悪魔六騎士『血の海地獄』の番人。その両手の豪快凶器・ジャンククラッシュで相手を血祭りだけども…?
悪魔六騎士内では負け組
ジャンクマンは悪魔六騎士の一人として登場しました。悪魔六騎士というのはおおまかに2つのグループに分けることができると思います。
キン肉マンと闘ったスニゲーター、プラネットマンの2人と、ウォーズマンの体内でそれぞれアイドル超人軍と闘ったジャンクマン、ザ・ニンジャ、アシュラマン、サンシャインの4人です。
ジャンクマンは後者のウォーズマン体内グループの中で、唯一一見超人でその人生を終えてしまった超人でした。そう考えると、『キン肉マン』という作品において彼は残念ながら“負け組”という範疇にはいるかと思います。
ただ私が生まれて初めて『少年ジャンプ』を買ったときに、ちょうど倒された超人がこのジャンクマンでしたので、そういった意味では印象深い超人でしたね。
ルックスの悪さと特徴的すぎる武器
とりあえずあのルックスはまずいですよ。角切りのジャガイモというか、サイコロというか、あのテキトーな顔面はそれだけでハンディキャップだったと思います。
まあ子どもの頃、絵を描くときにはラクチンでしたけどね(笑)。でもあの顔じゃあよっぽどキャラがたっていないと、人気でないよなあ。
その他外見的特徴といえば、やはり両手についている“ジャンククラッシュ”でしょう。これはインパクトありました。見るからに痛そうですもんね。
しかも攻撃手段がひじょうにわかりやすいです。この両手の凶器にグシャっと挟まれたらおしまいだなあ、というイメージが容易に伝わります。
でも…それだけなんですね。彼の大きな特徴って(笑)。あの両手が異様に目立つために、すべてがそれに集約されてしまうんです。
その私生活の方が気になる
実は彼に対してはその戦闘能力うんぬんよりも、彼の私生活の方に想像が膨らんでしまうんですね。
両手にあんなたいそうなものをつけて生活して、ジャマじゃないのかとか、ご飯はどうやって食べているんだろうとか、お尻はどうやって拭いているんだろうとか(笑)。なんか取り外し不可能そうだし。

ニヒヒヒ! 我ら悪魔騎士は常に合理的な攻撃法を計算しながら戦っている
とは、ロビンマスク戦での彼の発言なのですが、あんなものを両手につけていること自体非合理的なのではないかと思うのですが、彼にとってはあれが合理的であるわけです。
つまりあの両手でも、実生活においてなんら不自由はしていないという、彼の宣言ともとれるわけですね(ちょっと強引か)。
というわけで、もし彼がサラリーマンだったらと想像してみました。
- スーツの内ポケットから、名刺を取り出すジャンクマン
- エクセルで売り上げ分析を行うジャンクマン
- 得意先で必死に商品のプレゼンをするジャンクマン
- 商談が成立し、クライアントと握手をするジャンクマン
- 巧みなギアチェンジをしつつ、次の得意先まで車を走らせるジャンクマン
- 満員電車で必死につり革につかまろうとするジャンクマン
いや、どう考えても非合理だろ(笑)。
※今回は駒沢さんからリクエストをいただきました。ありがとうございました。


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