1988年(昭和63年)第52号

オレ流ジャンプアゲイン-1988年
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解   説

『北斗の拳』が終了し、少しの間をおいて始まった原哲夫期待の新作『CYBERブルー』が表紙です。編集部の気負いも大きかったのでしょう、67ページと大ボリュームです。でも…コケました(笑)

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1988年第52号広告1

解   説

  1. ルポは一時期、上條淳士のイラストを広告に起用していました。これが下手な芸能人をつかうよりも印象よくてね。個人的には。クールなキャラに影響されて、購買意欲も高まりました。ムースっていう響きが懐かしいですね。最近はワックス全盛ですので。
  2. でた! ゼガの16ビットマシン、『メガドライブ』ですよ! 買わなかったけど。でも当時は「グラフィックきれいだなあ~」と思いましたよ。今見るとそうでもないですけどね。時代の流れ・慣れってこわいなあ。最新ハードのCGも、あと2、3年でちゃちく見えるようになるのかなあ。どうでもいいけどなんでいとうせいこうなんだろ? 南海キャンディーズみたい(笑)。

CYBERブルー

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1988年第52号CYBERブルー

解   説

原哲夫のサイバーSFバイオレンスマンガ『CYBERブルー』です。前作の『北斗の拳』が大ヒットだっただけに、プレッシャーも相当だったと思います。

貧乏な少年ブルーと、300年の知能をもつ旧型コンピュータ・ファッツが合体し、悪に立ち向かうというストーリーでした。相変わらず悪者は徹底的に悪く描写される原ワールド爆発です(笑)。

主人公のブルーも、その頭脳となったファッツの性格が個性的だったのでけっこう面白かったのですが、ストーリーがいうほどうまく展開せず、短期連載の道を歩んでしまいました。

ボクはしたたか君

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1988年第52号ボクはしたたか君

解   説

新沢基栄の新作『ボクはしたたか君』です。主人公が変態というキャラ設定は『奇面組』となんら変わっていませんね。まあ新沢ワールドは健在でそれなりにおもしろかったのですが、作者自身が体調を壊したらしく、それ以来マンガ家としてセミリタイア状態になってしまいました。

まじかる☆タルるートくん

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1988年第52号まじかる☆タルるートくん

解   説

今や大金持ちの勝ち組となった、江川達也の『まじかる☆タルるートくん』です。どうも江川はこのマンガを商品として割り切って描いていた感があり、どういった表現、テーマ、内容で描くと読者受けがいいのか、ということをリサーチしながら描いていたようですね。

ある種表現者としてはいやらしい感じもしますが、冷静でクールな合理主義者ともいえます。ちなみにけっこうエッチなきわどい描写が多かったのも、リサーチの結果なんですかね?

関係ないけどヒロインのいよなちゃんの頭、膨らみすぎて獅子舞みたいです(苦笑)。

恐竜大紀行

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1988年第52号恐竜大紀行

解   説

ジャンプではたまにこういった学習マンガチックなものを連載するんですね。だいたい短期打ち切りで終了してしまうんですけど。この『恐竜大紀行』もご他聞にもれずあっという間に終わってしまいました。

当時はあまり気にしていなかったんですけど、今こうしてみると、随分と丁寧に描き込んであるんですよね。作者はいろいろな資料をひっくり返して描写したんだろうなあというのが良く分かります。擬人化したストーリーもちょっと滑稽ですが、それなりに楽しいです。

聞くところによると、この『恐竜大紀行』のコミックスは絶版で数が少なく、けっこうなプレミアがついているみたいですよ。

目次

解   説

江川達也の似顔絵が、カッコよすぎないですか? テレビでよく観るヒゲ面とは似ても似つかないんですが…

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1988年第52号広告2

解   説

  1. 中森明菜です。80年代を代表するアイドルですな。なんかねえ、彼女は私生活で幸が薄いというか、なんというか。最近はTVにも出ないし、大丈夫なのかなあと、他人事ながら心配してしまいます。
  2. 人気上昇中のとんねるずです。今や納税ランク上位ですからねえ、二人とも。出世しました。最近じゃお笑い界でも重鎮の貫禄まで出てきて、ますます健在・安泰といったところでしょうか。商品の『おっとっと』自体も息が長いですね。ついこの間も食べましたよ(笑)。

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