先日、巷で話題のロボット掃除機を購入しました。AnkerのEufy RoboVac 11Sという製品です。結論から言うと、買って損なしの有能アイテムでした。
今回はロボット掃除機についての雑感を
①購入まで
②購入後レビュー
の2回に分けて書いていきたいと思います。すぐに②購入後のレビューを読みたい方は、以下のリンクからショートカットしてください。
ロボット掃除機に対する印象
ロボット掃除機といえば、iRobot社のRoombaがパイオニアですよね。実は結構前から商品化されていて、意外とファーストリリースから時間が経っているジャンルだったりもします。

リリース当時はそのテクノロジーの進化に驚きながらも
- 自分でやった方がきれいに決まっている
- 全床面積を網羅するなんて絶対無理
- 隅は? 隅は無理でしょ?
- 部屋が荷物だらけだったらどーすんのよ
- ぶっちゃけお高いよね
といった理由で、購買意欲を刺激するまでには至りませんでした。仕事の成果物として、まだまだマンパワーの方がクオリティが高いと判断していたわけです。
ロボット掃除機の進化
そんな感じで数年が経つのですが、この間にロボット掃除機というジャンルに参入するメーカーは増えていき、国内メーカーでもPanasonicやHITACHIが参入しています。それによって業界は技術の切磋琢磨が発生し、ロボット掃除機は驚異の進化を遂げることになりました。
掃除機なので、ゴミをきちんと吸い込むというのは当たり前として、それ以外の進化がすさまじい。いくつか目立った点を挙げると
- 充電がなくなると、自動で充電ドックに戻る。
- 部屋のマッピングを行い、効率よく抜け漏れのない掃除を行う。
- 畳、絨毯、フローリングを認識し、吸引力を変える。
- 少しの段差ならば苦もなく乗り越える。
- センサーの高度化により、落下等のリスクが激減。
といったものがあり、特に自動で充電ドックに戻るというのは、パフォーマンスとしては派手でアピールしやすい部分でしたよね。賢い! って思いますもんね(笑)。ロボット掃除機のセールスポイントって、家事の自動化にあると思うんですけど、それを強烈に印象づける機能だと思います。
なぜ購入に至ったか
一言で言えば、自由な時間の創出です。人間40歳を超えてくると、何が一番大切って、時間が一番大切と思えるようになるんですよ。人生も折り返し地点を過ぎたと漠然と考えるようになり、残された時間を逆算するようになります。いや、正確に逆算することはないんだけど、今ある時間を大切に、そして少しでも好きなことをして使いたいな、という欲求が高まるんです。
そう考えると、掃除という日常家事というものは、その時間を削減する要因となっています。人によって掃除にかける時間は違うと思うのですが、仮に全部屋を掃除するのに1時間かかるとするじゃないですか。それを週2回行えば2時間拘束されるわけです。
1年だとその52倍で104時間です。それを24時間で割ると、なんと掃除だけで4日を超える時間を費やすことになりますね。いや、もったいないですよ、4日。この4日があれば、いろいろできますね。3泊4日の旅行もできる(笑)。
時間換算という視点でいうと、この家事に費やす経費を算出してみても面白いです。仮に年収300万円の方が上記のようなスパンで掃除をしたとします。年収300万円を時給換算すると、300万を1年間365日×24時間=8,760時間で割ればいいから、300万÷8,760=342.5で、時給342.5円となります。
でもって、さきほど算出した1年間で掃除にかける時間104時間に342.5円をかけると、104×342.5=35,620円となり、4日の時間と3.5万円の収入を捨てたことになります。これは…無駄だ。単純に考えれば、3.5万円までのロボット掃除機を購入すれば、1年でペイできるということです。
このような考え方を年を重ねるにつれてできるようになり、購入してみるか、というマインドにシフトしたわけです。次回は実際にEufy RoboVac 11Sを購入して感じたことを書いていきたいと思います。
購入を検討している方の参考に少しでもなれば嬉しいですね。
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