前回、ふるさと納税本来の目的である3事項その1である“税収格差の是正”を学んだスグル。
今回はその2である“自治体間の競争による発展”について勉強してみましょう。
ではミートよ。
②の自治体間の競争による発展とはどういう意味じゃ?
そうですね…もっと簡単にいうと、
“応援したくなる市町村になりなさい”でしょうか。
応援したくなる市町村?
はい。ふるさと納税とは、言ってみれば納税者の寄付行為、じゃないですか。
そうかもしれんのう。
では納税者が“寄付をしたい”という気持ちになるのは、どういった場合ですかね?
う~むそうじゃのう…この自治体、がんばっているから応援したいな、といった場合かのう。
ほら。“応援したい”って気持ちが入るでしょ?
では全然やる気がなさそうな自治体って応援したくなりますか?
…ならんな。
ですよね。結局ふるさと納税の受け手である自治体に魅力がないと、寄付は集まらないわけです。
つまり自治体は“住みよい町にするぞ!”というための政策を打ち出し、実践し、さらには世の中にアピールする必要があるわけです。それが“応援したくなる市町村になる”ということです。
なるほど。ただ餌がくるのを口を開けて待っているだけじゃダメだということか。
うまいこといいますね、王子!
正義超人で例えれば、バッファローマンさんが改心して正義超人入りを希望したときに、その熱意が見えたからこそ、王子たちは彼を迎え入れたのでしょう?
そうじゃ。ヤツの本気が見えたからこそ、早く正義超人入りができるよう応援をしたわけじゃ。
もしその時に熱意が見られなかったら…
仲間にはしておらんのう。
そういうことです。ふるさと納税も同じですよ。
となると、自治体も大変だのう。周りがすべてライバルだからな。
そうです。でもそれが自治体間の競争を生み、その結果、それぞれの自治体がよりよく発展する可能性が生まれるわけです。
それが自治体間の競争による発展か!
その通りです。やるじゃないですか、王子!
よ~し、我が『牛丼愛好会』も、会員同士の競争・発展を目指すぞ!
そこはウソでも正義超人内の競争・発展でお願いしますよ…えらくスケールの小さな決断なんだからなぁ、もう…。
いかがでしょうか。次回はふるさと納税シリーズ最終回、“ふるさと納税って何?”のその③について勉強してみましょう。ではまた。
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