今週のあらすじ
場面は決戦の地であるサグラダ・ファミリアに向かって森を疾走するスグルとミートに転換。ヘッポコ正義超人軍に一刻も早く加勢するためひた走ります。
その走行中、ミートの持っているポータブルテレビでティーパックマン、カナディアンマン、ベンキマンが惨殺されたことを知る二人。
なおもスピードを上げなければとあせっていると、森の中にワープゾーンがあることを発見します。
なぜ突然にワープゾーンが現れたのか不思議がりますが、大幅に時間短縮ができるということで、
天の助けだ
とそこに飛込みショートカットを敢行。それを物陰から見ている超人が一人。その超人は…なんとジャスティスマン!
二人が無事ワープゾーンに入ったことを見届けると、自身もどこかへ飛び去っていきました。
そして場面はサグラダ・ファミリアへ戻ります。スタンディングの三角絞めとエルボースタンプの複合技でマリキータマンに怒涛の攻撃をするカレクック。
その目つきは完全に我を失っているようにも見えます。
その様を見た委員長はかつてカレクックがラーメンマン、ブロッケンマンと並ぶ“世界三大残虐超人”と恐れられていた過去を思い出します。
一度何かの拍子にスイッチが入ると人が変わったかのように暴れまわる性格で、気づいたら相手を殺していたということも往々にしてあったという。
そのスイッチはどうやら“義憤”にあるらしい
過去に何があったか知らぬが誰かが理不尽に苦しめられたり虐げられたりするのを極度に見過ごせぬ性分らしくてな
とカレクックの人となりを解説。
劣勢に回ったマリキータマンは、
調子に乗るな~っ
と羽根を広げて旋回上昇し、カレクックの三角絞めを振りほどきます。
そして落下するカレクックをパイルドライバーに捕えリングに降下するも、カレクックは両手をついてそれを防御。
両足でマリキータマンのあごを蹴り上げると、ヨガ仕込みの軟体を利用したエビ反り回転アタックである『マンダラファイヤーボール』を追いうちでヒット。
強烈に押し出されたマリキータマンは、またもや羽根を広げて上空へ逃れようとするも、カレクックはそれを許さず羽根ごとリバースフルネルソンに捕えてダブルアームスープレックス。
さらにダウンしたマリキータマンに体をドリルにして相手を穿つ『デモリッション・アーサナー』で攻め立て次回に続く、です。
今週の感想
完璧超人始祖の助っ人がとうとう現れましたよ! あの超ご都合展開のワープゾーンを設定してくれたのはジャスティスマンだったんですね。
シルエットで現れたときには
アタルかな…?
と思ったんですけど、まさかジャスティスマンが現れるとは。まったくもって予想できませんでした。
これを見る限りジャスティスマンはスグルの味方のようですね。やべえ、超頼りになる(笑)!
でもって、カレクックの方はどうかというと、残虐超人スイッチが入ってイケイケ状態。ぶっちゃけ序盤のイケイケは敗北へのプレリュードなんですが(笑)、まあいいや。
ここでは委員長からカレクックの人となりが詳しく紹介されましたが、大きな設定としては「義憤」ですかね。
なんかもうこのキーワードだけで「カレクック=いい人」認定ですよね(笑)。
過去に何があったか知らぬが
という点は、ちょっと前に掲載されたカレクックの読切でのエピソードにつながるのでしょう。
カレクックの技はヨガをベースにした軟体アレンジが多く、彼の個性をよりわかりやすくしていますね。直球な表現ですけど(笑)。でもそれがいい。
気になるのは
カレーこぼれないんだな
という点(笑)。もうね、完全に重力を無視。これはティーパックマンも同じでしたけど。
よくよく考えると、今回のメンツ、頭に何か載せている人が多いな。紅茶、カレー、ウンコ(エラードオブジェ)。こじつけだけど、ウルフマンも髷が載ってるし(笑)。チーム名を
とかにしてくれないかな。
その他気になった点は
- 飛べ、スグル。
- 当時は高級だったポータブルテレビ。アンテナの描写が懐かしい。
- ワープホールの音は「ゴムア、ゴムア」(笑)。
- エルボーを落とすカレクックの掛け声は「ムッサァ~! ムッサァ~!」(笑)。
こんなところですかね。
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