【キン肉マン509話感想】彫刻された“理想の肉体”!? テリーマンの劣等感とエンデマンの囁き戦術!

ステージ上で「安心してください、履いてませんよ!」と叫ぶエンデマン。彫刻テーマと創作メタが交錯する、509話感想の導入イラスト。 今週のキン肉マン
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『キン肉マン』509話では、削られたエンデマンの“真の姿”がテリーマンを追い詰める! 彫刻のように浮かび上がった筋骨隆々の肉体は、実はテリー自身の憧れと劣等感の鏡だった…?

削る者と削られる者―その関係がまさかの逆転を見せ、芸術と心理が交錯する闘いへ! そんなバトルを、今週も笑いと考察で深掘りします!

今週の注目ポイント

  • 削られてナンボ!? 彫られて光るエンデマン
  • とにかく明るいヌーディー・エンデマン爆誕!
  • 進化する“オーバーボディ”考
  • 彫刻超人エンデマン!
  • 深追い禁止の呪文たち
  • エンデ監督、囁きの心理戦術

この記事にはキン肉マン週プレ最新話509(2025年10月20日配信分)の感想が記載されています。つまりネタバレ確実なため、十分ご注意ください。
また、著作権保護の見地から
①Webサービス版
②紙媒体
等でオリジナルの作品を事前に読むことを強くお勧めいたします。

今週のキン肉マン第509話「術中にハマる彫師!!」感想と考察

前回までのあらすじ

テリーマンの猛攻で大理石の身体が無残に削られていくエンデマン。ところが、大理石の中から現れたのはボロボロになった身体ではなく彫刻のように鍛え抜かれた肉体で――!?前回の感想は☞https://oreryu.site/kinnikuman15-95

削られるのは想定内!?―テリー、まさかの無賃労働?

 角柱のような大理石ボディをテリーマンに削り取られ、その下から筋骨隆々となった肉体が登場したエンデマン。テリーはその変化がもたらす異様な圧力に、ただ口を開けて圧倒されるのみ。

 しかしそれは一瞬だけで、

そんなコケ脅しにのるミーじゃねぇぜ!

とすぐに気を取り直すと、左腕をクルクルと回す独特のフォームで

だったらそれも砕けばいいだけのことーっ!

と、先ほどの勢い同様ナックルパートをエンデマンの胸に叩き込むテリー。

 ところが今度は破壊されたのはテリーの左拳の方でした。甲から吹き出る血に悶絶し、

コイツ、さっきまでとは硬度がまるで違う!?

と、明らかにエンデマンの様子が変わったことを実感します。

 これは…超人硬度が上がった、ということなのでしょうかね。つまり削られる前の超人硬度と、削られた本体の超人硬度が如実に違う…? そんな超人なのでしょうか。

 だとすると、その超人硬度がいくつなのかとても気になるところです。

 すると余裕を取り戻したエンデマンは、

これ以上は簡単に砕けぬぞ。この姿こそがこの試合における我の“完成形”なのだからなぁ

と、自身の肉体に絶対の自信をみせます。ただここで気になったのが

この試合における

という修飾語です。この試合における…? 裏を返せば、別の試合では“違った完成形”もあるってことですよね?

 それってつまりは

相手によって出てくる体のデザインが違う?

ということになります。?? どういうこと? 相手によって、その真の身体がフレキシブルに変化する、ということでしょうか。謎が深まります。

 そしてエンデマンの話を聞く限り、彼は

削られることありき

で試合を進めていることがわかります。

 となると…前回までのテリーの打撃大攻勢は、エンデマンにとってはまさに想定通りの展開であり、必然のオペレーションだった、ということに。

 そう思うと、前回

義足が機能している!

と高揚した我々は、ぬか喜びだったのかな…? とも思えてきて少し悲しいです。テリー、まんまと働かされちゃったのかなあ?

安心してください、履いてませんよ!―とにかく明るいエンデマン?

