2ヵ月ほど続いた緊急事態宣言により、今までなかったような光景を目にすることが多くなってきました。今回はその中で2点ほど、個人的に感じた雑感を書きたいと思います。たわいもない内容ですが(苦笑)。
1.マスクが派手になった
マスクと言えば“無地の白”と相場が決まっていたのですが、最近はいろいろなデザイン、色、素材のマスクが出てきて、かなり個性的になったと思います。
マスクの多様化はコロナ前でもあったと思うのですが、やはり世間体というか、周りを気にして無難なものを選ぶしかなかった、というのが実情だったと思います。たまに黒のマスクをしている方もいましたが、違和感はありました。
しかしマスクの供給が追いつかず、マスクであれば何でもいいや、という社会情勢になったため、晴れてマスクの多様化が花開いた感じです(笑)。花柄の派手なマスクをしていても、「これしかないんだから仕方ないじゃん」という理論武装に守られた方も多かったのではないでしょうか。

結果、マスクはファッションに昇格し、おそらく今後はカラフルなマスクでも異端視されない社会が確立されたと思います。これって黒赤オンリーだったランドセルのカラフル化を、社会が受け入れた流れに似ているような感じもしますね。
2.芸能人のイヤホン事情が垣間見られた
不要不急の外出自粛によりテレビ番組のリモート化が進み、それに登場する芸能人も自宅から中継、なんてことが増えてきました。
しかしながら、この対策は絵面としては素人臭い代物とならざるをえず、プロ精神の強い放送局にとっては忸怩たる思いがあったと思われます。
その反面、視聴者にとってはより素顔の芸能人が垣間見られることになり、その服装やインテリアなど、ファンにとってはご褒美的な側面もあったのではないでしょうか。もしそうだとしたら、思わぬ副産物ですよね。チラ見せ演出とでもいいましょうか(笑)。
そんな中、私が気になったのは、彼らが身につけているイヤホンです。リモート出演なので、イヤホンの装着は必須なのですが、あれっておそらく私物を使っていると思うんですよ。そのイヤホンの種類で、ちょっとその人間性が見えるというか。

おしゃれな人は、アップルのコードレスイヤホン的なものを使っているんです。さすがは芸能人、ともいえるのですが、悪くいえば意識高い系ともいえます。そういうのを気にしていない人は、昔ながらの有線イヤホンを使っていたりして、「ダサいな」なんて思われちゃうわけです(笑)。ネックバンドスピーカーを使っている人はその中間かな? みたいな。
この間びっくりしたのは、三代目J SOUL BROTHERSのメンバーが複数人でリモート出演していたのですが、全員が全員、有線イヤホンをしていたことですね。えっ!? 今をときめく彼らが、なぜに総じて昭和…? と衝撃を受けました。どう考えても彼らのステイタスだったら、アップルイヤホンですよね?
この辺謎なんですよね。ミュージシャンだから、もっとゴッツいワイヤレスヘッドホンを持っているのかな? DJ的な。でもそれだと耳が塞がりまくって絵面的にゴリゴリだから、装着できなかったのかも知れません。まあ、どうでもいいんですけど(苦笑)。
以上、コロナで感じたたわいもない雑感でした。
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