今週のキン肉マン第374話-笑顔の代償!!

今週のキン肉マン
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 ロボ超神・オニキスマンに常に一手先を読まれ、苦戦を強いられるウォーズマン。だが、オニキスマンのタックルをジャンプ一番かわすと、かつてキン肉マンを追い詰めた拷問技の体勢に持ち込んだ!!

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ウォーズマン形態変化最新情報

 かつて相手を恐怖させた必殺の『ストーム・エルボー』の体勢に入ったウォーズマン。

 その表情を見た者は、必ず死に至るといわれる“ウォーズマン・スマイル”も発生し、まさにウォーズマン怒涛の反撃ターン開始です。

 ここから無慈悲なエルボースタンプの嵐が繰り出されるも、

そこいらの超人ならお陀仏だろうが、この私には効かぬ!

と、おろした右手を掴まれ、そのまま裏一本背負いであっさりと返されます。

 そして体を抱え込まれて、コーナーポストへの強烈な叩きつけを2発。

 さらにはダウンしたウォーズマンを休ませることなく、ニーオンベリーの状態からのナックルでウォーズマンの顔面をめった打ちです。

 いや~、ペースを握らせてくれませんね~、オニキスマン。ボクらの恐怖のトラウマであるあの『ストーム・エルボー』が…あっさりと…(泣)。

 個人的にはオニキスマンの頭部が、ファイティング・コンピュータの肘で一つ二つ、凹んでくれないかな、なんて思っていたのですが…顔面が凹んだのはウォーズマンの方でした。

 前回も書きましたが、ウォーズマンの形態変化である

  1. アーマーの亀裂
  2. ヘルメット・顔面の凹み ←イマココ!
  3. 関節ユラユラ
  4. 発煙・帯電
  5. 異音(ゴー、ヒュー、ギュー)
  6. 再起動リブート

のフェーズ2まで進んだことになります。

 まあ裏を返せば、フェーズ6まではデフォルトなので問題なしです(笑)。

 逆に同じ機械とのハイブリッドであるオニキスマンも、上記フェーズを辿る可能性があるので、先にそのフェーズを進めてやりゃあいいんですよ。

柔術ムーブのオニキスマン

 とはいえ大ピンチのウォーズマンですが、事態を打開するための選択肢はやはりベアクローです。

 しかしオニキスマンに死角はありませんでした。

それも読んでいるさ。

悪さを始めるのはこの腕だと!

と、その行動を完全に読んで腕を取り、腕ひしぎ逆十字の体勢へ素早くスイッチ。

 ありゃ~、抜け目ないな~。バッファローマンも

ヤツはここまで読み切った上であの形に持っていきやがった!

と驚いたように、ここでも先読みの能力を存分に発揮します。

 ここまで見て思うんですけど、オニキスマンのムーブって世界を席巻し始めた頃の“グレイシー柔術”を彷彿とさせますね。

 ニーオンベリーで上を制してからのマウントパンチ、そして相手が苦し紛れに出した手を取っての逆十字。

 それはまさに400戦無敗のヒクソン・グレイシーが言っていた

ヒクソン
ヒクソン

グレイシー柔術は常に相手の50手先を読んでいる

というような動きです。

 それはまるでオニキスマンがグレイシー柔術のような頭脳的予測能力をコンピューターに置き換え、その優位性を訴えているかのようです。

CPU論争?

 実際、ここからはオニキスマンによる肉体と機械の優劣、そして機械同士の優劣についての講釈タイムとなりました。

生身の肉体は限界がある。

それを超えていくのが機械の強み。

ゆえに常識を壊し、新風を巻き起こし続けるのが“維新の神”の役目。

お前も機械の頭脳を持っているようだが、とんだ旧型だ。

計算機としての実力が違い過ぎる。

と、自身の優位性について自信満々です。

 これ、今風に言えば

こりゃあCPUに雲泥の差があるよ

といった感じなんでしょうかね(苦笑)。

 過去にウォーズマンは超人強度において

オレの超人強度は地球№1の、100万パワーだ!

