は世界を救っていた救世主だったわけです。

 ただそれはキン肉星王位争奪戦が終了してから20年後の世界での話なので…今回の彼の登場だと、ちょっと目覚めとしては早いですね。目覚ましかける時間、間違えちゃったのかな(苦笑)?

▲タイマーセット間違えた(笑)?

 まあ彼の“間隙の救世主”としての登場の時間軸的矛盾については後述するとして、彼が究タ同様に正義感あふれるマインドを持ったキャラとして目覚めたのならば…“間隙”という状況ではないにせよ、“救世主キャラ”という立ち位置で登場したことになります。

 そして救世主というキャラである以上、宇宙が滅亡する危機に対処しようとしている、ザ・マン軍につくであろうという予想が自然なんですよね。

 刻の神の系譜を受け継ぐ者としてのワチキ。救世主としてのワチキ。さあ、あなたはどちらのワチキを支持しますか?

究タやⅡ世との関連性は?

 そして彼が登場したことによって、スグル第二シリーズと『究極の超人タッグ編』、もしくは『キン肉マンⅡ世』との関連性についても真剣に考えなければならなくなりました。

 スグル第二シリーズが始まって以来、その匂わせがあったシーンは、私が記憶する限り

  • ロビンの『ブリティッシュ・スティール・エッジ』(=ビッグベン・エッジの原型?)
  • オニキスマンの胸当て(=ケビンマスクの鎧の原型?)

の2エピソードがあります。

 これらのシーンが出たときも、ファンの間では大きなザワつきがありましたが、まだまだ作品がつながる決定的証拠とは言えないというか、Xファイルとして極秘裏に保管された記録という扱いでした(笑)。

 それは例えるならば

宇宙人はいます!

と声をあげても、

ハイハイ、いい子だからその辺でね。お菓子、食べる?

なんて軽くあしらわれてしまうトンデモ科学者、もしくはオカルト研究家のような扱いです(笑)。

 しかしながら、今回彼が登場したという事実は、Xファイルで保管された目撃情報のレベルではありません。

 それはアメリカ大統領の就任演説生中継時にUFOが降りてきて、宇宙人がライブカメラの前に登場したくらいの、決定的な証拠映像となってしまったのです。

 それこそオカルト研究家が

ほら見ろ! ほら見ろ!

いたじゃないか宇宙人!!

思い知ったか!!

と、鼻息を荒げて息巻くくらいの決定的な証拠が、正史に刻まれてしまったのです(笑)。

 ではこの決定的な証拠によって、スグル第二シリーズと究タやⅡ世は結びつくのでしょうか。

 個人的には結びついたら夢が膨らむし、とてもワクワクします。しかしながら、それは少し早計かな、とも感じています。

 というのも、スグルシリーズが第二シリーズを迎えてしまった以上、その先にⅡ世や究タをぴったりと連結させるのは、作品の崩壊を招きかねないリスクがあるからなんですよ。

 スグル第二シリーズがここまで見事な物語を紡いできていることについては、皆さん異論のないところでしょう。そう、極めて順調なんですよ、スグル第二シリーズは。

 この極めて順調なシリーズに、様々な既成条件が付きまとうⅡ世や究タを結びつけるという行為は、多くの無理なつじつま合わせを生み出し、それが順調なシリーズを一気にしらけるさせるシリーズに変えてしまう可能性があるわけです。

 それはまるで月着陸船を100m四方内で着陸させるミッションが、1m四方で着陸させるミッションに変わってしまうくらいのリスクだと思うんですね。

 ですので、私は以下の3パターンの歴史を受け入れられるよう、心がまえしようと考えています。

  1. スグル第一シリーズ→キン肉マンⅡ世α→究極の超人タッグ編
  2. スグル第一・二シリーズ→キン肉マンⅡ世β
  3. スグル第一・二シリーズ→キン肉マンⅡ世α→究極の超人タッグ編
▲図で表すとこんな感じです。

