F1GP2022シーズン、ニューマシンまとめ。

オレ流F1
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 今年もF1ニューマシンのお披露目期間がやってきました。毎年のことですが、ワクワクしますよね(笑)。

 ただ今年はいつもと大きく違うことがあります。

 それはマシン設計における大幅なルール改訂があったんですね。それこそ10年、20年に一度くらいの大改革です。

 その理由は一言で言うと

より多くのバトルの創出

です。

 実は現行のマシン設計では空気の乱流問題で、後ろからの追い抜きがめちゃくちゃ大変なんですね。

 それだとF1のダイナミズムがなくなるので、もっとイーブンな勝負ができるマシンになるようにルール変更したんです。

 ですので、2022シーズンのマシンは主に空力(エアロ)コンセプトが一新されています。

 それゆえに、このイニシャル設定がハマったチームとハマらなかったチームで、今シーズンの天国と地獄が決まるわけです。

 つまり常勝チームであったメルセデスやレッドブルがグリッド後方に沈み、今までドンケツ争いをしていた(失礼)ハースやウィリアムズが圧倒的な強さを見せる、なんて構図もワンチャンあるわけですね。

 それだけにプレシーズンテストは大注目です。各チームの空力コンセプトの当たり、外れがなんとなくわかってしまうという緊張感があるからですね。

 ちなみに今シーズンから変更されるレギュレーションの影響から

せっかちなファン
せっかちなファン

具体的にどんな形になるのよ

と疑問を持つせっかちなファン(笑)に向けて、FOM(Formula One Management)は昨年からそのコンセプトを具現化したシミュレーション画像(ショーカー)を出しています。

FOM
FOM

こんな感じになると思うよ

というひとつの回答ですね。それが以下の画像です。

 そしてこれが変更前、昨シーズンのマシン画像です。

 …ん? これでもよく違いがわからないですか? ではハーフ&ハーフでどうだ(笑)。

 ほら、だいぶ変わるでしょ? 特に前後のウイングがわかりやすいでしょうか。

 というわけで、このような予備知識を持ちつつ、新車の紹介をしていきたいと思います。

 ただいつもの如く、チームが隠したい部分もあるので完全体でないことはご了承くださいね(苦笑)。

 この記事を読んで

…面白そうじゃないか、F1

と思った方は、スカパーやDAZNで観られるので是非。

メルセデス W13

▲2022マシン 正面

 昨シーズンはドライバーズタイトルをレッドブルに強奪される(笑)も、しっかりとコンストラクターズタイトルは死守したメルセデス。

 まだまだF1をリードする王者であることは変わりません。

 そして注目の王者が提案した新マシンが上記画像です。そう、2シーズンぶりに伝統の“シルバーアロー”が復活です。

 ちなみに下の画像が昨シーズンのマシン。

▲2021マシン(参考)

 やっぱりね~、メルセデスっていったら“シルバーアロー”ですよ。こうでなくっちゃ、メルセデスは。

▲2022マシン 左フロントから

 カラーリングは“シルバー × ネオングリーン × ブラック”の三層構造でしょうか。シルバーとブラックがグリーンをサンドイッチ、みたいな(笑)。

 斜めからのフォルムは、まさに“アロー”ですね。フロントがまさに矢尻を思わせる鋭角フォルムです。矢印と例えてもよいでしょうか。

 そして個人的に嫌いだった、おち●ち●の先っぽのようなサークルがなくなりました。これはいいですね(笑)。

 全体的にみて、とてもスタイリッシュで早そうです。ボディ後半のメルセデスマークのプリントは、ちょっとルイヴィトンっぽいかな(笑)?

▲2022マシン 上部から

 上からの画像を見ると、ボディがとても絞り込まれているのが分かります。

 すごく筋肉質というか、余計なゼイ肉がない。パッキパキのふくらはぎの筋肉、もしくはサラブレッドの脚の筋肉を見ているようです。

 よくもまあここまで絞り込んだと感心しますね。今年も速いな、こりゃ。

レッドブル RB18

▲2022マシン 正面

 昨年、悲願のドライバーズタイトルをメルセデスから奪取したレッドブル。

 しかしリソースを2021シーズンに多くあてがったために、2022シーズンの準備がおろそかなのでは…という噂もチラホラと出ていました。

 そんなレッドブルの新車がこちらです。ただ…かなりの部分を公にはしていないと思われます。

 ぶっちゃけFOMのプレゼンカーに色を付けただけとおぼしき部分が見え隠れします(苦笑)。

 特にフロントウイングは嘘くさいな…(笑)。ちなみに下の画像が昨シーズンのマシン。

▲2021マシン(参考)