 そんなほのかな失望を感じていると、エンデマンは

いい話を聞かせてやろう

と、突然テリーに雑談をし始めます。この時のポーズがまた…妙に滑稽なんですよね(笑)。

 岩のように筋骨隆々な巨漢が中腰でかがみ、右手の人差し指を立てるという、少々窮屈そうなポージング。

 その姿は小兵であるテリーに視線を合わせたからとも思えるし、単にコマの枠線に干渉するからかがんでいるという、作画上のメタ的な理由にも感じられます(苦笑)。

 しかも彼…素っ裸にも見えるんですよ。なのに両手には黒い手袋をはめている…

いやいや、まずはパンツが先でしょうよ!

と、ツッコまずにはいられないんです(笑)。この黒い手袋のせいで、妙に艶めかしさが強調されちゃって。でも顔は角ばったワンちゃんだし…もう見ていてわけがわからなくなるというか(笑)。

安心してください、履いてませんよ!

いやいや、そこ胸張るとこじゃないのよ、エンデマン(苦笑)。

黒手袋だけ装着したヌーディーな“とにかく明るい?”エンデマンが堂々登場。「履いてませんよ!」と胸を張る姿が笑いを誘う。
▲まずパンツを履いてください(笑)。

エンデマン外装の秘密―まさかの進化形オーバーボディ

 そんなヌーディー・ロックでとにかく明るい(笑)彼が口にしたのは、なんとミケランジェロのお話。

彼は巨大な大理石の原石を前にこう言った

  • どんな石の塊も内部に彫像を秘めている
  • 彫刻家はそれを見出し余分な石を取り除いてやる
  • それが彫刻家の仕事だ

と、ダビデ像を彫ったミケランジェロの逸話を紹介すると、自身の身体の秘密について、

我の前ではすべての超人が彫刻家となる。試合当初の肉体はあくまで仮の姿

その内部に秘められし彫像は、彫る者の魂が余分な石をそぎ落とすことによって、ようやく日のもとに解き放たれる

と、己の胸をドンドンと拳で叩きながら語りました。

 となると、今のエンデマンの姿って…テリーマンが彫刻した作品…ってこと? いやいやいや、これは今までにない個性を持つ超人が現れた瞬間ですよ! 対戦相手に彫刻される超人…ちょっと新しすぎません(苦笑)!?

 これって、考えようによっては

進化系オーバーボディ

ですよね。

 というのも、今までのオーバーボディとは、あくまで超人の真の姿を包み隠すカモフラージュ的な役割でした。そしてその真の姿とは、固定された唯一のフォルムだったわけです。

 しかしエンデマンは、オーバーボディを破壊する相手によって、出てくる真の姿が違う…おそらくですが、その姿は無限に存在するのでしょう。今回はたまたま筋骨隆々の姿だったってだけで…。

 いや、これすごい発想だな。まず“変身”という行為を“彫刻”となぞらえる発想が右斜め上すぎます。だって“変身”に自由度を持たせたわけですから。しかも変身後にバリエーションが生じることの説得力が十分です。

 そしてこれによって

次戦はどんな姿で出てくるのだろう?

という興味がハンパないです。この興味だけで

ちょっとエンデマンの次の試合も見てみたいな…

と思っちゃいますもんね。まあそれは同時にテリーの敗北を意味するのですが…(汗)。

彫刻家・テリーマンがエンデマンの石像を削る場面。進化系オーバーボディの概念を視覚化した比較イラスト。
▲過去のオーバーボディとの違い。

彫刻超人エンデマン!―憧れはコンプレックスの写し鏡?

 でもなぜ対戦相手に己の身体を彫らせるのかの意図がよくわかりません。しかしエンデマンはそれについても教えてくれました。

新たに完成した美しき肉体の作者は、何を隠そう貴様自身

そう、これは貴様が彫刻家となり、秘かに思い憧れる最も美しい超人像を具現化した姿なのだーっ!

と、テリーの目の前で力強く“ググゥ”とマッチョポーズ(笑)です。

 ゲェェェーッ、なんとこの筋骨隆々とした姿がテリーの憧れを表現していたとは! テリーはイケイケでエンデマンの外殻を削りながらも、無意識に己の理想像を作っていた…とな?

