今週のあらすじ
ヘイルマンの氷の右腕を脇固めで締め上げるマリポーサ。しかしヘイルマンは空いた左腕も氷化させ、
オレのブリザードハンドは右腕だけじゃねぇーっ!
とマリポーサの左顔面を攻撃。その隙をついて脇固めから脱出したヘイルマンは
お待ちかねのアイスショーの始まりだーっ
とブリザードハンドをリングマットに突き刺し、リングの氷化を達成。己に有利なリング、そしてマリポーサにとっては手足をもがれた不利なリングを形成します。
それでもマリポーサは跳躍からの打点の高いドロップキック。それを口から雹を吹く『ヘイルブレス』で対応し、マリポーサの両足の氷化に成功するヘイルマン。
マリポーサは両足の重みで失速し、ヘイルマンはそれを捕えてファイヤーマンズキャリーに。そして抱え上げたマリポーサの脳天を落下とともに自身の右膝に叩きつける『グレイシャークラッシュ』が炸裂。
ヘイルマンはヘイルマンは両足をスケートブレード化させ、スピードアップ。水を得た魚のような素早い動きで失速したマリポーサにブリザードブレードで切りつける怒涛の連続攻撃を加えます。
不利なリングで闘うことを強いられたマリポーサは、すべるリングで立ち上がることもままならない状態。
カキカキ、惨めなもんだな。
この氷のリングではお前は羽根をもがれた蝶々も同然だからな。処刑法もよりどりみどり…
と、余裕の状態で次の攻撃に移ろうとするヘイルマン。今度は『ヘイルブレス』で氷の螺旋ロードを作成し、その道をすべりながら加速し、勢いをつけたエルボードロップをマリポーサに食らわせます。
一度こうなったらこのリングの全てがオレの味方だ。お前の敗北は決まったも同然なんだよ
という余裕のヘイルマンに対し、
この私を空中戦だけが武器の男と思うなーっ!
とヘイルマンの肘を押し上げ、跳ね除けるマリポーサ。その勢いで延髄斬りを食らわせ攻守逆転。今度はフライングクロスチョップを仕掛けるも、ヘイルマンに避けられコーナーポストに誤爆。
しかしその誤爆はマリポーサの計算だったようで、鉄柱にクロスチョップを入れたまま錐揉回転。その手元からは摩擦熱で徐々に煙が発生し、発火。
見せてやろう、これが私のもうひとつの武器…モクテスマ・ディフェンスだーっ!!!
と全身に炎を移して次回に続く、です。
今週の感想
今回はヘイルマンの攻撃回でしたね。
マリポーサが颯爽と極めた脇固めがいとも簡単に脱出されたのは、運命の王子としての格を少し下げたように感じます。結局アイスバーンリングとなってしまい、マリポーサは羽根をもがれた格好に。
しかもヘイルマンのフェイバリットも決められ、不利な試合展開です。でもまあ序盤なんでね、これくらいは別に問題ないと思います。
ようはこの不利な状況を脱出するのに何をするのか、という点が注目されましたが、結果的には全身に炎を纏う『モクテスマ・ディフェンス』をもってきました。
ヘイルマンの氷殺法に対抗するのは、単純に考えれば『モクテスマ・ディフェンス』以外ありえません。
しかし以前も少し書いたのですが、『モクテスマ・ディフェンス』の発動条件を“アノアロの杖”と紐づけていたので、“アノアロの杖”がロビンマスクに返却された時点でマリポーサのこの能力はなくなったものだと思っていました。
そうしたらあっさりと摩擦熱という代替発火方法で対処(笑)。そうなのか、火種は何でもいいのか。“炎を全身にまとえる”という能力が『モクテスマ・ディフェンス』なんですね。なんか納得してしまいました(苦笑)。
ティーパックマンも沸騰したお湯で氷に対抗しましたが、残念ながら攻略にはいたりませんでした。でも今回は炎ですからね。ティーパックマンには失礼ながら、温度が違いすぎる(苦笑)。
そうなるとヘイルマンの能力の無効化は待ったなし。ここからまたマリポーサの反撃が始まることを願いましょう。
その他気になった点は
- 「マリポーサ…」とつぶやくウルフマン…そんなに面識ないよね?
- ヘイルマンの足は、ブレードを出す必要ないんじゃ…もともとブレードっぽい足してるし…。
こんなところですかね。
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