3大キャリアがこの春からそれぞれ開始した新モバイルサービスの一つであるLINEMO(ラインモ)。
今までの通信サービス料金から大幅に金額を下げたことで世間をにぎわせましたが、安くなった分、あらゆる面でサービスがカットされています。主なところでは
- 申込から開通までネット上で自分で行う
- お問い合わせ電話はない
- お問い合わせメールはない
- 唯一のお問い合わせはチャットのみ
というものがあり、人を極力介さないサービス展開をしています。まあそうするキャリアの気持ちも十分わかりますがね。
ただ、このおかげで本当に入り組んだトラブルがあった場合、なかなかすっきりとした回答にたどり着けずに、イライラさせられた人も多いのではないでしょうか。
特に唯一の問い合わせ手段であるチャットのデフォルトがAIチャットなだけに、結局“よくあるQ&A”のページを指し示されるだけのループに陥り、

だめだ、こりゃ
と、多くの方がいかりや長介の憑依体験をしたのではないか思います(苦笑)。
そうした中、LINEMOではチャットで人間のオペレーターさんにつなげる方法がネットに出ていました。それが
①サポートのチャットを開き、「オペレーター」と入力して送信する
②「オペレーター交代」という選択肢がでるので、それをクリックする
という方法です。
ところが現在は、これですぐには交代してくれない仕様になっているようです。「オペレーター交代」をクリックしても
と、もう一度AIチャットフェーズに戻されてしまいます。このあたり、とにかく無人主義を貫こうとしている側面が見え隠れします。
ではどうすればよいかというと、
①一度それっぽい質問の選択肢を選びます
②すると教科書通りの回答が出るので、それを無視して少し待ちます
③やや遅れて「解決しましたか?」とうボックスが開き、そこに「オペレーターに相談する」と選択肢が出てきます
④これをクリックすると、ログインする、しないの選択肢が出ます
⑤個人情報に関与した相談の場合は、ログイン画面につながる選択肢をクリックします
⑥本人確認用の3桁の番号がSMSでスマホに届き、それを入力します
⑦本人確認が済むと、人間のオペレーターさんが満を持して登場します
こんな流れになります。初めの「オペレーター交代」ですんなり交代してほしいんですけどね、こちらとしては。まあ向こうさんにもいろいろと事情があるのでしょう。
ただ一つ言えることは、AIチャットボットはまだ実用レベルではないな、ってことです。今はまだラーニングフェーズなのかもしれないですけどね。この過渡期にトレーニングを重ねることで、数年後は痒い所に手が届くAIチャットボットになるのかもしれません。ではまた。
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