 そう言われると、たしかにそうかも…と思ってしまいました。というのも、『キン肉マンⅡ世』において

テリー一族は先祖代々、筋肉のつきにくい体だ

だからパワーを必要とする投げ技や激突技は苦手とする

と、テリーマン自身が息子のキッドに一族のウィークポイントを説明するくだりがあったからです。

筋肉がつきづらいというテリー一族を説明した資料。憧れと劣等感を象徴する一枚。
▲筋肉がつきづらいテリー一族。

 これって裏を返せば

できることなら筋力にあふれた体になりたい!

と言っているようなものじゃないですか。そんな彼の深層心理が、この筋骨隆々としたエンデマンを作り出したのかなあと直感しちゃったんですよね。

 でもこれって自身のコンプレックスを形にしている、ともいえますよね。憧れってコンプレックスの裏返しでもありますからね。

 ただ本当に対戦相手が憧れる“美しい超人像”にエンデマンが変化するならば、

オレの理想はビア樽みたいな体!

という対戦相手に対してはビア樽エンデマンが登場するし、

ボンキュンボンになりたいの!

という対戦相手に対しては、センシティブでウフ~ンなプリプリエンデマンが登場するということですよね? やだなあ、プリプリエンデマン(笑)。

ミロのビーナスチックなプリプリ彫刻となったエンデマン。作者の理想像が暴走した“恥ずかしい完成形”を描いたギャグイラスト。
▲過去には恥ずかしいエンデマンも(笑)?

 そんなくだらないことを想像していたらエンデマン、いきなり

マルマロミラーッ!

と、謎の呪文(笑)を言い放って体を発光させます。ぶっちゃけこの呪文、ゆで先生お得意の

  • アンジンロッソ
  • マホーミックラリパパタ~
  • ベンキーヤベンキーヤ
  • マッ!

に類する、深く追求しちゃいけない言語だと直感したのですが(笑)、一応念のためググってみました。

 するとあれなんですね、“マルマロ”はギリシャ語で“大理石”という意味があるんですね。つまり彼の大理石ボディを光らせて、“ミラー(鏡)”にすること、それが

マルマロミラーッ!

なのではないかと。一応語源があってホッとしました(笑)。

「マルマロミラーッ!」など、謎の呪文が飛び交う混沌の場面。ゆで語のカオス感を視覚で表現。
▲深く追求してはいけない呪文たち(笑)。

 その結果、鏡と化した彼のボディに映ったのは、見事にビルドアップされた筋骨隆々のテリーマン。そう、これこそが彼が喉から手が出るくらい憧れた理想の肉体美。

 いや~、やっぱりそうだよねぇ。テリー、秘かに己の肉体にコンプレックスを持っていたのだと思います。ただそれを“はいそうです”と認めるのは、彼のテキサスブロンコが許しません。

いい加減な話を…その姿がオレの憧れだって? 的外れも甚だしい!

と、怒り心頭でエンデマンの胸へジャンピングニーパットを食らわします。しかしながらその強がりこそが、真実を言い当てているとも取れるのが辛いところでしょうか。

掟破りのトウホールド!―テリー親子に受け継がれる“痛み”の系譜?

 そしてテリーの強がりについてはエンデマンも見抜いているようで、

バッコバッコ! わかっておるくせに無理をしよる

と、その攻撃にはまったく動じずにロープを背にすると

今この瞬間も我は貴様がやりたいと思っている受けを、代わりに実践してやってるのだぞ

と、テリーの“本当はそうありたい姿”を見せつけていると挑発。心理戦でエンデマンは徐々に戦局を自分のフィールドに持っていきます。このあたり、なかなか老獪です、エンデマン。

 痛いところを突かれたテリーは

だまれーっ!

と、珍しくフライングボディアタックを敢行。このあたり、頭上のヘリにいる解説・スカイマンの影響でも受けたのでしょうか(笑)。しかしこの慣れない攻撃はエンデマンの強烈なビッグブーツ一発で迎撃されることに。

 そしてダウンを喫したテリーに対し、エンデマンは彼の義足の左脚を手に取ると、なんと掟破りの『スピニング・トウホールド』を極めるという、大胆不敵なファイトを見せます。

 しかもその脚の捻り方がエグいです。グニャリと曲げられたそれは、まるでエンデマンの脚に絡みつく蛇のように軟質変形。

 いや、これは強烈な表現ですね。この曲がり具合、義足だからこそ許されているのでしょうか。通常の脚だったら骨が砕けるのは間違いがないくらいの捻り方です。

 そして脚の可動域を明らかに超えたその技を、エンデマンは

これは回転などしていない。
ストロンゲスト・トウホールドとでも言ってもらおうか~~っ!

