ふるさと納税、わかりやすく言うと⑥。ーで、ふるさと納税って何?編 パート1ー

オレ流近況報告
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 前回、ふるさと納税における税金の還付、控除等について学んだスグルとミート。

 初挑戦のふるさと納税でしたが、その返礼品がとうとう届いたようですよ。

ミート、ミート、とうとう届いたぞ!

え? ひょっとして…アレですか?

そうじゃ、アレじゃ!

超人オリンピックの参加要請通知ですね!
とうとう復活するんですね、超人オリンピックが!

ぬ? 何の話をしておる?

何のって…超人オリンピックでしょ?

そんなものではない。ふるさと納税の返礼品のお米が20㎏、届いたんじゃ!

なんだそっちですか…って、超人オリンピックを“そんなもの”扱いですか!?

この米で牛丼を食す方が、超人オリンピックなどより大事にきまっておるだろう。

ガクッ! なんとも情けないなあ…
まあいいですよ、さっそく作ってきますね、牛丼。

いや~、食った食った。やはり新米で食べる牛丼は最高だな。

よかったですね。お得にお米が手に入って。

そうだのう…ところでミートよ…前から気になっていたのだが…

何でしょうか?

“ふるさと納税”って何じゃ?

ガクッ! ここまでいろいろやってきて、今その質問ですか?
いったい王子は今まで何を学んできたんですか!?

いや~、何やらお得にお米が手に入ることだけはわかったのだが…細かいことはまったくわからん! ハッハッハ!

そんなに威張っていわれてもなぁ…まあ確かに今までは、個人的にお得になる視点にフォーカスしてお話してきましたからね。この仕組みの本来の目的までは説明できてなかったかもしれません。

そうじゃろう。ミートの説明の仕方が悪い。

ハイハイ、わかりましたよ。
そうですね…ボクなりに解釈したふるさと納税本来の目的は以下の通りです。

なになに…
①税収格差の是正
②自治体間の競争による発展
③納税の大切さを考えるきっかけ
づくり

…何をいっているかサッパリわからん。

じゃあもっと簡単にしましょう。①は
“貧乏な市町村を減らそう”です。

…貧乏な市町村なんてあるのか?

住民税というのは、住民票がある自治体に徴収権があるんですよ。
つまり人口が多い自治体はたくさんお金を集められるわけです。
ということは…逆に人口流出が多い、過疎化した自治体は…

お金が集まりづらいわけか!

そういうことです。これが今問題となっている、“税収の地域間格差です。
ひどい自治体ですと、その運営が難しくなるくらい困窮しています。

しかし…それは仕組み上、仕方がないのではないのか?

では質問しますが、王子は今どこに住民税を支払っていますか?

それは大田区じゃろう。田園調布に住んでおるのだから。

ですよね。でも…王子を育ててくれた場所はどこですか?

それは…キン肉星じゃのう。

おかしいですよね? 王子が納税できるまで育ててくれたキン肉星ではなく、たまたま住んでいるだけの大田区に住民税を納めるなんて。

…たしかに。

王子が納税できるように教育支援をしてくれたのはキン肉星です。なのに、やっと社会貢献できる大人になったら、なぜか税収は大田区に
言い方は悪いですけど、大田区はおいしいところを横取りしている、ともいえるわけですよ。

なかなか毒舌じゃのう。

ではたとえを変えましょうか。
王子たち正義超人のメンバーが、今後に期待して若いジェロニモを一生懸命に教え、鍛えたとしましょう。

ふむ。

その甲斐あって、ジェロニモが頼れる戦力となったとたんに、悪魔超人軍団に引き抜かれたらどう思います?

ジェロニモなら…別に…ブロッケンならちと痛いかな…

王~~~子~~~~~~

スマン、スマン、冗談じゃ。
ジェロニモが悪魔超人軍団入りなんてもってのほか! それは納得がいかんな…なにもそんなに青筋立てて怒らんでもええやねん。

…まあ、聞かなかったことにしますよ。

言いたいことはわかった。ただ…今現在、いろいろな行政サービスを受けているのは大田区じゃから、そこに支払うのも筋ではないか?

あ、素晴らしい。そうなんです、税金の基本はそこなんですよ。
王子にしてはよく勉強してますね

王子にしては、は余計じゃ!

すみません。でも本当に王子の意見の通りなんです。たださっき言ったように、育ての親にも恩返しをするというのは理屈が通るじゃないですか。

そうじゃのう。そういう考え方からしたら、キン肉星にも少しはお金がまわってほしいのう。

そんな納税者の気持ちと、財政を少しでも潤せたい自治体の思惑が一致したシステム、それが“ふるさと納税”といってもいいんですよ。

う~む、たしかにこの仕組みがあれば、貧乏な市町村を少しは応援できるかもしれんのう。

そうなんです。完全には問題を解決できないかもしれませんが、やらないよりは確実に“税収の地域間格差”は是正されるんですよ。

なるほど。

でもこの制度が創設された2007年時点においては、返礼品という考え方はなかったんですよ。

なぬ? そうなのか?

はい。“ふるさとに貢献したい”という純然たる理念を持った方が、住民税の一部を出身自治体に納税できるようにした制度だったんです。

なんと崇高な!

でしょう。でも一部の市町村が“せめてものお礼に”という、こちらも純然たる感謝の念で、ご当地の特産品を寄付者に送ったのが、返礼品の始まりといわれています。

つまり…その感謝の念が、今では制度上のメインとなってしまった、というわけか!

はい。このあたりは賛否両論なんですけどね。まあ欲が絡むと盛り上がるあたり、人間らしいといえば人間らしいですけど。
ただ返礼品のお得感が、結果としてふるさと納税を利用する納税者を劇的に増やし、自治体に一定の富をもたらせた、ともいえるので、一概に悪いともいえないんですよ。

なるほどのう…ただこれを聞くと、目先の利益だけでお米をいただいたことに、なにやら気恥ずかしさを感じるのう…。

いや、そこまで卑屈になる必要はないんじゃないですか?
利益追求をきっかけとして、制度の本質を徐々に学び、いつか崇高な“ふるさと納税”ができればいいじゃないですか。

そうじゃなミート。ワハハハ!

もう~、相変わらず切り替えの早さは天下一品だよ…

 いかがでしょうか。次回は“ふるさと納税って何?”のその②について勉強してみましょう。ではまた。

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