今週のあらすじ
マリキータマンの胸に浮かび上がったシマウマ模様。これを見たゼブラは動揺を見せ

フハハハ。たいした特技だ。
そこまで見せられては仕方あるまい。答えてやる
と、現在の心境を以下のように話しました。
- それは紛れもなく自ら惨殺した愛馬キッドである。
- オレの心には今でもソイツが棲んでいる。オレに大事なことを教えてくれた無二の親友だ。
- その親友を惨殺したのは一生背負うべき業である。
- だがその業ゆえに新たな一歩を踏み出せた。全てはキッドのおかげだ。それを生涯忘れることはできない。

どうだ。これだけ聞けば満足か?
平気で人の心を覗く破廉恥なヤツめ
となじるゼブラ。

よくわかった。
なるほど…つまりその無二の親友がお前の心を悪に染めることを良しとしない

お前は先の王位争奪戦のキン肉マンとの闘いでそのことに気づいた。だから黒のゼブラは封印するようになったと…そういうわけか?
とマリキータマンが推察すると、

封印などしていない。
これがベストだからこの姿で闘っている。黒になる必要を感じない。それだけだ
と返すゼブラ。

オレは超人レスラーとしてのお前の全てが見たくなってきた。お前自身にその気がないのなら仕方あるまい
と、マリキータマンは体中に縞模様を張り巡らせ、フェイバリットの『コキネリ・ツイスター』を極めると、己の縞模様をゼブラに移行させていきます。するとゼブラは強制的に黒ゼブラ状態にされてしまいました。

品行方正な白いゼブラはもう飽きた…さあ蘇るのだ、かつての禍々しい怨念に取り憑かれた黒いゼブラよ、そのまま本性を見せてみろーっ!
とさらにゼブラを絞めあげると、

離れろ、鬱陶しい虫ケラめー!
とゼブラは強引に『コキネリ・ツイスター』をなぎ払い、片手でマリキータマンを吊り上げます。
するとすかさず四方のトップロープを飛び移るムーブをみせ、またもや『マッスル・インフェルノ』の体勢に。

コイツはオレがすでに攻略済み~っ
とマリキータマンが余裕を見せると、

さっきは白ゼブラの野郎がしくじりやがった。このオレはそうはいかん。
お前に見せてやるぜ、ホンモノの“地獄(インフェルノ)”を
と、左手でマリキータマンの両足首、右足で右手、左足でウイングを固めた『真・マッスル・インフェルノ』を披露。これにはマリキータマンも抗うことができず、まともに食らいます。
脳天を壁面に埋め込まれたマリキータマンでしたが、自力で頭を抜いて

そうだ…コイツだ…コイツが見たかった
と瀕死の状態ながら狙いが成就した模様。余裕の表情でゼブラが

ほう
と返して次回に続く、です。

今週の感想
今回は黒ゼブラについての、本人の見解を知ることができました。基本路線としてゼブラは黒ゼブラを必要としていないとの考え方のようです。
その考え方に至った要因としては、マリキータマンのいうとおり、愛馬キッドへの贖罪が大きいと思われます。
しかしマリキータマンは執拗に黒ゼブラを求め、なかば強引にゼブラを黒ゼブラ化させることに成功。どちらかというと黒ゼブラは出させない方が安全なのですが、あえてそれを望むマリキータマンの意図がよくわかりません。単なる興味本位なのか、何か秘策があるのか。
同じ二重人格キャラでヒカルドがいますが、あの時は裏の顔が出てくるのを何とか万太郎が防ごうとしていたのと正反対のパターンですね。セロテープを貼ってまで阻止しようとしていましたから(笑)。
そして予想通り進化版マッスル・インフェエルノが登場しましたが、ちょっとお披露目が早いかな? マリキータマン、一撃KOされていませんからね。
となるとこのフェイバリットで決着がつく可能性は少なく、ゼブラが手詰まりになったともいえます。つまりはゼブラ敗北の可能性もあるということです。4王子初の敗北となってしまうのか? それともさらなる新フェイバリットがあるのか?
その他気になった点は
- マリキータマンのゼブラ柄はスイカにも見える。
- ゼブラの目に隈取が。
こんなところでしょうか。


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