 1については、すでに完結したキン肉マンⅡ世以降の物語が、パラレルワールドであることを受け入れるということです。ですのであえて“キン肉マンⅡ世α”と表記しました。

 2については、現状のストーリーから新たなキン肉マンⅡ世につながる、という流れです。キン肉マンⅡ世につながるんだけれども、そのⅡ世は我々がまだ知らないβ版であるという意味で“キン肉マンⅡ世β”と表記しました。

 この“キン肉マンⅡ世β”に関しては、今現在では実態がない物語なので、我々読者の想像するキン肉マンⅡ世であり、かつ運が良ければゆで先生が再度執筆するかもしれないリニューアル版キン肉マンⅡ世ということになります。

 とはいえ、私が想像するキン肉マンⅡ世β版には万太郎やケビンはきちんと登場するし、その他の登場人物が欠けることもほぼない、というものなんですけどね。

 ただし、もしゆで先生がそれを執筆をしてくれるのならば、キャラは同じだけれども、内容は大きく変わるかもしれないことを受け入れる、という考え方です。

 そして、そのリニューアルしたⅡ世の話の流れによっては、究極の超人タッグ編の開催を確約できないから、こちらはあえてそれが未表記となっているわけです。

 …なんだか自分で書いていて、妄想が過ぎるな、と思います。ゆで先生が別バージョンのⅡ世描くて…どんだけ飛躍してんだか(苦笑)。

 ただ私が言いたいのは、我々の思い入れが深いα版Ⅱ世が仮にパラレルになったとしても、その存在を否定をしないようにしたいな、そういう覚悟を最悪持っておきたいな、ということなんです。

 要はスグル第二シリーズから続くβ版Ⅱ世が正史となったとしても、α版を愛する心は失わないよ、という覚悟というか。

 もしくはα版もβ版もどちらもパラレルでかつ、どちらも正史であると考えよう、そう頭が納得できるように心の準備と頭の訓練をしておこう、みたいな(苦笑)。

 これ…私が何を言いたいのか、皆さん理解していただけるかなあ? すごく不安だ(笑)。

 ただ二つの並行するⅡ世を受け入れることで、以下のメリットがあると思うんですよ。

・順調なスグル第二シリーズを作品崩壊のリスクから守ることができる
・制約なくⅡ世キャラを登場させることができる
・上記2つのおいしいところ取りをして、新たな物語を自由に紡げる

 そしてそれはゆで先生のノビノビとした創作につながり、結果、今が全盛期の『キン肉マン』という作品に、より無限に拡がる伸び代を提供することにつながるんじゃないかな、それって作品にとってはプラス幅の方が大きいのではないかな、なんて感じています。

 そして3は…ゆで先生が超絶ミラクルなアイデアで、1m四方の着地点のど真ん中に、月着陸船をビッタリと着地させるパターン、もしくはそれに失敗して…作品崩壊が起きてしまうパターンです。

 これは前述した通り、かなりのリスクを伴う賭けです。もうすでにスグルシリーズと万太郎シリーズとの間に

  • 完璧超人始祖との戦闘
  • オメガケンタウリの六鎗客との戦闘
  • サタン様とのコント(笑)
  • 超神との激戦

が事実として成立してしまっているのです。これと

  • スグルは王位争奪戦以降、闘っていない
  • 悪魔将軍とザ・マンの師弟対決が存在しない
  • 完璧超人始祖も超神も存在しない
  • それどころか悪魔将軍は「パゴアパゴア」と笑う(笑)

というⅡ世の既成事実とドッキングさせようとしているんですから、そりゃ『マッスル・ドッキング』並みに

こんなことが…!!

物理的に可能なのか

って思っちゃうじゃないですか(苦笑)。

 ただ…もしもですよ? もしもこのドッキングについて、ゆで先生がとんでもない秘策を持っていて、しかもそれが全読者を心から腹落ちさせるような展開だったとしたら…『キン肉マン』という一連のシリーズは、神作品となること請け合いですよね。

 そして我々は万太郎たちの活躍を、

あれはパラレルだったんだ…

なんて落ち込むことなく、安心した気持ちでⅡ世キャラをいつくしむことができるのです。

 となるとやはり…

ゆで先生、なんとかこのマッスル・ドッキング、成功させてください!!