と高らかに宣言したものの、

高々100万パワーか…

オレの超人強度は…1000万パワーだっ!!

と、強烈なカウンターを受けた経験があります。それだけに今回は

オレのCPUは超人界№1の、8bitだ!

高々8bitか…

オレのCPUは…16bitだっ!!

なにぃ!?

なんていうシーンがあるんですかね(笑)? そしてアナウンサーが

アナウンサー
アナウンサー

8bit対16bit!

これではファミコンとスーファミの闘いであります!!

なんて発言するわけです。そしてウォーズマンが

いかに8bitだといえども…今まで培った工夫と技術で、スーファミを超えるソフトを開発できるっ!!

なんて言って『パロ・スペシャル』を仕掛けるんですよ! …ってないない(笑)。

 でもポーラマン戦で“再起動リブート”という新たな戦法(笑)を見せたウォーズマンなので、今回は“アップデート”なんて戦法を試合中に行うかもしれませんよ? つまり

  1. アーマーの亀裂
  2. ヘルメット・顔面の凹み
  3. 関節ユラユラ
  4. 発煙・帯電
  5. 異音(ゴー、ヒュー、ギュー)
  6. 再起動リブート
  7. アップデート←NEW!

という流れです。

 そして新しいCPUで、オニキスマンの予測能力を凌ぐんですよ。これが実現したら、なかなかの胸熱展開です(笑)。

合理主義者・オニキスマン

 でもオニキスマンの持論を聞く限り、反論する類ではないんですよね…特に

ゆえに常識を壊し、新風を巻き起こし続けるのが“維新の神”の役目。

については、現代のビジネス社会においては究極のお題目です。

 ですので、彼のご高説については

一理あるよなあ…

という率直な感想が頭に浮かびましたね。

 そしてオニキスマンは、手中にしたウォーズマンの右手を刈り取りに行きます。そう、無慈悲な“クラッシュ”です。

 これでウォーズマンの右肘は完全に破壊されます。片翼をもがれたといっていいでしょう。

 そして彼はさらなる持論を展開します。

右腕は折れたが心配するな。後で機械で補えばいい。

私はそうして肉体を改造してきた。

いいか? 生身だ機械だと勝手に区別しているのは、お前ら超人のエゴだ。

私にその区別はない。

なぜなら生身も機械もすべて神が創り出したもの。

弱き者は淘汰され、強き者が生き残る。

その進化の過程に生身だ機械だと区別をつける意味はない!

と、肉体の鍛錬に価値観を持つウォーズマンの意見はバッサリと否定されます。

 そして痛めた右腕を支点としての、二度の一本背負い。そこに慈悲は皆無です。

 う~ん、これはかなりの合理主義者ですね。

 彼にとっては“結果的に強い”という事実に一番の価値があり、そのプロセスは何でもいいわけです。

 ただその徹底した思想に、“維新の神”という二つ名がとてもマッチしていますね。それが彼の強烈な個性であり、信念ということです。

似て非なる者対決

 この対決は“似た者同士対決”と思われていましたが、それは物理的な状況が似ているだけで、“強くなる”という考え方については全く異なりますね。

 いうなれば“似て非なる者対決”でしょうか。

 オニキスマンが先ほど書いたように“結果強ければ正義”という信念なのに対し、ウォーズマンは“機械を備えていてもあくまでメインは肉体鍛錬”という信念なんですよ。

 ですので、そのポリシー対決が俄然クローズアップされたわけですね。

 個人的にはオニキスマンの方が目的に対しては正しいと思いますが、そこにはロマンがない。

 対するウォーズマンは、目的に対しては効率的ではないが、ロマンがある。そんなイメージですかね。

 よってこの試合の勝者は、ゆで先生がどちらの信念を好んでいるのか、という点に帰結するような気がします。

 これ…なかなか難しいですね。

 ゆで先生(嶋田先生)って、基本的にロマンチストですし、古い価値観も大事にしている方だと思うので、ウォーズマンの信念かな…なんて思うんですよ。

 ただWebマンガ掲載の先駆けなど、新しい挑戦をしていく方でもあるんですよね…となるとオニキスマンなんだよなあ。

 う~ん、どっちかなあ?