 昨年と見比べると、カラーリングの根本は変わっていないようです。

 ノーズのイエロー部分が長く伸びたため、少しのっぺりとしたイメージを受けますね。

▲2022マシン 左フロントから

 HONDAは撤退したことになっているので(笑)、ロゴはありません。

 しかし実際にパワーユニットを製造しているHRC(株式会社ホンダ・レーシング)のロゴはリアエンドのエンジンカウル部分に見えますね。

▲2022マシン HRCロゴ

 これは日本人にとってはそこはかとない嬉しさを感じさせます。

 というか、レッドブルのHONDAに対する恩義というか、リスペクトが見えて微笑ましいです。

フェラーリ F1-75

▲2022マシン 正面

 2020シーズンでまさかの低迷を経験したフェラーリ。

 そこでレギュレーションが大幅に変わる2022年の躍進を目標に据え、2021年の開発は半ば捨てるくらいの体制をとっていただけに、今シーズンはその方針の真価が問われます。

 そして満を持して発表された新車は…あれ? なんか…ダサいな(苦笑)。

 ちなみに下の画像が昨シーズンのマシン。

▲2021マシン(参考)

 正面写真の角度の問題なのかな? なんかモアイ的な顔面に見えるのは私だけ? 長く伸びたノーズとサイドポッドのエアインテークが顔に見えるんだよな(笑)。

 ただそのノーズが一番細くて鋭角ですね。のっぺりしていません。ペンシルのようなイメージです。空気を鋭く切り裂くようなイメージがあり、とても速そうです。

▲2022マシン 右フロントから

 右フロント斜めから見ると、それなりにカッコいいかな? う~ん、だんだんカッコよく見えてきた。角度美人か(笑)?

 カラーリングはいいですね。この真紅なレッドは好みです。ブラックとの比率も悪くないと思います。

 そしてやはりフロントの鋭角性が目立ちます。先端恐怖症のティフォシ熱狂的ファンは大丈夫でしょうか(笑)?

▲2022マシン ルーバー

 そしてなんといってもサイドポッド上部の排気口ルーバーが特徴的です。

 これがエンボスのような模様になっていますね。ここに空気を取り込み、内部を冷却しつつ気流をコントロールしているのでしょうか。

 そしてその部分が大きくえぐれています。痩せている人のあばら骨みたいですね。

 あとサイドポッドが平たいというか、平面のように見えます。丸みを帯びていないんですよ。

 このあたり、チームごとにエアロの解釈が違っていて面白いです。これが吉と出るか、楽しみです。

マクラーレン MCL36

▲2022マシン 正面

 2021シーズンに躍進したマクラーレン。着々と名門の地位を取り返しにきています。

 こちらは隠し事なしの、ほぼ実車だそうです。う~ん、潔い! ちなみに下の画像が昨シーズンのマシン。

▲2021マシン(参考)

 昨年と比べると、カラーリングが大きく変わっていますね。ブラックを織り交ぜつつ、濃かったブルーは水色に。

 昨年のモナコ限定カラーだった、ガルフブルーをより強調してきた感じです。

▲2021マシン(モナコGP限定カラー・ガルフブルーver.)

 個人的にはオレンジ × 濃いブルーの組み合わせがけっこうカッコよく思っていたので、若干パンチがなくなったかな…なんて感じました。

 ただ何回も見ていると、これはこれで悪くないかな…とも思ってきましたよ(笑)。

▲2022マシン 右フロントから
▲2022マシン 上部から

 特徴的なのは、上から見た画像で分かる通り、コクピットからリアエンドまで、きれいな長方形をしているんですよね。

 ストーンとした、かなりシンプルに見える形状をしています。とても面白いです。

 今シーズンはメルセデス・パワーユニットの2年目となります。

 チーム代表がひじょうにしっかりとした方なので今年も堅実な躍進がありそうですね。

アルピーヌ A522

▲2022マシン 正面

 2022シーズンは、アストンマーティンのチーム代表だったオツマー・サフナウアーが移籍してきたアルピーヌ。

 そのまま彼がアルピーヌのチーム代表に収まりました。そしてアストンマーティン時代のスポンサーであったBWTもお土産に連れてきたようです。

 というわけで、BWTのシンボルカラーであるピンクが車体にカラーリングされる運びとなりました。

 ブルー × ピンク。日テレの朝の情報番組、ZIPを思わせる配色です(笑)。女の子のランドセルでもありそうな配色ですね…まあ悪くはないと思います。

 ちなみに下の画像が昨シーズンのマシン。

▲2021マシン(参考)

 やはりピンクの差し色が大きなアクセントとなっていますね。正面フォルムを見る限り、FOMが提案したモデルカーに近いかな…? 