と願いたくなりますね。

 すげー長い妄想を書いたりしましたが、結局はそうなっちゃうんですよ、はい(苦笑)。

手にしたマスクと意味深な言葉の真意は?

 あの男の登場で気になる点のラストは、彼の

そうか…とうとう使命を果たす時が来たようだね

今度こそは…必ず

というセリフと、手にしたキン肉マンのマスクについてです。

 これもねえ…彼の登場が究タやⅡ世につながっている期待を抱かせる、とても衝撃的な描写なんですよねえ。

 まずマスクについてですが、彼同様に黒いシルエットとなっていたので、何タイプのキン肉マンマスクなのかは判然としません。

 ですが我々は心の眼と、そうあってほしい願望とで、そのデザインが見えてしまっているんですよ。そう、

あれって…キン肉マングレートのマスクだろ…!?

って。あの超人が被るマスクならば、それ一択だって。

 そしてこのマスクがグレートマスクだとしたら、それは超人オタクたる彼が川崎くんと争い、友情にヒビが入ってまで手にしたマスクなんでしょうかね(笑)。

 ただそうだとしても、それが究タの激闘が刻まれた、ツギハギのボロボロになったマスクなのか、その事実はないまっさらなマスクなのか、という問題があります。

 もし前者であるのならば、物語は当然究タと濃厚リンクするだろうし、後者であるならば、救世主として少し早く目覚めただけなのかもしれません。

 そして彼のセリフはマスク以上に意味深です。「使命を果たす時が来た」「今度こそは必ず」というフレーズは、

  1. 己のやるべき仕事を理解している
  2. 一度はその仕事をまっとうできなかった

ということを意味しています。

 1については、彼の使命について誰かが教えないと成り立たないセリフだし、2についてはそれについて後悔している気持ちがないと、口にできないセリフなんですよ。

 となると、どうしても万太郎やラーメンマンが彼に

お前は間隙の救世主だ!

と伝えたシーンを思い出してしまうんですね。そしてまた究タつながりにロマンを持ってしまうという(笑)。

 そんなバイアスがある状態でこのセリフの意味についていろいろ考えたんですけど、ここはスグル第二シリーズが

  • 究タと関連がある
  • 究タと関連がない

の2パターンに分けて考えないと、頭がぐちゃぐちゃになって文章にならないことがこの2日間でわかりました(苦笑)。

 ですので、それぞれのパターンでこのセリフの意味を予想してみたいと思います。

究タと関連がある

 この場合、彼の言ったセリフの意味は

そうか…とうとう(間隙の救世主としての)使命を果たす時が来たようだね

今度こそは…必ず(前回できなかった使命をまっとうしてみせる)

という意味になるかと思われます。

 それは彼が究タで本来の使命を果たすことができなかったことに悔いを感じ、今回セカンドチャンスに臨んでいる状況である、と解釈できます。

 そして何よりも大事なことは

彼は究タの記憶がある彼である

という、超絶に胸熱な展開だということです。

 ただし、この設定を実現させることは、かなりの難題です。というのも、現状が

究極の超人タッグ戦が行われていない

世界線だからです…まあ偉そうに言うまでもないですが。みんなわかってることだし(苦笑)。

 となると、物語舞台では究極の超人タッグ戦が行われていないのに、彼にだけはその経験と記憶があるという矛盾を解消する理屈やからくりが必要なんですよ。

 これはねえ…相当難しいマッスル・ドッキングですよ(苦笑)? ただ唯一の救いは、彼が時間超人だという設定です。彼の能力設定であれば、時空間移動という理由づけで、時間と次元を行き来しても理屈が通るんです。

じゃあ彼はどこから来たの?