天才的なアドバイス

 最後に、ウォーズマンがポツリと漏らした

今初めて機械の恐ろしさを自分自身で感じている

という弱気。

 今までは相手にそのような恐怖心を与えまくっていた側だったことに、初めて気づくという皮肉。

 それはまるで今までのいじめっ子が、逆にいじめられる立場となり、初めて身に染みる恐怖心のようです。

 しかしそんなウォーズマンの弱気の虫を、即座に消火したのがスグルでした。

今のお前の感想こそ、お前と闘った日に私が抱いた心境そのものだ!

でもその気持ちを共有できたことが、不思議と嬉しくもある!

という、一見するとまるで事態を解決できそうもない発言です。

 しかしながら“笑顔と共感”という角度から、なぜだかウォーズマンの不安をぬぐい去ってしまう摩訶不思議なアドバイス。

 これは…正直、誰もが思いつけないストーリーテリングですよ。

 ここでまさかの“共感アドバイス”を物語に挿入するなんて、まさに天才の発想ですよね。

 もしここで

このときスグルがウォーズマンにかけるアドバイスは何?

なんて大喜利が出されたとしても、ゆで先生が答えた以上の回答はおそらく出てこないと思われます。

 それくらいこの言動が、スグルという個性にマッチしすぎているんですよ。もうね、スグルの懐の広さというか、彼が持つ魅力を最大限に活かしたアドバイスなんですよね。

 こんな最強のエールをもらったウォーズマンの、ふっきれファイトに期待したいですね。というわけで次回はウォーズマン、大暴れかな?

その他気になった点

 その他気になった点は

  • 『ストーム・エルボー』の正式名称は『エンパイヤーエルボースタンプ』だそうです。
  • 『転売ヤーエルボースタンプ』というダジャレが頭に浮かびました(笑)。
  • 『ストーム・エルボー』の方がカッコいいな…。
  • オニキスは硬いのかな…?
  • おお、モース硬度で7か。なかなかだな。
  • オニキスマンがダイヤモンドパワーを出したら、自己否定をしていることになるのかな(笑)?
  • 「だったらはじめから“ダイヤマン”になればよかったじゃん」ってなるから(笑)。
  • オニキスマンの頭部に映るウォーズマンはいい構図だな。
  • オニキスマンの腕十字ののけぞり方、エグイなあ。
  • 機械って…神が創ったの(笑)?
  • 今回も最終頁のあおり文句がイカしている。
  • この男の笑顔スマイルはすべてを洗い流す!
  • ウォーズマン・スマイルから始まり、スグル・スマイルで終わると。
  • うますぎるだろ、編集の方。

 こんなところで~す。

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コメント

  1. uzuki より:

    スグルのアドバイスはアドバイスになってないんだけど
    自分を破った男の立ち位置に立てたという
    この一戦においては究極の後押しでもあるんですよね
    で、もしアップデートがフェイズに加わるとすると
    スグルのファイトスタイルとかになるんですかね?
    もしかしてウォーズマン版キン肉バスターとか出ちゃう?

  2. ターキー より:

    「完全に生身の超人と意識の共有ができる」ってのは、ウォーズマンだからこそ出来るのであってオニキスマンではおそらく出来ないこと。

    さて、それを活かせられるか…。

  3. MK より:

    今回のウォーズマン、機械の恐ろしさを新たに感じていますね。アニメではバッファローマン戦の時は計算を覆す圧倒的なパワーに恐ろしさを感じていましたが(原作でも一言こわいと言ってましたが)、自分の持ち味であるコンピューター、計算力の上をいかれてのことですから。ファミコンとスーファミの例えがとても秀逸でした。
    ですがキン肉マンのアドバイスで心の部分がまた目覚めそうですね。どう現状を打破していくか、オニキスマンももし心が目覚めたらどんな対応をしていくか、今回も楽しみな試合です。

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