▲2022マシン 左フロントから

 左フロントからの斜め画像でみると、サイドポッドの上下に空気の流入を誘う意図が見えますね。

 ブルーが締まって見えるからかなぁ? なかなかスリムでスタイリッシュな印象です。速そうですね。

▲2022マシン 上部から

 上からの画像を見ると、意外とサイドポッドが幅広です。ウエストに向けた絞りは少ないですね。肩幅が広く、言うほどダイエットをせずに(笑)腰までストーン、って感じです。

 そして目につくのはフェラーリ同様、排気口ルーバーの存在です。

 フェラーリと違ってアルピーヌはサイドポッド上部と、エンジンカウルの左右側面、都合4カ所に穴を開けまくってきました。

 これ、排熱に不安があるんですかね? チームによって穴を開けたり開けなかったりと、違いがあって面白いですね。

アルファタウリ AT03

▲2022マシン 正面

 前シーズン同様、ネイビー × ホワイトのカラーリングです。個人的には一番スタイリッシュだなあ、と感じたマシンです。

 ちなみに下の画像が昨年のマシンです。

▲2021マシン(参考)

 レッドブルと同じく鼻先が長いですが、これはノーズ自体が他のチームよりスリムだから余計にそう感じるのかもしれません。

▲2022マシン 右フロントから

 個性的なのは、サイドポッドからリアエンドに流れる上下の“えぐれ”流線型デザインですかね。

 これがこのマシンをとてもカッコよく見せています。

 空気を横っ腹の下側に流れるように誘導するんだぜ! という主張が素人目でもわかりますね。

 ちょっとお腹の肉をつまんだ感じもしますが(笑)。

▲2022マシン 上部から

 上からの図だと、リアエンドの絞り込みが長方形をしています。

 ここを大きく絞り込んできているチームとはかなり形状が違いますね。マクラーレンと近しいかな?

 ただこの長方形の下部分にはサイドポッド上部からの“えぐれ”が延長されています。見えないだけですね。

 このエアロ戦略が正解か不正解か、ちょっと楽しみです。見た目では一番速そうに見えるマシンです。角田くん、ガンバレ。

アストンマーティン AMR22

▲2022シン 正面

 昨年チーム名をアストンマーティンに改め、2年目のマシンです。

 フェラーリ同様、昨年はリソースを2022シーズンに多く割いたために、思ったような活躍ができないシーズンでした。

 それだけに、今シーズンはこけられません(笑)。

 開発の費用対効果が一番高いチームと言われているだけに、ピンポイントではまるソリューションに期待です。

 ちなみに下の画像が昨年のマシンです。

▲2021マシン(参考)

 カラーリングは昨年同様、伝統のブリティッシュ・グリーンがベース。

 ただし、少し明度が上がった感じでしょうか。より鮮やかなグリーンになりました。

 BWTがスポンサーから外れたので、ピンクの差し色もなくなっています。

 かわりにイエローが差し色になっていますね。個人的にはこちらの方がしっくりくるかな?

▲2022マシン 左フロントから
▲2022マシン 上部から

 アストンマーティンも、ほぼ実車に近いお披露目らしいです。

 一番目に付くのはフェラーリやアルピーヌ同様、サイドポッド上部の排気口ルーバーですね。

 ただフェラーリがエンボス模様のようにデザインされているのに対し、アルピーヌとアストンマーティンは直球でバシバシ空いています(笑)。

 アルピーヌ同様、排熱における不安でもあるんですかね。ぶっちゃけあまりカッコよくないです、この排気口。

ウィリアムズ FW44

▲2022マシン 正面

 創業者たるウィリアムズ一家が運営から完全撤退したウィリアムズ。

 新体制なり、昨シーズンは落ち込んだ成績を徐々に上げてきました。そんなステップバイステップを踏んできたチームは、今シーズン大きくカラーリングを変更してきましたね。

 ちなみに下の画像が昨年のマシンです。

▲2021マシン(参考)

