今週のキン肉マン第287話-ブロッケンJr.の血盟!!

今週のキン肉マン
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 両軍の同意で決定したキン肉マンソルジャー&ブロッケンJr.VSアリステラ&マリキータマン。「しかしキン肉アタルよ、お前の配下には十分な実績を持つ者が他にいたはずだ。改めて聞くが、本当にソイツでいいんだな?」と、アリステラは聞きようによっては、人選に無理があるのではないかとでも言いたげ確認をアタルに投げかけると、甘く見られたブロッケンは「グッ…」と、拳を握りしめます。

 するとアタルは「フン…お前たちがコイツの何を知ってる? 少なくともお前たちよりはオレのほうがよく知っている。そのオレが他の選択肢を排してまで選んだんだ。そこにお前たちが文句をつける道理はあるか? なぁ、オメガマン・アリステラよ」と、自身の選択が最高の選択であると、キッパリと答えます。その毅然とした態度にアリステラは「なるほど、よくわかった。失礼な物言いをしたな。今の発言は詫びよう。お前にもな」と、素直にアタルとブロッケンの両者に謝罪をします。

 そしてアリステラは、先の闘いで崩落寸前の安土城リングに代わる闘いの場所をどうするか確認してきます。その時にか細い声で「な…なら…いい場所がある…」と発したのは、生き絶えたと思われていたフェニックス。「久しぶりだな、ソルジャー…いやさキン肉アタル…」と声をかけると、アタルは「お前の言う新たな場所というのはどこのことだ?」と、世間話を端折り、単刀直入にフェニックスに問います。

 するとフェニックスは「フッ…まずはそうだな、その場所は…ここだ」と、ある地点が映し出されたモニターを指差します。それを見たフルメタルジャケッツは「こ…ここは…!」と反応。「そうだ…かつてオレたちとお前たちが闘ったあの…関ヶ原だ」と、フェニックスが答えを言うと、「忘れもしねぇ、あれはオレたちが雌雄を決した浮遊立方体リング、まだあそこにあったのか…」と、ブロッケンが叫びます。

 しかし残骸にしか見えないそれに「オレたちの闘いに耐えられる試合場になるとは思えんが?」と、アリステラが疑問を呈すると、「オレの用意周到さをみくびるな。今回の決戦場に不測の事態も起こりうることを想定し、予備の戦場を調べておいた。このすぐ近くに適した場所はないかと」と、フェニックスは答えます。その選択に「そうか、関ヶ原はここ安土から目と鼻のともいえる場所にある!!」と納得するブロッケン。

 「そして既に確認済みだ。あのリングは…まだ 生きている…そう、闘いを求める超人たちの強い意志に反応して…」とフェニックスがリモコンを取り出すと、リングが発光して反応。同時に大地が揺れ出し、地中から浮遊立方体リングが復活して空中に浮き上がり、フェニックスが「これで次の舞台の御膳立ては適した整った」とニヤリと笑って次回に続く、です。

 大盛り上がりのプロローグとなっておりますが、ブロッケンはチクリと嫌味を言われましたねぇ~。簡単に言えば「お前で大丈夫なの? もっと強いやついるじゃん」と敵から指摘されてしまうという。たしかに屈辱なのですが、ブロッケンはこういうのがあってこそ伸びるタイプですから(苦笑)。

 そんな敵の失礼な言動に、アタルはシビれる返しでブロッケンの名誉を守ります。前回のホメ殺しといい、もうブロッケンは完全に骨抜きですよね、アタルに。「隊長、もう好きにしてくれぇ~っ!」みたいな(笑)。でもアタルは本気でブロッケンを買っているのでしょうね。伸びしろという点で育て甲斐があるのでしょう。

