今週のキン肉マン第260話-技巧の末に…!!

今週のキン肉マン
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 マリキータマンの奥の手『マリキータデッドリーライド』を食らったゼブラ。技が解かれるとゆっくりとマットに倒れ込み吐血。それを見た委員長は「い…いかん! 何をしておる、今度こそゴングじゃ!」と、試合終了のゴングを要請。ここでマリキータマンの勝利が確定します。

 超人界屈指の技巧を誇るゼブラ相手に勝るとも劣らぬ多彩な技の数々を見せつけて完全勝利したマリキータマンは「実力的には紙一重の差なかった。勝負を分けたのはさっきも言ったとおりわずかな心のあり方の差。黒と白の融合がもう少し早ければわからなかったが…少しばかりタイミングが遅かったな」と、自らの勝因を述べつつも相手を称えます。

 完全にダウンしたゼブラでしたが、絞り出すような声でマリキータマンに「お…お前たちが…固い決意を持って…ここまで来たことは知っている…誰に何を言われても…止まるつもりがないことも…だからこそ…せめてこれだけは…心に留めておけ…サタンは絶対信用するな。ヤツの言葉は…鵜呑みにするな。その先に仕組まれたワナに早く気づくことだ。それがオレを倒したお前に対する敬意に代えての…最大限の忠告だ」と忠告し、事切れます。

 それに対してマリキータマンは「安心しろ。元からオレたちはサタンのことを信用などしちゃいない。思惑が一致するところで情報提供を受けているだけのドライな関係だ。だがヤツがあえて語らず隠した情報の中にお前の言う“ワナ”が仕組まれていたとしたら…もしかしたらオレたちは歴史を揺るがす大罪の片棒を担いでいるのかもしれないな。忠告だけは胸に留めておく。しかしオレたちは止まれないんだ。ああ、絶対に…止まれないんだ」と、サタンとは距離を置いていること、しかし利用されているかもしれないことを理解した上で、自分たちの使命を全うしていることを口にします。

 そして場面は日本の安土城に。アリステラと力比べをしていたフェニックスが「ゼブラめ敗れたか。ビッグボディでさえ勝利したというのにふがいない」となじると、アリステラは「フン、強がるのも大概にしたらどうだフェニックスよ。我らオメガの民の実力はお前ならよくわかっているだろう。ディクシアを仲間に引き入れたことのあるお前なら!」と、オメガの民を格下に扱うフェニックスに言い返します。

 「確かにあのテントウムシはなかなかの実力者のようだった。六鎗客が選りすぐりの精鋭部隊だという噂は眉唾モノだと思い始めていたが…これは今からでも気合いを入れ直したほうがよさそうだ」とフェニックスはある意味六鎗客を認め、気持ちを新たにしてカンヌキスープレックスへ。しかしアリステラはそれを許さず、背中の手の指でフェニックスを弾くと、ひるんだところにドロップキックを敢行。

 すると場面がまた変わり、今度はスワローズネスト城のキン肉マンVSパイレートマンの闘いをクローズアップ。「ヒィィ~ッ、あのメチャンコ強いゼブラがやられておるではないかーっ」と、動揺するスグル。それに対してパイレートマンは「当たり前だーっ、お前たちはこの期に及んでまだ我らオメガの民をナメている! 宇宙の果て、辺境の地に追いやられながら何千万年もの歳月をかけて独自の進化を遂げた我らの力を…これ以上侮辱されてたまるものかーっ!」と怒りを露わにしてスグルに突進し、次回に続く、です。

 負けたー。運命の4王子、とうとう敗北。それも負ける確率が低そうだったゼブラの敗北という衝撃。さすがにもう逆転劇はなく、まさに完敗ですね。これはマリキータマンを称えるべきでしょう。ゼブラのすべてを受けきった上での勝利ですからね。一応「紙一重の差もない勝利」と言われたことで、ゼブラのメンツもたったという状態です。マリキータマン、優しいな。ただその台詞を言っているときのポーズが人を食っているかな(苦笑)?

 その後六鎗客とサタンとの関係性がクローズアップされ、サタンにいいように使われていることはなく、あくまで情報源として利用するドライな関係であることを主張していました。しかし結果的にサタンの野望の片棒を担ぐ可能性があることは否定していません。逆にいえば、そうなったとしても彼らの使命を果たすことが第一プライオリティだということがありありとわかりますよね。ある意味悲壮感すら感じる行動です。

 彼らの使命が今のところ“地球での先住権を取り戻す”ということであろうことはうっすらと見えています。また、当時の排斥者が完璧超人始祖であることもわかっています。問題はサタンの狙いがまったくわからないということなんですよね。個人的には邪悪の神々がストップ・ザ・サタンを運命の4王子に託しているところをみると、天上界、もしくは超人の神々の世界に大ダメージを与えることなのかなあと予想しています。

 あと今回強烈に感じたのは、六鎗客をシリーズ序盤の“噛ませ犬”と侮っている読者に対し、ゆで先生が“そうじゃないよ”と強烈にアピールしたのではないか、ということです。それはフェニックス、スグルに対してアリステラ、パイレートマンが強く忠告している描写に表れています。

 今回誰もが「おいおい」と突っ込まずにいられなかったのは、フェニックスの「ビッグボディでさえ勝利したというのに」というフレーズだと思うんですよ(笑)。「ビッグボディでさえ」ってひどいな、みたいな(笑)。

 でも裏を返せば“最弱ランクのキャラでさえ勝てる敵”とフェニックスが六鎗客を侮っていたという表れで、その侮りは読者も同様だったと思うんです。でも王子軍団の実質№2だったゼブラを敗北させることで、“六鎗客をナメるな!”とゆで先生が警告をしたんですね。それを今回アリステラとパイレートマンが代弁したんだと思います。

 ということは、六鎗客は噛ませ犬ではない、ということです。でもちょっと頭数が少ないんだよな…。パイレートマンは相手がスグルだからおそらく負けてリタイアしますよね。となると、アリステラが勝ち残ってもマリキータマンと合わせて2人なんですよ。それでクライマックスまでいけるのかな…? という疑問です。まあ考えられるのはオメガ・ケンタウリ星からの第2陣の登場ですけどね…あるのかなあ?

 その他気になった点は

  • ゼブラの顔の縞模様がカケアミになった点に、彼の精気のなさを実感できる。
  • マリキータマンのあのポーズは誰発祥なのかな? レスラーでいるのかな?
  • ゼブラをも破る相手とよく闘ったな、カレクック(笑)。
  • パイレートマンの手はサイバネチックで描くのがめんどくさそうだ。

 こんなところですかね。

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