【注意】
この記事には
作品の感想が記載されています。
場合によっては
意としないネタバレとなりうるため、
読み進める場合には
十分ご注意ください。
また、著作権保護の見地から
この記事をご覧いただく前に
①Webサービス版
②紙媒体の購入
等でオリジナルの作品を読み終えてから
以下の記事を読み進めることを
お勧めいたします。
早くも“奥の手”ともいえる『アイスロック・ジャイロ』を繰り出したマンモスマン。
せっかく凍らせたのに、「今度は温めてやるぜ」といって炎の海にそれを投げるという謎攻撃にスイッチ。なんだろ? サウナみたいな温冷効果狙いかな? これじゃあ逆に整っちゃうよ、コーカサスマン(笑)。
もちろんこんな序盤に切り札を披露したということで、当然のごとくコーカサスマンは内側から氷をバリバリと割ってそれから逃れます。ゆえに予想通りまったくのノーダメージです(泣)。
コーカサスマンは自身の3本の角を突き出すことで覆っていた氷を破壊するのですが、これはなかなかに説得力のある回避方法ですよね。
まあある程度氷が温まっていたので、余計に割りやすかったのかな(笑)? 話戻るけど、なんでわざわざ温めにいったのさ、マンモスマン…。
そしてコーカサスマンは破壊した氷を利用し、弾丸のようにして逆にマンモスマンを攻撃。それに対してマンモスマンは「そんなもの効きはしないわーっ」と、ビッグタクスでこれを回避。
自分の繰り出した技の残骸(氷)に対して“そんなもの”呼ばわりは、なかなかに自虐的なワードセンスだと思いますが(苦笑)、まったく慌てないマンモスマンです。
ここから二人は真正面からの互角ファイトを繰り広げます。
フライングエルボー → カナディアンバックブリーカー → リバーススープレックス → ブリッジ
と、流れるようです。
そこで感じるのは、マンモスマンのパワフルさというか、重厚さです。本人も
パワーで負ける気配は微塵も感じねぇ
と言っていますが、まさにそんな感じです。
そして今度はお互いの最大の武器である牙と角を、ガシガシと激突させあう武骨な展開に。こちらも両者一歩も譲りません。そんな中、双方がお互いの力量を認めあう発言も出てきます。
特にマンモスマンに対し、コーカサスマンが
脳筋かと思っていたら、意外と頭使ってんじゃん
的な評価をしているのがちょっと笑えます(笑)。
それに対してマンモスマンが
だろ? オレ実は頭使ってんのよね
と、臆面もなくその評価を自信満々で受け入れているところも、自信過剰でありながらもかわいらしくて笑ってしまいました。
さすがは獣性と知性、二律背反する性質を併せ持つ超人です(笑)。
この“獣性と知性、二律背反する性質を併せ持つ超人”というコピー、なんか懐かしいですね。超人墓場でこの様を見ているネプチューンマンは、柔和に目を細めているのかな?
あれ? なんでこんなに愛しい気持ちになってるんだ、オレ?
みたいな(笑)。
角と牙、互角の攻防から、先にもう一歩踏み込んだのがマンモスマン。ウォーズマンのマスクを破壊した『ビッグ・タスク・ドリル』を敢行。
しかしその必殺技も、堅牢なコーカサスマンの装甲には通用せず。いったい硬度いくつなんでしょうかね。
瞬間的なダメージは与えられなくても、マンモスマンは焦りません。
装甲が硬いがゆえに、タスクの圧力は吸収緩和されることなくダメージを与え続ける
と、持続的なダメージを与えていると冷静な分析。
このあたりも知性の片鱗が見え隠れします。マンモスマンの違った一面を見られて、我々も新鮮な気分になりますよね。コーカサスマンも舌を巻いています。顔は余裕ですけど。
そんなコーカサスマン、マンモスマンにまたもやリング外に放り投げられますが、垂直の鉄柱をカサカサと登り上がります。
この垂直登坂を苦にしないあたり、虫っぽさを強烈にアピールしています。あれかな、マリキータマンもそれできるのかな? あ、この二人のタッグも見てみたいな。“ザ・インセクターズ”なんつって(笑)。
その後はまたもや両者の最大の武器を使った、ガシガシいわす攻防戦に。
ここでコーカサスマンは変化球を投じます。なんとマンモスマンのジャンボノーズの鼻の穴に、自身の角を田楽刺しにするという、仰天戦術。
これ痛そうだなあ。インフルエンザの検査をするときの綿棒を思い出しますよ(苦笑)。あれ嫌いなんですよ、ホント。いい大人が何言ってるんだって感じですけどね(苦笑)。
そして最後はインフルエンザの綿棒からの…ハリケーンミキサーみたいな『ビッグクエルノタービン』をコーカサスマンがぶちかまして次回に続く、ですね。
一気に劣勢になったマンモスマン。ちなみに彼についてもう少し詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
その他気になった点は
- コーカサスマンの一人称は“余”。皇帝か(笑)。
- パオ~、ペギ~と、オノマトペ感溢れる、パ行掛け声の二人(笑)。
- 背骨を攻める音は“グゴン、グゴン”。初見です(笑)。
- マンモスマンの胴チェーンを透過する、コーカサスマンの角。
- レオパルドンだったら、今回だけで10回はマンモスマンに殺されてるな(笑)。
- マンモスマン、でかいな~。
こんなところでございます。
コメント
アキラさん、こんにちは。
マリキータマンとコーカサス漫画タッグを組むとしたら昆虫の中でも「甲虫」ですから、文字通り「ビートルズ」ですね。
たけさん、こんにちは。
確かにビートルズですね(笑)。
では入場曲は“Let it be”とかでしょうか(笑)。