新聞の日曜版によくあるクロスワードパズル。これをミニラくん(小6・男の子)と一緒にチャレンジしたのですが、以下の理由で思った以上に有意義な時間となりました。
膝を突き合わせてのコミュニケーションがとれる
新聞のクロスワードパズルは、紙面を床に開いて鉛筆で答えを埋め込んでいくスタイルとなります。これがボードゲームをやっている状態に似ていて、まさに“膝を突き合わせる”コミュニケーションがとれるんですね。
自然と頭と顔を近づけて会話をするスタイルになるので、コミュニケーションの距離が近いです。
- テレビのクイズ番組を観ながらそれぞれが答えを口にする
- テレビゲームで二人プレイをする
という行為も似たようなコミュニケーションをとることはできるのですが、お互いの視線が交錯しないとう点で大きな違いがあります。
お互いが顔を見て
ああでもない、こうでもない
と話し合うスタイルが、親子間のコミュニケーション手段としてはとても優れているんじゃないのかな、と思いました。
協力プレイで親子の絆値アップ
このパズルの良いところは、目標に向かって協力プレイができるところです。お互いの知恵を出し合い、パズルをクリアするまでの過程で、仲間意識、この場合では親子意識が高まるんですよ。
これってなかなか健全な絆の育成法なのではないかと思います。
親子が楽しみながら、協力しあって障害をクリアしていく。その達成感の共有は、積み重ねるほどに“親子の絆値”をアップさせていくのではないかと思います。
大げさに言えば、親子関係のお手軽な基礎工事がこれで可能なのではないかとすら思えました。
知らない言葉を学習できる
やはり小学生なので、知らない言葉が多いんですよ。それを教えてあげることで、語彙力が上がるという学習効果は高いと思います。
しかもクロスワードパズルって、ヒントがその言葉の意味になっていることが多いので、単語とその意味を紐づけて覚えるいいきっかけになっていると思うし、印象深い覚え方になるので、記憶にとどまりやすいかもしれません。
もちろん大人も知らない言葉がでたりするので、そういうときは自分自身の勉強になります。解き終わったあとに、わからなかった単語を二人で調べたりして
へぇ~、こんな言葉あったんだ
なんて盛り上がっています(笑)。
脳トレになる
いろいろと頭を巡らせてマスを埋めていくので、それなりに脳トレになるかな、なんて思います。年をとればとるほど、こういった時間は必要な気がしますね。脳のシワを維持するためにも(笑)。
こんな感じで、なかなかにほのぼのとした時間を過ごせます。たまに
このヒントはちょっと苦しいんでないの?
といった制作者批判も起きたりしますが、そんな苦情もストレスの発散ということで(苦笑)。
お子さんのいらっしゃる方々、よろしかったら試してみてください。ではまた。
コメント