と高らかに叫び、テリーを悶絶させます。

 私、このくだりを見て『キン肉マンⅡ世』におけるテリー・ザ・キッドvsスカーフェイスを思い出してしまいました。

 あの時もスピニング・トウホールドを繰り出したキッドに対し、スカーはそれをさらに強烈な技に進化させた『スピニング・ダブル・トゥホールド』を繰り出して、キッドを悶絶させているんですね。

 この“掟破りのフェイバリットの上位互換技”によって、肉体的にも精神的にも対戦相手を追い詰める闘い方が、ひじょうによく似ています、エンデマンとスカーフェイス。

 しかも悶絶しているキャラがテリー親子…それもまた妙な因縁を感じさせますしね。

テリー・ザ・キッドvsスカーフェイスの名場面を回想。“痛みの系譜”が浮かび上がる感傷的イラスト。
▲この闘いを思い出しました。

老獪なる囁き戦術―湿のエンデマンと乾のテリー

 そしてエンデマンはさらなる精神的な追い打ちを仕掛けます。

貴様はこれまで左脚の負担を気遣うあまり、強靭な肉体を作るマシントレーニングも存分にできなかった

やりたくて仕方なかったそのトレーニングを放棄させたのはこの脚だ~っ!

と、技をかけながら相手の精神的な傷口に手を突っ込み、抉るような言葉を浴びせるエンデマン。

 それを聞いたテリーは

グ…グゥウ~~ッ

と、悲痛な叫びを漏らします。もともと筋肉がつきづらい体なのに、その弱点を補強するトレーニングもままならなかったという負い目が、彼を苦しめているわけです。

 このように、相手のトラウマを刺激するといういやらしい精神攻撃をも繰り出すエンデマンは、精神攻撃のトドメとばかりに

これこそお前がやりたかった理想のトウホールドではないか~~?

と、悪意100%の表情でテリーマンを挑発です。

 そしてそれを聞いたテリーマンは、

ヌァア~~~ッ!

と、右脚で強烈な怒りの突き上げキックを一閃。見事エンデマンの攻撃を突き放し、脱出に成功。そしてすぐにファイティングポーズを取り直して次回に続く、です。

 うわ~、エンデマン、なかなかいやらしいですね。この相手を揺さぶるファイトスタイル、やはりスカーフェイスを彷彿とさせます。

 実際彼の“囁き戦術”によって、ジェイドは完全に手玉にとられましたからね。あの時のジェイドはもう…見ていられなかった(泣)。まあまだ彼が精神的に未熟だった、とも言えるんですけどね。

 ちなみにジェイドについてもっとよく知りたい方は、こちらをどうぞ↓。

 そしてもう一つ、対戦相手のトラウマを刺激する肉体に彫刻されるという個性は、マリキータマンの『ロールシャッハ・ドット』を思い出させます。

 これも相手の深層心理を表に出すことで動揺を誘い、闘いを有利に進める特技でしたからね。かなり近しい個性かと思われます。

エンデマンの囁き戦術が、心理攻撃系超人たちと重なる様子を描いた比較イラスト。
▲スカーフェイスとマリキータマンを彷彿とさせます。

 そう考えるとエンデマンという超人は

超巨体×精神攻撃

という、今まであまり例がないニッチな組合せの個性で攻めてきた超人であり、これまでテリーがハントしてきた“ジャイアント超人”とは一線を画した超人であることが、ありありとわかるのです。

 そしてそのファイトスタイルは…まるでヌメヌメとしたナメクジのような触感を持つ巨体攻撃…とでもいえばよいのでしょうか。“囁く巨体”というか。ちょっと往年の名将・野村克也さんを思い出しますね(笑)。

野村監督風のエンデマンが囁き戦術を展開。動揺するテリーとの対比が笑いと考察を誘う締めの一枚。
▲野村流囁き戦術をマスター?

