解 説
連載2周年を迎えた『スラムダンク』が表紙です。レギュラーメンバーが固定化し、キャラにも深みが出つつ、さらに物語も格上にいざ挑戦、といったイケイケの時期ですね。もはやジャンプの看板マンガに成長しました。
広告1 ストリートファイターⅡ(カプコン)/交響組曲ドラゴンクエストⅤ(アポロン)
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解 説
- 日本中に対戦格闘ゲームブームを巻き起こした『ストリートファイターⅡ』のスーファミ版です。買いましたよ、もちろん。ゲーセンではそこまでやり込まなかったけど(下手で恥ずかしかったから)、スーファミ版はサルのようにやりました(笑)。移植の出来も素晴らしくて、個人的にはケチのつけようがなかったソフトです。容量16メガもあったんだ…でも9,800円もしたんですね。高けえ…半導体、値上がっていたからなあ。
- ゲーム音楽を交響楽団が演奏する、という文化を創ったのは『ドラゴンクエスト』でした。作曲家のすぎやまこういちがクラシックテイストをゲーム音楽に取り入れたため、このような上流な表現が可能になったといえるでしょう。そしてそれがゲーム音楽というジャンルのステイタスを押し上げた、という功績も見逃せないと思います。まあすぎやまさんがすごかった、ということですね。
解 説
80年代中盤から後半を席巻した『ファミコン神拳』の後継ファミコンコンテンツです。
時代はスーファミ全盛で、ドラクエ最新作である『ドラゴンクエストⅤ』の情報がメイン。ファミコンの上位機種であるスーファミで初のドラクエということで、俄然注目を集めました。
ただぶっちゃけあまり内容を覚えていません。結婚相手選べ、それがマルチエンディングとなる、というのは覚えているんですけどね。
その他ライバルの『ファイナルファンタジーⅤ』の情報も。この頃から後発の『ファイナルファンタジー』のナンバー数の方が、『ドラゴンクエスト』より高くなり始めましたね。それだけ制作スパンが早かったということなんですけど。
ちなみに個人的にはこの『ブイネット・ダッシュ』の売り文句である“ペーパーROMマガジン”という表現が好きですね(笑)。アナログだけど何か? みたいな潔さを感じて(笑)。
スラムダンク
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解 説
王者・海南大附属と、とうとうそれに挑戦する湘北の、控え室でのやりとりです。緊張感溢れる会話がピリピリとした雰囲気を醸し出していて、読んでいるこちらも身が引き締まります(笑)。
そんな緊張感の中、どうしても感じてしまうのが、両チームキャプテンの老け具合です(笑)。高校生とはとても思えないくらいの成熟ぶり(苦笑)。
特に牧は花道にも“じい”とあだ名されていましたからね。いや、ホントその通りで。こんな高校生が就活で面接に来たら、圧倒されちゃうなあ(笑)。
大相撲刑事
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解 説
『ジャンプGAGキング』という漫画賞からのデビュー組である、ガチョン太朗の『大相撲刑事』です。
ぶっちゃけよく覚えていませんので、そこまでのめり込まなかったと思います。個人的に漫☆画太郎系の、絵柄が下品で汚い路線でのギャグはあまり好きではなく(ファンの方ごめんなさい)、そういった理由でこの『大相撲刑事』も敬遠されたのだと思われます。
まあそもそも『GAGキング』という賞自体が、“既成概念にとらわれない笑いを発掘していこう”、的な目的で創設されたので、アバンギャルドな作品が集ったのかな、とも思います。
CHIBI-チビ-
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解 説
高橋陽一のスポーツマンガ・ボクシング編がこの『CHIBI-チビ-』です。
内容は典型的な「いじめられっこが努力して強くなろう!」ストーリーで、虐げられてきた主人公が世間を見返すことで読者がカタルシスを得る、というマンガです。スタンスとしてはマガジンの『はじめの一歩』と同じかもしれません。
王道なので、うまくはまれば人気漫画方程式でブレイクするのですが、一つ間違えると「ありきたりだな」と切り捨てられてしまうタイプのテイストです。ちなみにこのマンガは…後者でしたかね…。
サイレントナイト翔
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解 説
前作『聖闘士星矢』で大ヒットを飛ばした車田正美の『サイレントナイト翔』です。
この作品については…いろいろと突っ込み所が多くて(笑)。まあ主に設定面なんですけどね。一番の突っ込み所は「なんで連続して同じテイストの作品を持ってきちゃったの?」ですかね。
動物を模した鎧の装着、という時点で編集サイドが止めないと(苦笑)。自分自身で二番煎じ作品を描くという曲芸を披露してしまった感があります。まあ『聖闘士星矢』の熱をもう一度、と編集サイドが願って描かせたのかもしれませんがね。
結局この作品は多くの読者をしらけさせる結果となり、当然の如く短期連載で終了します。そして週刊少年ジャンプの歴史に確固たる歴史を築いた車田正美が、そのジャンプからフェイドアウトしていくという結末に至るわけで。
瑪羅門の家族
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解 説
前作『魁!!男塾』で大ヒットを飛ばした宮下あきらの『瑪羅門の家族』です。この作品については…って先ほど紹介した『サイレントナイト翔』と同じ書き出しになってしまいました(笑)。ただ実際のところ、宮下あきらもこの作品後の1作くらいでジャンプから離れるという結果になります。
ですんでね、似ているんですよ、車田正美と宮下あきらの展開が(苦笑)。お互い大ヒット作品後の作品でコケてフェイドアウトという。最盛期もかぶっているし、フェイドアウトも近い。まあジャンプ卒業、という表現がしっくりくるのかな? 実際二人とも卒業してからも華々しいご活躍をしてますしね。
ちなみにこの作品は予想外のところから注目されてしまいます。1997年に起こった連続児童殺傷事件、いわゆる「酒鬼薔薇聖斗事件」において、作品のセリフが犯行声明に引用されてしまうのです。
これには宮下先生も参ったでしょうね。一読者である私もあまり気分のよいものではなかった記憶があります。
ジャンプ放送局
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解 説
人気のあった、ジャンプマンガをネタにしたパロディ企画です。その中でも『北斗の拳』と『ドラゴンボール』のパロディは群を抜いていて、リード文に書かれているように「選考するのに大変な枚数のハガキが届く」ことに。よってこの号で見納め、最終回、ということになりました。
まあ実際問題、選考作業をすると他の業務に著しく影響するようになったんでしょう。週刊スパンだからハガキを見るだけで大変だったんでしょうね。
目次
解 説
にわのまことが仕事にマックを導入したとのコメント。当時のマックでマンガのどの仕事を行っていたのかを知りたいですね。
ただ本人いわく「最高の使いやすさ」とのことですので、業務効率が相当上がったのかな? この後10年足らずでデジタル完結のマンガ制作をする作家も出てくるので、機器の進化には驚くばかりです。
広告2 菊池桃子(UCC)
解 説
アイドルという立ち位置から女優にシフトした頃の菊池桃子ですかね。伝説の『ラ・ムー』(笑)を通り過ぎ、成熟した大人の女性としてのブランディングが強まってきました。
なんだかんだいって今でもバラエティに出たり、政界進出の噂が出たりと、この芸能界で生き残っているのはすごいと思います。
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