今週のあらすじ
オメガマンを中心とする破滅の6鎗客に一人で立ち向かおうとするウルフマン。
それを必死で止めるハラボテ委員長ですが、状況打破の選択肢が限られているため、ウルフマンは聴く耳を持ちません。四股を踏んで迎撃体勢に入ります。
まずサンダーチックなライオンの超人に狙いをつけ張り手を一閃。すぐさまベアハッグに捕えます。その力を感じて若手超人との違いを認識したライオン超人は、ウルフマンの肩口に噛み付き攻撃。
そのあとてんとう虫超人の強烈なローキック、フック船長のラリアートと、6鎗客の攻撃リレーにあってしまいます。
しかしここで踏みとどまる根性を見せたウルフマンは、再度ライオン超人にベアハッグ。やられっぱなしではない展開を見せるも、サグラダ・ファミリアに落下していた他の5超人はウルフマンを無視してお宝ゲットに向かいます。
それにあせったウルフマン、一瞬の隙を見せてしまい、それにつけこんだライオン超人がウルフマンをかんぬきに捕えて逆に捕獲。ウルフマンは足止めを喰らう形に。
その隙をついてお宝を狙う5超人でしたが、直前で何者かの妨害にあいます。彼らの進行を妨害した者とは…なんと誰もがびっくりのティーパックマン、カレクック、ベンキマン、カナディアンマンの4超人!

正義の超人はお前だけじゃないぜ、ウルフマン!
と颯爽と登場し、それぞれが1体ずつ6鎗客の足止めに成功しました。
ちなみに彼ら4人が仕掛けた技は、
- ティーパックマン…ティーパック攻撃⇒両手両足が氷の超人
- カレクック…羽折り固め的な関節技⇒てんとう虫超
- ベンキマン…首四の字固め⇒歯車超人
- カナディアンマン…カナディアンバックブリーカー⇒フック船長超人
です。そしてそれぞれの相手を蹴散らし、

この先を通りたくば、オレたちを倒してからにしてもらおうかーっ!
と啖呵をきります。
強力(?)な援護射撃を得たウルフマン、自身を含めた5人で6鎗客に立ち向かう決意をし、次回に続く、です。

今週の感想
やってくれたね、ゆで先生。誰もが予想できない展開、誰もが予想できない助っ人人選。スタートダッシュで盛り上げる術を熟知しているというか、もう脱帽ですよ。
ティーパックマンのティーパックが出た瞬間、誰もが頭に彼の姿を思い浮かべたと思うんですけど、意外すぎて頭が理解できずに一度

いやいやいや、まさかね
と消去しかけましたよね(笑)? 私もそうです。エッヘン(笑)。
でも現実に彼は登場してしまったわけですよ。エキストラの端役ではなく、1ページまるまる彼のみで、ドーンと。
まさかティーパックマンがこんな扱いをうける日が来るなんて、ノストラダムスでも予言できなかったと思いますよ(笑)?
もう一度いいますね。あのティーパックマンがまるまる1ページドーン! です。1ページ全体で彼以外いません。オンリーです。破格です(笑)。
意外すぎる展開で脳みそが追いつかないうちに、さらなるダメ押しがカレクック、ベンキマン、カナディアンマンの登場です。もう笑いが止まらないですよ、オールドファンは。
そしてあの5人で敵方と対抗戦を行おうなんて勢いなもんですから、ますますヒートアップですよ。でも頭に

オマエら無謀だろ~っ!
ってなツッコミが常駐してるんです(苦笑)。でも応援せずにはいられない。
新しい軍団との対抗戦が起きたとき、選抜されるメンバーで盛り上がるのがこのマンガの醍醐味ですよね。
悪魔超人編ではテリー、ロビン、ウォーズ、ブロッケン、ウルフのアイドル超人。
悪魔種子編ではスカー、ケビン、バリはん、イリューヒン、ハンゾウのニューアイドル超人。
無量大数編ではステカセ、BH、カーメン、アトランティス、魔雲天の悪魔超人軍。
それぞれ登場したときのカッコよさ、衝撃といったらなかったのですが、今回は大変化球ですよ。でもたまらんなあ(笑)。
今回の人選での特徴は、近年ピンでスピンオフ読切が掲載された超人が多いということですよ。ベンキマン、カレクック、ウルフマンがそうですよね。その余韻を活かしての人選なのでしょう。

カッコよさ5割増になってる今しかないぞ!
って感じ?
ただ残りのティーパックマンとカナディアンマンはどういった理由なんですかね。どうやらオリンピック本選出場者というしばりを設定したようなので、そこからの人選になるわけですが、その中で知名度といじられ度がナンバーワンのカナディアンマンという結果なのでしょう。
そろそろカッコイイ彼を描いてみたくなった、というゆで先生の願望もありそうです。
一番の衝撃はティーパックマンですね。その他候補はスカイマン、チエノワマン、キングコブラ、キューブマン、ウォッチマンですから…ライバルはスカイマンくらいか(笑)。
デザインがかわいらしいのと、ティーパックという武器に拡がりがありそうだから、というところでスカイマンに勝利、といった感じでしょうか。
個人的にスプリングマンに共通するかわいさを感じますからね、彼には。ちなみにペンタゴンは前シリーズで格が大幅アップしてしまったので、今回は候補に入らなかったのでしょう。
そして話の流れは対抗戦になりそうなんですが、全敗必死ですよね(苦笑)。ただ5人いるので一人くらい勝ってもいいかな、って感じなんですが、負けた超人にすごいレッテルが貼られそうでかわいそうでもあります。

あいつベンキマンに負けたやつだよ
みたいな(笑)。
個人の予想ですけど、1試合2話くらいのテンポのいい試合が5試合あるんじゃないかなあと思っています。そしてその中で彼らへっぽこ5人衆(笑)の新しい魅力を振りまいて散っていく、といった展開になるのではないでしょうか。
とにかく次回から目が離せないことは確かですね。
その他気になった点は
- とたんに眉尻が上がったウルフマン。
- ウルフマンが攻撃リレーされる様は、5重のリングではじめにボロボロにされたブロッケンを思い出すな。さすがタッグパートナー(笑)。
- ものすごくバンプアップしたティーパックマン。肉体改造に成功か。ライザップ(笑)?
- 「捲土重来」という言葉が大好きなカナディアンマン。
- カナディアンマンの頭が禿げてる感がすごい。
- 軍団のセンターがティーパックマンという奇跡。そう、僕らは今奇跡を体感している(笑)。
- ティーパックマンが男前になっている。
- ティーパックマンの頭はタザハマさんから返してもらったのかな(笑)?
- ベンキマンがインテリに見える。
- カレクックのポーズが達人じみている。
- オメガマンは高みの見物かな?
こんなところでーす。

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