という問いに対して、今現在私の足りない頭で弾き出された回答は…

彼は究タ舞台からこの舞台に来た

しか出てきませんでした。

 もうね、この矛盾した条件を成立させるためには、パラレルワールド説、もしくはマルチバース説しか出てこないんですよ。

  • 究タ世界でネプチューンマンを救った彼は力尽きた
  • 万太郎の投げたコンプリートバルブで魔時角を含め彼は復活した
  • 本来の使命(=間隙の救世主)を達成できなかった悔いが彼には残っていた
  • ひょんなことから(笑)並行世界があることを知った
  • であれば並行世界の危機を救うことで、その悔やむべき使命をまっとうしたくなった
  • そして魔時角を折って並行世界を移動し、この地(スグル第二シリーズ)に彼はやってきた
  • 自分の使命を果たすタイミングが来たことを知った←イマココ!

 うっわ、粗い! 自分で言うのもなんだけど、あっら粗なプロット! これは己の恥をさらしただけだなぁ(苦笑)。ただこれでも2日間考え抜いた結果なんですよ(泣)…。

 そんな恥ずかしくも未熟な予想なんですけど、一点だけ利点があるかな、と思うんです。

 それは彼のいた世界線をキン肉マンⅡ世αとし、現行シリーズの先の話がキン肉マンⅡ世βとなったとしても、彼が今回α→β移行をした事実があることで、両方のストーリーが実在するもの、つまりαβ共に正史として両立できる可能性があるんです。

 α世界にスグルがいる。β世界にもスグルがいる。この二人は同じであって同じではない。このままだと

どっちが正しいスグルなんだよ…?

となりかねません。

 しかし彼がαのスグルに会った上で並行世界を移動し、βのスグルにも会ったという事実が公式に刻まれたのならば、αβは同等の世界線となり

どっちが正しいスグルなんだよ…?

という疑問を持つ必要がなくなるんですよ。なぜならば、それは両方とも正しいスグルだからです。

 つまり彼はつなげることが難しかったαβの二つの平行世界を、彼自身がブリッジとなることで両立させるという離れ業をやった、とも取れるんですよ。

▲彼がα世界とβ世界の架け橋となる?

 でも…もうこれ以上思いつかんですわ。完全に

ゆで先生、あとはよしなに…

の白旗状態です(笑)。すみません、限界です(泣)。

究タと関連がない

 この場合ですと、

そうか…とうとう使命を果たす時が来たようだね

今度こそは…必ず

における“使命”と“セカンドチャンス”の意味は、まったく新しい設定である可能性が高いです。

 そして究タとのパラレル感はより強くなり、彼の存在は

キャラ設定は同じだけど別のキャラ

の性質が濃厚となるでしょう。要はβ世界の彼ですね。

 では彼の使命とは何なのでしょうか。キン肉マンのマスクを手にしている以上、キン肉族と何かのエピソードが関連している使命となるのでしょうか。

 一つ考えられるのは、ターミネーターやドラゴンボールのトランクスのようなポジションとして、彼がβの未来世界から降臨したという可能性です。

 このパターンでいくと、βの未来世界は刻の神が勝者となっていて、宇宙の崩壊は止まらない。それを阻止するために、彼が過去に戻って未来を作り直す、という流れです。

 そしてそれを指示したのが未来のスグル、もしくは万太郎…そんな妄想も膨らみます。ただこれはすでに使い尽くされた設定である点が厳しいところでしょうか(苦笑)。

 とまあ、究タに関係あるなしでいろいろと予想をしてみましたが、かなり難しいお題でした…(汗)。とりあえず現時点ではここまでとしますね。

 しかし…これゆで先生、大変だぞ(苦笑)。

その称号は“完球”!

 長くなりましたが、今回の最後の衝撃です。

 ネジケン調査団の団員だったケンダマン、生きてたってよ! という衝撃です。刻の神の勢力にボコボコにされたケンダマンが目覚めたんです。いや~よかった、生きていてよかった。

 しかし状況はあまり芳しくありません。

哀れだな、取り残されて

薄情な仲間を持つと大変だな

とネジケンタッグをディスる刻の神軍に対し、

アイツは逃がしたんだ、報告のためにな

その時間稼ぎのためにオレは残ったのさ

と、素晴らしい自己犠牲精神を披露した彼は、ちぎれたチェーンをジャラジャラと手繰り寄せて…ええーーーっ!! 結んじゃったよ(苦笑)!!

