今週のキン肉マン第227話-アリステラの追加命令!

今週のキン肉マン
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 サグラダ・ファミリアの上で、ギヤマスターに謎のパワーにおける報告を求めるアリステラ。しかし「収穫は…なかった!」と、ギヤマスターは自身の仕事を全うできなかったため、やや心痛な表情で報告をします。

 この報告に対してヘイルマンやパイレートマンは「あれだけ好き放題やらせておいて収穫がゼロだと?」と、ギヤマスターに詰め寄りますが、ギヤマスターは「何かもっと劇的な変化があると期待したんだが、何も伝えられぬ自分がもどかしいほど感じるものがなにもなく…」と、歯切れの悪い報告を続けます。

 それを聞いたヘイルマンが「それじゃただの流され損ってわけだ」とギヤマスターに強烈な皮肉を投げかけると、両者は一触即発状態に。そこにアリステラが割って入り「まあいい。あの力を引き出しただけでもたいしたものじゃないか」とギヤマスターを一度は擁護するも、「実際最後は危なかったものな。もう少しで足をすくわれかねなかった。そうだろう、なぁギヤマスター?」と凄みを利かせ、次はないぞとでも言いたげな圧力をかけます。

 これには「返す言葉もない…この汚名は…次の闘いで必ずやそそいでみせる! オメガの民の…栄光のために!」と、姿勢を正すギヤマスター。

 この段階でアリステラは部下連中の気合を入れなおします。「オレたちは物見遊山でこんな遠くの星まで旅しに来たんじゃない。一戦一戦どんな相手でも気を抜くな! まだ闘っているマリキータマンにルナイトよ! 惨殺ショーはもう飽きた。これより作戦変更を言い渡す! そいつらの出す謎の力を最大限まで引き出し、その様子をオレに見せることを第一目標としろ。それができたら死んでも構わん。むしろ死ね!」とかなり荒々しい厳命をするアリステラ。

 それを聞いたルナイトは「人使いの荒いことだぜ。その指示はちょっと難しすぎやしねぇかーっ!?」とウルフマンを一本背負い。これを回転して着地したウルフマンはロープの反動を使ってぶちかまし。「お前の力、存分に見極めてやるぜ~っ」とそれを受け止めたルナイトに対し、「後で吠え面かかせてやるから、覚悟しとけよエセ狼野郎!」とウルフマンの闘志に火がつきます。

 マリキータマンは「アリステラめ、相変わらずひねくれた面白い言い方をしてくれる男だ」とその命に対し一言ケチをつけるも、「だがその謎の力の発露を今初めてこの目で見た身としては興奮が収まらん」とカレクックの執拗なローキックをカットし、ハイキックと後ろ回し蹴りの2連打でカレクックをダウンさせます。

 そして「さぁどうした? 仲間の仇が討ちたいんだろ!」と手招きをしてカレクックを挑発すると、背中の羽を開いて飛行状態のラリアットを食らわし、上昇して頭から落下する『マリキータフリップ』でカレクックの背中にダメージを与えます。

 さらに落下してカレクックを追撃しようとすると、カレクックは頭のカレールーをつかんで投げる『オールスパイスシールド』で目潰し攻撃。そしてすかさず視界を奪われたマリキータマンの背後に周り込み、後ろからマリキータマンの顔面にカレールーをこすりつける『ガラムマサラサミング』。

 「正義を名乗る割に卑劣な手を使う!」とマリキータマンから指摘されると、「お前は何か勘違いをしているようだな。仲間の仇は討ちたいさ。でもな、友情パワーなんて品行方正なものが出てくるのを期待しているようなら見当違い、意地でも出してやるものか。そもそも今の私にはその出し方すらわからない。今の私は! 残虐超人カレクック。怒りと悲しみのみに囚われ生きた…これが本来の私の姿だーっ!」と、マリキータマンをスタンディングの三角締めに捕え、顔面にエルボースタンプの雨あられをかまして次回に続く、です。

 前回の引きであったキン肉マンスーパー・フェニックスくだりにはまったく触れられず、今回はオメガ一族の当主であるアリステラの威厳というか、怖さ、凄みが表現された回でしたね。

 ギヤマスターは明らかにビビッていたので、どんなにタメ口をきける主従関係といえども、心の底には畏怖があるようです。ただヘイルマンとルナイト、マリキータマンはまだまだ精神的対等を維持しているようですが。

 それでも「目的が果たせたらむしろ死ね」と命令できるのは、やはり当主という立場のなせる業なのでしょうかね。

 そんな厳しい命令のあと、ウルフマンVSルナイトを少し挟んで試合の焦点はカレクックVSマリキータマンに。マリキータマンがローキックを受けまくっていた展開からやっと動きが出ました(笑)。マリキータマンの見事な2段キックです。

 しかし…マリキータマン、デザインの完成度が高いです。シンプルでありながらとてもスタイリッシュ。個人的にはオメガ・ケンタウリの六鎗客の中で、ダントツの一押しです。昆虫チックな羽も新鮮。ペンタゴン、カラスマンに見た鳥の羽とはまた違った感じで面白い。

 対するカレクックもらしさを出していますね。まあカレールーを利用したセコい技なんですけどね(苦笑)。序盤戦だから別にいいでしょう。

 そしてマリキータマンが友情パワー(≒火事場のクソ力)に興味を持ったと知るや、「意地でも出すか」という反骨精神。この辺り、正義超人所属の残虐超人というステイタスの面目躍如というか(笑)。

 そうなんだよね、今回のヘッポコ正義超人軍の中で、一人だけ残虐超人出身なんですよね、彼。そしてその残虐殺法を前面に押し出して闘っていくようです。これが通用しなくなったときに…どういった展開になるのか。

 ただ流れ的には友情パワーは発動するでしょうね。そんな中で、アリステラが「死ね」と命令したことを考えると、ひょっとしたら六鎗客のうち一人くらいはこの命令に結果的に従うことになるかもしれないですね。もしそんなことがあるとしたら…勝つのはウルフマンで死ぬのはルナイトかな? カレクックではないと思うんだよなあ、残念ながら。

 その他気になった点は

  • 紅茶、楓、便器。今回の扉ページのあおりです。そこについたルビが笑いを誘う…。
  • アリステラはディクシアよりも全然迫力があるね。
  • しかし長い間張り手とローキックを受け続けたよな、ルナイトとマリキータマン(笑)。
  • 意外と身軽なウルフマン。
  • 『マリキータフリップ』はスカイマンの『フライング魚雷』を彷彿とさせますな。

 こんなところで~す。そ・し・て。9月にamazonのKindle本で発売された『今週のキン肉マン 完璧超人始祖編』の第2巻が発売されました! テキストがあるからすぐに発刊できるかな? と安易に考えていたのですが、やはりそのままではとても刊行できず、かなりの修正と加筆をしています。

 はっきりいって、Web版とは別物になっています。おかげで3ヶ月も間が空いてしまいました(汗)。そして今回も特別付録として「オレ流超人批評」を書き下ろし掲載。選ばれたキャラは…完璧超人始祖・ペインマンです! ぜひ、お手にとってお読みくださいませ。

 ちなみに表紙はミスターカーメンです(笑)。

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