今週のあらすじ
新シリーズ第2回です。場面はキン肉星のマッスルガム宮殿での叙勲式です。先の大戦において功績あった正義超人に勲章が贈られていました。
このあたり、王位争奪編のオープニングと似通っていますね。テリーマンは左足の義足が痛々しく、ロビンは死亡により不在という、やや寂しさを感じさせる叙勲式です。
そんな中、事件は起きます。ガガアアという轟音と共に走る稲光。それによって宮殿内に結界が張られ主たる超人たちは閉じ込められてしまいます。
同様のことは魔界、超人墓場でも起こり、3属性の超人軍団が外界と行き来できる手段を失ってしまいました。
そんな行動を起こした首謀者は…なんとサタン。先の大戦が結果的に大団円で終了したことを憎み、安定方向に向かう超人界を破壊するために行動を起こしたようです。
彼は以前結託したゴールドマンを首魁とする悪魔超人軍を切り捨て、新たなる悪魔を見出したとのこと。それを世に放つことでまた混沌を呼び戻すことを目的としているようです。
そんなサタンの野望がわかったところで次回に続く、です。

今週の感想
ほお~~っ、今回はサタンできましたかあ! 『キン肉マン』という作品において、そのキャラ設定がフワフワしていた両横綱であるサタンと超人閻魔(笑)。
その西の横綱の設定がはっきりしたため、今度は東の横綱をはっきりさせようというわけですね。サタンかあ。意外だったなあ。でも確かに一番立ち位置をはっきりしてほしいキャラでもあったなあ。
サタンがはじめて登場したのは、たしかバッファローマン戦だったと思います。バッファが悪魔に血を売った、ってやつですね。
そしてゴールドマンが自身の野望達成のため彼と結託した姿が悪魔将軍。その後はなりをひそめていましたが、『究極の超人タッグ編』においてスグルの胸に死の砂時計を設置したところで再登場しました。
今回の彼の独演会を見る限り、ゴールドマンを首魁とする悪魔超人軍には愛想が尽きたので、新しい悪魔に期待する、って感じですね。いうなれば真・悪魔超人軍とでもいいましょうか。
前シリーズが真・完璧超人軍だったので、なんか路線は似てますよね。ちなみに真・正義超人軍はアタルの提唱する「真・友情パワー」を具現化する超人たちでしょうか(笑)。
ま、それはおいといて、真・悪魔超人軍ですよ。その新勢力に対して先の大戦で生き残った3属性の超人が連合して応戦する、といった感じになるんですかね。
ただ結界を張られた超人が動きが取れないと仮定すると、その外にいる超人が初動対処することになるのかな? 現状見る限りそれに当てはまる主な超人は・・・
- スグル
- 悪魔将軍
- ジャスティスマン
- ネメシス
- ネプチューンマン
といった面々ですかね。スグルがなぜ叙勲式にいないのかちょっと違和感ありますね。
また、将軍サマは魔界に、ネメシスとネプは超人墓場にいるかもしれません。だとすると確実に動けるのはジャスティスマンかなあ。ジャスティスマンがまた試合をしてくれるとか胸熱なんですけど(笑)。
彼がかませ犬になることは考えられないので、試合も安心して観ることができます。
ただ予告ではソルジャーことアタルが大きく関係するようなので、アタル緊急出動もありえますね。もしくはサタンに支配されて敵方にまわるとか? 想像はつきませんね(笑)。
その他気になった点は
- 「何の役にも立てなかった」と悔しがるジェロニモ。たしかに(笑)。
- リハビリ中でも派手な登場の魔界のプリンス。でも痛々しい。
- 結界の稲光音に「ビババ」。ゆで先生、好きだなこれ。
- 見上げるザ・マンが少し笑っているようにも見える。
- 肉体をもったサタンが初登場だが・・・ちょっと微妙。ラスボス的存在感はなし。
こんなところです。

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