ランペイジマンの手を払いのけたロビンマスク。「タワーブリッジネイキッド」でランペイジマンを絞り上げるが、脱出を許してしまうと、逆に「クレセントムーンブリッジ」を食らってしまい―…。
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ウホウホロビンマスク
自身のフェイバリットに似たランペイジマンの“背骨折り攻撃”を仕掛けられ、さらには
得意の背骨折りで負けたら末代までの恥だぜ
と挑発されたロビンマスク。
いかにロビン愛溢れる超神といえど、闘うことを選択した超人に手を抜くという慈悲の心は微塵もないようです。
そんな挑発を受けちゃあね、黙っていられる貴公子ではないってもので。
背骨折りの極意を知り尽くした私が、このままやられるわけにはいかん!
と叫ぶや、両手で鎧をガンガンと叩き出します。その様は貴公子には似つかわしくない
…ゴリラ…?
そのもので、奇行子の方のロビンを目の当たりにさせられましたね(苦笑)。
それはまさにフォロワー数が一気に減ったインフルエンサーのごとく、ファンが離れてしまうのではないかと少々心配になるアクションでした。ロビン、大丈夫かな(笑)?
出たっ!ロビン戦法!!
そしてその奇行の目的は、鎧を破壊することで技から逃れるというもので、見事脱出に成功したロビンは返す刀で『逆タワーブリッジ』をランペイジマンにお見舞いします。
この“鎧を切らせて肉を断つ”というムーブはジャンクマン戦を彷彿とさせ、
というしつこいくらいの“背骨折り攻防”は、ロビンの代名詞を再確認させるような流れだと感じますね。
そして『逆タワーブリッジ』は関節技というよりは、一瞬でダメージを与える衝撃技なので、ランペイジマンにはそれなりのダメージを与えたように見えます。
とはいえやはり万能な『パニッシュメントエングレイバー』でランペイジマンはそこから素早く脱出。しかしロビンはここでペースを譲らないんですね。
ロビン戦法№1
獲物は逃がすな!
出たっ! ロビン戦法!! 逃げるランペイジマンに見事延髄斬りです。
ロビン戦法が出たことで、試合開始直後の原始的な闘い方から、戦術を駆使したテクニカルな闘い方にロビンがシフトしたことが分かります。
そして次に繰り出した技が、初出の『ロビンレガシーロック』。大股開きでドラゴンスリーパーを食らうような、ランペイジマンとしてはなかなか恥ずかしいポーズをさせられる蹂躙技(笑)。
しかしこれもランペイジマンは脱出し、返す刀で『パニッシュメントエングレイバー』、それを開脚伏せでよけるロビン。そしてカウンターのトラースキック。
ロビン、いいですね。獲物を逃がさない状態が続いています。さすがはロビン戦法№1(笑)。
最強の守護霊?
そして今度は四方のロープをタッタカ駆け巡るロビン。このムーブは…!!
ロビン流アイス・ロック・ジャイロ!
出たーっ! 待ってました!
それもマンモスマンの魂付きだ
と、まるで
それも養老の瀧のだ
と人差し指を立てる感じの『アイス・ロック・ジャイロ』です(笑)。
そうなんですよね~、ロビンはマンモスマンの魂が注入されているから、今回の『アイス・ロック・ジャイロ』は亜流ではなく、本流の『アイス・ロック・ジャイロ』と言ってもいいんですよね。
見よう見まねじゃない!
というロビンの啖呵に心躍った方、たくさんいらっしゃるんじゃないかな?
そしてその様子は守護霊としてマンモスマンがロビンに憑いているようで、これ以上心強い守護霊はいないんじゃないかな、なんて思います。
メガテンでいうとガーディアン、ジョジョでいうとスタンドでマンモスマンが登場する、みたいなイメージ? どのみち強力な後ろ盾ですよね。
そしてロビンの弟子であるウォーズマンも、『究極の超人タッグ編』ではマンモスマンと浅からぬ仲を築いている(裏切られたけど)。そう考えると、
マンモスマンは、超人師弟コンビの共通触媒みたいだなあ
なんて相関性を感じたりしてしまいます。
でもよくよく思い返してみると、ロビンってバッファローマンの命でよみがえったこともあるんですよね。
つまり彼はバッファローマンとマンモスマンという、野獣超人のツートップから命をもらったことになるわけです。
なんかハンセンとブロディをその身に取り込んだ、一人超獣コンビなんじゃないかな、なんて思ったりもしましたよ(笑)。
仰天のフェイバリット破り
そんな胸熱い必殺技を繰り出しても、そこから抜け出してしまうのが超神です。
すげぇ動きだけど、結局オレの勝ちだ
と、これに対してもやはり『パニッシュメントエングレイバー』で内側から氷を破壊。でもちゃんとホメ台詞をちりばめているところに、彼のロビン愛を感じます(笑)。
とはいえすべての技をエングレイバーで無にしているという事実は、さすがは超神サマといったところでしょうか。
ところがそんなことが起きても今回のロビンは違いますよ。なにせ
ロビン戦法№1
獲物は逃がすな!