 このある意味雑でダイレクトすぎる応急処置に、読んでいるこちらは拍手喝采ですよ(笑)! そして立ち上がった彼は

“完球”の称号を授かったケンダマンを舐めるなよ!!

と大見得を切って次回に続く、です。

 いや~、言うたった、言うたった! 言うたったぞ、ケンダマン! なぜだか胸がスカッとするこの満足感。読者全員が彼に肩入れすることを決めた瞬間ですよ。

 この最後の引きは、レオパルドンが復活した時にも少し通ずるかな…。通じすぎちゃうと負けちゃうけど(苦笑)。

 この流れですと、次回からケンダマンと刻の神軍の初戦開戦ですね。ケンダマンが手負いなのと、相手が二人というのがかなり不利な状況ですが…。

 ですので、ここはザ・マン軍の誰かが助っ人で登場し、タッグマッチになるのではないかな、なんて思っています。

 その助っ人がスクリュー・キッドならば、ネジケンコンビの40年ぶりのタッグが見られて最高なんですけどね。

 でも今頃ネジ超人は、オイルのスープを飲んでのんびりとオイルブレイクしているところだろうからなあ。ダバダ~なコーヒーブレイクの感じで(笑)。

 ですので、キッドの再登場を願いつつも、ここはピークア・ブーの登場でどうだ。完璧無量大数軍の先輩として、昇格ホヤホヤのケンダマンを導くと。

 そして…初戦の噛ませ犬になっても違和感が少ない特性(ゴメン…)を十分に発揮してくれるかもしれません。

その他気になった点

 その他気になった点は

  • ろくろ首のようなサンシャイン(笑)。
  • 臣下の礼からもうタメ口の貴公子の振り幅(苦笑)。
  • ジャンプ姿はマリオしか思い出さん(笑)。
  • ラプラス、本当にお疲れ様(笑)。
  • オイルのスープといい、送迎準備といい、ネメシスの総務的実務能力は高いな。
  • ワチキが座っていた場所は、お墓のあったお台場なのかな…?
  • ワチキの小鳥はラプちゃんと関係があったりするのかな?
  • 小鳥は何に反応したのか。
  • マスクの頭部に穴はなさそうなんだよな…。
  • 棚に飾ってあったレプリカマスクの方なのかな?
  • 刻の神軍の二人の笑い声は「ヒャフヒャフ」と「ガゴガゴ」
  • 「ヒャフヒャフ」は常人にはちょっと出てこない(笑)。
  • 眼がクッキリしたケンダマン。二重じゃなくなっちゃった(汗)。
  • 密かな二重がチャームポイントだったのに(苦笑)。
  • 眼だけ見ると、復活した時のティーパックマンを彷彿とさせる。
  • 中井画伯、ケンダマンを「どうカッコよく描いてやろうか」と、気合入ってるんだろうな。
  • バッファ「…ラプ…がんばったな」
  • ラプラス「クエ~、クエ~」
  • バッファ「謙遜すんな。誇れよ、自分を」
  • ラプラス「……クエッ」
  • バッファ「…照れ屋さん!?」

 こんなところでしょうか。いや~、今回はフォーカスポイントが多すぎて、文章をまとめるのが大変でした。正直、まとまりきってない、というのが本音です。

 もうね、文章のあちこちに矛盾と破綻があるのが、自分でもわかるんですよ。だから感想文のデキとしては、ちょっと恥ずかしいレベルというのが正直なところですが…ご容赦くださると助かります。

 では、今回のフォーカスポイントの超人たちの批評を貼っておきますので、ご興味ある方はぜひのぞいてみてください。

・40年ぶりにディスられた方々(笑)↓

・二重じゃなくなっちゃった人↓

 また、超人批評の最新版を読みたい方は、こちらのケビンマスクーその5もどうぞ。ケビンマスクの“無敗伝説”という特別なる格闘ステイタスについて考察しております。

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コメント

  1. キムラ ヒデ より:

    これから先の展開でネプチューンとウォーズがコンビなんて来ると面白いんですがね。クォーラルパロスペシャルなんて合体技があると嬉しいですw
    それはそうとケンダマン生き残ってくれ!恐らくあの影が雷と稲妻なら死時計の刻印が炸裂してしまう!地獄のネジ回しより弱そうな技には見えるが、、、。

