解 説
この号でジャンプは450万部を達成します。この年もお年玉くじナンバーがついていますね…当たらなかったけどさ。
全員黄色のタキシードできめていると思ったら…『赤龍王』の劉邦(左上)のみ着用してませんね。やはり紀元前の歴史上の人物にタキシードは無茶だったんだろうなあ(笑)。
ケンシロウのオールバックもかなりレアですね。
広告1 田宮模型/火の鳥我王の冒険/謎の壁 ブロック崩し
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解 説
- 裏表紙でよく見かけられるラジコンの広告です。本格的なラジコンは、本体の車と、それを操作するプロポを別々に購入する必要があり、それぞれがなかなかお高い。今回はフタバのプロポのCMもありますが、これだけでファミコンを1台購入できる勢いです。さすがは“貴族の趣味”たるラジコンですな(笑)。
- コナミのファミコン広告です。『火の鳥』はかなりよくできたアクションゲームだった思い出がありますね。アクションはそんなに得意でなかった私でも、クリアできた記憶があります。武器が確かノミだったような気がします。あと鬼瓦をポコポコ置いて階段作ったり、けっこう個性的なゲームでした。『謎の壁ブロックくずし』はタイトーの『アルカノイド』のパクリでした。でもこっちのほうがディスクシステムで安くてね~。書き換えで500円はやっぱり魅力でした。ゲーム自体も良くできていて、とても面白かったです。
解 説
ファルコの最期のシーンです。初登場時はドルフ・ラングレンにソックリ(というか、モデルにしてたはず)だったのですが、この頃になるとそうでもないですね。
原哲夫は映画俳優や歌手、プロレスラーなどをけっこうモデルにしてキャラをつくってましたよね。ユダなんてボーイ・ジョージそのものだったし、ハルクホーガンやミスターTもいたなあ。
夕焼けのシーンはキレイですね。CGじゃないところにそのすごさを感じることができます。扉のケンシロウのサングラスはシルベスター・スタローンの『コブラ』の影響でしょうかね。
ファルコに跡継ぎができたのはいいんですが、一体誰が元斗皇拳を教えるんでしょうか?
北斗の拳 全15巻・全巻セット (集英社文庫(コミック版)) 文庫
原 哲夫 (著), 武論尊 (原著)
魁!!男塾
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解 説
え~民明書房で有名な男塾です。1号生と3号生が争う大威震八連制覇(だったかな? 難しい…)での月光VS影慶です。
この男塾もメチャクチャなマンガでしたね(笑)。みんなとても高校生に見えない…。ヒゲなんて当たり前だし、大豪院邪鬼なんて「何回留年してんだよ!」って突っ込みたくなるような風貌です。
まあそれは置いといて(笑)、格闘物としてはとても面白いマンガだったと思います。なんでもかんでもその起源を中国にもっていく強引さが好きでした(笑)。
実は影慶好きなんですよ。ストイックで。でも「ひとたび指から離れるとその速さと回転によってまったく見えなくなる」ブーメランを、なぜあなたはキャッチできるのでしょうか(笑)?
BASUKE
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解 説
高橋陽一先生の巨弾読切『BASUKE』です。「スポーツマンガの雄となった高橋先生がバスケを題材にするとこうなるぜ」といった感じの、前後編合わせて90ページという大ボリューム作品です。当然のことながら週刊連載を抱えている作家としては、工程的にかなりチャレンジングな読切だったと思いますね。つーかよく描いたな。
内容は3名のメインキャラがいて、それぞれの設定が影響しあってストーリーを作り上げ、最終的にはチームの勝利を達成するものです。そこに過去のスタープレーヤーが敵監督として立ちはだかる、といった感じでしょうか。にしても、舞台の町名が「場助町」というのは強引すぎませんか? 高橋先生(苦笑)。
実は『スラムダンク』以前に、ジャンプでバスケットを扱った作品は私の知る限りこれしかなく、かなり珍しいジャンル選択といえます。当時の編集サイドでは「バスケは必ずコケる」という不文律があったらしく、ある種タブージャンルだったと聞いたことがあります。そんな業界のタブーに挑戦した作品ともいえますね。
今読むとやはり後発の『スラムダンク』と比較してしまうのですが、不良となったメインキャラが、優等生キャプテンとぶつかるという展開は「赤木(木暮)VS三井」を思い出させます。うがった見方をすれば「井上先生、パクった? いや、オマージュった?」ともいえます(笑)。
ちなみにメインキャラである
・明間 佳介
・大場 幸二
・須本 篤
の名前には、とても仰天なカラクリがあります(笑)。それは次号にて解明されるのですが(笑)。
アカテン教師梨本小鉄
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解 説
けっこうマイナーな路線で攻めてみました。覚えてる人いるのかな、このマンガ。ギャンブルに異常に強い教師が、ダメクラスを破天荒な授業でひっぱっていくような話だったと思います。
この号でもカンニングを推進してますね(笑)。クシャミが1とかaとかの回答のサインとか、へ~っと思わせるものがあって面白かったです。これ見て実践した人とかけっこういるんじゃないかな? いないか(笑)。
しかし絵柄がバタ臭かったですね。その辺好き嫌いが割れちゃったんじゃないのかなあ。ちなみに雑誌の真ん中あたりに掲載されてたんで、スキャンしづらかったです。影でまくりですね…(汗)。
アカテン教師梨本小鉄 【コミックセット】
春日井 恵一 (著)
キララ
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解 説
これもかなりマイナーどころですね。『ブラックエンジェルズ』の平松伸二先生の、高校野球マンガです。
でもさすがは平松先生、爽やかさとはかけ離れた高校野球を展開してくれます(笑)。なんかフォークリフトで無茶やってるのは、こんど練習試合で対戦する竜国高校の野球部員? らしいです。しかし揃いも揃って、どうしようもないくらいの悪役顔をしてますな。全員マユゲがありません(笑)。
転じて主人公側のメンツ(扉参照)を見てみると…こっちも負けず劣らずの悪役顔…! どーなってんだよ、このマンガ! ってなもんで大変面白いです。しかも名前が藤波・鶴田・長州ですよ! まさに「俺達の時代」ですよ!(プロレスファンにしかわかりません…)
しかし平松先生に爽やかなマンガは無理なんですね。まあ絵柄的には合わないよなあ、確かに。描く気もないんだろうけど(笑)。
キララ (ジャンプコミックスデラックス)
平松 伸二 (著)
目次
解 説
高橋先生が、大量の読切ページ数に難儀している様を告白していますね。「かいてもかいても終わらない」という地獄のような苦しみだったようです(苦笑)。
秋本先生は「ペン先の質が落ちて困る」という、職人気質な内容。プロのこだわりが垣間見られますな。
広告2 ブルワーカー/ からあげクン
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解 説
- おなじみの『ブルワーカー』ですが、モデルに長州力を採用しています。当時の長州人気がしのばれますね。藤波との名勝負を繰り広げ、全日本プロレスに戦場を移しても天龍や鶴田とバチバチやりあい、まさに全盛期といったところでしょうか。でも「長州も愛用」的なあおり文句が一言も入っていないのね。それどころか「長州力」という固有名詞がどこにも入っていない…ある意味新鮮な切り口な広告です(笑)。
- クリスマスシーズンなんですね。オードブルとチキンはいいとしても…なぜにおでんなんでしょうか?まあみんなでつつけはしますが。シャンメリーでなにげに『タッチ』がでてますね。サンデーなのに(笑)。ジャンプに進出です。
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