が発動中ですから(笑)。
なんと飛び出てきたエングレイバーをえいやと担ぐと、そのままエングレイバーにタワーブリッジ! そして今の今まで苦しめられていた相手のフェイバリット・アイテムをブチ折るという、仰天ムーブを繰り出して次回に続く、ですよ。
いや~、まさかエングレイバーを折るとはまったくもって想像していなかったですね。でもこれで相手の厄介な武器を葬れたので、見事な攻撃と言わざるを得ません。
なんというか、人ではなく物体にタワーブリッジを仕掛けるという発想の転換が素晴らしいです。敢えて対超人において似たようなシチュエーションを探すと…あれかな、ギロチンキングに対する背骨折りに近いかな。
ほら、彼って体が木枠じゃないですか。ですのでタワーブリッジを食らった時は、その木枠が物体破壊のごとく“バリバリバリ”って砕け散ったので、エングレイバーの破壊と共通点があるかな、なんて。
そしてこれ…再生しないですよね、エングレイバー。
残念、折っても折っても、永久に伸びるから
なんていわれた日にゃあ、たまったもんじゃありません。ここは素直に相手の攻撃力を大幅に割いた、という展開を望みますね。
ただここで失速するランペイジマンでもないと思うので、今後の二人の攻防がますます楽しみですね。
その他気になった点
その他気になった点は
- ロビンの“ウホウホ”シーンは、今後語り継がれそうだ…(笑)。
- ロビン戦法の新№を期待してしまう。
- 体が柔らかいロビン。エル・デスペラードの入場シーンみたい。
- ロビンはあのムーブから『マッスル・インフェルノ』もできそうだ。
- 走り高跳びで世界記録を樹立する勢いのロビン。見事な背面飛び(笑)。
- エングレイバーを抱えたロビンは、工事現場で鉄骨を運ぶ鳶職人にも見える。
- エングレイバーの素材って何なんだろう。プラスチックだったらちょっと萎えるな(苦笑)。
こんなところでしょうか。そしてコミックス最新刊80巻が発売中です。はぐれ悪魔超人コンビの勇姿と、現在闘っているロビンvsランペイジマンが収録されていますよ。
…めちゃめちゃプレボの連載に追いついてきた感じがしますね…。
コメント
今回の「得意の背骨折りで負けたら末代までの恥だぜ」はランペイジマンのロビン愛を感じましたね。「どうした、おまえはもっとできるだろ」とロビンマスクに発破をかけているような。試合の終わりも近いようですが、展開的にはロビンマスクが勝利、あるいはダブルノックダウンで、調和の神軍に入り、シリーズの最後はロビン対スグルになるのでしょうかね?
たけさん、こんにちは。
なるほど、ロビンを愛するからこその「もっとできるだろ?」挑発ですね。そうだったらランペイジマン、ホントにロビン好きすぎだなあ(笑)。
ロビンvsスグルの闘いについては、あのように公式で言及された以上、ゆで先生は考えているのではないかと思いますね~。楽しみです。
ランペイジさんが最近(特に今回辺りは)エングレイバー乱発してたのは、まあ彼の得意技というのもあるんでしょうけど「まずはこれを攻略できるかな?」という、まさに試練を課す意味合いも込めてのものだったのかな〜とか思ってたりしたんですけど…違うかなぁ(苦笑)
それはそれとして、今試合でロビンが最後どういう決め技を放つかですが、大体の人はブリティッシュスティールエッジと考えてるんじゃないかなと
ただ、私的には
ブリティッシュ不発&カウンター食らう
↓
朦朧とする中でマンモスマンとお話
↓
マンモスマン戦を思い出しての、命懸けのロープワークタワーブリッジを敢行
↓
なんとか勝利
っていう流れを期待したいところです
ターキーさん、こんにちは。
エングレイバーの濫用は、ロビンへの愛あるしごき、ってところですかね。たしかにエングレイバー出しすぎですもんね。
ロープワークタワーブリッジでのフィニッシュも熱いですね! ここまで背骨折り攻防がされて、なおかつマンモス入魂という背景があるならば、それも熱い展開かもしれません!
・ロビンの鎧ってロビンの超人強度と同じ硬さって設定がなかったっけ?(うろ覚え)
・エングレイバー折れるん?素材なによ?
いやマジであのエングレイバーなにで出来てるんですかね?
自分も〆はロープワークタワーブリッジじゃないかなーと
マンモスマンの魂付きの五体満足な状態でのフィニッシュ
これは見てみたい
uzukiさん、こんにちは。
ロビンの鎧はモース硬度9のサファイアでしたね、たしか。かなり硬いはずです(笑)。エングレイバーの材質はホント、気になりますよね。
フィニッシュも楽しみです。ブリティッシュスティール・エッジ、ロープワークタワーブリッジ、OLAP…何が来ても大満足!!