 いずれにせよ、これまで経験したことのないヌメりとネバりという陰湿面を持つ巨漢超人を相手に、テリーがどこまで意地と根性のスカッとした快活ファイトで対抗できるのか…まさに

湿 vs 乾

の構図が鮮烈に浮かび上がる闘いに注目ですね。

第509話感想とまとめ

 以上、今回の感想と考察をまとめると

  • 彫られてこそ輝く!? エンデマン
  • とにかく履いてください、エンデマン
  • 進化系オーバーボディ爆誕! 彫刻される超人という新概念
  • マルマロミラーッ! 憧れは劣等感の鏡
  • 闘いは巨漢超人に似合わぬ心理戦へ
  • 囁く巨体vs快活な根性による“湿vs乾”の戦闘構図

といったところでしょうか。

 そして今回は惜しくもピックアップできなかったポイントが、まだまだあります。それらについては一言雑感ですが、次の項をご参照ください!

第509話の小ネタ感想―気になったシーンピックアップ

 その他気になった点は

  • まさか『キン肉マン』でミケランジェロが登場するとは…。
  • 彫刻される超人って新しすぎますよね。発想が常人のそれを遥かに超えている。
  • ミケランジェロはあの巨大な大理石をどうやって運んで、どうやって立たせたのかが気になる(笑)。
  • ミケランジェロの言葉を聞いて、“ヘラクレスの足の裏”を作ったキン肉族の先人たちがどう反応するのかを知りたい(笑)。
  • エンデマンはこれまでに「こいつ彫るのヘタだなあ」と思った対戦相手はいたのだろうか(笑)?
  • マッチョポーズをノリノリで披露するエンデマン、今回の彫刻はお気に入り(笑)?
  • ムキムキマッチョテリーマン、たしかに違和感がある…。
  • テリーは義足で『デビル・トムボーイ』ができそうだ。
  • 理想のトレーニングができず悩むテリーの回想は、ちょっとかわいそう。

 こんなところでしょうか。次回、エンデマンの精神&巨体攻撃を、テリーがどう攻略し乗り越えていくのか。そのテキサスブロンコ魂に期待したいです。

 そして朗報です。TVアニメ「キン肉マン」完璧超人始祖編 Season3の制作が決定だそうです。やってくれるとは思っていましたが、こうやって公式に発表されると安心しますね~。

 みなさんも今回感じたことやその後の展開予想などを、よかったらXやコメント欄に書いてくださいね!

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コメント

  1. ぼく、ブースカれす より:

    エンデマン、面白いタイプの大型超人として個性が出て来ましたね
    私もマリキータマンのロールシャッハがすぐに思いつきました

    テリーマンが彫刻した体型がスグルと言うかキン肉族を彷彿とさせたのは、Ⅱ世のキッドに対するテリーマンの言葉が潜在的に憧れになっているのを思い出させられます

    • アキラ アキラ より:

      ブースカさん、こんにちは。
      巨体超人にこんなユニークな個性がつけられるとは思いもしませんでしたね。初期フォルムが石材状態だったのも納得です。
      やはりロールシャッハ・ドット、思い出しましたか。同じですね~。

      テリーがキン肉族への憧れを深層心理で描いていたのかな…とも思えますよね。ある方はあれはスグル自身だとおっしゃっていたのですが、それもあるなあと感じてしまいましたね。

  2. アトール より:

    アキラさんこんにちは

    エンデマンの能力、本当に驚きましたね!相手によって姿を変えれるは盲点でした。
    これ他の超人だったらどんな姿になるんでしょうかね?例えばカナスペだったらヘタレなダメ超人かつ変にプライドが高いから物凄い理想や憧れがありそうだからとてつもない超人に変化するとかありそうですね(笑)
    逆に悪魔将軍やジャスティスマンは理想の境地に達しているから変化なしでしょうかね?
    それ以外だとラーメンマン→拉麺男、アタル→真弓orサダハル?、ウォーズ→ロビンorオニキス、フェニックス、キン骨マン→スグル、ローデス→テリー、チエノワマン→キューブマン、エクサの旦那→野村監督(笑)こんなところでしょうか?(笑)

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