悪魔超人のバネ男! 逆らうやつは即刻ミンチ!
衝撃のデビュー戦を演出
彼は7人の悪魔超人の一人です。その容貌は名前のまんまというか、わかりやすさ100%といったところでしょうか(笑)。
“バネ”という物質的な特性を作者のゆで先生が扱いやすいと判断したためか、デザインがなかなか決定しなくて悪名が高かった悪魔超人軍団(笑)の中では、比較的早くそのデザインが定着していました。
彼は作品中では2戦しかしていないのですが、そのデビュー戦であるウルフマン戦では強烈なインパクトを読者に与えています。
ステカセキング・ブラックホールと、2人の悪魔超人がキン肉マンに連敗しているため、ここいらで悪魔本来のスゴ味を再確認させる必要性がゆで先生的にはあったのだと思われます。
その結果『デビル・トム・ボーイ』というフェイバリットでウルフマンがミンチですよ。私はたまたまこれを病院の待合室においてあったジャンプで目にして、

うわ~えげつな~
と思った記憶があります(苦笑)。
攻防で素晴らしい個性を持つ超人
彼の大きな武器は、その伸縮自在なボディにつきます。“バネ男”といわれるだけあって、相手の攻撃を吸収したり、そらしたりすることが可能で、関節技も無効です。
このあたり、軟体機能をもった悪魔将軍を彷彿とさせますね。
また、縮んだり伸びたりして蓄えた力で、より強力な攻撃を行うことができます。バッファローマンとのツープラトン技である『スプリング・バズーカ』など、見た目・威力・ネーミングともに特筆ものですよ。
そう考えると、彼は攻撃・防御において他の超人にはない素晴らしい個性を備えており、さらなる潜在能力を秘めた可能性のあるキャラであったことがわかります。
わずか2戦で消えてしまうには惜しい人材だったといえるのではないのでしょうか。
老獪なインサイドワークも
その他老獪なインサイドワークも得意です。そうです。彼はかわいい顔をしていながら、なんと超人年齢4000歳というとんでもないベテラン超人なのです(笑)。
ウルフマン戦でのサンドリングが自分に不利と感じるや、アカデミー賞主演男優賞も真っ青の演技力でウルフマンをまんまとはめています。
彼は柔らかい砂地を硬くするために、わざとウルフマンのボディプレスを受け、必要以上に痛がりその技を連発させるように仕向けるという罠をはりました。
年の功とでもいいましょうか、その三味線ぶりに若僧のウルフマンはすっかり騙されてしまいました。いや、ウルフマンのオツムの弱さもかなり原因のひとつだったとは思いますが(笑)。
そしてお膳立てが整い次第、衝撃のミンチKOシーンにつなげるのです。
ダンディーさを増した再登場
次戦のモンゴルマン戦で敗れた後、彼が作品中で復活することはなかったのですが、『キン肉マンⅡ世』において突然すぎる復活をはたしました。
チョイ役ではあったのですが、なんの予告もなく登場したので、ホントにビックリしましたね。しかもバッファローマンとのツーショットで復活ですから、オールドファンにとっちゃ涙ちょちょぎれものでしたよ。スプリング・バズーカが脳裏をよぎりましたしね。
現役当時ですでに4000歳を超えていたくせに、なにも今さら老眼にならなくてもいいだろうという突っ込みを恐れずに、メガネまでかけていました(笑)。
しかしその容貌が妙にシブくてインテリチックなダンディーなんで、私の中でのスプリングマン株が急上昇しちゃいましたよ。
現在(2005年9月)は『キン肉マンⅡ世』において『究極のタッグトーナメント編』が行われており、2000万パワーズもそこにエントリーしていますが、バッファローマン&スプリングマンの方が実は読者に受けたのではないかとひそかに感じています。
この2人、意外に名コンビのような気がするんですけどね。
※今回はy.cさん他たくさんの方からリクエストをいただきました。ありがとうございました。
追記(2022年12月14日)
その後スプリングマンが復活し、多大なる活躍をしたため、17年ぶりに彼を再批評してみました。それがこちらになります。
令和の時代で再評価をされたスプリングマンを、ぜひお楽しみください。ではまた。


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