今週のあらすじ
サグラダ・ファミリアに突如現れた、オメガマンを中心とする6人の超人。そしてその背後には悪の領袖・サタンの影が。
そして前回その登場で読者に衝撃を与えたオメガマンですが、実は我々が知るオメガマンではないことが発覚。
背中に背負っている掌が今回は左手であることに気づいたハラボテ委員長の指摘により、今回のオメガマンは双子の兄でありオメガ一族の現当主であるオメガマン・アリステラであることがわかりました。
フェニックスの下で働いた超人ハンター・オメガマンは、正式にはオメガマン・ディクシアというそうです。
ぶっちゃけこれは気づかなかったなあ。掌の左右なんてまったくわかりませんでしたよ。それを後姿を見ただけで
あれオメガマンだぜ…フフン
と悦に浸っていた2週間前の自分が恥ずかしい(苦笑)。
ちなみにアリステラ、ディクシアはギリシャ語で左・右という意味だそうです。ゆで先生得意の後付設定だけど、妙にしっくりときた後付で悔しいです(笑)。
そして満を持して他の5人もフードを取り去り見開き頁でドーンと正体を現しました。名前はよくわからないのですが、
- てんとう虫チックな超人
- 歯車みたいな超人
- ロビン風なフック船長的超人
- 手足が凍っている感じの超人
- ライオンチックな鬣のある超人
の5人で、オメガマンとあわせて「オメガ・ケンタウリの六鎗客」というグループ名を名乗りました。どうもオメガマンに付き従う側近超人のようです。
彼らの目的の全容は謎ですが、当面はサグラダ・ファミリアにあるお宝(おそらくマグネットパワー)を奪い取ることを公言し迫ってきました。
そこに立ちふさがったのは、瞬殺臭のくせがすごい若き超人たち。
いつまでも先輩正義超人に頼ってられないぜ~っ!
と勇ましく迎撃体勢に入りますが、予想通りのやられっぷり(苦笑)。かなり残酷なやられ方であっという間に全滅です。
そんな中、気になる台詞をはいたのがフック船長っぽい超人で、
この世の本来の支配者である我らオメガ・ケンタウルス星団の民
とのたまっておりました。
これを見る限り、遠く偏狭の地にいた民族が、中央に進出して支配権を握ろうと実力行使に出た、という構図が見えます。
ただそれがこのシリーズの中心的闘争テーマかといわれるとそうではなく、プロローグ的な行動目的であり、本来はもっと深遠なるテーマが潜んでいると個人的には思います。
そんな中、虫けらのように蹴散らされた若き超人を見て立ち上がったのが、現役を引退したばかりのレジェンド・ウルフマン。浴衣を抜き捨て戦闘態勢になり次回に続く、です。
今週の感想
ああっ! ウルフマンの死亡フラグが止まらない(苦笑)!
こうなることは前回からわかってはいましたが、敷かれた地獄へのレールをあまりにも素直に進んでいくウルフマンに心配することしきりです。背中がゾワゾワします(苦笑)。
これで死んだら何回目だよって感じだし(笑)。
でも逆にこれでウルフマンが六鎗客の一人でも倒したら、すごい祭りが起きそうだ。それこそジャンクマンが完璧超人始祖に勝ったとき以上の盛り上がりが期待できます(笑)…ないよな、うん、ない。
ちなみに今回新しい超人がたくさん出てきましたが、個人的にはてんとう虫超人がスタイリッシュで好みです。シンプルな図柄でいくらでもカッコよく描けそうで、ブラックホール的なデザインの秀逸さを感じます。
歯車の超人は構造上無理があるなあと笑ってしまいますね。あれ描くの大変そうです。
6人全員に共通するのは、誰一人稼動する口をもっていないというところでしょうか。まあ中井先生は口がふさがっている超人を描くの得意そうだから大丈夫なんだろうけど。表情とかつけるの(笑)。
その他気になった点は
- サタンはゴールドマンに見限られたんだ。
- アリステラとディクシアをきちんと描き分けているなあ。
- 鯖を頭に乗せた若き超人よ・・・前衛すぎるだろ(笑)。
- 来週、2、3の超人のデザインがまるっきり別人になってたら笑うなあ。
- いや、むしろゆで先生ならばそれをやっても許されるはず(笑)。
- しかしオメガの民は遠距離移動を苦にしないな。
- ウルフマンは「体がボロボロ」という設定で弱く描くのだろうか。
こんなところです。
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