 そう考えると、アタルは育成者なのかもしれませんね。ここら辺、兄弟でもスグルと大きく違うところです。スグルには“育成”という能力はないですから。そういった概念も見られないくらいです。まあ本人が意識しなくても、彼に接したまわりが勝手に育ってくれるという、特種能力ともいえるんですけどね。ところがソルジャーは育成者としてのマインドが色濃くある。教育者といってもいいかもしれません。ある意味『3年B組アタル先生』ですよ(笑)。

 一方、素直に非礼を詫びたアリステラにも、新しい悪役像の姿が見えましたね。相手を嘲り、貶める。これが普通の悪役像なのですが、彼にはそれに染まらない分別と礼節がある。言うなれば相手をリスペクトできる精神を持っている。これが彼をただの悪役にしていない、新鮮な個性ですよ。これはね、オメガマン・アリステラに深みを与える、強力な個性だと思いますね。個人的にはアタルのみならず、若僧のブロッケンにも真摯に謝罪しているところに好感が持てます。やはりね、彼はオメガの正義超人なんですよ。

 そして今回びっくりしたのが、フェニックスの生存事実が明らかになったことです。完全に死んだと思っていましたので(苦笑)。まあ嬉しいですけどね。オメガの方もパイレートマンが生存したから、おあいこなのかな? ただこれで因縁の二人が会話することが可能となりました。まあ一方的に卑劣な罠にはめられたアタルの方が、フェニックスに対して言いたいことはあるんでしょうけど、リアリストの彼はそんな感傷話をあっさりと断ち切りましたね(笑)。逆にフェニックスの方が少し身の上話をしたそうな雰囲気だったので、バッサリとスルーされてちょっと哀れでした(苦笑)。

 そんなフェニックスの次の役割は、新たな試合場の提案でした。さすがは知性派超人、いろいろとぬかりがない。自分で「オレの用意周到さをみくびるな」と言っちゃうところでちょっと吹き出しちゃったんですけどね。相変わらず自信過剰なヤツだな、なんて(苦笑)。でも『王位争奪編』では宇宙超人委員会から試合会場の企画・設置運営を受託しているんじゃないかと思わせるくらい、やりたい放題に試合場をカスタマイズしていたので(笑)、このくらい彼にとっちゃたいした仕事じゃないんでしょうね。それこそ運命の4王子が国立超人博物館に集結したとき、満場一致で「会場設営・運営担当」に推挙されたんでしょう。ゼブラとかに「細かいことは全部やっといて」みたいな(笑)。

 その会場は、超人血盟軍にとってはホロ苦い思い出がある関ヶ原の浮遊立方体リング。トラウマ的にはフルメタルジャケッツにとっていい会場ではないですね。このあたり、フェニックスもチクリと攻めてきますな(笑)。そしてこのマンガでは非常に多い、突然のリモコン操作。もうね、お家芸ですよ(笑)。いつも思うんだけど、リモコンの設定って誰がいつやってるのかなぁ? 事前にフェニックスが現地入りして、状況を確認して、そしてリモコン電波を設定するのかな? 用意周到な彼のことだから、今回の4会場すべてをロケハンして、それぞれに不測の事態の近隣代替地をも選んでいた可能性がありますよね(笑)。となると、彼は8会場ほど用意していたのかな? まあよく働く方ですよね(笑)。

 というわけで、ノスタルジックな会場が出現し、次回からゴングなのかな? 見たところ6面全部は使えそうもないですね。上部1面リングで行われる雰囲気です。

 その他気になった点は

  • フルメタルジャケッツの和名は“完全被甲弾”。韓流アイドルみたい(笑)。
  • 「仲良く新たなリングでも設営しなおすか?」と、冗談も言えるアリステラ。
  • でもオメガは設営得意そう(笑)。
  • 田んぼの所有者は、あのリングの断片が露出していて気にならなかったのだろうか?
  • 「あの一角だけ稲刈りがしづらいだ」みたいな(笑)。
  • ドイツ人なのに、日本の局地的地理に詳しすぎるブロッケンJr.。
  • 今回も一言もしゃべらなかったマリキータマン。

 こんなところですかねぇ。

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