    • アキラ アキラ より:

      キムラさん、こんにちは。

      そうですよね、あの因縁深い二人が、同チームとしてそれこそタッグが組めるほどの近い位置にいる…と考えると、なにやらドキドキしますね。
      ただまたウォーズマンが利用されることになったら、もうネプを許しませんよ、私は(苦笑)。

  2. uzuki より:

    キン肉マスクを持ったシルエット…いったい何ス・アヴェニールなんだ…?
    二世へつながる物語にしてほしいけどβの新しい世界も見てみたい
    強欲なファン心理が働いて予想がつけられませぬ

    まさかケンダマンが無料大数軍に昇格していたとは
    やっぱザ・マン改心後に復活させてもらったのかな
    ケンダマンが完球ならネジの方は完貫?

    時間超人軍の尖兵は例の雷電コンビなのか?
    だとしたら今度はママのシチュー食べさせてもらっていてほしいなぁ
    …いや親は刻の神だから神のシチューになるのか…

    • アキラ アキラ より:

      uzukiさん、こんにちは。

      今回は本当に衝撃でした。強欲なファン心理、うまい表現だと思います(笑)。
      ネジケンも大注目ですね。たしかネジさんは「完抉(かんけつ)」と本人が口にしていたような気がします。そして雷電コンビもどうなるのか…もうこれから楽しみしかないですよね。

      • uzuki より:

        >「完抉(かんけつ)」
        そう言われると微妙に聞き覚えがあるような
        ネジさん出てきたのだいぶ前だから忘れちゃってるなぁ

  3. ( 雨) より:

    更新ありがとうございます

    情報の多いとても濃い話でしたね
    飛び立つ時にロビンだけ後ろを向いていたので、残った面子の事を気にかけている様に感じました
    その後のネプの話からもロビンの心中が察せられます

    あの孤独なSilhouetteは紛れも無くヤツでしたね
    「時間超人」の名前が出てきたのでまさかと思っていましたが、そのまさかでした

    ケンダマンも思ったより元気そうでなによりでした
    助っ人が来るとしたら先のヤツか、姿を見せていないピークアブーも可能性ありそうです
    何にせよ来週が楽しみですね

    • アキラ アキラ より:

      ( 雨)さん、こんにちは。

      こちらこそお読みいただきありがとうございます。おっしゃる通り、内容が濃すぎる大変な回でした。怪鳥が飛び去る際のロビン体の向き、たしかにそうでしたね。すごい観察眼ですね!
      ケンダマンの助っ人は、可能な限りネジさんがいいですね…やはり地獄のネジまわし、見たいですよ!

  4. ひ魔 より:

    ラプラス……
    共にリングで
    闘ってくれるんだろうか?

    それとカオス…カオスたよね!
    アタルに やられたソルジャーじゃ
    ないよね!

    どう うまく 合わせていくんだろう?

    • アキラ アキラ より:

      ひ魔さん、こんにちは。

      ラプラスは名前ができて本当によかったですよね。ここ数週間の頑張りで、多くの読者を味方につけましたから…(笑)。
      そしてこれで彼がソルジャーマンだったら、日本全国がまたひっくりこけますよ(苦笑)!

  5. 1 より:

    立派で細かい考察面白く見ました!!

    • アキラ アキラ より:

      1さん、こんにちは。
      お読みいただきありがとうございました。少しでも楽しんでいただけたのであれば嬉しいです。文章が長すぎてなにやら申し訳ないです。

  6. 逢瀬 より:

    いつも楽しく拝見しています。
    今回の予想はいつも以上に難解ですね。
    私は今回のシリーズを読む限り、前シリーズのこじつけ(?)設定をかなりスムーズに回収されているなぁと思っているので、予想③であることを何となく期待しています。
    ただ、肉ファンには怒られるかもしれませんが二世って1回位しか読んだことが無くてあんまり記憶に無いのですが、今シリーズ→二世の流れをつなぐのは相当難しそうなのが文章から伝わってきました。
    そして二世との絡みに付いていけるように全巻ポチりました!