 濃いブルーの面積を大幅に増やし、鋭角的な模様で水色、赤の差し色を入れています。

 ノーズ元のVラインがかなりの自己主張をしていますね。

 ただ個人的にはこのVライン、2015シーズンのマクラーレン・ホンダを思い出してしまいます(笑)。

▲2015年のマクラーレン(参考)
▲2022マシン 左フロントから

 ただエアロデザインはFOMのプレゼンカーと大きく変わらないかな…?

 独自の個性があまり見えないので、ひょっとしたら色々と隠しているのかもしれません。

▲2022マシン 上部から

 上部画像を見ると、サイドポッドまわりは見事な“涙型ティアドロップ”形状です。とてもシンプルですね。

 今年は元レッドブルドライバーであるアルボンが1年ぶりにF1復帰し、ラティフィと共にラインナップされました。

 昨シーズンからの上昇ムードを維持できるのか、楽しみです。

アルファロメオ C42

▲2022的(笑)マシン 正面

 その正体をバルセロナテストで公表するということで、上記の画像はただのイメージ画像です。

 FOMがプレゼンしたモデリング画像に、アルファロメオっぽいカラーリングをしただけのCGですね。

▲2021マシン(参考)

 ですので細かいことがよくわからないです。

 今シーズンはメルセデスからボッタスが移籍し、F2からランクアップして中国人初のF1ドライバーとなった周冠宇がラインナップされました。

 中団をどうかき回すのか、期待です。

ハース VF-22

▲2022マシン 正面

 2021年の開発を犠牲にし、2022年にリソースをぶっこんだチームは多いですが、極端にその方向にシフトしていたのがハースです。

 資金的にも人材的にもF1チームの中では厳しいチームなので、そのような極端な政策をとったんですね。

 いやホント、昨シーズンはほぼ開発ゼロですからね。“ドンケツ上等!”くらいの潔さがありました(笑)。

 ちなみに下の画像が昨年のマシンです。

▲2021マシン(参考)

 斜めの画像がないので、サイドポッドまわりのエアロがちょっとよくわからないですね。

 ですので空力的にどんなコンセプトをもっているのかが不明です。

▲2022マシン 真横から

 真横の画像でもその辺はよくわかりません。白いから凹凸が分かりづらいんですよね。

▲2022マシン 上部から

 ただ真上からの画像を見ると、リアエンドにかけてかなりの絞り込みが見られます。

 いわゆる“涙型ティアドロップ”形状です。ウィリアムズに近いかな? アストンマーティンの四角型とは大きく違いますね。

 そしてサイドポッドも大きく曲線を描いており、肩口がやや肉厚に見えます。

 というか、肩口から一段キュッと絞っているんですね。このあたりの気流がどのような影響を与えるのか注目です。

 昨シーズンは可哀想なくらいドンケツだったので、今シーズンは中団を荒らしてほしいですね。

サイドポッド比較

 試しにサイドポッドからリアエンドまでを並べて比較してみました。

 こう見ると、ハースはまるで肩パットを入れているようにイカつい感じですね(笑)。一番ボテッとしているのがアストンマーティンでしょうか。

 メルセデスはやはり一番面積が少なく筋肉質。フロア部分の黒が一番見えていますからね。マクラーレンは“くびれ”はがんばった、って感じかな(笑)。

 はたしていったいどれが最適解なのか。とても興味深いです。

おわりに

 以上、F1GP2022シーズンを闘うニューマシンのまとめでした。

 総じてすべてのマシンがカッコ良くなった感じがします。FOMのモデルカーを見たときは正直

う~ん…

と思ったんですけどね。各チームが頑張ってくれました(笑)。

 個人的な好みはアルファタウリですかね。フォルム全体が空気の流れを表しているようで、とても色っぽいです。

 これで速さもあれば抜群なんだけどな。

 まあこれからバルセロナテスト、バーレーンテストが行われるので、各チームのベールに包まれた実力が嫌でも見えてくるでしょう。

 個人的にはトップとビリの差が少なく、色々なチームが勝利できるシーズンだと面白いです。

 また、角田選手の未来につながる大飛躍にも期待です。ではまた。

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