    • アキラ アキラ より:

      逢瀬さん、こんにちは。

      いや~、今回は本当にびっくりしました。私も昨今の先生の“後付け回収”の精度が高いので、③の必勝法を思いついたのかなあ? なんて期待もしているんですよね(笑)。
      そして二世全巻ポチリですか! 逢瀬さんの覚悟に感動です!! ぜひお楽しみくださいませ!

  7. 式部省 より:

    ラプラスという名前が判明して良かったですね。あと飛び立つ場面が「やっとホバリングが終わった〜」という歓喜の叫びにしか見えません(笑)。
    40年ぶりのディスりは誰もが同じことを考えたでしょうね。でもタッグトーナメントではマッスルブラザーズを外すのが筋だと思いますけどね。エントリーもしてないうえに最後に来ているんだし。
    多分、賛同者はいないでしょうが。

    • アキラ アキラ より:

      式部省さん、こんにちは。

      怪鳥さん、どんどん読者の注目を浴びてきましたからね(笑)。名前がついてよかったです。
      40年ぶりのディスりは粘着ですよね~(苦笑)。確かに正式な手順を踏んだビッグボンバーズを間引くのは、道理にあっていないと思いますね。まあ道理が通用しないのが悪魔なんでしょうけど(笑)。

  8. より:

    お久しぶりです卍です。
    コメントされてる方、また多くの肉ファンにとって衝撃すぎる回だったのでは
    ないでしょうか。自分も「詰め込んだなぁ」と感じた話でしたし、いくつかの
    伏線回収もあったと思います。

    さてアキラさんも言ったように2世に繋げるには、かなりの難題が立ち塞がっ
    てますが、さすがに今回は「ゆでだから」で済んでほしくないですねぇ。
    新章になってからゆで先生にしては珍しく過去の補完等が出来ているので(ツ
    ッコミ所が無い訳ではないw)このペースは続けて欲しいですね。

    新時間超人の登場、カオス似の活躍、キン肉マン達への新たな助っ人、ケンダ
    マンが何話持つか(ヲイ)など今後も楽しみです。

    余談ですがアキラさんはキン肉マン関連のYouTubeなどは見ますか?たくさん
    あるので私は2つに絞ってますが、「UNCHA12/4」「タマちゃん寝る」は特に
    オススメですよ。

    • アキラ アキラ より:

      卍さん、こんにちは。

      いやはや、すごい神回でしたよ! そしてⅡ世へのマッスル・ドッキングは、本当に難題なんです。ただ昨今のゆで先生の後づけ伏線回収は秀逸なので、期待してしまうんですよね~。

      そしてYouTubeに関しては、存じ上げませんでした。今度拝見してみますね。

  9. su より:

    カオスの存在は肉ワールドをマルチバース的に繋げるのもそうですが、時間超人との橋渡し的な役割も担うのかな、と思いました。
    それこそ前シリーズで謳われ、オメガケンタウリの六槍客でも描かれた『わかり合うために闘う』という『キン肉マン』における闘いの理念とも合致すると思ったのですが、どうなるんてすかね……。

    • アキラ アキラ より:

      SUさん、こんにちは。

      そうですね、彼が時間超人という属性であるからこそ、他属性との橋渡しもできる立場なんですよね。なにやら今回も大仕事をやってのけてくれそうな気がしますね。

  10. MK より:

    最初のアシュラマンのセリフ、弱体チームには大会参加をご遠慮願おうか、は絶対に過りますね。キン肉マンに対してはすまないな、と敬意?は示していますが。
    そして、まさかのグレート(カオス)の登場、確かに彼も時間超人なのでこの時代に出てきても不思議はないですが、やはりパラドックスですね。
    ですが時間超人を、二世との繋がりを描ききろうとするゆで先生の気概を感じました。

    • アキラ アキラ より:

      MKさん、こんにちは。

      プリンスの粘着には頭が下がりますね(苦笑)。そして私もゆで先生の気概や気骨をすごく感じました。今後が本当に楽しみです!

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